TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2021068680
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210430
出願番号2019195482
出願日20191028
発明の名称分岐付きケーブル
出願人住友電気工業株式会社,住友電工産業電線株式会社,住電機器システム株式会社
代理人個人,個人
主分類H01B 7/00 20060101AFI20210402BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】多種のサイズを有する幹線導体と分岐線導体とを少ない種類の接続部材によって接続できる分岐付きケーブルを提供する。
【解決手段】幹線導体を有する幹線ケーブルと、分岐線導体を有する少なくとも1つの分岐線ケーブルと、前記幹線ケーブルと前記少なくとも1つの分岐線ケーブルとを電気的に接続する接続構造と、を備え、前記接続構造は、前記幹線導体と前記分岐線導体とを電気的に接続する接続部材を有し、前記接続部材は、前記分岐線導体と電気的に接続される第一部材と、前記幹線導体と前記第一部材とを電気的に接続する第二部材と、を含み、前記第二部材は、前記幹線導体及び前記第一部材を把持し、前記第一部材は、前記分岐線導体が接触する第一領域と、前記第二部材に把持される第二領域と、を含み、前記分岐線導体は前記第一領域の外面に配置される、分岐付きケーブル。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
幹線導体を有する幹線ケーブルと、
分岐線導体を有する少なくとも1つの分岐線ケーブルと、
前記幹線ケーブルと前記少なくとも1つの分岐線ケーブルとを電気的に接続する接続構造と、を備え、
前記接続構造は、
前記幹線導体と前記分岐線導体とを電気的に接続する接続部材を有し、
前記接続部材は、
前記分岐線導体と電気的に接続される第一部材と、
前記幹線導体と前記第一部材とを電気的に接続する第二部材と、を含み、
前記第二部材は、前記幹線導体及び前記第一部材を把持し、
前記第一部材は、前記分岐線導体が接触する第一領域と、前記第二部材に把持される第二領域と、を含み、
前記分岐線導体は前記第一領域の外面に配置される、
分岐付きケーブル。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
複数の前記分岐線ケーブルを備え、
複数の前記分岐線導体が前記第一領域の外面に配置されている請求項1に記載の分岐付きケーブル。
【請求項3】
前記幹線導体は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる請求項1又は請求項2に記載の分岐付きケーブル。
【請求項4】
前記少なくとも1つの分岐線ケーブルの前記分岐線導体は、銅又は銅合金からなる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の分岐付きケーブル。
【請求項5】
前記分岐線導体及び前記第一領域と、前記幹線導体及び前記第二領域とはそれぞれ同種金属からなる請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の分岐付きケーブル。
【請求項6】
前記第一領域は、少なくとも外面が銅又は銅合金からなる請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の分岐付きケーブル。
【請求項7】
前記第一領域の全域が銅又は銅合金からなる請求項6に記載の分岐付きケーブル。
【請求項8】
前記第二領域は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の分岐付きケーブル。
【請求項9】
前記第一部材は、棒状体である請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の分岐付きケーブル。
【請求項10】
前記第一領域と前記第二領域とは、前記棒状体の軸方向に直列につながっている請求項9に記載の分岐付きケーブル。
【請求項11】
前記第一領域と前記第二領域との境界に溶接部又は圧接部を有する請求項10に記載の分岐付きケーブル。
【請求項12】
