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公開番号2021066391
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210430
出願番号2019194931
出願日20191028
発明の名称台車
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類B62B 3/04 20060101AFI20210402BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】 冷蔵庫や洗濯機等の家電機器、あるいは、資材のような大きく重量がある物品を作業者が台車で運ぶ場合、その物品を台車に載置する際に作業者にかかる荷重が大きい。
【解決手段】 台車100は、受け部101、ガススプリング102、ガススプリング103、油圧ダンパ104を備える。ガススプリング102とガススプリング103は、受け部101を押し上げる方向に作用する。物品を受け部101に載置すると、受け部101は物品の重量によって押し下がる方向に動く。このとき、油圧ダンパ104によって受け部101が動く速度が調整される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
直立状態で使用する物品を斜めに載置した状態で運ぶ台車であって、
前記物品を載置する受け部と、
前記受け部を押し上げるガススプリングと、
前記受け部が動く際の速度を調整する油圧ダンパとを備え、
前記受け部は、前記物品の重量によって押し下がる方向に動くことを特徴とする台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を斜めに載置した状態で運ぶ台車に関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、折り畳むことができ、更に折り畳んだ状態で容易に動かすことができる台車が開示されている。台車は様々な用途で利用される。例えば冷蔵庫や洗濯機等の家電機器を製造する工場において、これらの家電機器を作業者が運ぶ際にも台車が利用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019−123348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷蔵庫や洗濯機等の家電機器、あるいは、資材のような大きく重量がある物品を作業者が台車で運ぶ場合、その物品を台車に載置する際に作業者にかかる荷重が大きい。
【0005】
そこで本発明では、物品を台車に載置する際に作業者にかかる荷重を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明が提供する台車は、直立状態で使用する物品を斜めに載置した状態で運ぶ台車であって、物品を載置する受け部と、受け部を押し上げるガススプリングと、受け部が動く際の速度を調整する油圧ダンパとを備え、受け部は、物品の重量によって押し下がる方向に動くことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、物品を台車に載置する際に作業者にかかる荷重を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
台車100の外観を示す図である。
台車100の外観を示す図である。
台車100の外観を示す図である。
台車100の外観を示す図である。
台車100の一部を示す図である。
ロック機構105を説明する図である。
ロック機構105を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(実施形態)
図1は、台車100を横から見た際の外観を示す図である。図1の左側が台車100の正面側に対応し、図1の右側が台車100の背面側に対応する。台車100は受け部101を備え、作業者はこの受け部101に冷蔵庫や洗濯機等の家電機器、あるいは、資材のような大きく重量がある物品を載置する。更に台車100は、2つのガススプリング(ガススプリング102とガススプリング103)、油圧ダンパ104、ロック機構105とを備える。図1では、2つのガススプリングのうちガススプリング102が見えていて、ガススプリング103はガススプリング102の背後に隠れている。
【0010】
台車100を作業者が使用していない場合、台車100は図2の状態で所定の保管場所に置かれている。このとき、受け部101は、ロック機構105によって倒れた状態で固定される。ロック機構105の詳細については後ほど詳しく説明する。台車100を使用する場合、作業者は最初にロック機構105を操作し、ロック機構105による受け部101の固定を解除する。ロック機構105による受け部101の固定が解除されると、2つのガススプリングが受け部101を押し上げる。このとき、油圧ダンパ104によって、2つのガススプリングが受け部101を押し上げる速度が速くなり過ぎないように調整される。図1は、2つのガススプリングによって受け部101が最後まで押し上げられた状態を示す。
【0011】
