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公開番号2021069262
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210430
出願番号2019195538
出願日20191028
発明の名称制御装置及び制御方法
出願人京セラ株式会社
代理人キュリーズ特許業務法人
主分類H02J 13/00 20060101AFI20210402BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ユーザの利便性を損なうことなくサーバ装置との通信を行うことが可能な制御装置を提供する。
【解決手段】分散電源を制御するための制御装置は、前記分散電源に関する情報をユーザに通知するユーザインターフェイスと、無線広域網との無線通信を行う装置であって前記制御装置とは別体に構成される無線通信装置と電気的に接続する接続部と、前記分散電源から測定データを取得し、前記接続部から前記無線通信装置を介して前記測定データをサーバ装置に送信する制御部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
分散電源を制御するための制御装置であって、
前記分散電源に関する情報をユーザに通知するユーザインターフェイスと、
無線広域網との無線通信を行う装置であって前記制御装置とは別体に構成される無線通信装置と電気的に接続する接続部と、
前記分散電源から測定データを取得し、前記接続部から前記無線通信装置を介して前記測定データをサーバ装置に送信する制御部と、を備える
制御装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記無線広域網と前記無線通信装置との間の通信品質を示す通信品質値を、前記無線通信装置から前記接続部を介して取得し、
前記ユーザインターフェイスは、前記通信品質値に基づく情報をユーザに通知する
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御装置及び前記無線通信装置は、前記分散電源を有する需要家施設に設置され、
前記ユーザインターフェイスは、前記無線通信装置を前記需要家施設に設置するときに、前記通信品質値に基づく情報をユーザに通知する
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記ユーザインターフェイスは、ユーザ操作に応じて、前記通信品質値に基づく情報をユーザに通知する
請求項2又は3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記通信品質値は、前記無線広域網から前記無線通信装置が受信する無線信号の受信信号強度である
請求項2乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記通信品質値を通信品質閾値と比較し、
前記ユーザインターフェイスは、前記通信品質値と前記通信品質閾値との比較結果を示す情報をユーザに通知する
請求項2乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項7】
分散電源に関する情報をユーザに通知するユーザインターフェイスを有し、前記分散電源を制御するための制御装置において実行する制御方法であって、
無線広域網との無線通信を行う装置であって前記制御装置とは別体に構成される無線通信装置との通信接続を確立することと、
前記分散電源から測定データを取得することと、
前記無線通信装置を介して前記測定データをサーバ装置に送信することと、を有する
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力管理システムで用いる制御装置及び制御方法に関する。
続きを表示(約 4,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、蓄電池装置の温度、電圧、及び内部抵抗をサーバ装置が遠隔で監視し、これらの測定データを解析して蓄電池装置の劣化や異常を検知すると、サーバ装置からユーザに対して通知を行う蓄電池状態監視システムが記載されている。
【0003】
特許文献1に記載のシステムでは、複数の蓄電池装置を有する施設に親機及び統括親機が設けられている。各蓄電池装置に設けられる子機が親機とのWPAN(Wireless Personal Area Network)通信を行うことにより、親機が子機から測定データを取得し、統括親機が親機から測定データを取得し、統括親機から広域通信網(インターネット)を介してサーバ装置に測定データを送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019−60773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
分散電源を有する施設においてサーバ装置との通信環境を構築する方法として、無線広域網(WWAN:Wireless Wide Area Network)通信を行う通信手段を、分散電源を制御するための制御装置に設けることが考えられる。
【0006】
しかしながら、制御装置にWWAN通信手段を設ける場合、WWAN基地局からの電波状態が良好な場所に制御装置を設置する必要がある。一方、制御装置がユーザインターフェイスを有する場合、ユーザの目の付きやすい場所に制御装置を設置した方がユーザの利便性が高い。
【0007】
そこで、本発明は、ユーザの利便性を損なうことなくサーバ装置との通信を行うことが可能な制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様に係る制御装置は、分散電源を制御するための制御装置であって、前記分散電源に関する情報をユーザに通知するユーザインターフェイスと、無線広域網との無線通信を行う装置であって前記制御装置とは別体に構成される無線通信装置と電気的に接続する接続部と、前記分散電源から測定データを取得し、前記接続部から前記無線通信装置を介して前記測定データをサーバ装置に送信する制御部とを備える。
【0009】
第2の態様に係る制御方法は、分散電源に関する情報をユーザに通知するユーザインターフェイスを有し、前記分散電源を制御するための制御装置において実行する方法である。前記制御方法は、無線広域網との無線通信を行う装置であって前記制御装置とは別体に構成される無線通信装置との通信接続を確立することと、前記分散電源から測定データを取得することと、前記無線通信装置を介して前記測定データをサーバ装置に送信することとを有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、ユーザの利便性を損なうことなくサーバ装置との通信を行うことが可能な制御装置及び制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