更に、前記分岐線導体を前記第一領域に圧縮接続する圧縮部材を含む請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の分岐付きケーブル。
【請求項13】
前記分岐線導体は、その先端を除く部分が前記圧縮部材によって圧縮接続されている請求項12に記載の分岐付きケーブル。
【請求項14】
前記少なくとも1つの分岐線ケーブルの前記分岐線導体は、前記第一領域の外面のうち、前記幹線ケーブルと対向する側とは反対側に配置されている請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の分岐付きケーブル。
【請求項15】
複数の前記分岐線導体は、互いに離間して配置されている請求項2に記載の分岐付きケーブル。
【請求項16】
前記第二部材は、前記幹線導体及び前記第二領域と同種金属からなる請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の分岐付きケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分岐付きケーブルに関する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、幹線ケーブルと、幹線ケーブルに一端側が電気的に接続される分岐線ケーブルとを備えるケーブルの分岐接続構造が開示されている。幹線ケーブルは、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる幹線導体を有する。分岐線ケーブルは、銅又は銅合金からなる分岐線導体を有する。上記接続構造は、幹線導体と分岐線導体との接続部材を備える。接続部材は、幹線導体及び分岐線導体をそれぞれ把持する幹線把持部及び分岐線把持部を有する。幹線把持部と分岐線把持部とは、一体に成形されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017−4766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
幹線導体及び分岐線導体はそれぞれ、ケーブルの仕様に応じて種々のサイズ、即ち直径を有する。幹線把持部及び分岐線把持部が一体に成形された接続部材の場合、幹線導体及び分岐線導体の各々のサイズに対応した幹線把持部及び分岐線把持部を有する形状とする必要がある。そのため、上記接続部材を用いる場合、多種の幹線把持部と多種の分岐線把持部との組み合わせの数に対応した多種の接続部材を用意する必要がある。上記接続部材は、一般的に鋳造や押出によって製造される。多種の接続部材を製造するには、それぞれに対応した多種の金型が必要であるため、製造が煩雑となり易い。
【0005】
そこで、本開示は、多種のサイズを有する幹線導体と分岐線導体とを少ない種類の接続部材によって接続できる分岐付きケーブルを提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の分岐付きケーブルは、
幹線導体を有する幹線ケーブルと、
分岐線導体を有する少なくとも1つの分岐線ケーブルと、
前記幹線ケーブルと前記少なくとも1つの分岐線ケーブルとを電気的に接続する接続構造と、を備え、
前記接続構造は、
前記幹線導体と前記分岐線導体とを電気的に接続する接続部材を有し、
前記接続部材は、
前記分岐線導体と電気的に接続される第一部材と、
前記幹線導体と前記第一部材とを電気的に接続する第二部材と、を含み、
前記第二部材は、前記幹線導体及び前記第一部材を把持し、
前記第一部材は、前記分岐線導体が接触する第一領域と、前記第二部材に把持される第二領域と、を含み、
前記分岐線導体は前記第一領域の外面に配置される。
【発明の効果】
【0007】
本開示の分岐付きケーブルは、多種のサイズを有する幹線導体と分岐線導体とを少ない種類の接続部材によって接続できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る分岐付きケーブルの一例を示す概略説明図である。
図2は、実施形態1に係る分岐付きケーブルの接続構造を示す概略構成図である。
図3は、実施形態1に係る分岐付きケーブルの接続構造の概略分解図である。
図4は、図2に示すIV−IV線概略断面図である。
