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公開番号2021061713
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210415
出願番号2019185830
出願日20191009
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人特許業務法人深見特許事務所
主分類B60L 53/14 20190101AFI20210319BHJP(車両一般)
要約【課題】外部充電が停止された場合において、ユーザの意思に基づいて外部充電を再開/終了させることができる車両を提供することである。
【解決手段】車両のECUは、AC充電の実行中に所定の操作があった場合には(S10においてYES)、充電停止処理を実行する(S40)。ECUは、充電停止処理において再開条件が成立したか否かを判定する(S50)。ECUは、再開条件が成立し、かつ、インレットに充電コネクタが接続されている場合には、ロック装置をロック状態に移行させて(S70)、AC充電を再開する(S80)。ECUは、再開条件が成立しなかった場合、または、インレットに充電コネクタが接続されていない場合には、AC充電を再開させない。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車両外部の電源から充電ケーブルを介して供給される電力を受けて車載の蓄電装置を充電する外部充電が可能に構成された車両であって、
前記充電ケーブルに設けられたコネクタが接続可能に構成されたインレットと、
前記インレットに接続された前記コネクタを前記インレットから取り外し不能なロック状態と、前記インレットに接続された前記コネクタを前記インレットから取り外し可能なアンロック状態との切り替えが可能に構成されたロック装置と、
前記ロック装置が前記ロック状態である場合に前記外部充電の実行を許可するように構成された制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記インレットに前記コネクタが接続されたことを検知した場合に、前記ロック装置を前記ロック状態に移行させ、
前記外部充電の実行中において所定の操作が行なわれた場合に、前記制御装置は、前記ロック装置を前記アンロック状態に移行させるとともに、前記外部充電を停止し、
前記外部充電が停止されてから所定時間内に予め定められた再開条件が成立し、かつ、前記インレットに前記コネクタが接続されている場合、前記制御装置は、前記ロック装置を前記ロック状態に移行させて前記外部充電を再開させる、車両。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記所定時間内に前記再開条件が成立しなかった場合、前記制御装置は、前記外部充電を再開させない、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記再開条件は、前記車両のドアが開けられたこと、または/および、前記車両のドアが閉められたことを含む、請求項1または請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記車両のドアの開閉をロックするためのドアロック装置をさらに備え、
前記再開条件は、前記ドアロック装置をドアロック状態にするための操作が行なわれたことを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両。
【請求項5】
前記所定の操作は、前記ドアロック装置の前記ドアロック状態を解除するためのドアアンロック操作を含む、請求項4に記載の車両。
【請求項6】
所定範囲内に存在する、前記車両のスマートキーに信号を送信可能に構成されたアンテナをさらに備え、
前記再開条件は、前記スマートキーが前記所定範囲内から前記所定範囲外へ移動したことを含み、
前記制御装置は、前記アンテナを介して送信した信号に対する応答信号を前記スマートキーから受信している場合に前記スマートキーが前記所定範囲内に存在するものとし、前記応答信号を前記スマートキーから受信していない場合に前記スマートキーが前記所定範囲外に存在するものとする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両。
【請求項7】
前記スマートキーには、前記ロック装置を前記アンロック状態にするための第1解除スイッチが設けられ、
前記所定の操作は、前記第1解除スイッチの操作を含む、請求項6に記載の車両。
【請求項8】
前記ロック装置を前記アンロック状態にするための第2解除スイッチをさらに備え、
前記所定の操作は、前記第2解除スイッチの操作を含む、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両外部の電源から供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電する外部充電が可能に構成された車両に関する。
続きを表示(約 5,200 文字)【背景技術】
【0002】
