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公開番号2021062734
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210422
出願番号2019188194
出願日20191011
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60P 3/025 20060101AFI20210326BHJP(車両一般)
要約【課題】商品の販売を目的とする移動販売車両において、販売効率を向上させる。
【解決手段】車両10は、 略箱形の車体20と、車体20の車両幅方向一方側の側壁部20Dに設けられ、ユーザーが乗降可能な側面開口部30Bと、車体20の車両幅方向他方側の側壁部20Dに設けられ、車体20の内部と外部とを連通させる側面開口部30Aと、車体20の内部において側面視で側面開口部30Aと重なる位置に設けられ、乗車したユーザーと、側面開口部30Aを介して車体20の外部からアクセスするユーザーと、によって車両幅方向両側からアクセス可能な商品棚60Aと、を備えている。
を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
略箱形の車体と、
前記車体の車両幅方向一方側の側部又は車両前後方向の後部の少なくとも一方に設けられ、ユーザーが乗降可能な乗降用開口部と、
前記車体の車両幅方向他方側の側部に設けられ、前記車体の内部と外部とを連通させるアクセス用開口部と、
前記車体の内部において側面視で前記アクセス用開口部と重なる位置に設けられ、車内のユーザーと、前記アクセス用開口部を介して前記車体の外部からアクセスする車外のユーザーと、によって車両幅方向両側からアクセス可能な商品棚と、
を備える車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 6,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、略箱形に形成された車体を有し、車両幅方向一方側の側部に乗車用の開口部を備え、車両後部に降車用の開口部を備える車両が開示されている。この車両は、車内にATM等の機器が設置された移動式の金融機関店舗を構成しており、乗車用の開口部から入店したユーザーが車内で金融サービスを利用し、その後、降車用の開口部から退店するシステムとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013−075565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された車両は、商品棚に陳列された商品等を販売する移動式の販売車用として用いる場合を想定していないため、車内においてのみ店舗サービスの提供が可能とされている。しかしながら、複数の商品を販売する移動販売車両等では、販売効率を向上させる観点から、車内のみならず、車外にいるユーザーも商品を手に取ることができるようにすることが望ましい。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、商品の販売を目的とする移動販売車両において、販売効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の本発明に係る車両は、略箱形の車体と、前記車体の車両幅方向一方側の側部又は車両前後方向の後部の少なくとも一方に設けられ、ユーザーが乗降可能な乗降用開口部と、前記車体の車両幅方向他方側の側部に設けられ、前記車体の内部と外部とを連通させるアクセス用開口部と、前記車体の内部において側面視で前記アクセス用開口部と重なる位置に設けられ、車内のユーザーと、前記アクセス用開口部を介して前記車体の外部からアクセスする車外のユーザーと、によって車両幅方向両側からアクセス可能な商品棚と、を備えている。
【0007】
請求項1に記載の本発明に係る車両では、略箱型の車体の内部に商品棚が設けられている。ユーザーは、車体の車両幅方向一方側の側部又は車両前後方向の後部の少なくとも一方に設けられた乗降用開口部から乗車し、車内から商品棚の商品を手に取ることが可能とされる。また、この商品棚は、側面視で車体の車両幅方向他方側の側部に設けられたアクセス用開口部と重なる位置に設けられているため、ユーザーは、アクセス用開口部を介して車外から商品棚の商品を手に取ることが可能とされる。これにより、より多くのユーザーが商品を手に取ることができるため、販売効率が向上する。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、請求項1に係る車両は、商品の販売効率を向上させることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る車両を車両幅方向左側から見た側面図である。
図1に示す車両を車両幅方向右側から見た側面図である。
