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公開番号2021071504
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210506
出願番号2019196085
出願日20191029
発明の名称勾配可変階段装置
出願人トヨタホーム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09B 25/04 20060101AFI20210409BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】狭いスペースで勾配の異なる複数の階段を体験することが可能となる勾配可変階段装置を得る。
【解決手段】階段10は、縦材14と下材16に対して斜材18が傾斜角度θを調整可能とされ、踏板材34と蹴込材36の間に設けられたボルト44と、蹴込材36に固定されるボルト40と、を備えている。ボルト44は踏板材34に対して蹴込材36を回動可能に支持し、蹴込材36と踏板材34との間で成す角度θ’を調整可能とされる。また、ボルト40は蹴込材36の長孔部48内を移動可能とされ、蹴込材36と斜材18を固定する。これにより、踏板材34に対して蹴込材36の角度θ’を調整した状態で蹴込材36を斜材18に固定することができ、斜材18が傾斜角度θを調整するだけで階段10の勾配を調整することができる。その結果、階段10が設置されたスペース内において、勾配の異なる複数の階段10を体験することが可能となる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
鉛直方向に沿って配置される縦材と、前記縦材の下端部に長手方向の一端部が固定され当該縦材に対して直交して配置される下材と、前記縦材と前記下材に対して傾斜角度を調整可能に固定される斜材と、をそれぞれ含んで構成され、互いに対向して配置される一対の支持体と、
前記斜材の長手方向に沿って所定の間隔で複数配置され、当該斜材に対して長手方向の一端部が固定された複数の踏板材と、
前記複数の踏板材の長手方向の他端部に対して長手方向の一端部がそれぞれ回動可能とされ、前記複数の踏板材との間で成す角度が調整された状態で長手方向の他端部が前記斜材に対してそれぞれ固定されて当該複数の踏板材をそれぞれ水平に支持する複数の蹴込材と、
前記一対の支持体において水平方向に対向して配置された一対の踏板材間にそれぞれ架け渡された複数の踏み板と、
を有する勾配可変階段装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記縦材において長手方向に沿って形成された第1長孔部内を移動可能とされ、当該縦材と前記斜材の長手方向の一端部を固定する第1固定部と、
前記下材において長手方向に沿って形成された第2長孔部内を移動可能とされ、当該下材と前記斜材の長手方向の他端部を固定し、前記第1固定部との間で当該斜材の傾斜角度を調整可能にする第2固定部と、
をさらに有している請求項1に記載の勾配可変階段装置。
【請求項3】
前記踏板材の長手方向の他端部に対して前記蹴込材の長手方向の一端部を回動可能に支持する軸部と、
前記蹴込材において長手方向に沿って形成された第3長孔部内を移動して、前記踏板材と当該蹴込材の間で成す角度を調整し、前記蹴込材と前記斜材を固定する第3固定部と、
をさらに有している請求項2に記載の勾配可変階段装置。
【請求項4】
下段を構成する踏板材を支持する蹴込材の長手方向の他端部は、前記下材に固定されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の勾配可変階段装置。
【請求項5】
鉛直方向の調整が可能な手摺りが前記斜材の傾斜角度に合わせて取り付けられている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の勾配可変階段装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、勾配可変階段装置に関する。
続きを表示(約 4,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、勾配の異なる複数の階段を体験することができる階段勾配比較体験設備に関する技術が開示されている。この先行技術では、勾配の異なる複数の体験用階段が設けられており、これら全部の階段が上下に重なって収納部内に収納されている。そして、これら全部の階段又は一部の階段が収納部内から側方へ引き出せるようになっており、各階段の勾配を比較体験できるようになっている。