TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2021065151
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210430
出願番号2019192934
出願日20191023
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人特許業務法人R&C
主分類A01D 41/12 20060101AFI20210402BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】運転部の居住性の悪化を抑制できる手段を提供すること。
【解決手段】作業車は、運転部7と、運転部7の下方に位置しエンジン16が配置されるエンジンルーム20と、運転部7とエンジンルーム20とを仕切るボンネット21と、運転部7に着座した運転者の足下に位置すると共にボンネット21と連続して設けられるデッキ25と、デッキ25の下方の空間である下方空間Pとエンジンルーム20とを仕切る仕切部材40と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
運転部と、
前記運転部の下方に位置しエンジンが配置されるエンジンルームと、
前記運転部と前記エンジンルームとを仕切るボンネットと、
前記運転部に着座した運転者の足下に位置すると共に前記ボンネットと連続して設けられるデッキと、
前記デッキの下方の空間である下方空間と前記エンジンルームとを仕切る仕切部材と、を備える作業車。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記ボンネットは上壁と前壁とを有し、
前記仕切部材は前記前壁の下端部から機体フレームまで下方に延びる請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
運転者が着座する運転座席と、
前記運転座席の横側方に配置されるサイドパネルと、を備え、
前記仕切部材は、前記サイドパネルの下方まで延びており、
前記サイドパネルの下方の空間が、前記仕切部材によって前記下方空間と連通する副下方空間と前記エンジンルームとに仕切られている請求項1又は2に記載の作業車。
【請求項4】
前記仕切部材は前記サイドパネルの機体左右方向内側の端部から前記エンジンルームの機体左右方向外側の端部に亘って延びる請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
前記仕切部材は弾性を有する部材であると共に貫通穴を備え、
前記貫通穴に機体側の引っ掛け部材が挿入された状態で前記仕切部材が引っ掛け支持される請求項1から4のいずれか1項に記載の作業車。
【請求項6】
前記仕切部材は弾性を有する部材であると共に外周部から延びるスリットを備え、
前記仕切部材における前記スリットの両側の部分と係合して前記スリットが開くことを抑制する開き抑制部材が設けられている請求項1から5のいずれか1項に記載の作業車。
【請求項7】
前記下方空間における機体左右方向外側の端部に外壁を備え、
前記外壁に前記下方空間と機体外部とを連通する連通口が設けられている請求項1から6のいずれか1項に記載の作業車。
【請求項8】
前記外壁よりも機体左右方向外側に昇降用ステップを備え、
前記昇降用ステップは、機体前後方向に延びる段板と当該段板の機体前後方向両端部の夫々を機体に接続する前後の板部材とを備え、
前記連通口は前記外壁の上下方向中央よりも上側、且つ機体左右方向視で前記前後の板部材の間に位置する請求項7に記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車に関する。
続きを表示(約 4,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたコンバインでは、運転部の下方に原動部が備えられている。原動部において、エンジンルームがエンジンボンネットにより区画形成されている。エンジンボンネットは上部面と前部縦壁部とを備え、このエンジンボンネットによりエンジンルームと運転用空間とが仕切られている。エンジンボンネットの上方に運転座席が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017−112991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の従来技術では、エンジンの周囲の空間と運転部のデッキ(運転者の足下の床)の下の空間との間には仕切り等が存在せず、両空間は連続している(図6参照)。従って、エンジンの周囲で熱せられた空気がデッキの下の空間に流入し、デッキ下の空間及びデッキの温度が上昇する可能性がある。これにより、運転部の居住性が悪化するおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、運転部の居住性の悪化を抑制できる手段を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための作業車の特徴構成は、運転部と、前記運転部の下方に位置しエンジンが配置されるエンジンルームと、前記運転部と前記エンジンルームとを仕切るボンネットと、前記運転部に着座した運転者の足下に位置すると共に前記ボンネットと連続して設けられるデッキと、前記デッキの下方の空間である下方空間と前記エンジンルームとを仕切る仕切部材と、を備える点にある。
