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公開番号2021069260
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210430
出願番号2019195532
出願日20191028
発明の名称サーバ装置及びエラー検知方法
出願人京セラ株式会社
代理人キュリーズ特許業務法人
主分類H02J 13/00 20060101AFI20210402BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】正常な測定データをサーバ装置が取得できない状況下においてもエラー検知を適切に行う。
【解決手段】電力管理システムで用いるサーバ装置は、分散電源を有する施設との通信により、前記施設で測定された測定データを周期的に受信する通信部と、前記通信部が前記測定データを周期的に受信している通信可能状態において、前記分散電源に関する分散電源測定データを含まない前記測定データを所定期間にわたって前記通信部が受信した場合、前記分散電源に関するエラーを検知する制御部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電力管理システムで用いるサーバ装置であって、
分散電源を有する施設との通信により、前記施設で測定された測定データを周期的に受信する通信部と、
前記通信部が前記測定データを周期的に受信している通信可能状態において、前記分散電源に関する分散電源測定データを含まない前記測定データを所定期間にわたって前記通信部が受信した場合、前記分散電源に関するエラーを検知する制御部と、を備える
サーバ装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記通信部は、前記施設との通信により、前記分散電源における機器エラーの発生の有無を示すエラー情報を受信し、
前記制御部は、前記エラー情報が前記機器エラーの発生を示さない場合であっても、前記分散電源測定データを含まない前記測定データを前記所定期間にわたって前記通信部が受信した場合には、前記分散電源に関するエラーを検知する
請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記分散電源は、蓄電池設備であり、
前記制御部は、前記通信可能状態において、前記蓄電池設備に関する蓄電池測定データを含まない前記測定データを前記所定期間にわたって前記通信部が受信した場合、前記蓄電池設備に関するエラーを検知する
請求項1又は2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記蓄電池設備に関するエラーとして、前記蓄電池設備の充電に関するエラーと前記蓄電池設備の放電に関するエラーとのそれぞれを検知する
請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記蓄電池測定データは、前記蓄電池設備の充電に関する充電測定データを含み、
前記制御部は、前記充電測定データを含まない前記測定データを前記所定期間にわたって前記通信部が受信した場合、前記蓄電池設備に関するエラーとして前記充電に関するエラーを検知する
請求項4に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記充電測定データを含む前記測定データを前記通信部が受信した場合であっても、ゼロ値又はヌル値からなる前記充電測定データを前記所定期間にわたって前記通信部が受信した場合には、前記充電に関するエラーを検知する
請求項5に記載のサーバ装置。
【請求項7】
前記蓄電池測定データは、前記蓄電池設備の放電に関する放電測定データを含み、
前記制御部は、前記放電測定データを含まない前記測定データを前記所定期間にわたって前記通信部が受信した場合、前記蓄電池設備に関するエラーとして前記放電に関するエラーを検知する
請求項4乃至6のいずれか1項に記載のサーバ装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記放電測定データを含む前記測定データを前記通信部が受信した場合であっても、ゼロ値又はヌル値からなる前記放電測定データを前記所定期間にわたって前記通信部が受信した場合には、前記放電に関するエラーを検知する
請求項7に記載のサーバ装置。
【請求項9】
前記施設は、太陽電池設備をさらに有し、
前記制御部は、前記通信可能状態において、前記太陽電池設備に関する太陽電池測定データを含まない前記測定データを前記所定期間にわたって前記通信部が受信した場合、前記太陽電池設備に関するエラーを検知する
請求項3乃至8のいずれか1項に記載のサーバ装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記太陽電池測定データを含む前記測定データを前記通信部が受信した場合であっても、ゼロ値又はヌル値からなる前記太陽電池測定データを前記所定期間にわたって前記通信部が受信した場合には、前記太陽電池設備に関するエラーを検知する
請求項9に記載のサーバ装置。
【請求項11】
前記通信部は、前記制御部が前記エラーを検知した場合、検知されたエラーの種別を示すエラー種別情報を含むエラー通知を端末装置に送信する
請求項1乃至10のいずれか1項に記載のサーバ装置。
【請求項12】
電力管理システムで用いるサーバ装置が実行するエラー検知方法であって、
分散電源を有する施設との通信により、前記施設で測定された測定データを周期的に受信することと、
