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公開番号2021067315
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210430
出願番号2019192929
出願日20191023
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人特許業務法人R&C
主分類F16H 7/18 20060101AFI20210402BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】ベルト伝動機構をクラッチに兼用する場合であっても、伝動ベルトの抜け外れを防止することが要望されていた。
【解決手段】エンジン12から作業装置へ動力伝達を中継する中継伝動軸31と、エンジン12から中継伝動軸31に動力を伝達するベルト伝動機構30と、が備えられ、ベルト伝動機構30に、エンジン12の出力軸29に備えられた第一プーリ33と、中継伝動軸31に備えられた第二プーリ34と、第一プーリ33と第二プーリ34とに亘って巻回された伝動ベルト35と、伝動ベルト35のうちの下側の回動経路部分に対して緊張力を付与するテンション機構40と、伝動ベルト35のうちの上側の回動経路部分に対して作用する板状のリテーナ54と、が備えられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、作業装置と、前記エンジンから前記作業装置へ動力伝達を中継する中継伝動軸と、前記エンジンから前記中継伝動軸に動力を伝達するベルト伝動機構とが備えられ、
前記ベルト伝動機構に、前記エンジンの出力軸に備えられた第一プーリと、前記中継伝動軸に備えられた第二プーリと、前記第一プーリと前記第二プーリとに亘って巻回された伝動ベルトと、前記伝動ベルトのうちの下側の回動経路部分に対して緊張力を付与するテンション機構と、前記伝動ベルトのうちの上側の回動経路部分に対して作用する板状のリテーナとが備えられている作業車。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記リテーナは、間隔をあけて設けられた左右の脚部を介して固定部に支持されている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
左右の前記脚部の前記リテーナから離れた箇所同士を連結する連結部が備えられている請求項2に記載の作業車。
【請求項4】
前記連結部は、左右の前記脚部の前記リテーナとは反対側の端部同士を連結するものであり、前記固定部に対する取り付け部を兼用している請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
左右の前記脚部は、板状体であり、かつ、互いに対向する状態で設けられている請求項2から4のいずれか1項に記載の作業車。
【請求項6】
前記固定部が前記エンジンの側壁である請求項2から5のいずれか1項に記載の作業車。
【請求項7】
前記第一プーリは、複数のベルト溝が並ぶ状態で形成された多連式のプーリにて構成され、
前記リテーナは、前記複数のベルト溝の並び方向の両側端部に跨る幅を有する平坦面形状に構成されている請求項1から6のいずれか1項に記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバイン等の作業車に関し、詳しくは、動力伝達用のベルト伝動機構が備えられた作業車に関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来では、作業車の一例としてのコンバインにおいて次のように構成されたものがあった。すなわち、動力伝達用のベルト伝動機構が、エンジンの出力軸に備えられた第一プーリと中継伝動軸に備えられた第二プーリとに亘って伝動ベルトが巻回され、伝動ベルトの上側の回動経路部分に対して緊張力を付与するテンション機構が備えられる構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015−65876号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来構成では、伝動ベルトに緊張力を付与することで動力伝達を行うことができるが、このベルト伝動機構をベルトテンション式のクラッチに兼用する場合がある。ベルト伝動機構をクラッチに兼用する場合においては、クラッチ切り状態に切り換えたときに、伝動ベルトの張り具合が緩くなり、伝動ベルトが上下方向に揺れ動いてプーリから抜け外れてしまうことがある。特に、エンジンの出力軸から動力伝達するものでは、エンジンが作動に伴って振動するので、伝動ベルトが振動するおそれが大である。
【0005】
そこで、ベルト伝動機構をクラッチに兼用する場合であっても、伝動ベルトの抜け外れを防止することが要望されていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る作業車の特徴構成は、エンジンと、作業装置と、前記エンジンから前記作業装置へ動力伝達を中継する中継伝動軸と、前記エンジンから前記中継伝動軸に動力を伝達するベルト伝動機構とが備えられ、前記ベルト伝動機構に、前記エンジンの出力軸に備えられた第一プーリと、前記中継伝動軸に備えられた第二プーリと、前記第一プーリと前記第二プーリとに亘って巻回された伝動ベルトと、前記伝動ベルトのうちの下側の回動経路部分に対して緊張力を付与するテンション機構と、前記伝動ベルトのうちの上側の回動経路部分に対して作用する板状のリテーナと、が備えられている点にある。
【0007】
本発明によれば、ベルト伝動機構を、エンジンから作業装置に対する動力伝達を入り切りするクラッチに兼用する場合には、テンション機構が緊張力を付与して動力伝達を行うクラッチ入り状態となり、テンション機構の緊張力を弱めることで動力伝達を遮断するクラッチ切り状態となる。
【0008】
クラッチ切り状態では、伝動ベルトの張り具合が緩くなるが、伝動ベルトの上側の回動経路部分に対してリテーナが作用して抜け外れを防止することができる。リテーナは、板状に構成されるので、伝動ベルトに対して外周側から広い範囲で受止めることができ、安定的に伝動ベルトの抜け外れを防止することが可能である。