このように、先行技術は、複数の階段を重ねて収納することによって、狭いスペースを有効利用することができるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004−264574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記先行技術では、複数の階段を重ねて収納部内に収納し、これらの階段を当該収納部から引き出す構造となっているため、最低でも階段2つ分の設置スペースは必要となる。すなわち、収納部及び引き出された階段、両方のスペースが必要となる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、狭いスペースで勾配の異なる複数の階段を体験することが可能となる勾配可変階段装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る勾配可変階段装置は、鉛直方向に沿って配置される縦材と、前記縦材の下端部に長手方向の一端部が固定され当該縦材に対して直交して配置される下材と、前記縦材と前記下材に対して傾斜角度を調整可能に固定される斜材と、をそれぞれ含んで構成され、互いに対向して配置される一対の支持体と、前記斜材の長手方向に沿って所定の間隔で複数配置され、当該斜材に対して長手方向の一端部が固定された複数の踏板材と、前記複数の踏板材の長手方向の他端部に対して長手方向の一端部がそれぞれ回動可能とされ、前記複数の踏板材との間で成す角度が調整された状態で長手方向の他端部が前記斜材に対してそれぞれ固定されて当該複数の踏板材をそれぞれ水平に支持する複数の蹴込材と、前記一対の支持体において水平方向に対向して配置された一対の踏板材間にそれぞれ架け渡された複数の踏み板と、を有している。
【0007】
第1の態様に係る勾配可変階段装置では、一対の支持体を備えている。支持体は、縦材と下材と斜材とをそれぞれ含んで構成されており、縦材は、鉛直方向に沿って配置され、下材は、縦材の下端部に固定されて当該縦材に対して直交して配置される。また、斜材は、縦材と下材に対して傾斜角度を調整可能に固定されるように設定されている。
【0008】
さらに、本態様では、勾配可変階段装置は、複数の踏板材と、複数の蹴込材と、複数の踏み板と、を備えている。踏板材は、斜材の長手方向に沿って所定の間隔で複数配置されており、当該踏板材の長手方向の一端部が斜材に固定されている。また、蹴込材は、長手方向の一端部が踏板材の長手方向の他端部に対して回動可能とされており、当該踏板材との間で成す角度が調整された状態で蹴込材の長手方向の他端部が斜材に対して固定され当該踏板材を水平に支持するように設定されている。そして、踏み板は、水平方向に対向して配置された一対の踏板材間に架け渡されている。
【0009】
本態様では、斜材が傾斜角度を調整可能とされており、当該斜材の長手方向に沿って所定の間隔で踏板材は配置されている。そして、対向する一対の踏板材間に踏み板が架け渡されるようになっている。つまり、本態様では、斜材の傾斜角度を変えるだけで階段の傾斜角度が調整可能とされる。また、本態様では、蹴込材が踏板材との間で成す角度を調整可能としている。これにより、階段の段差が調整可能とされる。
【0010】
すなわち、本態様では、斜材の傾斜角度を調整するだけで階段の勾配を調整することができるため、勾配可変階段装置が設置されたスペース内において、勾配の異なる複数の階段を体験することが可能となる。
【0011】
なお、ここでの「鉛直方向」について、必ずしも完全な鉛直方向に限るものではなく、「略鉛直方向」を含む概念である。また、「直交」、「水平」についてもこれと同様に、それぞれ「略直交」、「略水平」を含む概念である。
【0012】
第2の態様に係る勾配可変階段装置は、第1の態様に係る勾配可変階段装置において、前記縦材において長手方向に沿って形成された第1長孔部内を移動可能とされ、当該縦材と前記斜材の長手方向の一端部を固定する第1固定部と、前記下材において長手方向に沿って形成された第2長孔部内を移動可能とされ、当該下材と前記斜材の長手方向の他端部を固定し、前記第1固定部との間で当該斜材の傾斜角度を調整可能にする第2固定部と、をさらに有している。
【0013】
第2の態様に係る勾配可変階段装置では、縦材に固定される第1固定部と、下材に固定される第2固定部と、をさらに備えている。第1固定部は、縦材において長手方向に沿って形成された第1長孔部内を移動可能とされており、当該第1固定部によって縦材と斜材の長手方向の一端部が固定される。また、第2固定部は、下材において長手方向に沿って形成された第2長孔部内を移動可能とされており、当該第2固定部によって下材と斜材の長手方向の他端部が固定される。
【0014】
このように、縦材側に設けられた第1長孔部及び第1固定部と下材側に設けられた第2長孔部及び第2固定部によって斜材の傾斜角度が調整可能とされる。
【0015】
第3の態様に係る勾配可変階段装置は、第2の態様に係る勾配可変階段装置において、前記踏板材の長手方向の他端部に対して前記蹴込材の長手方向の一端部を回動可能に支持する軸部と、前記蹴込材において長手方向に沿って形成された第3長孔部内を移動して、前記踏板材と当該蹴込材の間で成す角度を調整し、前記蹴込材と前記斜材を固定する第3固定部と、をさらに有している。
