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公開番号2021064024
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210422
出願番号2019186587
出願日20191010
発明の名称在宅管理システム
出願人トヨタホーム株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 25/00 20060101AFI20210326BHJP(信号)
要約【課題】住人の在不在を確実に把握することで、住人の在不在に基づく処理を好適に実行させることができる在宅管理システムを提供する。
【解決手段】住宅には、玄関口14を通じて住宅に出入りする人の顔を撮影するカメラ21が設けられている。管理サーバ30の制御部31は、カメラ21により撮影された人の顔画像に基づき、住宅に出入りする住人が誰であるかを把握する。また、制御部31は、その把握の結果に基づき、在不在情報記憶部33に記憶されている各住人の在不在情報を更新する。そして、制御部31は、在不在情報記憶部33に記憶されている各住人の在不在情報に基づき、防犯システム29を作動させたり施錠装置18を施錠状態としたりする処理を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の住人が住む住宅に適用される在宅管理システムであって、
前記住宅の出入口を通じて前記住宅に出入りする人の顔を撮影する撮影手段と、
その撮影手段により撮影された人の顔画像に基づいて、前記住宅に出入りする前記住人が誰であるかを把握する把握手段と、
前記各住人ごとに、前記住人が前記住宅に在宅しているか否かに関する在不在情報が記憶されている記憶手段と、
前記把握手段による把握結果に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記各住人の前記在不在情報を更新する更新手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記各住人の前記在不在情報に基づき、所定の処理を実行させる制御手段と、を備えることを特徴とする在宅管理システム。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記記憶手段に記憶されている前記各住人の前記在不在情報に基づき、前記住宅がすべての前記住人が不在である不在状態であることを判定する不在状態判定手段を備え、
前記制御手段は、前記不在状態が所定時間以上継続した場合に、前記所定の処理として、防犯処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の在宅管理システム。
【請求項3】
前記不在状態判定手段により前記住宅が前記不在状態であると判定された場合に、前記住宅への訪問者があるか否かを判定する訪問者判定手段と、
前記訪問者判定手段の判定結果に基づいて、前記所定時間を設定する設定手段と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の在宅管理システム。
【請求項4】
前記出入口を開閉する出入口ドアを施解錠する施錠装置を備え、
前記制御手段は、前記不在状態が所定時間以上継続した場合に、前記防犯処理として、前記施錠装置を施錠状態とする施錠処理を実行することを特徴とする請求項2又は3に記載の在宅管理システム。
【請求項5】
前記各住人には、見守りを要する所定の身守り対象者が含まれており、
前記記憶手段に記憶されている前記各住人の前記在不在情報に基づき、前記住宅が前記見守り対象者のみ在宅している所定の在宅状況であるか否かを判定する在宅状況判定手段を備え、
前記制御手段は、前記住宅が前記所定の在宅状況であると判定された場合に、前記所定の処理として、防犯処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の在宅管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、在宅管理システムに関する。
続きを表示(約 5,700 文字)【背景技術】
【0002】
住宅には、住人が在宅しているか又は不在であるかを管理する在宅管理システムが設けられている場合がある。在宅管理システムが設けられた住宅では、住人が外出により不在になったことに連動させて、防犯システムを作動させたり施錠装置を施錠状態にしたりすることで、防犯性の向上等を図ることができる。
【0003】
特許文献1には、在宅管理システムとして、住人が住宅の施解錠に際し用いるICカードの認証情報を基に住人の在不在を管理するシステムが開示されている。この特許文献1のシステムでは、各住人により住人固有の認証情報が記憶されたICカードが所持され、そのICカードの認証情報に基づき、住宅の施解錠が行われるようになっている。そして、ICカードの認証に基づき施解錠が行われると、その施解錠に用いられた認証情報を基に、いずれの住人が施解錠を行ったかが把握され、さらにはいずれの住人が住宅に出入りしたかが把握されるようになっている。この場合、そのように把握される各住人の出入り状況に基づき、住宅における各住人の在不在を管理することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016−207080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、住人が家族で出かける場合等には、住人が複数人で連れ立って住宅に出入りする場合があると考えられる。