前記サーバ装置が前記測定データを周期的に受信している通信可能状態において、前記分散電源に関する分散電源測定データを含まない前記測定データを所定期間にわたって前記サーバ装置が受信した場合、前記分散電源に関するエラーを検知することと、を有する
エラー検知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力管理システムで用いるサーバ装置及びエラー検知方法に関する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、蓄電池装置の測定データとして温度、電圧、及び内部抵抗をサーバ装置が遠隔で監視し、これらの測定データを解析して蓄電池装置の劣化を検知すると、サーバ装置からユーザに対して通知を行う蓄電池状態監視システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019−60773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術は、正常な測定データをサーバ装置が取得できることを前提としており、正常な測定データをサーバ装置が取得できない状況を考慮していない。このため、サーバ装置が検知可能なエラーの種別が制限され、エラー検知を適切に行うことができない問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、正常な測定データをサーバ装置が取得できない状況下においてもエラー検知を適切に行うサーバ装置及びエラー検知方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るサーバ装置は、電力管理システムで用いる装置である。前記サーバ装置は、分散電源を有する施設との通信により、前記施設で測定された測定データを周期的に受信する通信部と、前記通信部が前記測定データを周期的に受信している通信可能状態において、前記分散電源に関する分散電源測定データを含まない前記測定データを所定期間にわたって前記通信部が受信した場合、前記分散電源に関するエラーを検知する制御部とを備える。
【0007】
第2の態様に係るエラー検知方法は、電力管理システムで用いるサーバ装置が実行する方法である。前記エラー検知方法は、分散電源を有する施設との通信により、前記施設で測定された測定データを周期的に受信することと、前記サーバ装置が前記測定データを周期的に受信している通信可能状態において、前記分散電源に関する分散電源測定データを含まない前記測定データを所定期間にわたって前記サーバ装置が受信した場合、前記分散電源に関するエラーを検知することとを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、正常な測定データをサーバ装置が取得できない状況下においてもエラー検知を適切に行うサーバ装置及びエラー検知方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る電力管理システムを示す図である。
一実施形態に係る遠隔監視サーバの構成を示す図である。
一実施形態に係る遠隔監視サーバにおけるエラー検知動作を示す図である。
一実施形態に係る電力管理システムにおける動作シーケンスの第1の例を示す図である。
一実施形態に係る電力管理システムにおける動作シーケンスの第2の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照して実施形態について説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0011】
(電力管理システム)
まず、一実施形態に係る電力管理システムについて説明する。図1は、一実施形態に係る電力管理システム1を示す図である。図1において、ブロック間の太線は電力線を示しており、細線は信号線を示している。なお、これに限定されるものではなく、電力線で信号を伝送してもよい。信号線は、有線で構成されていてもよいし、無線で構成されていてもよい。
【0012】
図1に示すように、電力管理システム1は、施設10と、遠隔監視サーバ400と、端末装置500とを有する。施設10、遠隔監視サーバ400、及び端末装置500は、ネットワーク30を介して相互に接続されている。
【0013】
ネットワーク30は、例えばワイドエリアネットワークである。ネットワーク30は、WWAN(Wireless Wide Area Network)を含んでもよいし、インターネットを含んでもよい。
【0014】
施設10は、電力系統20からの電力の供給を受ける需要家施設である。施設10は、ルータ310を有する。ルータ310は、ネットワーク30に接続されている。ルータ310は、施設10に設けられるローカルエリアネットワークを構成する。
【0015】
一実施形態において、施設10は、蓄電池設備100と、蓄電池制御装置130と、無線通信装置140と、太陽電池設備200と、負荷機器320と、測定機器330と、EMS(Energy Management System)340とを有する。蓄電池設備100は分散電源の一例であり、太陽電池設備200は分散電源の他の例である。他の実施形態において、施設10は、太陽電池設備200を有していなくてもよいし、分散電源としての燃料電池設備を有していてもよい。
【0016】
一実施形態において、蓄電池設備100は、複数の蓄電池装置110(110a乃至110c)と、蓄電池PCS(Power Conditioning System)120とを有する。他の実施形態において、蓄電池設備100を構成する蓄電池装置110が1つのみであってもよい。
【0017】