【0016】
第3の態様に係る勾配可変階段装置では、踏板材と蹴込材の間に設けられた軸部と、蹴込材に固定される第3固定部と、をさらに備えている。軸部は、踏板材の長手方向の他端部に対して蹴込材の長手方向の一端部を回動可能に支持しており、当該軸部を介して、蹴込材は踏板材との間で成す角度を調整可能とされる。
【0017】
また、第3固定部は、蹴込材において長手方向に沿って形成された第3長孔部内を移動可能とされており、当該第3固定部によって蹴込材と斜材が固定される。これにより、水平に支持された踏板材に対して蹴込材の角度を調整した状態で当該蹴込材を斜材に固定することができる。その結果、階段の段差を調整することが可能となる。
【0018】
第4の態様に係る勾配可変階段装置は、第1の態様〜第3の態様の何れか1の態様に係る勾配可変階段装置において、下段を構成する踏板材を支持する蹴込材の長手方向の他端部は、前記下材に固定されている。
【0019】
前述のように、蹴込材には長手方向に沿って第3長孔部が形成されており、当該蹴込材と斜材を固定する第3固定部が、当該第3長孔部を介して蹴込材の長手方向に沿って移動可能とされている。蹴込材に対する第3固定部の位置によって、階段の段差が調整されるが、階段の段差が低い場合、踏板材と蹴込材の間で成す角度は鋭角になる。この場合、下段を構成する踏板材を支持する蹴込材の長手方向の他端部が斜材の下方から突出する場合がある。このため、本態様における階段を床面に設置する場合、斜材の下方から突出させないようにする必要がある。
【0020】
第4の態様に係る勾配可変階段装置では、下段を構成する踏板材を支持する蹴込材の長手方向の他端部が下材に固定されることによって、当該蹴込材の長手方向の他端部が斜材の下方から突出しないようにすることが可能となる。したがって、本態様では、階段を床面に設置することが可能となる。
【0021】
第5の態様に係る勾配可変階段装置は、第1の態様〜第4の態様の何れか1の態様に係る勾配可変階段装置において、鉛直方向の調整が可能な手摺りが前記斜材の傾斜角度に合わせて取り付けられている。
【0022】
第5の態様に係る勾配可変階段装置では、鉛直方向の調整が可能な手摺りが斜材の傾斜角度に合わせて取り付けられるため、鉛直方向に沿って高さを変えた手摺りについて体験することが可能となる。
【発明の効果】
【0023】
以上説明したように、本態様に係る勾配可変階段装置は、狭いスペースで勾配の異なる複数の階段を体験することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
本実施形態に係る勾配可変階段装置が適用された階段を斜め前方側から見た斜視図である。
本実施形態に係る勾配可変階段装置が適用された階段の側面図である。
本実施形態に係る勾配可変階段装置が適用された階段の側面図である。
本実施形態に係る勾配可変階段装置が適用された階段の要部を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図面を用いて、本実施形態に係る勾配可変階段装置が適用された階段10について説明する。
【0026】
(勾配可変階段装置の構成)
まず、本実施形態に係る勾配可変階段装置の構成について説明する。
【0027】
図1には、本実施形態に係る勾配可変階段装置が適用された階段10を斜め前方側から見た斜視図が示されている。図1に示す階段10は、例えば、展示場等に設置される階段10であり、階段10の勾配を調整可能とされている。
【0028】
本実施形態では、当該階段10は、階段10の両側部10Aを構成する一対の支持体12を備えている。支持体12は、略鉛直方向に沿って配置された縦材14と、略水平方向に沿って配置された下材16と、縦材14と下材16の間で傾斜した状態で固定された斜材18と、を含んで構成されており、縦材14、下材16及び斜材18は、それぞれ細長い板状の金属で形成されている。
【0029】
当該縦材14の下端部14Aには図示しない固定孔が形成されており、下材16の長手方向の一端部16Aには図示しない固定孔が形成されている。そして、これらの固定孔を通じてボルト20及び図示しないナットを介して、縦材14の下端部14Aには下材16の長手方向の一端部16Aが固定されており、当該下材16は縦材14に対して略直交して配置されている。
【0030】
また、斜材18には、長手方向に沿って所定の間隔で複数の固定孔18A(図4参照)が形成されている。そして、斜材18の長手方向の一端部18Bは、固定孔18Aを通じて縦材14側に固定されるボルト(第1固定部)22及び図示しないナットを介して、縦材14に固定される。
(【0031】以降は省略されています)

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