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公開番号2021066199
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210430
出願番号2019190436
出願日20191017
発明の名称制御装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人特許業務法人大塚国際特許事務所,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20210402BHJP(車両一般)
要約【課題】車内環境の制御を比較的簡便に実現可能とする。
【解決手段】車載装置の出力値を制御するための制御装置であって、乗員の発言内容を解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果に基づいて前記出力値の変更の開始および停止を実行可能に構成された出力制御手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車載装置の出力値を制御するための制御装置であって、
乗員の発言内容を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づいて前記出力値の変更の開始および停止を実行可能に構成された出力制御手段と、を備える
ことを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記出力値は、所定範囲内の何れかの値をとり、
前記発言内容が前記出力値を上げることを示す場合には、前記出力制御手段は、前記出力値を現在の値から前記所定範囲の上限値に向けて順にシフトさせ、
前記発言内容が前記出力値を下げることを示す場合には、前記出力制御手段は、前記出力値を現在の値から前記所定範囲の下限値に向けて順にシフトさせ、
前記発言内容が前記出力値の変更を停止することを示す場合には、前記出力制御手段は前記出力値の前記シフトを停止する
ことを特徴とする請求項1記載の制御装置。
【請求項3】
前記車載装置は音源装置であり、
前記出力値は前記音源装置の音量を示す
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の制御装置。
【請求項4】
前記車載装置は空調装置であり、
前記出力値は前記空調装置の送風量を示す
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の制御装置。
【請求項5】
前記車載装置は空調装置であり、
前記出力値は前記空調装置の設定温度を示す
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の制御装置。
【請求項6】
前記発言内容が前記出力値の変更を停止することを示す場合には、前記出力制御手段は、前記出力値を、該変更の停止を示す前記乗員の発言のタイミングよりも所定期間前の値に設定する
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項記載の制御装置。
【請求項7】
前記出力値の変更の停止後の前記発言内容が前記出力値の調整を示す場合には、前記出力制御手段は、前記出力値を、該変更の停止を示す前記乗員の発言のタイミングよりも所定期間後にとるべき値に設定する
ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項記載の制御装置。
【請求項8】
前記乗員の発言の前記タイミングは、該発言の終了のタイミングである
ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の制御装置。
【請求項9】
前記出力制御手段は、データベースを参照することにより前記乗員の発言内容が予め登録されたものであった場合に、前記出力値を制御するための制御信号を出力する
ことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項記載の制御装置。
【請求項10】
前記乗員の音声を検出する音声検出手段を更に備える
ことを特徴とする請求項1から請求項9の何れか1項記載の制御装置。
【請求項11】
請求項1から請求項10の何れか1項記載の制御装置と、
前記車載装置と、を備える
ことを特徴とする車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主に車載用制御装置に関する。
続きを表示(約 4,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車載用空調装置を乗員の音声により制御可能とするシステム構成が記載されている。特許文献1によれば、例えば「温度を下げる」といった乗員の音声があった場合、その音声の検出に応答して空調装置の設定温度が0.5[℃]下げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016−083984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、空調装置の設定温度を変更する際の変更量は、外部環境、乗員の体調等、多様な要素によって、調整が必要となる場合が多い。よって、より適切な車内環境をユーザに提供するため、この変更量を比較的簡便に調整可能とする技術が求められうる。尚、ここでは空調装置を例示したが、車内環境に関わる他の車載装置(例えば音源装置)についても同様のことが云える。
【0005】
本発明は、車内環境の制御を比較的簡便に実現可能とすることを例示的目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの側面は制御装置に係り、前記制御装置は、車載装置の出力値を制御するための制御装置であって、乗員の発言内容を解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果に基づいて前記出力値の変更の開始および停止を実行可能に構成された出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車内環境を比較的簡便に制御可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る車両1の構成例を示す図。
車載装置の制御方法の一例を説明するためのフローチャート。
車載装置の出力値を変更する際の態様の一例を示すタイミングチャート。
車載装置の出力値を変更する際の態様の他の例を示すタイミングチャート。
車載装置の出力値を変更する際の態様の他の例を示すタイミングチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る車両1の構成の一例を示す。車両1は、車載装置11、集音装置12および制御装置13を備える。車両1は、本実施形態では四輪車とするが、二輪車、三輪車等であってもよく、車輪の数量は本例に限られるものではない。
