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公開番号2021068511
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210430
出願番号2019190726
出願日20191018
発明の名称配線部材
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01B 7/00 20060101AFI20210402BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】シートのある位置において電線同士が接続されることが容易になる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】配線部材10は、少なくとも1本の第1被覆電線20と、少なくとも1本の第2被覆電線20と、少なくとも前記第1被覆電線20が固定された第1シート30と、を備え、前記第1シート30に第1孔32が形成され、前記第1被覆電線20の芯線22と前記第2被覆電線20の芯線22とが接続された接続部26が、前記第1孔32が形成された領域に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1本の第1被覆電線と、
少なくとも1本の第2被覆電線と、
少なくとも前記第1被覆電線が固定された第1シートと、
を備え、
前記第1シートに第1孔が形成され、
前記第1被覆電線の芯線と前記第2被覆電線の芯線とが接続された接続部が、前記第1孔が形成された領域に位置する、配線部材。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の配線部材であって、
前記接続部において芯線同士が溶接されている、配線部材。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の配線部材であって、
前記接続部が前記第1被覆電線の中間部に設けられている、配線部材。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の配線部材であって、
前記接続部が前記第1被覆電線の端部に設けられている、配線部材。
【請求項5】
請求項4に記載の配線部材であって、
前記第1被覆電線の端部において芯線より先端側に被覆層があり、
前記被覆層が前記第1シートに固定されている、配線部材。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記第1被覆電線の芯線と前記第2被覆電線の芯線とが交差している、配線部材。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記第2被覆電線が前記第1シートに固定されている、配線部材。
【請求項8】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記第2被覆電線が固定された第2シートをさらに備え、
前記第2シートに第2孔が形成され、
前記第1孔と前記第2孔とが重なるように前記第1シートと前記第2シートとが積層されている、配線部材。
【請求項9】
請求項8に記載の配線部材であって、
前記第1シートと前記第2シートとが前記接続部の位置から相互に交差する方向に延びている、配線部材。
【請求項10】
請求項9に記載の配線部材であって、
前記接続部が複数設けられ、
前記複数の接続部が階段状に並んでいる、配線部材。
【請求項11】
請求項10に記載の配線部材であって、
少なくとも1本の線状伝送部材をさらに備え、
前記線状伝送部材は、前記第1シートに固定されており、前記第1被覆電線及び前記第2被覆電線とは接続されておらず、
前記接続部から一方側に前記第2被覆電線が延び、前記接続部に対して他方側に前記線状伝送部材が配置されている、配線部材。
【請求項12】
請求項8に記載の配線部材であって、
前記第1シートと前記第2シートとが前記接続部の位置から同方向に延びている、配線部材。
【請求項13】
請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記接続部を覆う絶縁カバー部が設けられている、配線部材。
【請求項14】
請求項13に記載の配線部材であって、
前記絶縁カバー部は、前記第1シートの一部が折り返されて形成された部分を含む、配線部材。
【請求項15】
請求項14に記載の配線部材であって、
前記第1シートには前記第1被覆電線に沿って曲がって延びている部分を含む曲げ領域部が設けられ、
前記曲げ領域部のうち内向きに曲がる部分に前記絶縁カバー部が設けられている、配線部材。
【請求項16】
請求項13から請求項15のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記第1シートに前記第1孔が複数形成され、
前記絶縁カバー部は、前記複数の第1孔の間の位置において前記接続部を仕切っている、配線部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線部材に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、シート状に形成された機能性外装部材に電線が溶着されたワイヤーハーネスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018−137208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シートのある位置において電線同士が接続されることが望まれている。
【0005】
そこで、シートのある位置において電線同士が接続されることが容易になる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配線部材は、少なくとも1本の第1被覆電線と、少なくとも1本の第2被覆電線と、少なくとも前記第1被覆電線が固定された第1シートと、を備え、前記第1シートに第1孔が形成され、前記第1被覆電線の芯線と前記第2被覆電線の芯線とが接続された接続部が、前記第1孔が形成された領域に位置する、配線部材である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、シートのある位置において電線同士が接続されることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる配線部材を示す平面図である。