US2015/0061594号公報(特許文献1)には、車両外部の交流電源から充電ケーブルを介して供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電する交流(AC:Alternating current)充電が可能に構成された車両が開示されている。この車両は、充電ケーブルの先端に設けられたコネクタが接続可能に構成されたインレットと、インレットに接続されたコネクタをインレットから取り外し不能なロック状態およびインレットに接続されたコネクタをインレットから取り外し可能なアンロック状態を切り替え可能なロック装置とを含む。ロック装置は、車両のスマートキー等に設けられた解除スイッチの操作に応じてロック状態からアンロック状態へ移行する。なお、以下においては、ロック装置をロック状態からアンロック状態へ移行させることを「ロック解除」と称する場合がある。
【0003】
車両は、AC充電の実行中にロック解除が行なわれると、AC充電を停止させる。そして、車両は、AC充電を停止させてから一定時間内にインレットとコネクタとの接続が解除されていない場合には、ロック装置をロック状態に移行させて、AC充電を再開させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
US2015/0061594号公報
特開2009−81917号公報
特開2013−240127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザがAC充電を終了させたい意思をもってロック解除を行なう場合もある。この場合に、何らかの要因により、一定時間内にインレットとコネクタとの接続を解除できないこともあり得る。特許文献1に開示された車両においては、上記の場合に、ユーザにAC充電の継続の意思がないにも関わらず、AC充電が再開されてしまう。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、外部充電が停止された場合において、ユーザの意思に基づいて外部充電を再開/終了させることができる車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)この開示に係る車両は、車両外部の電源から充電ケーブルを介して供給される電力を受けて車載の蓄電装置を充電する外部充電が可能に構成された車両である。この車両は、充電ケーブルに設けられたコネクタが接続可能に構成されたインレットと、インレットに接続されたコネクタをインレットから取り外し不能なロック状態と、インレットに接続された前記コネクタをインレットから取り外し可能なアンロック状態との切り替えが可能に構成されたロック装置と、ロック装置がロック状態である場合に外部充電の実行を許可するように構成された制御装置とを備える。制御装置は、インレットにコネクタが接続されたことを検知した場合に、ロック装置をロック状態に移行させる。制御装置は、ロック装置がロック状態である場合に外部充電の実行を許可する。外部充電の実行中において所定の操作が行なわれた場合に、制御装置は、ロック装置をアンロック状態に移行させるとともに、外部充電を停止する。外部充電が停止されてから所定時間内に予め定められた再開条件が成立し、かつ、インレットにコネクタが接続されている場合、制御装置は、ロック装置をロック状態に移行させて外部充電を再開させる。
【0008】
上記構成によれば、外部充電が停止されてから所定時間内に再開条件が成立し、かつ、インレットにコネクタが接続されている場合に、外部充電が再開される。外部充電を再開するにあたり、所定時間経過後にインレットにコネクタが接続されているか否かの判定に加えて、所定時間内に再開条件が成立したか否かが判定される。再開条件には、ユーザに外部充電を再開させる意思があると推測できる条件が設定される。たとえば、車両に対する特定の操作等を再開条件として設定することができる。これにより、再開条件の成立を判定することで、ユーザに外部充電を再開させる意思があるか否かを推測することができる。インレットにコネクタが接続されていることに加えて、再開条件が成立した場合に外部充電を再開させることで、ユーザの意思に基づいて外部充電を再開させることができる。
【0009】
(2)ある実施の形態においては、所定時間内に再開条件が成立しなかった場合、制御装置は、外部充電を再開させない。
【0010】
上記構成によれば、外部充電が停止されてから所定時間内に再開条件が成立しなかった場合には、インレットにコネクタが接続されていたとしても、ユーザに外部充電を再開させる意思がないと推定して、外部充電を再開しない。再開条件の成立の有無を判定することにより、ユーザの意思に基づいて外部充電を終了させることができる。たとえば、外部充電を停止してから所定時間経過後にインレットにコネクタが接続されていた場合に外部充電を再開させる構成である場合であれば、外部充電を停止させる操作をする必要が生じるが、上記構成によれば、当該停止させる操作を省略することができる。
【0011】
(3)ある実施の形態においては、再開条件は、車両のドアが開けられたこと、または/および、車両のドアが閉められたことを含む。
【0012】
上記構成によれば、車両のドアを開ける、または/および車両のドアを閉めるという車両に対するユーザの操作があったことが再開条件として含まれる。外部充電が停止されてから所定時間経過してもインレットとコネクタとの接続が解除されることなく、ユーザが車両のドアを開ける操作、または/および車両のドアを閉める操作をしたということは、たとえばユーザは車内の荷物を取り出す等しており、ユーザに外部充電を終了する意思がない(外部充電を再開させる意思がある)と推定することができる。このような場合、外部充電を再開させることができる。
【0013】
(4)ある実施の形態においては、車両は、車両のドアの開閉をロックするためのドアロック装置をさらに備える。再開条件は、ドアロック装置をドアロック状態にするための操作が行なわれたことを含む。
