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公開番号2021063724
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210422
出願番号2019188656
出願日20191015
発明の名称計器
出願人株式会社デンソー
代理人名古屋国際特許業務法人
主分類G01D 11/28 20060101AFI20210326BHJP(測定;試験)
要約【課題】点灯する領域の輪郭がぼやけてしまうことを抑制できる計器を提供すること。
【解決手段】計器1は、文字板5と、光制限部材41と、接着部材8と、光源13、15、17とを備える。文字板は、光が透過可能な透過領域35を有する。光制限部材は、文字板よりも背面側に配置され、透過領域よりも光を透過させにくい。接着部材は、文字板と光制限部材とを接着する。接着部材は、透過領域よりも光を透過させにくい。光制限部材に、光源から透過領域に向かう光路の一部となる第1孔43、45、47が形成されている。接着部材に、光路の一部となる第2孔59、61、63が形成されている。文字板の板厚方向から見たとき、第2孔は、第1孔より小さく、第1孔に含まれる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
計器(1)であって、
光が透過可能な透過領域(35)を有する文字板(5)と、
前記文字板よりも背面側に配置され、前記透過領域よりも前記光を透過させにくい光制限部材(41)と、
前記文字板と前記光制限部材とを接着する、前記透過領域よりも前記光を透過させにくい接着部材(8)と、
光源(13、15、17)と、
を備え、
前記光制限部材に、前記光源から前記透過領域に向かう光路の一部となる第1孔(43、45、47)が形成され、
前記接着部材に、前記光路の一部となる第2孔(59、61、63)が形成され、
前記文字板の板厚方向から見たとき、前記第2孔は、前記第1孔より小さく、前記第1孔に含まれる計器。
続きを表示(約 90 文字)【請求項2】
請求項1に記載の計器であって、
前記接着部材は、少なくとも前記文字板の側に、白色、又は前記光制限部材と同色の部分(53、71)を備える計器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は計器に関する。
続きを表示(約 4,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に計器が開示されている。計器は、文字板と、ケースと、光源とを備える。ケースは文字板よりも背面側に設置されている。ケースには、光源から文字板に至る孔が形成されている。光源が照射した光は、孔を通過し、文字板に入射する。文字板を正面側から見たとき、光が入射した部分が点灯する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5682549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
文字板とケースとは、本来、密着するように設計されている。文字板とケースとが密着している場合、文字板のうち、光が入射し、点灯する領域は、ケースの孔と一致する。この場合、文字板を正面側から見たとき、点灯する領域の輪郭は明瞭になる。
【0005】
しかしながら、文字板の反り等のために、文字板とケースとの間に隙間が生じることがある。文字板とケースとの間に隙間が生じると、孔から出た光の一部が、ケースの孔よりも外側に拡がりながら文字板に入射する。この場合、文字板を正面側から見たとき、点灯する領域の輪郭がぼやけてしまう。
【0006】
本開示の1つの局面では、点灯する領域の輪郭がぼやけてしまうことを抑制できる計器を提供することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の1つの局面は、計器(1)であって、光が透過可能な透過領域(35)を有する文字板(5)と、前記文字板よりも背面側に配置され、前記透過領域よりも前記光を透過させにくい光制限部材(41)と、前記文字板と前記光制限部材とを接着する、前記透過領域よりも前記光を透過させにくい接着部材(8)と、光源(13、15、17)と、を備え、前記光制限部材に、前記光源から前記透過領域に向かう光路の一部となる第1孔(43、45、47)が形成され、前記接着部材に、前記光路の一部となる第2孔(59、61、63)が形成され、前記文字板の板厚方向から見たとき、前記第2孔は、前記第1孔より小さく、前記第1孔に含まれる計器である。