このような場合、上記特許文献1の在宅管理システムでは、例えば、複数人の住人のうちいずれかの住人だけがICカードを用いて施解錠を行い、それ以外の住人はICカードを用いず出入りすることが考えられる。この場合、複数の住人が住宅に出入りしたにもかかわらず、出入りしたのはICカードを用いた住人のみと把握されるため、各住人の在不在を正確に管理することができないおそれがある。そのため、上記特許文献1のシステムでは、例えば住人が不在になったことに基づき防犯システムを作動させる場合に、住人が在宅しているにもかかわらず防犯システムを作動させてしまうといった不都合が発生する懸念がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、住人の在不在を確実に把握することで、住人の在不在に基づく処理を好適に実行させることができる在宅管理システムを提供することを主たる目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべく、第1の発明の在宅管理システムは、複数の住人が住む住宅に適用される在宅管理システムであって、前記住宅の出入口を通じて前記住宅に出入りする人の顔を撮影する撮影手段と、その撮影手段により撮影された人の顔画像に基づいて、前記住宅に出入りする前記住人が誰であるかを把握する把握手段と、前記各住人ごとに、前記住人が前記住宅に在宅しているか否かに関する在不在情報が記憶されている記憶手段と、前記把握手段による把握結果に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記各住人の前記在不在情報を更新する更新手段と、前記記憶手段に記憶されている前記各住人の前記在不在情報に基づき、所定の処理を実行させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、住宅の出入口を通じて人が出入りする際には、その人の顔が撮影手段により撮影される。そして、その撮影された人の顔画像に基づき、出入りする住人が誰であるかが把握され、その把握の結果に基づき、各住人の在不在情報が更新される。この場合、住人が複数人で連れ立って住宅に出入りする際には、それら各住人の顔がそれぞれ撮影され、それら各住人が誰であるかが把握される。そのため、各住人の在不在を確実に把握することができる。また、このように把握される各住人の在不在情報に基づき、所定の処理が実行されるため、当該処理を好適に実行させることができる。
【0009】
第2の発明の在宅管理システムは、第1の発明において、前記記憶手段に記憶されている前記各住人の前記在不在情報に基づき、前記住宅がすべての前記住人が不在である不在状態であることを判定する不在状態判定手段を備え、前記制御手段は、前記不在状態が所定時間以上継続した場合に、前記所定の処理として、防犯処理を実行させることを特徴とする。
【0010】
住宅が各住人が不在となる不在状態となった場合には、住宅の防犯性を高めるために防犯処理を行うのが望ましい。その一方で、住人が庭に出る等して住宅が一時的に不在状態になった場合に、防犯処理が実行されてしまうのは好ましくない。そこで、本発明では、こうした点に鑑み、住宅の不在状態が所定時間以上継続した場合に防犯処理が実行されるようにしている。この場合、住人が一時的に住宅から出たことで住宅が不在状態となった場合には防犯処理が実行されないため、不在状態に基づく防犯処理を好適に行うことができる。
【0011】
第3の発明の在宅管理システムは、第2の発明において、前記不在状態判定手段により前記住宅が前記不在状態であると判定された場合に、前記住宅への訪問者があるか否かを判定する訪問者判定手段と、前記訪問者判定手段の判定結果に基づいて、前記所定時間を設定する設定手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
ところで、住人が一時的に住宅を出る場合としては、住人が住宅への訪問者の対応のために一時的に出る場合が考えられる。また、それ以外の場合としては、住人が庭に出て作業を行ったり、敷地の外までゴミ出しに行ったりすることが考えられる。ここで、訪問者対応のために一時的に住宅から出る場合と、それ以外の目的で一時的に住宅から出る場合とでは、住宅から一時的に出る時間が、前者の方が後者の場合よりも短くなると考えられる。そこで、本発明では、この点に鑑みて、住宅が不在状態であると判定された場合には、住宅への訪問者があるか否かに基づき、防犯処理を実行させる際のトリガとなる不在状態の継続時間(所定時間)を設定するようにしている。この場合、訪問者がある場合には所定時間を短く設定し、訪問者がない場合には所定時間を長く設定することが可能となる。そのため、訪問者の有無に応じて、住人の一時退出時に防犯処理が実行されるのを好適に回避することができる。
【0013】
第4の発明の在宅管理システムは、第2又は第3の発明において、前記出入口を開閉する出入口ドアを施解錠する施錠装置を備え、前記制御手段は、前記不在状態が所定時間以上継続した場合に、前記防犯処理として、前記施錠装置を施錠状態とする施錠処理を実行することを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、住宅の不在状態が所定時間以上継続した場合に施錠装置の施錠処理が実行される。この場合、住人が一時的に住宅から出たことで住宅が不在状態となった場合には施錠装置が施錠されないようにすることができる。そのため、住人が一時的に住宅から出た際に、屋外に閉め出されてしまうのを回避することができる。
【0015】
第5の発明の在宅管理システムは、第1乃至第4のいずれかの発明において、前記各住人には、見守りを要する所定の身守り対象者が含まれており、前記記憶手段に記憶されている前記各住人の前記在不在情報に基づき、前記住宅が前記見守り対象者のみ在宅している所定の在宅状況であるか否かを判定する在宅状況判定手段を備え、前記制御手段は、前記住宅が前記所定の在宅状況であると判定された場合に、前記所定の処理として、防犯処理を実行させることを特徴とする。