図3は、作業者が冷蔵庫300を受け部101に載置し始めた状態を示す。冷蔵庫300は、台車100によって運ばれる物品の一例である。作業者が冷蔵庫300を受け部101に載置すると、冷蔵庫300の重量が受け部101を押し下げる方向に作用する。冷蔵庫300の重量が受け部101を押し下げる力は、2つのガススプリングが受け部101を押し上げる力よりも強いため、受け部101は倒れていく。このとき、油圧ダンパ104によって、受け部101が倒れる速度が速くなり過ぎないように調整される。図4は、受け部101が最後まで倒れた状態を示す。作業者は、図4の状態で冷蔵庫300を運ぶ。
【0012】
従来の台車の場合、台車が図4に示すような状態になるまで、作業者は冷蔵庫300の重量を支え続ける必要があった。これに対して本実施形態の台車100は、図3の状態にしさえすれば後は受け部101が自動的に倒れて図4の状態になるため、作業者にかかる荷重が従来の台車よりも低減される。なお、冷蔵庫300を受け部101に載置する際には、冷蔵庫300の重量によって台車100が動かないように足や手で台車を固定したり、台車100の車輪を予めロックする必要がある。
【0013】
また、後ほど詳しく説明するが、本実施形態の台車100は、図4に示すように受け部101が最後まで倒れると、ロック機構105によって受け部101が最後まで倒れた状態で固定される。もし、ロック機構105によって受け部101が最後まで倒れた状態で固定されなければ、冷蔵庫300を所望の場所に降ろす際に受け部が2つのガススプリングによって押し上げられ、作業者が意図していない速度で冷蔵庫300が勢いよく動いてしまい、思わぬ事故の発生に繋がる可能性がる。台車100を、ロック機構105によって受け部101が最後まで倒れた状態で固定することで、このような事故が発生することを防止できる。
【0014】
次に、図5から図7をロック機構105について詳しく説明する。図5は、台車100を台車100の正面側から図1の矢印106の方向に見た場合を示す図である。台車100の車体は、把手部506に繋がるフレーム501、把手部506に繋がるフレーム504、フレーム501とフレーム504の間に存在するフレーム502、フレーム503等の部材で構成される。
【0015】
図6は、ロック機構105の詳細と、ロック機構105とフレーム503の位置関係を示す図である。図6は、受け部101が最後まで倒れる直前の状態を示す。ロック機構105は、カム機構601、バネ602、ストッパー603から構成される。
【0016】
次に図7を用いて、ロック機構105の動作を時系列に沿って説明する。受け部101が倒れていくと、カム機構601の先端がフレーム503に接触する。この様子を図7(A)に示す。更に受け部101が倒れていくと、カム機構601が支点701を中心に回転し(図7の場合、反時計回りに回転する)、バネ602が伸びていく。この様子を図7(B)に示す。受け部101が最後まで倒れると、カム機構601の溝部にフレーム503がはまる。この様子を図7(C)に示す。図7(C)の状態になると、バネ602がカム機構601を引っ張る作用により、カム機構601の溝部からフレーム503が自然に外れなくなる。これにより、冷蔵庫300を受け部101から降ろしたとしても、受け部101が最後まで倒れた状態で固定される。台車100を、図1のように受け部101が最後まで押し上げられた状態にするためには、作業者が手動でカム機構601の溝部をフレーム503から外す必要がある。カム機構601の溝部をフレーム503から外しても、ストッパー603によってカム機構601の動き(図7の場合、支点701を中心に時計回りに回転する動き)が抑制される。
【0017】
本実施形態の台車100は、例えば家電機器のような直立状態で使用する物品を、図4に示すように斜めに載置して運ぶために使用される。ガススプリング102とガススプリング103は、受け部101を押し上げる方向に作用する。作業者が物品を受け部101に載置すると、受け部101は物品の重量によって押し下がる方向に動く。このとき、油圧ダンパ104によって受け部101が動く速度が調整される。なお、本実施形態では2つのガススプリングを使用すると説明したが、ガススプリングの数は1つでも良いし、3以上であっても良い。また、本実施形態では1つの油圧ダンパを使用すると説明したが、油圧ダンパの数は2以上であっても良い。
(変形例)
上述した実施形態の場合、冷蔵庫300等の物品を受け部101に載置する際には、物品の重量によって台車100が動かないように足や手で台車を固定したり、台車100の車輪を予めロックする必要がある。そこで、図1に示すように受け部101が最後まで押し上げられた状態になったことに連動して、自動的に台車100の車輪をロックする機構を取り入れても良い。この機構により、冷蔵庫300等の物品を受け部101に載置する際に、物品の重量によって台車100が勝手に動くことを防止できる。
【符号の説明】
【0018】
100 台車
101 受け部
102 ガススプリング
103 ガススプリング
104 油圧ダンパ
105 ロック機構
300 冷蔵庫
503 フレーム
601 カム機構
602 バネ
603 ストッパー
701 支点

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