【0014】
上記構成によれば、ドアロック装置をドアロック状態にするための操作が行なわれたことが再開条件として含まれる。外部充電が停止されてから所定時間経過してもインレットとコネクタとの接続が解除されることなく、ドアロック装置をドアロック状態にするための操作が行なわれたということは、ユーザに外部充電を再開させる意思があると推定することができる。このような場合、外部充電を再開させることができる。
【0015】
(5)ある実施の形態においては、所定の操作は、ドアロック装置のドアロック状態を解除するためのドアアンロック操作を含む。
【0016】
上記構成によれば、ユーザは、ドアアンロック操作をすることによって、外部充電を停止させることができる。
【0017】
(6)ある実施の形態においては、車両は、所定範囲内に存在する、車両のスマートキーに信号を送信可能に構成されたアンテナをさらに備える。再開条件は、スマートキーが所定範囲内から所定範囲外へ移動したことを含む。制御装置は、アンテナを介して送信した信号に対する応答信号をスマートキーから受信している場合にスマートキーが所定範囲内に存在するものとし、応答信号をスマートキーから受信していない場合にスマートキーが所定範囲外に存在するものとする。
【0018】
上記構成によれば、スマートキーが所定範囲内から所定範囲外へ移動したことが再開条件として含まれる。外部充電が停止されてから所定時間経過してもインレットとコネクタとの接続が解除されることなく、スマートキーが所定範囲内から所定範囲外へ移動した(すなわちユーザが移動した)ということは、ユーザに外部充電を再開させる意思があると推定することができる。このような場合、外部充電を再開させることができる。
【0019】
(7)ある実施の形態においては、スマートキーには、ロック装置をアンロック状態にするための第1解除スイッチが設けられる。所定の操作は、第1解除スイッチの操作を含む。
【0020】
上記構成によれば、ユーザは、スマートキーに設けられた第1解除スイッチを操作することによって外部充電を停止させることができる。
【0021】
(8)ある実施の形態においては、車両は、ロック装置をアンロック状態にするための第2解除スイッチをさらに備える。所定の操作は、第2解除スイッチの操作を含む。
【0022】
上記構成によれば、ユーザは、車両に備えられた第2解除スイッチを操作することによって外部充電を停止させることができる。
【発明の効果】
【0023】
本開示によれば、外部充電が停止された場合において、ユーザの意思に基づいて外部充電を再開/終了させることができる車両を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
実施の形態に係る車両の充電システムの全体構成図である。
インレット周辺の構造を示す図である。
図2におけるIII−III断面図(その1)である。
図2におけるIII−III断面図(その2)である。
充電システムの回路構成の一例を示す図である。
スイッチSW1,SW2の状態と、パイロット信号CPLTの電位と、CCIDリレーの状態との対応関係を示す図である。
AC充電において、ECUで実行される処理の手順を示すフローチャートである。
充電停止処理で実行される処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0026】
<全体構成>
図1は、本実施の形態に係る車両1の充電システムの全体構成図である。この充電システムは、車両1外部の充電設備から供給される電力を用いて車両1に搭載されるバッテリ100を充電する外部充電を行なうためのシステムである。本実施の形態では、外部充電として、たとえば自宅等に設けられた充電設備500から供給される交流電力を用いて車両1に搭載されるバッテリ100を充電するAC充電が行なわれる例について説明する。なお、本実施の形態においては、AC充電の一例として自宅等に設けられた充電設備500から供給される交流電力が用いられる例について説明するが、たとえば、公共の充電設備(充電スタンド)から供給される交流電力が用いられてもよい。
【0027】
図1を参照して、充電システムは、車両1と、充電ケーブル400と、充電設備500とを備える。
【0028】
充電設備500は、交流電源510およびコンセント520を含んで構成される。コンセント520は、たとえば一般家庭用のACコンセントである。
【0029】
AC充電時には、充電設備500と車両1とが充電ケーブル400で接続される。充電ケーブル400は、交流電力線440と、交流電力線440の一端に設けられた充電コネクタ410と、交流電力線440の他端に設けられたプラグ420と、交流電力線440上に設けられた充電回路遮断装置(以下、「CCID(Charging Circuit Interrupt Device)」とも称する)430とを含む。充電コネクタ410は、車両1のインレット220に接続可能に構成される。プラグ420は、充電設備500のコンセント520に接続可能に構成される。CCID430は、充電設備500から車両1への電力の供給および遮断を切り替えるための回路である。
【0030】
車両1は、バッテリ100に蓄えられた電力を用いて図示しない走行用モータを駆動させて走行する電気自動車である。なお、車両1は、バッテリ100の外部充電が可能に構成された車両であればよく、たとえば、燃料電池自動車やプラグインハイブリッド自動車であってもよい。
(【0031】以降は省略されています)

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