図1に示す車両であって、車内を概略的に示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図1〜図3に基づいて本実施形態に係る車両10について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印RHは車両右側を示している。また、以下の説明で特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の左右を示すものとする。なお、図1及び図2では、スライドドア32、44を省略して記載している。
【0011】
図1及び図2に示されるように、本実施形態の車両10は主に移動可能なビジネススペースとして利用されるものであり、具体的には、車内に陳列された商品の販売を目的とする移動販売車両である。また、車両10は、完全自動運転を可能とする電気自動車である。車両10は、制御装置42の制御によって、駆動ユニット46及び各種アクチュエータ(不図示)を作動させ、目的地までの自律走行を可能としている。また、車両10の駆動ユニット46は走行用モータを備えており、バッテリ36から供給される電力でモータを回転させ、駆動輪である後輪24Bを駆動させている。
【0012】
車両10の車体20は、ルーフ20B、前壁部20C、側壁部20D及び後壁部20Eに囲まれた略直方体形状の箱型をなしている。また、車両前方には操舵輪である前輪24Aが設けられ、車両後方には後輪24Bが設けられている。
【0013】
本実施形態の車両10は、複数のモジュールが結合されることにより車体20が構成されている。車両10は、車両前後方向中央部分を構成するセンタモジュール16と、センタモジュール16の車両前方側に結合されるフロントモジュール17と、センタモジュール16の車両後方側に結合されるリアモジュール18と、を含んで構成されている。フロントモジュール17とセンタモジュール16とは、前輪24Aのやや車両後方寄りの部分を境に分かれており、センタモジュール16とリアモジュール18とは、後輪24Bのやや車両前方寄りの部分を境に分かれている。ここで、以下の説明では、車両10の車両前後方向において、フロントモジュール17がある部分を車両前部とし、センタモジュール16がある部分を車両中央部とし、リアモジュール18がある部分を車両後部とする。
【0014】
上記各モジュールは、車両10の車両下方側に配置され、車両前後方向に延びる一対のサイドメンバ14によって支持されている。このサイドメンバ14は、前輪24Aの車両後方側から後輪24Bの車両前方側にかけて延在するセンタサイドメンバ14Aと、センタサイドメンバ14Aから車幅方向内側かつ車両上方側に屈曲した後、車両前方側に延びるフロントサイドメンバ14Bとを有している。また、サイドメンバ14は、センタサイドメンバ14Aから車幅方向内側かつ車両上方側に屈曲した後、車両後方側に延びるリアサイドメンバ14Cを有している。なお、センタサイドメンバ14Aはセンタモジュール16に設けられ、フロントサイドメンバ14Bはフロントモジュール17に設けられ、リアサイドメンバ14Cはリアモジュール18に設けられている。
【0015】
また、サイドメンバ14の車両上方側にはフロアパネル21が配置されている。車両10は、フロアパネル21により、車内の床面20Aが形成されている。フロアパネル21は、車両中央部に設けられた低床部21Aと、車両前部に設けられ、低床部21Aよりも床面20Aの位置が高い前方高床部21Bと、車両後部に設けられ、低床部21Aよりも床面20Aの位置が高い後方高床部21Cと、を有している。
【0016】
本実施形態では、車両中央部に設けられた低床部21Aと車両後部に設けられた後方高床部21Cの車両上方側が商品の陳列等に利用される店舗スペース26とされている。また、車両前部に設けられた前方高床部21Bの車両上方側が車両10の運転を操作する操作室28とされている。なお、車両10は完全自動運転を可能とするため、無人で走行する場合は、操作室28を設けずに店舗スペース26の一部としてもよい。
【0017】
図1〜図3に示されるように、センタモジュール16は、車両幅方向の両側に配置された側壁部20Dの車両前後方向中央部分、及びフロアパネル21の低床部21Aと、を含んで構成されている。
【0018】
左右の側壁部20Dには、それぞれ側面開口部30A、30Bが設けられている。側面開口部30A、30Bは、同一の形状及び大きさに形成されており、側面視で互いに重なる位置に設けられている。この側面開口部30A、30Bは、側面視で矩形状に形成されており、センタモジュール16の上下方向の略全域を高さ寸法とし、センタモジュール16の前後方向の半分以上の領域を幅寸法とする大型の開口部とされている。本実施形態では、車両幅方向右側部に設けられた側面開口部30Aは、後述する商品棚60Aと車外空間とを連通させる構成とされており、本発明における「アクセス用開口部」に相当する。一方、車両幅方向左側部に設けられた側面開口部30Bは、ユーザーが車両10に乗車する際の入口として構成されており、本発明における「乗降用開口部」に含まれている。
【0019】
なお、図3に示されるように、側面開口部30A、30Bは、通常時、車両前方にスライド可能に固定されたスライドドア32により閉塞されている。このスライドドア32は、側面開口部30A、30Bを閉塞する閉鎖状態CSから、車幅方向外側に移動しつつ、車両前方側に移動することで側面開口部30A、30Bを開放する開放状態OSとなる。