【0008】
本開示の1つの局面では、接着部材は、文字板に背面側から接着されている。接着部材は、透過領域よりも光を透過させにくい。接着部材に第2孔が形成されている。文字板の板厚方向から見たとき、第2孔は、第1孔より小さく、第1孔に含まれる。そのため、仮に、光制限部材と接着部材との間に隙間が生じた場合でも、文字板のうち、光が入射し、点灯する領域は、第2孔の内側に限定される。その結果、本開示の1つの局面である計器は、点灯する領域の輪郭がぼやけてしまうことを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
計器の構成を表す正面図である。
図1におけるII−II断面での断面図である。
第1実施形態における両面テープの構成を表す断面図である。
第2実施形態における両面テープの構成を表す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.計器1の構成
計器1の構成を、図1〜図3に基づき説明する。計器1は車両用計器である。なお、計器1は、車両用計器以外の計器であってもよい。計器1は燃料の残量に関する情報を表示する。なお、計器1は、その他の情報を表示する計器であってもよい。
【0011】
図2に示すように、計器1は、筐体3と、文字板5と、ガラス板7と、両面テープ8と、回路板9と、LED11、13、15、17と、を備える。両面テープ8は接着部材に対応する。LED13、15、17は光源に対応する。
【0012】
筐体3は、見返し板19、ケース21、及びロアケース23により構成される。筐体3は、正面側において開口している。正面側とは、LED11、13、15、17から文字板5に向かう方向Xに沿って進んだ側である。
【0013】
文字板5は筐体3の内部に収容されている。文字板5の板厚方向は方向Xと平行である。文字板5は、透明なポリカーボネートから成る基材層25を備える。基材層25は、LED11、13、15、17が照射する光を透過させる。文字板5は、梨地印刷層27を備える。梨地印刷層27は、基材層25の正面側の面に形成されている。梨地印刷層27は、LED11、13、15、17が照射する光を拡散させながら透過させる。
【0014】
文字板5は、グレー印刷層29、黒地印刷層31、及び警告灯用印刷層33を備える。グレー印刷層29、黒地印刷層31、及び警告灯用印刷層33は、それぞれ、基材層25の背面側の面に形成されている。背面側とは、正面側とは反対側である。
【0015】
グレー印刷層29は、LED11、13、15、17が照射する光を半透過させ、拡散する。黒地印刷層31は、LED11、13、15、17が照射する光を透過させない。警告灯用印刷層33は、LED11、13、15、17が照射する光を半透過させ、拡散する。
【0016】
図1に示すように、正面側から計器1を見たとき、文字板5を視認できる。文字板5は、グレー領域35と、黒地領域37と、警告灯39と、を備える。グレー領域35は、グレー印刷層29が形成されている領域である。LED11、13、15、17が照射する光は、グレー領域35を透過できる。グレー領域35は透過領域に対応する。黒地領域37は、黒地印刷層31が形成されている領域である。警告灯39は、警告灯用印刷層33が形成されている領域である。
【0017】
図2に示すように、ガラス板7は、筐体3に取り付けられている。ガラス板7は、文字板5よりも正面側にある。ケース21の一部は、光制限部材41である。光制限部材41を含め、ケース21は、LED11、13、15、17が照射する光を透過させない材料から成る。光制限部材41は、グレー領域35よりも、LED11、13、15、17が照射する光を透過させにくい。
【0018】
光制限部材41は、文字板5よりも背面側に配置されている。光制限部材41は、文字板5と平行に延びている。光制限部材41に、第1孔43、45、47が形成されている。第1孔43、45、47は、方向Xに沿って延びている。第1孔43、45、47は、光制限部材41を貫通している。第1孔43、45、47は、図1に示すように、正面側から見たとき、グレー領域35の中にある。
【0019】
光制限部材41に孔49が形成されている。孔49は、方向Xに沿って延びている。孔49は、光制限部材41を貫通している。図1に示すように、正面側から見たとき、孔49は、警告灯39と重なる。