【0011】
車載装置11は、本実施形態では音源装置とするが、例えば空調装置等、車内環境を制御するための何れの電子機器であってもよい。音源装置は、例えば、ラジオ、CD/DVDプレイヤ、ナビゲーションシステム等の機能を備えるオーディオ装置に内蔵されうるスピーカである。乗員は、車載装置11の出力値(本実施形態では音量)を変更することにより車内環境を快適なものにすることが可能である。尚、車載装置11の出力値を変更するための操作子は、一般に、ステアリングホイール、インストゥルメントパネル等が設けられたダッシュボードの何れかの部位に設けられうる。
【0012】
集音装置12は、車内空間(キャビン)の音を集音可能に構成され、公知のマイクロフォンが集音装置12として用いられればよい。集音装置12は、詳細については後述とするが、例えば乗員の音声を検出することが可能である。集音装置12は、音声検出装置、音検出装置等と表現されてもよい。
【0013】
制御装置13は、集音装置12により検出された音声に基づいて車載装置11の出力制御を実行可能に構成される。詳細については後述とするが、例えば、制御装置13は、乗員の所定の発言を契機として車載装置11の出力値の変更を開始し、乗員の他の発言を契機として該変更を停止することができる。制御装置13は、CPU(中央演算装置)、メモリおよび外部通信インタフェースを含み、所定のプログラムに基づいて車載装置11の制御を実行可能とするが、該制御はASIC(特定用途向け集積回路)等の半導体装置により実行されてもよい。即ち、本明細書で説明される制御装置13の機能はソフトウェア及びハードウェアの何れにもよっても実現可能である。
【0014】
これら車載装置11、集音装置12および制御装置13は、一般に、ダッシュボードに内蔵されうる。
【0015】
図2は、制御装置13による車載装置11についての制御方法を説明するためのフローチャートを示す。その概要は、乗員の発言内容を解析し、その解析結果に基づいて車載装置11の出力値の変更の開始し、その後、該変更を停止する、というものである。
【0016】
発言内容の解析は、集音装置12から受け取った音声の検出結果(音声データ)に基づいて行われ、音声認識、音声分析、音声抽出等とも表現可能である。この解析は、公知の音声認識用アルゴリズム、例えば、ディープニューラルネットワークを用いたアルゴリズム、隠れマルコフモデルに基づくアルゴリズム等、により行われればよい。
【0017】
ステップS1000(以下、単に「S1000」と示す。後述の他のステップについても同様とする。)では、乗員からの合図の有無を判定する。乗員からの合図には、例えば「ハイ(Hi)」、「ヘイ(Hey)」等の呼びかけ、エージェントの名称(固有名詞)、及び/又は、これらの組合せ、が好適に採用されうる。エージェントとは、例えば、車載装置11を制御するためのプログラムないしアプリケーションを代表するガイドキャラクタ、アシスタントキャラクタ等を指す。
【0018】
上記合図があった場合にはS1010に進み、そうでない場合にはS1000に戻る。即ち、本フローチャート記載の制御は実質的に乗員からの上記合図を契機として開始される。
【0019】
S1010では、乗員の発言内容を解析する。ここでいう発言内容は、上記合図に続く乗員の音声であり、音声コマンド(上記エージェントに対する命令)と云える。その例としては、「音量上げて」、「音量下げて」等、車載装置11の出力値(本実施形態では音源装置の音量。尚、以下の説明において単に「出力値」という場合がある。)を上げること又は下げることを意図したものが挙げられる。
【0020】
S1020〜S1070は、S1010で解析された発言内容が車載装置11の出力値を上げることを示すものであった場合の制御内容を示す。
【0021】
S1020では、S1010で解析された発言内容が車載装置11の出力値を上げることを示すものか否かを判定する。発言内容が出力値を上げることを示す場合にはS1030に進み、そうでない場合にはS1120に進む。
【0022】
S1030では、車載装置11の出力値を上げることを示す上記発言内容に応じて、出力値を現在の値(その時点における出力値。以下単に「現在値」という。)から上限値に向けて順にシフトさせる。
【0023】
ここでいう上限値とは、車載装置11の出力値がとりうる数値範囲の最大値に対応する。即ち、出力値は、所定範囲の何れかの値をとることが可能であり、上記発言内容に応じて、現在値から上限値に向けて徐変することとなる。
【0024】
また、ここでいうシフトとは、出力値が現在値から所定の変化率で順に変化(本例では増加、後述の他の例では減少)する態様を示す。出力値は、典型的にはデジタル信号の信号値であるが、アナログ信号の信号値であってもよく、即ち、出力値は、離散的に変化してもよいし、連続的に変化してもよい。
【0025】
S1040では、S1010同様の手法で、乗員の発言内容を解析する。ここでいう発言内容は、車載装置11の出力値を上げることを示す上記発言内容に続く乗員の音声であり、後続の音声コマンドと云える。その例としては、「ストップ」等、車載装置11の出力値の上記シフト(上げること)を停止することが挙げられる。
【0026】
S1050では、S1040で解析された発言内容が上記シフトを停止することを示すものか否かを判定する。発言内容が上記シフトを停止することを示す場合にはS1070に進み、そうでない場合にはS1060に進む。
【0027】
S1060では、S1030(或いはS1020)から所定時間が経過したか否か、即ち、タイムアウトか否か、を判定する。タイムアウトの場合にはS1070に進み、そうでない場合にはS1040に戻る。
【0028】
S1070では、車載装置11の出力値のシフトを停止することを示す上記発言内容に応じて(S1050)、或いは、上記タイムアウトに応じて(S1060)、該シフト中の出力値を、そのときの値に固定する。その後、本フローチャートを終了とする。尚、S1060を設けることにより、車載装置11の出力値が大きくなり過ぎる事態を防止し、快適な車内環境を維持可能とする。
【0029】
S1120〜S1170は、S1010で解析された発言内容が車載装置11の出力値を下げることを示すものであった場合の制御内容を示し、S1020〜S1070の内容にそれぞれ対応する。
【0030】
S1120では、S1010で解析された発言内容が車載装置11の出力値を下げることを示すものか否かを判定する。発言内容が出力値を下げることを示す場合にはS1130に進み、そうでない場合にはS1220に進む。
(【0031】以降は省略されています)

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