図5は、実施形態1に係る分岐付きケーブルの分岐線導体と第一部材との接続箇所を拡大して示す概略図である。
図6は、第二部材を示す概略斜視図である。
図7は、圧縮部材を示す概略断面図である。
図8は、実施形態2に係る分岐付きケーブルの一例を示す概略説明図である。
図9は、実施形態2に係る分岐付きケーブルの接続構造を示す概略構成図である。
図10は、図9に示すX−X線概略断面図である。
図11は、実施形態2に係る分岐付きケーブルの分岐線導体と第一部材との接続箇所を拡大して示す概略図である。
図12は、変形例1の第一部材を示す概略側面図である。
図13は、変形例2の第一部材の一例を示す概略側面図である。
図14は、変形例2の第一部材の別の例を示す概略側面図である。
図15は、変形例3の第一部材を示す概略断面図である。
図16は、変形例4の第一部材を示す概略側面図である。
図17は、変形例5の第一部材を示す概略側面図である。
図18は、変形例6に係る分岐付きケーブルを示す概略説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
(1)本開示の実施形態に係る分岐付きケーブルは、
幹線導体を有する幹線ケーブルと、
分岐線導体を有する少なくとも1つの分岐線ケーブルと、
前記幹線ケーブルと前記少なくとも1つの分岐線ケーブルとを電気的に接続する接続構造と、を備え、
前記接続構造は、
前記幹線導体と前記分岐線導体とを電気的に接続する接続部材を有し、
前記接続部材は、
前記分岐線導体と電気的に接続される第一部材と、
前記幹線導体と前記第一部材とを電気的に接続する第二部材と、を含み、
前記第二部材は、前記幹線導体及び前記第一部材を把持し、
前記第一部材は、前記分岐線導体が接触する第一領域と、前記第二部材に把持される第二領域と、を含み、
前記分岐線導体は前記第一領域の外面に配置される。
【0011】
上記分岐付きケーブルは、幹線導体と分岐線導体とを電気的に接続する接続部材を、互いに独立した第一部材と第二部材とを含む構成とすることで、次の効果を奏することができる。
【0012】
少ない種類の接続部材にて、多種のサイズを有する幹線導体と分岐線導体とを接続できる。分岐線導体と第二部材とが第一部材を介して接続される構成のため、分岐線導体のサイズの影響が第二部材に及ばない。また、第一部材において、第二部材に把持される第二領域の形状やサイズは、分岐線導体に接続される第一領域の形状やサイズに依存することなく任意の形状やサイズを選択できる。特に、第二領域の形状やサイズは、第一領域の形状やサイズに関係なく、一定にすることもできる。よって、個々の幹線導体と分岐線導体とのサイズに応じた種類の接続部材を用意する必要はなく、接続部材の種類数を削減することができる。
【0013】
また、上記分岐付きケーブルは、第一部材における第一領域の外面に分岐線導体が配置されることで、次の効果を奏することができる。
【0014】
(a)分岐線導体を高い自由度で第一領域に配置することができる。第一領域の外面に分岐線導体を配置するため、外面の面上であれば、どこにでも分岐線導体を配置することができることから、特定の位置に分岐線導体の配置箇所が制約されることがない。よって、上記外面の任意の位置に分岐線導体を配置できる。その結果、分岐線ケーブルと幹線ケーブルとの干渉や、複数の分岐線ケーブル同士の干渉を避け易い位置に分岐線導体を配置することが容易である。
【0015】
(b)複数の分岐線導体であっても容易に第一領域に配置することができる。第一領域の外面に対して分岐線導体を接触状態で配置できればよいため、個々の分岐線導体の配置の自由度が高く、複数の分岐線導体であっても容易に第一領域に配置することができる。よって、一本の幹線ケーブルに対して、一つの接続構造から複数の分岐線ケーブルが引き出される分岐構造を容易に構築できる。
【0016】
(2)上記の分岐付きケーブルの一形態として、
複数の前記分岐線ケーブルを備え、
複数の前記分岐線導体が前記第一領域の外面に配置されていることが挙げられる。
【0017】
上記形態は、幹線ケーブルに設けた1つの接続構造から複数の分岐線ケーブルが引き出された分岐付きケーブルを構築できる。その理由は、複数の分岐線導体が第一領域の外面に配置されているからである。
【0018】
(3)上記の分岐付きケーブルの一形態として、