【0016】
住宅に子供や老人等、見守りを要する見守り対象者しか在宅していない場合には、住宅の防犯性を高める必要がある。そこで、本発明では、住宅が見守り対象者のみ在宅している所定の在宅状況である場合に、防犯処理を実行させることとしている。この場合、所定の在宅状況であることを確実に把握して防犯処理を実行させることができるため、見守り対象者の安全確保を確実に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
住宅の玄関周辺を示す平面図。
在宅管理システムの電気的構成を示す図。
在不在情報更新処理を示すフローチャート。
防犯制御処理を示すフローチャート。
不在時処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1は、住宅の玄関周辺を示す平面図である。また、本実施形態では、住宅に、住人として両親(父親及び母親)とその子供とが居住していることを想定している。
【0019】
図1に示すように、住宅10には、屋内空間として、玄関11や廊下12、居室13等が設けられている。玄関11には玄関口14が設けられ、玄関口14には玄関ドア15が設けられている。玄関ドア15は例えば開き戸からなる。なお、玄関口14が出入口に相当し、玄関ドア15が出入口ドアに相当する。
【0020】
玄関11の屋外側には玄関ポーチ16が設けられている。玄関ポーチ16は、玄関口14を介して玄関11と連通している。これにより、玄関口14を通じて玄関ポーチ16から玄関11への出入りが可能となっており、ひいては屋外から住宅10への出入りが可能となっている。また、玄関ポーチ16の上方には庇部17が設けられており、図1では便宜上、庇部17を二点鎖線で示している。
【0021】
玄関ドア15には、施錠装置18が設けられている。施錠装置18は、玄関ドア15を施解錠するものであり、電子錠からなる。施錠装置18は、例えば各住人が携帯する電子キーを用いて施解錠される。また、玄関ドア15付近にはインターホン19が設けられている。インターホン19はボタン式の操作部を有し、その操作部が訪問者により押されると住宅10内にチャイム音が鳴る構成となっている。
【0022】
本住宅10には、住宅10に設けられた施錠装置18等の機器類を一括して制御するホームサーバ20が設けられている。ホームサーバ20は、例えばHEMSにより構成され、各種情報を表示するモニタ部20a(図2参照)を有している。ホームサーバ20は、例えば居室13の壁面に設けられている。
【0023】
また、住宅10には防犯システム29(図2参照)が設けられている。防犯システム29は、例えば不審者の侵入を検出する侵入検出センサや、不審者の侵入を検出した場合に不審者に警告を行う警告装置等を有して構成されている。防犯システム29が作動すると、住宅10が防犯システム29による監視状態とされる。
【0024】
ここで、本住宅10には、各住人が住宅10に在宅しているか否かを管理する在宅管理システムが設けられている。そこで、以下においては、この在宅管理システムについて説明する。
【0025】
住宅10には、玄関口14の付近に2つのカメラ21(21a,21b)が設けられている。これらのカメラ21は、玄関口14を通じて住宅10に出入りする人の顔を撮影するものである。カメラ21には、屋外側に設けられた屋外カメラ21aと、屋内側に設けられた屋内カメラ21bとがある。これらのカメラ21a,21bはいずれもデジタルカメラにより構成されている。なお、各カメラ21a,21bにより撮影手段が構成されている。
【0026】
屋外カメラ21aは、玄関口14を通じて住宅10から出る人の顔を撮影するものである。屋外カメラ21aは、住宅10から出る人の顔をその正面側から撮影可能な位置に設けられ、例えば玄関ポーチ16の庇部17に取り付けられている。詳しくは、屋外カメラ21aは、その撮影範囲が屋外(玄関ポーチ16)における玄関口14付近に設定されており、そのため、玄関口14を通じて住宅10から出た人の顔を撮影するものとなっている。
【0027】
一方、屋内カメラ21bは、玄関口14を通じて住宅10に入る人の顔を撮影するものである。屋内カメラ21bは、住宅10に入る人の顔をその正面側から撮影可能な位置に設けられ、例えば玄関11の天井に取り付けられている。詳しくは、屋内カメラ21bは、その撮影範囲が屋内(玄関11)における玄関口14付近に設定されており、そのため玄関口14を通じて住宅10(玄関11)に入った人の顔を撮影するものとなっている。
【0028】
玄関ドア15には、開閉検知センサ23と施解錠検知センサ24とが設けられている。開閉検知センサ23は、玄関ドア15の開閉状態を検知するセンサであり、施解錠検知センサ24は、施錠装置18が施錠状態にあるか又は解錠状態にあるかを検知するセンサである。
【0029】
続いて、在宅管理システムの電気的構成について図2に基づき説明する。図2は、在宅管理システムの電気的構成を示す図である。
【0030】
まず、ホームサーバ20側の構成について説明すると、図2に示すように、ホームサーバ20にはインターホン19が接続されている。インターホン19の操作部が訪問者により操作されると、インターホン19からホームサーバ20に操作信号が入力される。ホームサーバ20は、その操作信号を入力すると、内蔵スピーカよりチャイム音を鳴らすとともに、訪問者がいつ訪れたかを示す訪問者履歴をメモリに記憶する。
(【0031】以降は省略されています)

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