図2は図1のII−II線に沿って切断された断面図である。
図3は実施形態1にかかる配線部材を製造する様子を示す説明図である。
図4は実施形態2にかかる配線部材を示す平面図である。
図5は図4のV−V線に沿って切断された断面図である。
図6は実施形態2にかかる配線部材を製造する様子を示す説明図である。
図7は実施形態3にかかる配線部材を示す平面図である。
図8は実施形態3にかかる配線部材を製造する様子を示す説明図である。
図9は実施形態1にかかる配線部材の変形例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の配線部材は、次の通りである。
【0011】
(1)少なくとも1本の第1被覆電線と、少なくとも1本の第2被覆電線と、少なくとも前記第1被覆電線が固定された第1シートと、を備え、前記第1シートに第1孔が形成され、前記第1被覆電線の芯線と前記第2被覆電線の芯線とが接続された接続部が、前記第1孔が形成された領域に位置する配線部材である。第1孔が形成された領域において第1被覆電線と第2被覆電線とを接続できる。シートのある位置において被覆電線同士が接続されることが容易になる。
【0012】
(2)前記接続部において芯線同士が溶接されていてもよい。これにより、接続部において、芯線同士を接続するための部品が不要となる。
【0013】
(3)前記接続部が前記第1被覆電線の中間部に設けられていてもよい。これにより、シートのある位置に簡易に中間スプライスを設けることができる。
【0014】
(4)前記接続部が前記第1被覆電線の端部に設けられていてもよい。これにより、電線端部を接続することができる。
【0015】
(5)前記第1被覆電線の端部において芯線より先端側に被覆層があり、前記被覆層が前記第1シートに固定されていてもよい。これにより、第1被覆電線の端部における芯線を第1孔の位置に位置決めしやすい。
【0016】
(6)前記第1被覆電線の芯線と前記第2被覆電線の芯線とが交差していてもよい。これにより、芯線同士を接続しやすい。
【0017】
(7)前記第2被覆電線が前記第1シートに固定されていてもよい。これにより、同じシートに固定された電線同士を接続できる。
【0018】
(8)前記第2被覆電線が固定された第2シートをさらに備え、前記第2シートに第2孔が形成され、前記第1孔と前記第2孔とが重なるように前記第1シートと前記第2シートとが積層されていてもよい。これにより、異なるシートに固定された電線同士を接続できる。
【0019】
(9)前記第1シートと前記第2シートとが前記接続部の位置から相互に交差する方向に延びていてもよい。これにより、異なる方向に延びる分岐が簡易に形成される。
【0020】
(10)前記接続部が複数設けられ、前記複数の接続部が階段状に並んでいてもよい。これにより、第1被覆電線の被覆層と第2被覆電線の被覆層とが交差することを抑制できる。これにより、配線部材の厚み寸法が大きくなることを抑制できる。
【0021】
(11)少なくとも1本の線状伝送部材をさらに備え、前記線状伝送部材は、前記第1シートに固定されており、前記第1被覆電線及び前記第2被覆電線とは接続されておらず、前記接続部から一方側に前記第2被覆電線が延び、前記接続部に対して他方側に前記線状伝送部材が配置されていてもよい。これにより、線状伝送部材が第1被覆電線及び第2被覆電線と交差することを抑制できる。これにより、配線部材の厚み寸法が大きくなることを抑制できる。
【0022】
(12)前記第1シートと前記第2シートとが前記接続部の位置から同方向に延びていてもよい。これにより、同じ方向に延びる電線のうち異なる層に配置された電線同士を接続できる。
【0023】
(13)前記接続部を覆う絶縁カバー部が設けられていてもよい。これにより、接続部において短絡を抑制できる。
【0024】
(14)前記絶縁カバー部は、前記第1シートの一部が折り返されて形成された部分を含んでいてもよい。これにより、絶縁カバー部を簡易に設けることができる。
【0025】
(15)前記第1シートには前記第1被覆電線に沿って曲がって延びている部分を含む曲げ領域部が設けられ、前記曲げ領域部のうち内向きに曲がる部分に前記絶縁カバー部が設けられていてもよい。曲げ領域部はシートの歩留まりが悪くなりやすい。曲げ領域部のうち内向きに曲がる部分に絶縁カバー部が設けられることによってシートの歩留まりの改善を図ることができる。
【0026】
(16)前記第1シートに前記第1孔が複数形成され、前記絶縁カバー部は、前記複数の第1孔の間の位置において前記接続部を仕切っていてもよい。これにより、複数の接続部が短絡することが抑制される。
【0027】
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の配線部材の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0028】
[実施形態1]
以下、実施形態1にかかる配線部材10について説明する。図1は実施形態1にかかる配線部材10を示す平面図である。図2は図1のII−II線に沿って切断された断面図である。図3は実施形態1にかかる配線部材10を製造する様子を示す説明図である。なお図1においてカバー40が省略されている。
【0029】
配線部材10は、複数の被覆電線20とシート30とカバー40とを備える。シート30は、全体として扁平な形状に形成されている。複数の被覆電線20がシート30上に固定されることによって、配線部材10が扁平な形態に保たれる。被覆電線20がシート30に固定されたものは配線体12と称されることがある。カバー40はシート30とは反対側から被覆電線20を覆っている。
【0030】
複数の被覆電線20は、車両における部品同士を電気的に接続する部材である。被覆電線20の端部には、例えばコネクタが設けられる。このコネクタが相手側部品に設けられたコネクタと接続されることで、被覆電線20が相手側部品に接続される。つまり、本配線部材10は、車両等において各種部品同士を電気的に接続する配線部材10として用いられる。コネクタは、シート30に固定されていてもよい。
(【0031】以降は省略されています)

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