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公開番号2021061312
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210415
出願番号2019184471
出願日20191007
発明の名称筐体
出願人株式会社デンソー
代理人名古屋国際特許業務法人
主分類H05K 5/02 20060101AFI20210319BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】ラベルの一部が筐体から剥がれたり、折れ曲がったりすることを抑制できる筐体を提供すること。
【解決手段】筐体1は、外周面5Aが平面である平面部5と、前記平面部に接続し、一軸方向に湾曲した湾曲部7と、前記平面部における前記湾曲部側の端部15から、前記平面部と平行に延びる延出部11とを備える。筐体は、前記平面部の外周面及び前記延出部の外周面11Aに跨って取り付けられたラベル19をさらに備えることが好ましい。平面部とは反対側から湾曲部に接続する反対側平面部9をさらに備えることが好ましい。延出部の端部11Bは、反対側平面部の外周面9Aが属する基準面17よりも、平面部の側の位置、又は基準面上にあることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体(1)であって、
外周面(5A)が平面である平面部(5)と、
前記平面部に接続し、一軸方向に湾曲した湾曲部(7)と、
前記平面部における前記湾曲部側の端部(15)から、前記平面部と平行に延びる延出部(11)と、
を備える筐体。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
請求項1に記載の筐体であって、
前記平面部の外周面及び前記延出部の外周面(11A)に跨って取り付けられたラベル(19)をさらに備える筐体。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の筐体であって、
前記平面部とは反対側から前記湾曲部に接続する反対側平面部(9)をさらに備え、
前記延出部の端部(11B)は、前記反対側平面部の外周面(9A)が属する基準面(17)よりも、前記平面部の側の位置、又は前記基準面上にある筐体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は筐体に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両用計器等の製品は筐体を備える。筐体の外周面にラベルを貼り付けることがある。ラベルに関する技術が特許文献1に開示されている。ラベルは、紙や樹脂フィルム等から成る本体層と、粘着層とを備える。本体層には、様々な情報が表示されている。ラベルは、粘着層の粘着力により、筐体に貼り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5135785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
筐体の外周面に、十分に広い平面が存在しないことがある。この場合、ラベルの一部は、筐体の湾曲部に貼り付けられることがある。ラベルの一部を湾曲部に貼り付けた場合、ラベルには、平らな状態に戻ろうとする復元力が生じる。経時変化や熱環境のため、粘着層の粘着力が復元力を下回ると、ラベルの一部が筐体から剥がれ、さらには、折れ曲がる。ラベルの一部が折れ曲がると、ラベルから情報を読み取ることが困難になる。
【0005】
本開示の1つの局面では、ラベルの一部が筐体から剥がれたり、折れ曲がったりすることを抑制できる筐体を提供することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの局面は、筐体(1)であって、外周面(5A)が平面である平面部(5)と、前記平面部に接続し、一軸方向に湾曲した湾曲部(7)と、前記平面部における前記湾曲部側の端部(15)から、前記平面部と平行に延びる延出部(11)と、を備える筐体である。
【0007】
本開示の1つの局面である筐体は延出部を備える。延出部が存在することにより、筐体の外周面のうち、平面である部分が拡大する。そのため、例えば、ラベルの全体を、筐体の外周面のうち、平面である部分に取り付けることができる。その結果、ラベルの一部が筐体から剥がれたり、折れ曲がったりすることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
筐体の構成を表す斜視図である。
図1におけるII-II断面での断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.筐体1の構成
筐体1の構成を、図1、及び図2に基づき説明する。筐体1は製品の一部を構成する。製品として、例えば、計器等が挙げられる。計器として、例えば、車両用計器等が挙げられる。筐体1は箱型の基本形態を有する。
【0010】
筐体1は、単一の部品から成るものであってもよいし、複数の部品を組み合わせて成るものであってもよい。筐体1のうち、後述するラベル19を除く部分の材料は、例えば、樹脂である。樹脂として、例えば、ポリプロピレン、ABS等が挙げられる。筐体1は、例えば、金型を用いて成型する方法で製造できる。