前記幹線導体は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなることが挙げられる。
【0019】
上記形態は、分岐付きケーブルを軽量化できる。その理由は、幹線導体が軽金属のアルミニウム又はアルミニウム合金からなるからである。加えて、幹線ケーブルが軽量であることで、幹線ケーブルの配線が容易である。
【0020】
(4)上記の分岐付きケーブルの一形態として、
前記少なくとも1つの分岐線ケーブルの前記分岐線導体は、銅又は銅合金からなることが挙げられる。
【0021】
上記形態は、分岐線ケーブルの端末処理が容易である。その理由は、分岐線導体が銅又は銅合金からなると、特殊な工具や熟練したスキルを必要とせず、既存の工具や端子などを用いて端末処理が容易に行えることから、作業性に優れる。
【0022】
(5)上記の分岐付きケーブルの一形態として、
前記幹線導体、及び前記少なくとも1つの分岐線ケーブルの前記分岐線導体は、複数の素線が撚り合された撚線であることが挙げられる。
【0023】
上記形態は、分岐付きケーブルの配線が容易である。その理由は、幹線導体及び分岐線導体が撚線であることで、幹線ケーブル及び分岐線ケーブルを曲げられるからである。そのため、幹線ケーブル及び分岐線ケーブルの引き回しが容易である。
【0024】
(6)上記(5)に記載の分岐付きケーブルの一形態として、
前記分岐線導体の素線径は、前記幹線導体の素線径未満であることが挙げられる。
【0025】
上記形態は、分岐線ケーブルを曲げ易い。その理由は、分岐線導体を構成する撚線の素線が細いほど、分岐線導体を曲げ易いからである。分岐線ケーブルを曲げ易いため、分岐線ケーブルの引き回しが容易である。
【0026】
(7)上記(5)に記載の分岐付きケーブルの一形態として、
前記分岐線導体の素線径は、前記幹線導体の素線径以上であることが挙げられる。
【0027】
上記形態は、分岐線ケーブルが切れ難い。その理由は、分岐線導体を構成する撚線の素線が太いほど、分岐線導体が切れ難いからである。分岐線ケーブルが切れ難いため、分岐線ケーブルが断線し難い。
【0028】
(8)上記(5)から(7)のいずれか1つに記載の分岐付きケーブルの一形態として、
前記幹線導体、又は前記少なくとも1つの分岐線ケーブルの前記分岐線導体は、前記撚線が圧縮成形された圧縮導体であることが挙げられる。
【0029】
上記形態は、幹線ケーブル又は分岐線ケーブルを細径化できる。その理由は、幹線導体又は分岐線導体が圧縮導体であることで、幹線導体又は分岐線導体の外径を小さくできるからである。
【0030】
(9)上記の分岐付きケーブルの一形態として、
前記分岐線導体及び前記第一領域と、前記幹線導体及び第二領域とはそれぞれ同種金属からなることが挙げられる。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

住友電気工業株式会社
増幅器
住友電気工業株式会社
描画装置
住友電気工業株式会社
燃料電池
住友電気工業株式会社
駆動回路
住友電気工業株式会社
光変調器
住友電気工業株式会社
電子機器
住友電気工業株式会社
光変調器
住友電気工業株式会社
光受信器
住友電気工業株式会社
受光装置
住友電気工業株式会社
受光素子
住友電気工業株式会社
受光素子
住友電気工業株式会社
光ファイバ
住友電気工業株式会社
光コネクタ
住友電気工業株式会社
半導体装置
住友電気工業株式会社
半導体装置
住友電気工業株式会社
半導体装置
住友電気工業株式会社
高周波増幅器
住友電気工業株式会社
給電システム
住友電気工業株式会社
半導体光素子
住友電気工業株式会社
半導体積層体
住友電気工業株式会社
光モジュール
住友電気工業株式会社
多芯ケーブル
住友電気工業株式会社
蓄電システム
住友電気工業株式会社
光モジュール
住友電気工業株式会社
多芯ケーブル
住友電気工業株式会社
差動増幅回路
住友電気工業株式会社
光トランシーバ
住友電気工業株式会社
ミラー駆動機構
住友電気工業株式会社
ミラー駆動機構
住友電気工業株式会社
ミラー駆動機構
住友電気工業株式会社
二芯平行ケーブル
住友電気工業株式会社
緊張材の定着構造
住友電気工業株式会社
分岐付きケーブル
住友電気工業株式会社
電気絶縁ケーブル
住友電気工業株式会社
半導体モジュール
住友電気工業株式会社
炭化珪素半導体装置
続きを見る