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公開番号2021068670
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210430
出願番号2019195173
出願日20191028
発明の名称収容装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01M 10/6566 20140101AFI20210402BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】個々の送風対象物に対して風を供給するか否かを選択することが可能であり、しかも、省電力化を図り得る収容装置を提供する。
【解決手段】収容装置10は、複数の送風対象物(14)のそれぞれを収容する収容部(16)と、起風機(46)と、収容部(16)と起風機(46)とを接続して風が流通する流路とを備える。ここで、流路は、複数の収容部(16)に個別に連通する複数の第1流路30と、複数の第1流路30が集合して形成される第2流路32とを有する。起風機(46)は、第2流路32に配置される。また、第1流路30には、第1流路30内での風の流通を阻害する阻害部材(36)が設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の送風対象物のそれぞれを収容する収容部を備える収容装置において、
起風機と、
前記収容部と前記起風機とを接続して風が流通する流路と、
を備え、
前記流路は、複数の前記収容部に個別に連通する複数の第1流路と、複数の前記第1流路が集合して形成される第2流路とを有し、
前記起風機が前記第2流路に配置され、且つ前記第1流路に、該第1流路内での風の流通を阻害する阻害部材が設けられた収容装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
請求項1記載の収容装置において、前記阻害部材が前記第1流路を閉塞する方向又は開放する方向に向かって回動可能である収容装置。
【請求項3】
請求項2記載の収容装置において、前記阻害部材を回動停止状態で維持するストッパが設けられた収容装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の収容装置において、前記複数の送風対象物に接触した風を冷却又は加温するための熱交換器を備える収容装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送風対象物を収容部に収容するとともに、前記収容部内で風が流通して前記送風対象物に接触する収容装置に関する。
続きを表示(約 6,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1記載のバッテリ・レンタル装置や、特許文献2記載の蓄電装置はいずれも、バッテリを収容する収容装置である。バッテリが発熱体であることから、これらの収容装置には、バッテリを冷却する冷却風を生じさせる起風用ファンが設けられる。すなわち、両装置はバッテリを収容する収容部を備える。また、バッテリは、冷却風が送風される送風対象物である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11−98613号公報
特開2014−86608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、バッテリ・レンタル装置では、ある収容部ではバッテリの充電が開始された直後であり、別のある収容部ではバッテリの充電が既に終了しているという状況が起こり得る。充電中のバッテリは発熱量が大であるため、該バッテリに多量の冷却風を供給することが好ましい。一方、充電済のバッテリは、充電中の熱が残留している程度であり、充電終了からの時間が長いほど低温となる。このため、充電が終了して所定時間が経過したバッテリに多量の冷却風を供給する必要は特にない。
【0005】
このように、送風対象物が複数であるとき、個々の送風対象物が必要とする風量が異なる状況が想定される。これに対し、特許文献1、2に記載された技術は全てのバッテリ(送風対象物)を均等に冷却することを試みるものであり、風量を収容部毎に個別に設定することは容易ではない。この点に改善の余地がある。
【0006】
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、個々の送風対象物に対して風を供給するか否かを選択することが可能であり、しかも、省電力化を図り得る収容装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するために、本発明の一実施形態によれば、複数の送風対象物のそれぞれを収容する収容部を備える収容装置において、
起風機と、
前記収容部と前記起風機とを接続して風が流通する流路と、
を備え、
前記流路は、複数の前記収容部に個別に連通する複数の第1流路と、複数の前記第1流路が集合して形成される第2流路とを有し、
前記起風機が前記第2流路に配置され、且つ前記第1流路に、該第1流路内での風の流通を阻害する阻害部材が設けられた収容装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、第1流路が集合するようにして形成された第2流路に起風機を設けるとともに、第1流路に、風の流通を阻害する阻害部材を設けるようにしている。従って、風の流通が不要である収容部では、阻害部材によって風の流通を阻害することが可能である。一方、風の流通が必要な収容部では、阻害部材による阻害を排除し、風が流通することを可能とする。本発明では、このように、風を流通させるか否かを状況に応じて選択することができる。