一実施形態に係る電力管理システムを示す図である。
一実施形態に係る制御装置の構成を示す図である。
一実施形態に係る制御装置の動作を示す図である。
一実施形態に係る電力管理システムにおける動作シーケンスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図面を参照して実施形態について説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0013】
(電力管理システム)
まず、一実施形態に係る電力管理システムについて説明する。図1は、一実施形態に係る電力管理システム1を示す図である。図1において、ブロック間の太線は電力線を示しており、細線は信号線を示している。なお、これに限定されるものではなく、電力線で信号を伝送してもよい。信号線は、有線で構成されてもよいし、無線で構成されてもよい。
【0014】
図1に示すように、電力管理システム1は、需要家施設10と、遠隔監視サーバ400と、端末装置500とを有する。需要家施設10、遠隔監視サーバ400、及び端末装置500は、ネットワーク30を介して相互に接続されている。
【0015】
ネットワーク30は、例えばワイドエリアネットワークである。ネットワーク30は、WWANを構成するWWAN基地局31を有する。WWAN基地局31は、セルラ通信方式に準拠した基地局であってもよいし、LPWA(Low Power Wide Area)方式に準拠した基地局であってもよい。ネットワーク30は、インターネットをさらに含んでもよい。
【0016】
需要家施設10は、電力系統20からの電力の供給を受ける施設である。需要家施設10は、ルータ310を有する。ルータ310は、ネットワーク30に接続されている。ルータ310は、ローカルエリアネットワークを構成する。
【0017】
一実施形態において、需要家施設10は、蓄電池設備100と、制御装置130と、無線通信装置140と、太陽光発電設備200と、負荷機器320と、EMS(Energy Management System)330とを有する。蓄電池設備100は分散電源の一例であり、太陽光発電設備200は分散電源の他の例である。他の実施形態において、需要家施設10は、太陽光発電設備200を有していなくてもよいし、分散電源としての燃料電池設備を有していてもよい。
【0018】
一実施形態において、蓄電池設備100は、複数の蓄電池装置110(110a乃至110c)と、蓄電池PCS(Power Conditioning System)120とを有する。他の実施形態において、蓄電池設備100を構成する蓄電池装置110が1つのみであってもよい。
【0019】
各蓄電池装置110は、電力を蓄積する装置である。各蓄電池装置110は、複数のセルと、複数のセルを管理するBMS(Battery Management System)とを有する。各蓄電池装置110は、電力線を介して蓄電池PCS120と接続されている。各蓄電池装置110は、蓄電池PCS120の制御下で、電力線を介して入力される電力の充電を行ったり、放電により電力を出力したりする。
【0020】
蓄電池設備100は、蓄電池装置110を追加可能に構成されていてもよい。例えば、最初は蓄電池装置110aのみを蓄電池PCS120に接続し、その後、増設により蓄電池装置110b及び110cを適宜追加可能であってもよい。蓄電池設備100は、蓄電池装置110を除去又は取り替え可能に構成されていてもよい。例えば、蓄電池装置110aが劣化した場合、劣化した蓄電池装置110aを除去した後、新しい蓄電池装置110aが蓄電池PCS120に接続されてもよい。
【0021】
蓄電池PCS120は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置である。蓄電池PCS120は、放電時において、各蓄電池装置110から入力される直流電力を交流電力に変換し、交流電力を出力する。蓄電池PCS120は、充電時において、電力系統20から供給される交流電力を直流電力に変換し、直流電力を各蓄電池装置110に出力する。
【0022】
蓄電池PCS120は、通信線を介して各蓄電池装置110のBMSとの通信を行うことにより、各蓄電池装置110を制御するとともに、蓄電池装置110のそれぞれに個別で測定される個別測定データを取得する。また、蓄電池PCS120は、通信線を介して制御装置130との通信を行うことにより、制御装置130からコマンドを受信したり、個別測定データ及び共通測定データを制御装置130に送信したりする。
【0023】
ここで、共通測定データは、複数の蓄電池装置110に共通で測定されるデータであって、主として蓄電池PCS120が測定するデータである。以下において、個別測定データ及び共通測定データを区別しないときは単に「蓄電池測定データ」と呼ぶ。
【0024】
一方、太陽光発電設備200は、太陽電池装置210と、太陽電池PCS220とを有する。
【0025】
太陽電池装置210は、受光に応じて発電を行う装置である。太陽電池装置210は、発電された直流電力を太陽電池PCS220に出力する。太陽電池装置210の発電量は、太陽電池装置210に照射される日射量に応じて変化する。
【0026】
太陽電池PCS220は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置である。太陽電池PCS220は、太陽電池装置210から入力される直流電力を交流電力に変換し、交流電力を出力する装置である。太陽電池PCS220は、蓄電池PCS120と一体化されていてもよい。
【0027】
太陽電池PCS220は、通信線を介して制御装置130との通信を行うことにより、太陽電池測定データを制御装置130に送信する。太陽電池測定データは、太陽電池装置210に関する測定データであって、太陽電池PCS220が測定するデータである。太陽電池PCS220は、EMS330からルータ310を介してコマンドを受信してもよい。
【0028】
負荷機器320は、系統20や、蓄電池設備100、太陽光発電設備200、蓄電池装置110から電力線を介して供給される電力を消費する装置である。例えば、負荷機器320は、冷蔵庫、照明、エアコン、テレビなどの装置を含む。負荷機器320は、単数の装置であってもよく、複数の装置を含んでもよい。
【0029】
EMS330は、太陽光発電設備200及び負荷機器320を制御する装置である。EMS330及び制御装置130を一体化し、この一体化した装置を制御装置としてもよい。
【0030】
制御装置130は、蓄電池設備100(特に、蓄電池PCS120)を制御する制御装置の一例である。制御装置130は、蓄電池PCS120を介して各蓄電池装置110を制御する装置とみなすこともできる。
(【0031】以降は省略されています)

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