【0007】
上記の特徴構成によれば、仕切部材の存在によりエンジンルームから下方空間への熱せられた空気の流入が抑制されるので、下方空間及びデッキの温度の上昇が抑制される。従って、運転部の居住性の悪化を抑制することができる。
【0008】
本発明においては、前記ボンネットは上壁と前壁とを有し、前記仕切部材は前記前壁の下端部から機体フレームまで下方に延びると好適である。
【0009】
上記の特徴構成によれば、仕切部材が前壁の下端部から機体フレームまで延びていることにより、エンジンルームから下方空間への熱せられた空気の流入が効果的に抑制され、下方空間及びデッキの温度の上昇が効果的に抑制される。従って、運転部の居住性の悪化を効果的に抑制することができる。
【0010】
本発明においては、運転者が着座する運転座席と、前記運転座席の横側方に配置されるサイドパネルと、を備え、前記仕切部材は、前記サイドパネルの下方まで延びており、前記サイドパネルの下方の空間が、前記仕切部材によって前記下方空間と連通する副下方空間と前記エンジンルームとに仕切られていると好適である。
【0011】
副下方空間の温度が上昇すると、サイドパネルの温度が上昇する可能性があり、運転部の居住性が悪化するおそれがある。上記の特徴構成によれば、仕切部材がサイドパネルの下方まで延びていることにより、エンジンルームから副下方空間への熱せられた空気の流入が仕切部材により抑制されるので、副下方空間及びサイドパネルの温度の上昇が抑制される。従って、運転部の居住性の悪化を抑制することができる。
【0012】
本発明においては、前記仕切部材は前記サイドパネルの機体左右方向内側の端部から前記エンジンルームの機体左右方向外側の端部に亘って延びると好適である。
【0013】
上記の特徴構成によれば、下方空間及び副下方空間への熱せられた空気の流入が効果的に抑制され、サイドパネル及びデッキの温度の上昇が効果的に抑制される。従って、運転部の居住性の悪化を効果的に抑制することができる。
【0014】
本発明においては、前記仕切部材は弾性を有する部材であると共に貫通穴を備え、前記貫通穴に機体側の引っ掛け部材が挿入された状態で前記仕切部材が引っ掛け支持されると好適である。
【0015】
上記の特徴構成によれば、簡易な構成で仕切部材の支持を実現することができる。加えて、仕切部材が弾性を有するので引っ掛け部材への仕切部材の着脱が行い易く、仕切部材及びその周辺のメンテナンスが容易になる。
【0016】
本発明においては、前記仕切部材は弾性を有する部材であると共に外周部から延びるスリットを備え、前記仕切部材における前記スリットの両側の部分と係合して前記スリットが開くことを抑制する開き抑制部材が設けられていると好適である。
【0017】
上記の特徴構成によれば、仕切部材が弾性を有するので、設置場所の状況に応じて仕切部材を変形させることが可能となり、エンジンルームから下方空間への空気の流入を確実に抑制することができる。また、スリットの開きを抑制して熱せられた空気の下方空間への流入を確実に抑制することができる。例えば、運転部とエンジンとを接続するハーネスを仕切部材に設けたスリットを通過させる場合に、仕切部材の変形によりハーネスの周囲の隙間を小さくしつつ開き抑制部材によりスリットの開きを抑制して、エンジンルームから下方空間への空気の流入を確実に抑制することができる。従って、運転部の居住性の悪化を確実に抑制することができる。
【0018】
本発明においては、前記下方空間における機体左右方向外側の端部に外壁を備え、前記外壁に前記下方空間と機体外部とを連通する連通口が設けられていると好適である。
【0019】
上記の特徴構成によれば、下方空間の温度が上昇したとしても、連通口によって熱い空気を機体外部へ流出させることができ、下方空間及びデッキの温度上昇を抑制することができる。従って、運転部の居住性の悪化を抑制することができる。
【0020】
本発明においては、前記外壁よりも機体左右方向外側に昇降用ステップを備え、前記昇降用ステップは、機体前後方向に延びる段板と当該段板の機体前後方向両端部の夫々を機体に接続する前後の板部材とを備え、前記連通口は前記外壁の上下方向中央よりも上側、且つ機体左右方向視で前記前後の板部材の間に位置すると好適である。
【0021】
上記の特徴構成によれば、前後の板部材により、連通口を通じた機体外部から下方空間への塵埃の侵入を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