【0011】
図1に示す筐体1は、車両用計器の筐体である。筐体1は、表示面3を備える。表示面3は、表示が行われる面である。筐体1は、平面部5、湾曲部7、反対側平面部9、延出部11、及び壁部13を備える。
【0012】
平面部5は、外周面5Aが平面である部分である。図1に示す事例では、平面部5は、車両用計器を車両に取り付けたとき、上側の面となる。
湾曲部7は、平面部5に接続している部分である。湾曲部7は、一軸方向に湾曲している。
【0013】
反対側平面部9は、外周面9Aが平面である部分である。反対側平面部9は、平面部5とは反対側から、湾曲部7に接続している。図1に示す事例では、反対側平面部9は、表示面3とは反対側に位置する。また、図1に示す事例では、反対側平面部9の法線と平面部5の法線とは直交する。
【0014】
延出部11は、端部15から、平面部5と平行に延びる部分である。端部15は、平面部5における湾曲部7の側の端部である。延出部11は一定の厚みを有する板状部材である。外周面5Aと、延出部11の外周面11Aとは、連続した1つの平面(以下では拡大平面16とする)を構成する。延出部11が延びている方向は、端部15から離れる方向である。
【0015】
拡大平面16の法線方向Nから見たとき、延出部11は、湾曲部7と重なる位置にある。拡大平面16の法線方向Nから見たとき、延出部11の形状は、例えば、長方形である。図2に示すII-II断面で見たとき、延出部11と湾曲部7との距離は、端部15から離れるほど大きくなる。
【0016】
外周面9Aが属する平面を、基準面17とする。図2に示すように、延出部11の端部11Bは、基準面17よりも、平面部5の側の位置、又は、基準面17の上にある。端部11Bは、延出部11の端部のうち、端部15とは反対側にある端部である。平面部5の側とは、図2における左側である。
【0017】
壁部13は、湾曲部7とは反対側から、平面部5に接続している。図1に示す事例では、壁部13は平面部5と直交している。
筐体1は、ラベル19をさらに備える。図2に示すように、ラベル19は、本体層21と、粘着層23とを備える。本体層21は、例えば、紙、樹脂フィルム等から成る。本体層21は、様々な情報を表示している。情報として、例えば、製品の品番、識別記号、2次元バーコード等が挙げられる。本体層21に情報を書き込む方法として、例えば、印字の方法がある。
【0018】
粘着層23は、本体層21の一方の面に形成されている。ラベル19は、粘着層23の粘着力により、拡大平面16に取り付けられている。ラベル19は、例えば、外周面5A及び外周面11Aに跨って取り付けられている。すなわち、ラベル19の一部は外周面5Aに取り付けられ、ラベル19の残りの部分は外周面11Aに取り付けられている。例えば、ラベル19は、拡大平面16の外側にははみ出していない。
【0019】
図1に示すように、筐体1は、延出部11とは反対側にリブ25を備える。リブ25は、延出部11とは反対方向に延びる板状部材である。作業者は、延出部11とリブ25とに指をかけて筐体1を持つことができる。この場合、作業者が筐体1を誤って落とすことを抑制できる。
【0020】
2.筐体1が奏する効果
(1A)筐体1は延出部11を備える。延出部11は、端部15から、平面部5と平行に延びる部分である。延出部11が存在することにより、外周面5Aよりも広い拡大平面16が生じる。ラベル19の全体を、拡大平面16に取り付けることができる。そのため、ラベル19の一部が湾曲部7の上に取り付けられることを抑制できる。その結果、ラベル19の一部が筐体1から剥がれたり、折れ曲がったりすることを抑制できる。
【0021】
(1B)端部11Bは、基準面17よりも、平面部5の側の位置、又は基準面17の上にある。そのため、反対側平面部9が下側になるように筐体1を台等の上に置いた場合に、延出部11に荷重が加わり難い。その結果、延出部11の破損を抑制できる。また、反対側平面部9が下側になるように筐体1を台等の上に置いた場合に、反対側平面部9の全体が台等に接地するので、台等の上で筐体1が安定する。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
【0022】
(1)筐体1が備える延出部11の数は特に限定されない。筐体1が備える延出部11の数は、単数であっても複数であってもよい。複数として、例えば、1、2、3・・・等が挙げられる。
【0023】
(2)法線方向Nから見たときの延出部11の形状は特に限定されない。法線方向Nから見たときの延出部11の形状は、例えば、正方形、台形、三角形、半円、不規則な形状等であってもよい。
【0024】
(3)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
【0025】
(4)上述した筐体の他、当該筐体を構成要素とするシステム、筐体の製造方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
【符号の説明】
【0026】
1…筐体、5…平面部、5A…外周面、7…湾曲部、9…反対側平面部、9A…外周面、11…延出部、11A…外周面、11B…端部、15…端部、16…拡大平面、17…基準面、19…ラベル、21…本体層、23…粘着層

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