【0009】
しかも、各第1流路に起風機を設ける場合、起風機の形状が概して大であるので収容装置の大型化を招くが、本発明では起風機を第2流路に設ければよいので、収容装置が大型となることが回避される。また、この構成によれば、高価な起風機を第1流路に多数個設置する構成に比して、省電力化や製造コストの低廉化を図ることができる。
【0010】
なお、起風機によって発生した風は、第1流路、第2流路のいずれが流通方向上流であってもよい。すなわち、風は、スロットから第1流路を介して第2流路に流通してもよいし、逆に、第2流路から第1流路を介してスロットに流通してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の実施の形態に係る収容装置の概略全体斜視図である。
図1の収容装置の縦断面模式図である。
阻害部材である回動扉が第1流路と第2流路の連通を遮断した状態を示す要部拡大断面図である。
図3から、回動扉が回動して第1流路と第2流路が連通した状態を示す要部拡大断面図である。
空気調和装置が組み込まれた収容装置の縦断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明に係る収容装置につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下における「前方」は、収容装置においてユーザがモバイルバッテリの出入作業を行う側を指称する。「後方」は、その裏側である。
【0013】
図1及び図2は、それぞれ、本実施の形態に係る収容装置10の概略全体斜視図、縦断面模式図である。この収容装置10を構成する筐体12には、モバイルバッテリ14を収容する収容部としてのスロット16が形成される。モバイルバッテリ14につき先ず概略説明すると、このモバイルバッテリ14は略直方体形状をなし、長手方向の一端である下端が筐体12の奥行き方向後方、他端である上端が奥行き方向前方とされ、且つ上端が水平方向よりも若干上方を指向する傾斜姿勢としてスロット16に挿入される。
【0014】
モバイルバッテリ14の下端面、換言すれば、底部には、第1端子としての雌型端子を含むバッテリ側コネクタ(いずれも図示せず)が設けられる。また、上端には、平面視で略I字形状をなすバー状のハンドル18が設けられている。後述するように、モバイルバッテリ14は、筐体12内で風が供給される送風対象物である。
【0015】
この場合、収容装置10は、上記のように構成されるモバイルバッテリ14に対して充電を行う充電装置である。すなわち、複数個(本実施の形態では8個)のスロット16には、前記バッテリ側コネクタに電気的に接続される装置側コネクタが設けられる。装置側コネクタが、バッテリ側コネクタの雌型端子に係合する雄型端子を有することは勿論である。なお、装置側コネクタ及び雄型端子のいずれも図示していない。
【0016】
筐体12において、各スロット16の上部にはインジケータ20が設けられている。インジケータ20は、各スロット16に収容されているモバイルバッテリ14の充電状態を、点灯色や点滅等によってそれぞれ表示する。また、筐体12には、個々のスロット16を閉塞状態とする蓋部材22が開閉可能に設けられる。蓋部材22は、スロット16内に雨水や埃等が侵入することを防止する。なお、収容装置10を屋内で使用する場合、蓋部材22を設ける必要は特にない。
【0017】
さらに、筐体12には、最上段のスロット16同士で挟まれる位置に操作パネル24が設けられる。ユーザは、操作パネル24を操作することにより、例えば、所定のスロット16に設けられた蓋部材22を開放したり、又は、モバイルバッテリ14の充電に要した料金の支払いを行ったり等することができる。
【0018】
スロット16は、基本骨格であるフレームによって形成される開放空間である。又は、パンチングメッシュ材等を素材として作製されたケースの内部をスロット16としてもよい。いずれの場合も、スロット16の内部空間が筐体12の内部空間に連通する。
【0019】
筐体12の前面には、外気導入口26が形成される。また、図2に示すように、筐体12内において、スロット16の後方には、各スロット16の内部空間に個別に連通する複数の第1流路30が形成される。さらに、第1流路30は、筐体12の後方で集合するように連なる。これにより、第2流路32が形成される。すなわち、筐体12内には、第1流路30と第2流路32からなる流路が形成されている。第2流路32の長手方向に直交する方向の断面積は、第1流路30の長手方向に直交する方向の断面積に比して大である。第2流路32の最下流は、筐体12の後面で排気口34として開口する。
【0020】
図3に詳細を示すように、第1流路30の出口近傍には、阻害部材としての回動扉36が設けられる。回動扉36は、その上端に設けられた回動軸部38を介して筐体12に回動可能に支持されている。回動扉36は、通気孔が形成されたものであってもよいし、形成されていないものであってもよい。
【0021】
