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公開番号2021064400
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210422
出願番号2021000709
出願日20210106
発明の名称システムおよびプログラム等
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類G08G 1/0968 20060101AFI20210326BHJP(信号)
要約【課題】特定波長の光を発する発光装置の存在をユーザに報知するための技術を提供する。
【解決手段】電子機器10は、車両に設けられるシステムであり、非球面状の曲面を有する入射面と、前記入射面に入射した光が出射する出射面とを含む集光レンズと、前記出射面から出射した光を受光する受光素子とを有する受光部を備え、入射した光のうち特定波長の光を選択して受光し、受光量に応じた信号を出力して、前記特定波長の光を発する発光装置の存在を報知する制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられ、特定波長の光を発して車両の存在を検出する装置の存在を報知するシステムであって、
非球面状の曲面を有する入射面と、前記入射面に入射した光が出射する出射面とを含む集光レンズと、
前記出射面から出射した光を受光する受光素子と、
前記受光素子が受光した前記特定波長の光に基づいて前記発光装置の存在を報知する制御を行う制御部と、
を有するシステム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記入射面は、前記車両の幅方向に沿って凸状の曲面を含む
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記入射面は、前記車両の幅方向における長さが前記車両の高さ方向における長さよりも大きい
請求項1または2に記載のシステム。
【請求項4】
前記入射面は、前記車両の幅方向および前記車両の高さ方向の各方向に沿って凸状の曲面を含む
請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項5】
前記入射面は、前記車両の幅方向に沿って凸状の曲面を、前記車両の高さ方向に沿って平坦な曲面を含む
請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項6】
前記出射面は平坦な面を含む
請求項1から5のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項7】
前記受光素子は、前記集光レンズの焦点距離位置よりも前記集光レンズに近い位置に配置される
請求項1から6のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項8】
前記制御部は、前記受光部が受光した光のパルス幅が、基準となるパルス幅から一定範囲内に含まれている場合に、前記装置の存在を報知する制御を行う
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項9】
前記制御部は、パルス幅が20msのパルス光が受光されると前記発光装置の存在を報知する制御を行う
請求項1から8のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項10】
前記制御部は、前記受光部が受光した光のパルス間隔が、基準となるパルス間隔から一定範囲内に含まれている場合に、前記装置の存在を報知する制御を行う
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項11】
前記制御部は、パルス間隔が80msのパルス光が受光されると前記装置の存在を報知する制御を行う
請求項1から10のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項12】
前記制御部は、前記受光部が受光した光のパルス幅およびパルス間隔の少なくともいずれかに応じて、前記報知のレベルを変化させる
請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項13】
前記制御部は、前記特定波長の光のパルス光が少なくとも1回受光されると前記発光装置の存在を報知する制御を行う
請求項1から12のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項14】
前記集光レンズから出射した光のうちの少なくとも一部を前記受光素子の方向に反射する反射部を有する
請求項1から13のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項15】
前記反射部は、前記レンズから前記受光素子に至る光路上とは異なる位置に設けられ、前記レンズから出射した光のうちの少なくとも一部を前記受光素子の方向に反射する反射面を含む
請求項14に記載のシステム。
【請求項16】
前記反射面は、前記光路を囲むようにして配置される
請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
前記反射部は、前記レンズから前記受光素子に至る光路上に設けられ、光の全反射を利用して前記レンズから出射した光のうちの少なくとも一部を前記受光素子の方向に反射する部材を含む
請求項15から17のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項18】
前記受光素子からの前記受光量に応じた信号を増幅するアンプと、
前記増幅後の信号のレベルと閾値レベルとの差異に応じた信号を出力する差動増幅器と、
有し、
前記制御部は、
前記差異に応じた信号に基づいて前記発光装置の存在を報知する制御を行う
請求項1から17のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項19】
前記制御部は、前記閾値レベルを変化させる制御を行う
請求項18に記載のシステム。
【請求項20】
前記制御部は、少なくとも前記車両に設けられた機器が発する光のレベルを上回るように前記閾値レベルを設定する
請求項19のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項21】
前記集光レンズ側の第1面と、前記第1面に対向する第2面とを含む基板を有し、
前記基板の前記第2面側に前記受光素子が設けられ、
前記基板には前記第1面側から前記受光素子に光を導くための透光部が設けられる
請求項1から20のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項22】