【0020】
図1及び図2に示されるように、フロアパネル21の低床部21Aの下方側には、バッテリケース34が設けられている。このバッテリケース34は、内部にバッテリ36が収納されている。バッテリケース34は、左右一対のセンタサイドメンバ14Aの間に設けられ、かつセンタサイドメンバ14Aに対して固定されている。
【0021】
また、側面開口部30Bの下方側には、低床部21Aとバッテリケース34との隙間に側部収納部38が設けられている。側部収納部38の内部には、スロープ40が収納されている(図3参照)。このスロープ40は、車椅子のユーザーが乗車する場合や、車内に台車を使って商品を搬入する場合に、側部収納部38から車両側方に引き出すことにより使用することができる。
【0022】
なお、本実施形態では車両10に単一のセンタモジュール16が結合されているが、複数のセンタモジュール16を車両前後方向に連結させて車両10の全長を変更してもよい。又は、車両前後方向の長さの異なる複数種類のセンタモジュール16を用意し、車両10の全長を変更可能に構成してもよい。
【0023】
一方、フロントモジュール17は、前壁部20C、側壁部20Dの車両前方部分、及びフロアパネル21の前方高床部21Bを含んで構成されている。前方高床部21Bの上方側は、上述した操作室28とされており、図示しない運転席、及び操作装置が設けられている。また、前方高床部21Bの下方側には、サブユニット室22Aが設けられており、内部に制御装置42が収納されている。この制御装置42には、車両10の周囲の状況を取得する図示しない複数の環境センサが接続されている。また、制御装置42の下方側では、前輪24Aを支持する図示しないフロントアクスルがフロントサイドメンバ14Bに固定されている。
【0024】
図1及び図2に示されるように、リアモジュール18は、後壁部20E、側壁部20Dの車両後方部分、及びフロアパネル21の後方高床部21Cを含んで構成されている。上述した通り、後方高床部21Cの上方側は、店舗スペース26とされている。また、車両の後部に配置された後壁部20Eには、後面開口部31が設けられている。後面開口部31は、車両前後方向視で略矩形状に形成されており、ユーザーが車両10から降車する際の出口として構成されている。この後面開口部31は、本発明における「乗降用開口部」に含まれている。
【0025】
なお、図3に示されるように、後面開口部31は、通常時、車両幅方向に互いに離間する方向にスライド可能に固定された一対のスライドドア44により閉塞されている。一対のスライドドア44は、後面開口部31を閉塞する閉鎖状態CSから、車両後方側に移動しつつ、車幅方向外側に移動することで後面開口部31を開放する開放状態OSとなる。
【0026】
また、後方高床部21Cの下方側には、パワーユニット室22Bが設けられている。パワーユニット室22Bの内部には、駆動ユニット46の他、高電圧部品としてのパワーユニット48が収納されている。
【0027】
後方高床部21Cの下方側には、後方高床部21Cとパワーユニット48との隙間に後部収納部50(図1及び図2参照)が設けられている。後部収納部50の内部には、スロープ40が収納されている。このスロープ40は、側部収納部38に収納されたスロープ40と同様に、車椅子のユーザーが降車する場合や、車内に台車を使って商品を搬入する場合に、後部収納部50から車両後方に引き出すことにより使用することができる。
【0028】
以上説明した車両10には、商品を陳列する商品棚60A、60B、60Cと、車内のユーザーが商品を購入するための車内決済機62、車外のユーザーが商品を購入するための車外決済機64が設置されている。
【0029】
図3に示されるように、車内の店舗スペース26には、店舗スペースの前部に設けられた側面開口部30Bから店舗スペース26の後部に設けられた後面開口部31へ向かう経路に沿って商品棚60A、60B、60C、及び車内決済機62が配置されている。
【0030】
商品棚60Aは商品陳列用に用いられる冷蔵庫とされている。商品棚60Aの基本的な構成は公知の冷蔵庫と同様であるため詳細な説明は割愛するが、冷媒管によって連結された冷却器と、圧縮器、放熱器、を内部機構として備えている。商品棚60Aは、冷媒管の内部を循環する液化した冷媒を冷却器で気化させ、その際の気化熱を利用して冷気を発生させている。そして、商品棚60Aは、気化した冷媒を圧縮機で高圧、高温の状態にした後、放熱器で放熱させることで液化させ、再び冷却器に供給している。この商品棚60Aは、略直方体の箱形に形成されており、内部に商品を陳列するための複数の棚部66が設けられている。また、商品棚60Aは、車両幅方向両側の側部に引違い戸で構成された扉部68がそれぞれ設けられており、車両幅方向の両側から内部に陳列された商品にアクセスできるように構成されている。なお、以下において、商品棚60Aの車両幅方向右側部に設けられた扉部を扉部68Aとし、車両幅方向左側部に設けられた扉部を扉部68Bとして記載する。
(【0031】以降は省略されています)

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