ここで、回動扉36は、例えば、捻りコイルバネ(図示せず)により、下端が筐体12内のストッパ壁部40から離間して後方に跳ね上がるように弾発付勢されている。その一方で、第1流路30の天井面には、ストッパとして機能するソレノイドピン42が設置される。ソレノイドピン42を構成する押圧ロッド44は前方に指向して突出するとともに、回動扉36の後面に当接する。押圧ロッド44が前進して回動扉36の後面を前方側に向かって押圧しているとき、回動扉36には、捻りコイルバネの弾発力を上回る押圧力が押圧ロッド44から付与される。このため、回動扉36の下端がストッパ壁部40に着座した回動停止状態が維持される。この状態では、第1流路30が閉塞される。すなわち、第1流路30と第2流路32の連通が遮断される。
【0022】
これに対し、押圧ロッド44が後退して回動扉36が押圧力から解放されると、捻りコイルバネの弾発力によって回動扉36の下端がストッパ壁部40から離間し、第2流路32側に進行するように回動する(図4参照)。すなわち、第1流路30が開放され、第1流路30と第2流路32が連通する。このように、回動扉36は、第1流路30を閉塞又は開放する方向に回動する。ただし、回動扉36に通気孔が形成されている場合には、回動扉36の下端がストッパ壁部40に着座した閉塞状態であっても、通気孔を介してスロット16から第1流路30に風が流通する。
【0023】
図2には示されていない残余の5個のスロット16の後方にも、各スロット16の内部空間に連通する第1流路30がそれぞれ形成されるとともに、各第1流路30に回動扉36及びソレノイドピン42が設けられる。また、これら5個の第1流路30も、図示された3個の第1流路30とともに集合するようにして第2流路32に連なる。なお、一部のスロット16に回動扉36及びソレノイドピン42を設けないようにしてもよい。
【0024】
第2流路32の入口近傍には、起風機としての起風用ファン46が配設される。この起風用ファン46が回転することに伴い、スロット16内の内気が吸引されて第1流路30に向かって流通する。すなわち、風が発生する。風は、第2流路32を介して排気口34から筐体12の外部に排出される。
【0025】
以上の構成において、装置側コネクタ、ソレノイドピン42及び起風用ファン46は、スロット16の上方に設けられた制御装置50に電気的に接続される。すなわち、筐体12内の上方スペース52に収容された制御装置50は、装置側コネクタからの信号を受けて装置側コネクタとバッテリ側コネクタが電気的に接続されたことを認識する一方で、ソレノイドピン42及び起風用ファン46に対して起動又は停止の制御信号を発する。換言すれば、ソレノイドピン42及び起風用ファン46は、制御装置50の制御作用下に付勢又は滅勢される。
【0026】
本実施の形態に係る収容装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。なお、説明の便宜を図るため、全てのスロット16内のモバイルバッテリ14が満充電状態であり、且つ全ての回動扉36が第1流路30を閉塞している状況から、1個のスロット16内のモバイルバッテリ14を取り出して充電を必要とするモバイルバッテリ14に交換する場合を例示する。
【0027】
収容装置10には、外部電源から予め電力が供給されている。この電力を受けた制御装置50により、起風用ファン46が起動されている。この時点では、上記したように全ての回動扉36が第1流路30を閉塞しているので、スロット16内の内気が起風用ファン46に吸引されることはほとんどない。すなわち、収容装置10内で風が発生することは容易ではない。なお、回動扉36に通気孔が形成されている場合には、該通気孔を介してスロット16内の内気が起風用ファン46に吸引され、微風が生じる。
【0028】
ユーザは、例えば、インジケータ20が緑色で点灯していることに基づき、スロット16内のモバイルバッテリ14が満充電であることを容易に認識することができる。次に、ユーザは、操作パネル24にIDを入力する等の所定の操作を行う。蓋部材22が設けられている場合には、このような操作により、制御装置50は、蓋部材22及びモバイルバッテリ14に対するロックをそれぞれ解除する。すなわち、蓋部材22を開放することや、モバイルバッテリ14をスロット16から取り出すことを可能な状態とする。その後、ユーザは、蓋部材22を開放してスロット16内のモバイルバッテリ14のハンドル18を握持し、該モバイルバッテリ14をスロット16から引き出す。これに伴い、雌型端子、雄型端子の係合が解除されて装置側コネクタがバッテリ側コネクタから離間する。
【0029】
次に、ユーザは、充電を必要とするモバイルバッテリ14のハンドル18を握持し、モバイルバッテリ14をスロット16に対して略平行な姿勢とする。このとき、ハンドル18が設けられた上端が筐体12の前方側、バッテリ側コネクタが設けられた下端が後方側を向くようにする。ユーザは、この状態でモバイルバッテリ14をスロット16内に挿入し、さらに押し込む。これに伴い、雌型端子に雄型端子が係合して装置側コネクタとバッテリ側コネクタが電気的に接続される。
【0030】
このようにしてモバイルバッテリ14がスロット16内の所定位置に到達し且つ両コネクタが電気的に接続されたことを認識した制御装置50は、モバイルバッテリ14に対してロックを行い、該モバイルバッテリ14を位置決め固定する。制御装置50は、さらに、ユーザが蓋部材22を閉止したとき、該蓋部材22に対してロックを行い、蓋部材22を開放し得ない状態とする。
(【0031】以降は省略されています)

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