【0009】
従って、ベルト伝動機構をクラッチに兼用する場合であっても、伝動ベルトの抜け外れを防止することが可能となった。
【0010】
本発明においては、前記リテーナは、間隔をあけて設けられた左右の脚部を介して固定部に支持されていると好適である。
【0011】
本構成によれば、リテーナは、左右の脚部によって両持ち状態で安定的に固定部に支持することができる。その結果、使用を継続しても姿勢が変化することなく、伝動ベルトの抜け外れ機能を良好に維持できる。
【0012】
本発明においては、左右の前記脚部の前記リテーナから離れた箇所同士を連結する連結部が備えられていると好適である。
【0013】
本構成によれば、連結部によって連結されることにより全体として剛性が増すので、伝動ベルトからの反力等によって変形することを回避し易い。
【0014】
本発明においては、前記連結部は、左右の前記脚部の前記リテーナとは反対側の端部同士を連結すると好適である。
【0015】
本構成によれば、連結部を利用して固定部に取り付けることができ、専用の取付部を別途設けることなく、簡素な構成で対応できる。
【0016】
本発明においては、左右の前記脚部は、板状体であり、かつ、互いに対向する状態で設けられていると好適である。
【0017】
本構成によれば、面同士が対向する左右の板状体によってリテーナが支持されるので、リテーナが上方に向けて移動するような外力が掛かる場合、脚部に対して、板厚方向と直交する方向、言い換えると、板面に沿う方向に力が掛かるので、強い力に耐えることができる。その結果、伝動ベルトからの反力が掛かっても耐久性に優れたものになる。
【0018】
本発明においては、前記固定部が前記エンジンの側壁であると好適である。
【0019】
本構成によれば、エンジンの側壁を有効に利用することで、簡素な支持構造にてリテーナを支持することができる。
【0020】
本発明においては、前記第一プーリは、複数のベルト溝が並ぶ状態で形成された多連式のプーリにて構成され、前記リテーナは、前記複数のベルト溝の並び方向の両側端部に跨る幅を有する平坦面形状に構成されていると好適である。
【0021】
本構成によれば、第一プーリには複数の伝動ベルトが並ぶ状態で巻回されるが、リテーナは複数の伝動ベルトの全てのものに対して有効に外れ防止機能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
コンバインの全体側面図である。
コンバインの全体平面図である。
脱穀クラッチ配設部の左側面図である。
脱穀クラッチ配設部の縦断正面図である。
脱穀クラッチの断面図である。
リテーナ配設部の斜視図である。
テンションローラの分解斜視図である。
第2実施形態の脱穀クラッチ配設部の左側面図である。
第2実施形態の脱穀クラッチ配設部の縦断正面図である。
排気筒カバーの組み付け状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
〔第1実施形態〕
以下、本発明に係る作業機の第1実施形態を、作業車の一例としての普通型コンバインに適用した場合について図面に基づいて説明する。
【0024】
この実施形態で、図1,2に符号(F)で示す方向が機体前側、図1,2に符号(B)で示す方向が機体後側である。図2に符号(L)で示す方向が機体左側、図2に符号(R)で示す方向が機体右側である。
【0025】
〔全体構成〕
図1に、普通型コンバインを示している。このコンバインの走行機体には、機体フレーム1とクローラ走行装置2とが備えられている。走行機体の前方には、圃場の植立穀稈を収穫する刈取部3が設けられている。刈取部3には、植立穀稈を掻き込む掻込みリール4と、植立穀稈を切断する刈刃5と、刈取穀稈を刈幅方向に横送りして寄せ集めて後方に送り出すオーガ6と、が備えられている。
【0026】
刈取部3の後方に運転部7が設けられている。運転部7は上方がキャノピー8にて覆われている。運転部7の後方に、脱穀処理して得られた穀粒を貯留する穀粒タンク9が備えられている。刈取穀稈の全稈を脱穀処理する作業装置としての脱穀装置10が穀粒タンク9と横並び状態で備えられている。刈取部3と脱穀装置10とに亘って、刈取穀稈の全稈を脱穀装置10に向けて搬送するフィーダ11が備えられている。運転部7の下方にエンジン12が備えられている。
【0027】
〔運転部〕
図3に、コンバインの運転部7を示している。運転部7には、操作者が着座する運転座席13、運転座席13の前方に位置するフロントパネル14、運転座席13の左横側に位置して運転部7の前後に亘るサイドパネル15が備えられている。サイドパネル15には、走行用主変速レバー16、走行用副変速レバー17、脱穀クラッチレバー18、刈取クラッチレバー19等が備えられている。
【0028】
フロントパネル14の右側には、機体進行方向を向き変更させるステアリングレバー20が備えられている。フロントパネル14の左右中央部には、機体の走行状態に関する情報を表示する液晶式の情報表示部21が備えられている。情報表示部21の左横側には、方向指示器や作業灯切換器等を有するコンビネーションスイッチ22が備えられている。
【0029】
コンビネーションスイッチ22の左側には、前後に並ぶ状態で、エンジン12に供給される燃料に水分が侵入している異常状態を表示する燃料異常表示ランプ23と、エンジン周りの各部の異常を表示するエンジン異常表示ランプ24と、情報表示部21の表示内容を切り換える表示切換スイッチ25とが備えられている。
【0030】
サイドパネル15の下方には、エンジン12の排気を処理するマフラー26が備えられ、マフラー26からの排気は排気筒27によって後部側に排出されている。排気筒27により排出された排気は、前後方向に延びる排気管28により機体後部に向けて案内されて外部に放出される。排気管28は、脱穀装置10と穀粒タンク9との間を通って機体後部まで延びている。
(【0031】以降は省略されています)

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