各蓄電池装置110は、電力を蓄積する装置である。各蓄電池装置110は、複数のセルと、複数のセルを管理するBMS(Battery Management System)とを有する。各蓄電池装置110は、電力線を介して蓄電池PCS120と接続されている。各蓄電池装置110は、蓄電池PCS120の制御下で、電力線を介して入力される電力の充電を行ったり、放電により電力を出力したりする。
【0018】
蓄電池設備100は、蓄電池装置110を追加可能に構成されていてもよい。例えば、最初は蓄電池装置110aのみを蓄電池PCS120に接続し、その後、増設により蓄電池装置110b及び110cを適宜追加可能であってもよい。蓄電池設備100は、蓄電池装置110を除去又は取り替え可能に構成されていてもよい。例えば、蓄電池装置110aが劣化した場合、劣化した蓄電池装置110aを除去した後、新しい蓄電池装置110aが蓄電池PCS120に接続されてもよい。
【0019】
蓄電池PCS120は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置である。各蓄電池装置110及び蓄電池PCS120は、充電のための部品群(充電系統)と、放電のための部品群(放電系統)とを有する。蓄電池PCS120は、放電時において、各蓄電池装置110から入力される直流電力を交流電力に変換し、交流電力を電力系統20側に出力する。蓄電池PCS120は、充電時において、電力系統20側から供給される交流電力を直流電力に変換し、直流電力を各蓄電池装置110に出力する。
【0020】
蓄電池PCS120は、通信線を介して各蓄電池装置110のBMSとの通信を行うことにより、各蓄電池装置110を制御するとともに、蓄電池装置110のそれぞれから測定データを取得する。また、蓄電池PCS120は、蓄電池PCS120で測定を行って得た測定データを取得する。蓄電池PCS120は、通信線を介して蓄電池制御装置130との通信を行うことにより、蓄電池制御装置130からコマンドを受信したり、測定データを蓄電池制御装置130に送信したりする。このような蓄電池装置110に関する測定データを「蓄電池測定データ」と呼ぶ。
【0021】
ここで、蓄電池測定データは、蓄電池設備100の充電に関する充電測定データと、蓄電池設備100の放電に関する放電測定データとを含む。例えば、充電測定データは総充電電力量([kWh])を含み、放電測定データは総放電電力量([kWh])を含む。充電測定データは、充電時刻をさらに含んでもよい。放電測定データは、放電時刻をさらに含んでもよい。充電測定データ及び放電測定データは、蓄電池PCS120で測定を行って得た測定データであってもよい。
【0022】
蓄電池PCS120は、蓄電池設備100を構成する各機器(すなわち、各蓄電池装置110及び蓄電池PCS120)のエラーの有無を示すエラー情報を蓄電池PCS120に送信する。エラー情報は、蓄電池測定データの一部を構成してもよい。
【0023】
ここで、エラーとは、何らかの異常をいい、例えば蓄電池PCS120が蓄電池測定データの値を正常範囲閾値と比較し、正常範囲閾値を超えていることに基づいてエラーを検知可能である。このような機器側で検知されるエラーを「機器エラー」と呼ぶ。エラー情報が「エラー有」を示す場合、蓄電池PCS120は、検知されたエラーの種別を示す識別子であるエラーコードをエラー情報に含める。
【0024】
一方、太陽電池設備200は、太陽電池装置210と、太陽電池PCS220とを有する。
【0025】
太陽電池装置210は、受光に応じて発電を行う装置である。太陽電池装置210は、発電された直流電力を太陽電池PCS220に出力する。太陽電池装置210の発電量は、太陽電池装置210に照射される日射量に応じて変化する。
【0026】
太陽電池PCS220は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置である。太陽電池PCS220は、太陽電池装置210から入力される直流電力を交流電力に変換し、交流電力を出力する。太陽電池PCS220は、蓄電池PCS120と一体化されていてもよい。
【0027】
一実施形態において、太陽電池PCS220は、通信線を介して蓄電池制御装置130との通信を行うことにより、太陽電池設備200に関する太陽電池測定データを蓄電池制御装置130に送信してもよい。太陽電池測定データは、太陽電池装置210に関する測定データであって、太陽電池PCS220が測定するデータである。他の実施形態において、太陽電池PCS220は、ルータ310を介して太陽電池測定データをEMS340に送信してもよい。
【0028】
負荷機器320は、電力線を介して供給される電力を消費する装置である。例えば、負荷機器320は、冷蔵庫、照明、エアコン、テレビなどの装置を含む。負荷機器320は、単数の装置であってもよく、複数の装置を含んでもよい。
【0029】
測定機器330は、電力系統20から施設10への電力の流れである順潮流と、施設10から電力系統20への電力の流れである逆潮流とに対する測定を行う装置である。この測定は、電流、電圧、及び電力のうち少なくとも1つの測定を含む。測定機器330は、信号線を介して、測定により得た測定データをEMS340に出力する。
【0030】
EMS340は、太陽電池設備200及び負荷機器320を制御する装置である。EMS340は、太陽電池設備200からの測定データ及び測定機器330からの測定データのうち少なくとも1つを周期的に遠隔監視サーバ400に送信してもよい。EMS340は、EMS340の機器エラーを検知すると、検知した機器エラーに関するエラー情報を遠隔監視サーバ400に送信してもよい。
(【0031】以降は省略されています)

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