【0020】
両面テープ8は、シート状の形態を有する。両面テープ8は、文字板5と光制限部材41とを接着する。ただし、両面テープ8は、孔49及び警告灯用印刷層33の周囲には存在しない。両面テープ8は、図3に示すように、黒シート51と、白印刷層53と、第1粘着層55と、第2粘着層57と、を備える。黒シート51は、LED11、13、15、17が照射する光を透過させない。黒シート51を備えるため、両面テープ8は、LED11、13、15、17が照射する光を透過させない。白印刷層53の色は白色である。白印刷層53は、両面テープ8を文字板5に取り付けたとき、黒シート51よりも文字板5の側に位置する。第1粘着層55は、グレー印刷層29に接着される。第2粘着層57は、光制限部材41に接着される。白印刷層53は白色の部分に対応する。
【0021】
図2に示すように、両面テープ8に、第2孔59、61、63が形成されている。第2孔59、61、63は、方向Xに沿って延びている。第2孔59、61、63は、両面テープ8を貫通している。
【0022】
図1に示すように、正面側から見たとき、第2孔59、61、63は、グレー領域35の中にある。正面側から見たとき、第2孔59は、第1孔43より小さく、第1孔43に含まれる。正面側から見たとき、第2孔61は、第1孔45より小さく、第1孔45に含まれる。正面側から見たとき、第2孔63は、第1孔47より小さく、第1孔47に含まれる。
【0023】
グレー領域35のうち、正面側から見たときに第2孔59と重なる部分は、セグメント65である。グレー領域35のうち、正面側から見たときに第2孔61と重なる部分は、セグメント67である。グレー領域35のうち、正面側から見たときに第2孔63と重なる部分は、セグメント69である。
【0024】
回路板9は筐体3の内部に収容されている。回路板9は、光制限部材41よりも背面側に位置する。LED11、13、15、17は、回路板9における正面側の面に取り付けられている。正面側から見たとき、LED11は、孔49の中にある。LED13は第1孔43の中にある。LED15は第1孔45の中にある。LED17は第1孔47の中にある。
【0025】
LED11が照射した光は、孔49を通り、文字板5のうち、警告灯用印刷層33が形成された部分に入射する。LED11が光を照射すると、警告灯39が点灯する。LED11が光を照射しないと、警告灯39は消灯する。
【0026】
LED13が照射した光は、第1孔43及び第2孔59を通り、セグメント65に至る。よって、第1孔43及び第2孔59は、それぞれ、LED13からセグメント65に向かう光路の一部である。LED13が光を照射すると、セグメント65が点灯する。LED13が光を照射しないと、セグメント65は消灯する。
【0027】
LED15が照射した光は、第1孔45及び第2孔61を通り、セグメント67に至る。よって、第1孔45及び第2孔61は、それぞれ、LED15からセグメント67に向かう光路の一部である。LED15が光を照射すると、セグメント67が点灯する。LED15が光を照射しないと、セグメント67は消灯する。
【0028】
LED17が照射した光は、第1孔47及び第2孔63を通り、セグメント69に至る。よって、第1孔47及び第2孔63は、それぞれ、LED17からセグメント69に向かう光路の一部である。LED17が光を照射すると、セグメント69が点灯する。LED17が光を照射しないと、セグメント69は消灯する。
【0029】
2.計器1が奏する効果
(1A)両面テープ8は文字板5に背面側から接着されている。両面テープ8は、LED11、13、15、17が照射する光を透過させない。両面テープ8に第2孔59が形成されている。セグメント65は、文字板5の板厚方向から見たとき、第2孔59と重なる部分である。文字板5の板厚方向から見たとき、第2孔59は、第1孔43より小さく、第1孔43に含まれる。
【0030】
そのため、仮に、光制限部材41と両面テープ8との間に隙間が生じた場合でも、文字板5のうち、LED13により照射された光が入射し、点灯する領域は、第2孔59の内側に限定される。その結果、計器1は、セグメント65の輪郭がぼやけてしまうことを抑制できる。同様にして、計器1は、セグメント67、69の輪郭がぼやけてしまうことを抑制できる。
(【0031】以降は省略されています)

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