コンバインの全体側面図である。
コンバインの全体平面図である。
運転部及びエンジンルームの縦断面右側面図である。
エンジンルーム、下方空間、及び副下方空間を示す横断面平面図である。
運転部及びエンジンルームの縦断面背面図である。
仕切部材の背面図である。
支持構造S1、S2を示す背面図である。
図6のVIII−VIII断面図である。
支持構造S4を示す背面図である。
図6のX−X断面図である。
図6のXI−XI断面図である。
外壁の連通口を示す右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明に係る作業車の実施形態を、作業車の一例としての普通型コンバインに適用した場合について図面に基づいて説明する。
【0024】
この実施形態では、各図に符号(F)で示す方向が機体前側、符号(B)で示す方向が機体後側、符号(L)で示す方向が機体左側、符号(R)で示す方向が機体右側である。
【0025】
〔全体構成〕
図1、図2に普通型コンバインが示されている。このコンバインの走行機体には、機体フレーム1とクローラ走行装置2とが備えられている。走行機体の前方には、圃場の植立穀稈を収穫する収穫部3が設けられている。収穫部3には、植立穀稈を掻き込む掻込みリール4と、植立穀稈を切断する刈刃5と、刈取穀稈を刈幅方向に横送りして寄せ集めて後方に送り出すオーガ6と、が備えられている。
【0026】
収穫部3の後方に運転部7が設けられている。運転部7はキャビン8により覆われている。運転部7の後方に、脱穀処理して得られた穀粒を貯留する穀粒タンク9が備えられている。刈取穀稈の全稈を脱穀処理する脱穀装置10が穀粒タンク9と横並び状態で備えられている。収穫部3と脱穀装置10とに亘って、刈取穀稈の全稈を脱穀装置10に向けて搬送するフィーダ11が備えられている。運転部7には、運転座席12と、各種の操作具を備えたサイドパネル13とが備えられている。サイドパネル13は、運転座席12よりも左側、すなわち運転座席12の横側方に配置されている。運転部7の下方に原動部15が備えられている。
【0027】
〔原動部〕
図2に示されるように、原動部15には、エンジン16、エンジン冷却用のラジエータ17、外気を引き込んでラジエータ17に送風し冷却する冷却ファン18、ラジエータ17から冷却ファン18へ外気を導くファンシュラウド19等が備えられている。
【0028】
図3に示すように、エンジン16の上方を覆ってエンジンルーム20を形成するボンネット21が備えられている。ボンネット21は、運転座席12を下側から支持し、かつ、横外方に向けて開放されている。すなわちエンジンルーム20は、運転部7の下方に位置し、エンジン16が配置される空間である。ボンネット21は、運転部7とエンジンルーム20とを仕切る。ラジエータ17は、エンジンルーム20において、エンジン16の横外側に設けられている。冷却ファン18は、エンジンルーム20において、ラジエータ17の横内側に設けられている。
【0029】
エンジンルーム20の機体横外側は、ラジエータ17に対して機体外側に位置する防塵ケース22により覆われている。防塵ケース22の横外側面には、通気を許容すると共に塵埃の通過を阻止する防塵網23(図1)が備えられている。すなわち防塵ケース22は、ラジエータ17に送られる風から塵埃を除去する。
【0030】
防塵ケース22は、縦軸芯Y周りで揺動開閉可能な状態で支持される。防塵ケース22は、縦軸芯Y周りで揺動することにより、エンジンルーム20の機体外側を覆う閉じ姿勢(図2の実線)と、エンジンルーム20の機体外側を開放する開き姿勢(図2の仮想線)とに亘って揺動可能である。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
収穫機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
収穫機
株式会社クボタ
収穫機
株式会社クボタ
収穫機
株式会社クボタ
管理機
株式会社クボタ
管理機
株式会社クボタ
収穫機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業車
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業車
株式会社クボタ
除雪機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業車
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業車
株式会社クボタ
収穫機
株式会社クボタ
作業車
株式会社クボタ
作業車
株式会社クボタ
モーア
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
草刈機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ建設
製管機
株式会社クボタ
作業機
株式会社クボタ
作業車
続きを見る