請求項1から請求項21のいずれか1項に記載のシステムの前記制御部の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システムおよびプログラム等に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
道路を走行する車両の速度を測定するシステムには、様々な方式のものがある。レーダー方式の場合、道路沿いに設置された速度測定装置が、所定周波数帯域のマイクロ波を車両に向けて発射し、その車両からの反射波を受信して、車両の走行速度を測定する。
【0003】
車両の運転者等のユーザにとって、速度測定装置の存在を事前に把握できることが有用な場合がある。特許文献1,2は、車両速度測定装置から発射されたマイクロ波を受信し、車両速度測定装置が存在することを検出した場合には警報を出力する電子機器を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008−64588号公報
特開2017−96728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
物体の移動速度の測定は、光を用いて行うこともできる。この光学方式の場合、発光装置は、物体に向けて光を発し、その物体からの反射波を受光して、移動速度を測定する。このような光学方式の速度測定装置が設置された場合も、その存在をユーザに報知できることが望ましい。本発明の目的の一つは、特定波長の光を発する発光装置の存在をユーザに報知するための技術を提供することである。
【0006】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「〜できる」と記載した箇所を「〜が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)車両に設けられ、特定波長の光を発して車両の存在を検出する装置の存在を報知するシステムであって、非球面状の曲面を有する入射面と、前記入射面に入射した光が出射する出射面とを含む集光レンズと、前記出射面から出射した光を受光する受光素子と、
前記受光素子が受光した前記特定波長の光に基づいて前記発光装置の存在を報知する制御を行う制御部と、を有するシステムが提供される。
【0008】
このようにすれば、特定波長の光を発する発光装置の存在をユーザに報知するための技術を提供することができる。特に、非球面状の曲面を有する入射面を有する集光レンズを用いたことで、受光素子は所定方向における広範囲から到来する光を受光できるため、発光装置の存在をより確実に報知することができる。
【0009】
発光装置は、少なくとも外乱光よりも狭い波長領域にエネルギーが分布する光を発する装置とするとよい。外乱光は、受光すべき目的の光以外の光とするとよい。特定波長は、発光装置が発する光のエネルギーがピークとなる波長とするとよい。特定波長は、人間に知覚されない波長とすることがよく、例えば可視光領域外の特定波長にエネルギーを有するようにするとよい。特定波長は、例えば赤外光領域に属し、905nmとするとよい。特定波長は、これに限られず、850、950nm、1900nmまたはその他の波長でもよい。特定波長と異なる波長は、発光装置が発する光のエネルギーがピークとなる波長と異なる波長とするとよい。特定波長と異なる波長は、可視光領域に含まれる波長とするとよい。受光量は、受光部が選択して受光した特定波長の光量を示すとよい。波長を選択することは、或る波長領域の中から一部の波長を選び、少なくともそれ以外の一部の波長を選ばないことをいうとよい。報知する制御は、ユーザが認識し得る態様により情報を報知する制御のことをいうとよい。
【0010】
(2)前記入射面は、前記車両の幅方向に沿って凸状の曲面を含むとよい。
【0011】
このようにすれば、受光素子は車両の幅方向における広範囲から到来する光を受光できるため、発光装置の存在をより確実に報知することができる。
【0012】
(3)前記入射面は、前記車両の幅方向における長さが前記車両の高さ方向における長さよりも大きくするとよい。
【0013】
このようにすれば、受光素子は車両の幅方向における広範囲から到来する光を受光できるため、発光装置の存在をより確実に報知することができる。
【0014】
(4)前記入射面は、前記車両の幅方向および前記車両の高さ方向の各方向に沿って凸状の曲面を含むとよい。
【0015】
このようにすれば、受光素子は広範囲の方向から到来する光を受光できるため、発光装置の存在をより確実に報知することができる。
【0016】
(5)前記入射面は、前記車両の幅方向に沿って凸状の曲面を、前記車両の高さ方向に沿って平坦な曲面を含むとよい。
【0017】
このようにすれば、受光素子は車両の幅方向における広範囲から到来する光を受光できるため、発光装置の存在をより確実に報知することができる。
【0018】
(6)前記出射面は平坦な面を含むとよい。
【0019】
このようにすれば、受光素子は車両の幅方向における広範囲から到来する光を受光できるため、発光装置の存在をより確実に報知することができる。
【0020】
(7)前記受光素子は、前記集光レンズの焦点距離位置よりも前記集光レンズに近い位置に配置されるとよい。
【0021】
このようにすれば、受光素子を焦点距離位置よりも集光レンズに近い位置に配置することで、広い入射角度の光を受光することができる。
【0022】
(8)前記制御部は、前記受光部が受光した光のパルス幅が、基準となるパルス幅から一定範囲内に含まれている場合に、前記装置の存在を報知する制御を行うとよい。
【0023】
受光した光のパルスの幅を参照することは、特定のパルス光を発する発光装置を検出する上で有用な場合がある。このようにすれば、外乱光を発光装置からの光と誤認した報知を減らすことができる。
【0024】
(9)前記制御部は、パルス幅が20msのパルス光が受光されると前記発光装置の存在を報知する制御を行うとよい。
【0025】
このようにすれば、車両の速度を測定して取り締まりを行う発光装置の存在を報知することができる。
【0026】
(10)前記制御部は、前記受光部が受光した光のパルス間隔が、基準となるパルス間隔から一定範囲内に含まれている場合に、前記装置の存在を報知する制御を行うとよい。
【0027】
受光した光のパルス間隔を参照することは、特定のパルス光を発する発光装置を検出する上で有用な場合がある。このようにすれば、外乱光を発光装置からの光と誤認した報知を減らすことができる。
【0028】
(11)前記制御部は、パルス間隔80msのパルス光が受光されると前記発光装置の存在を報知する制御を行うとよい。
【0029】
このようにすれば、車両の速度を測定して取り締まりを行う発光装置の存在を報知することができる。
【0030】
(12)前記制御部は、前記受光部が受光した光のパルス幅およびパルス間隔の少なくともいずれかに応じて、前記報知のレベルを変化させるとよい。
(【0031】以降は省略されています)

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