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公開番号2021059355
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210415
出願番号2019183780
出願日20191004
発明の名称包装容器
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類B65D 5/36 20060101AFI20210319BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】天部側シートと底部側シートとを重ね、その周縁で全周に渡って互いに固定して構成され、平坦な状態と箱型の状態との間で可逆的に変形できる包装容器であり、箱型の状態のとき、その固定部が外面側に重ねられている包装容器において、その外面に歪みや皺を生じない包装容器を提供すること。
【解決手段】天部側シートの側面とこれに隣接する固定部との間の境界線(天部側境界線)の長さを、前記天部側側面に重ねられた底部側側面とこれに隣接する底部側固定部との間の境界線(底部側境界線)の長さより0.3〜6.0mm長くする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
天部側シートと底部側シートとを重ね、その周縁で全周に渡って互いに固定して構成され、平坦な状態と箱型の状態との間で可逆的に変形できる包装容器であって、
前記天部側シートがその中央に多角形状の天面を有しており、
この多角形状天面の各辺を一辺とする四角形状の天部側側面が、前記多角形状天面の辺の数と同じ数だけ設けられており、
互いに隣接する各天部側側面の間の各角部に、この天部側側面同士を繋いでしかも閉塞する天部側つなぎ片が設けられており、
隣接する前記四角形状の天部側側面を構成する辺同士が一致するように前記天部側つなぎ片を二つ折りできる天部側二つ折り用罫線が設けられており、
これら天部側側面及び天部側つなぎ片の外側に、底部側シートと固定する天部側固定部が設けられており、
前記底部側シートがその中央に多角形状の底面を有しており、
この多角形状底面の各辺を一辺とする四角形状の底部側側面が、前記多角形状底面の辺の数と同じ数だけ設けられており、
互いに隣接する各底部側側面の間の各角部に、この底部側側面同士を繋いでしかも閉塞する底部側つなぎ片が設けられており、
隣接する前記四角形状の底部側側面を構成する辺同士が一致するように前記底部側つなぎ片を二つ折りできる底部側二つ折り用罫線が設けられており、
これら底部側側面及び底部側つなぎ片の外側に、天部側シートと固定する底部側固定部が設けられており、
これら天部側シートと底部側シートとを重ねて、前記天部側固定部と底部側固定部とを互いに固定されており、
前記天部側側面のうち少なくとも1つの天部側側面とこれに隣接する天部側固定部との間の境界線(天部側境界線)の長さが、前記天部側側面に重ねられた底部側側面とこれに隣接する底部側固定部との間の境界線(底部側境界線)の長さより0.3〜6.0mm長いことを特徴とする包装容器。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
すべての側面とこれに隣接する天部側固定部との間の境界線(天部側境界線)の長さが、これらそれぞれの天部側側面に重ねられた底部側側面とこれに隣接する底部側固定部との間の境界線(底部側境界線)の長さより0.3〜6.0mm長いことを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
【請求項3】
天部側境界線の長さと底部側境界線との差が2.0〜4.0mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器。
【請求項4】
天部側側面と天部側固定部との間の前記境界線に折り曲げ罫線が設けられておらず、一方、底部側側面と底部側固定部との間の前記境界線に折り曲げ罫線が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装容器。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載の包装容器において、
前記天面に開口部を有することを特徴とする包装容器。
【請求項6】
請求項5に記載の包装容器において、
前記開口部にスパウトが装着されていることを特徴とする包装容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天部側シートと底部側シートとを重ね、その周縁で全周に渡って互いに固定して構成された容器であって、平坦な状態と箱型の状態との間で可逆的に変形できる包装容器に関するものである。
続きを表示(約 6,000 文字)【背景技術】
【0002】
このような包装容器は、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
この包装容器1’は次のようなものである。
【0004】
すなわち、この包装容器1’に使用する天部側シート1A’は、図10に示すように、その中央に長方形状の天面1A’10を有しており、この天面1A’10には開口部1A’11が設けられている。
【0005】
次に、天部側シート1A’は、長方形状の天面1A’10の各辺を折り曲げ用罫線として、この天面1A’10の各辺を一辺とする四角形状の天部側側面1A’21〜1A’24を有している。天部側側面1A’21〜1A’24の数は、多角形状天面1A’10の辺の数と同じ4である。
【0006】
また、天部側シート1A’は、互いに隣接する各天部側側面の間に、この天部側側面1A’21〜1A’24同士を繋ぐ天部側つなぎ片1A’31〜1A’34を有している。すなわち、天部側側面1A’21と天部側側面1A’22との間は天部側つなぎ片1A’31で繋がれている。また、天部側側面1A’22と天部側側面1A’23との間は天部側つなぎ片1A’32で繋がれている。その他の天部側側面についても同様である。なお、各天部側側面1A’21〜1A’24と天部側つなぎ片1A’31〜1A’34との間には折り曲げ用罫線が設けられている。
【0007】
そして、この天部側つなぎ片1A’31〜1A’34によって、天部側側面1A’21〜1A’24の間は閉塞されている。図示のように、この例では、天部側側面1A’21〜1A’24と天部側つなぎ片1A’31〜1A’34とを併せた部分の外形は長方形を構成しており、各天部側つなぎ片1A’31〜1A’34はその角部に位置して、天部側側面1A’21〜1A’24の間を閉塞している。例えば、天部側側面1A’21と天部側側面1A’22との間は天部側つなぎ片1A’31で閉塞している。
【0008】
この天部側つなぎ片1A’31〜1A’34は、天面1A’10の各頂点から、天部側つなぎ片1A’31〜1A’34を二等分する天部側二つ折り用罫線を有している。すなわち、図10に拡大して示すように、例えば、天部側側面1A’23と天部側側面1A’24とは、天面1A’10の頂点1A’10bを共有している。天部側側面1A’23を構成する辺のうち、天面1A’10の頂点1A’10bを共有している辺には、符号1A’23bを付して示している。また、天部側側面1A’24を構成する辺のうち、天面1A’10の頂点1A’10bを共有している辺には、符号1A’24bを付して示している。そして、この辺1A’23bと辺1A’24bとがなす角を二等分する天部側二つ折り用罫線1A’33cが設けられ、この天部側二つ折り用罫線1A’33cによって、天部側つなぎ片1A’33は2つの領域1A’331,1A’332に区分されている。すなわち、図において、辺1A’23bと二つ折り用罫線1A’33cとがなす角θ1と、辺1A’24bと天部側二つ折り用罫線1A’33cとがなす角θ2とは等しく、領域1A’331と領域1A’332とは、同形同大で、しかも、天部側二つ折り用罫線1A’33cを対称軸として線対称に配置されている。以上天部側つなぎ片1A’33を例として天部側二つ折り用罫線1A’33cについて説明したが、その他の天部側つなぎ片1A’31〜1A’32,1A’34にも同様に天部側二つ折り用罫線1A’31c〜1A’32c,1A’34cが設けられている。
【0009】
次に、天部側シート1A’は、これら天部側側面1A’21〜1A’24と天部側つなぎ片1A’31〜1A’34とを併せた長方形の部分の外側に、底部側シート1B’と固定するヒートシール領域から成る天部側固定部1A’40を有している。
【0010】
次に、底部用シート1B’は、後述する点を除き、天部側シート1A’と同様の構造を有している。すなわち、図11に示すように、まず、底部用シート1B’は中央に長方形状の底面1B’10を有している。この長方形状底面1B’10は天面1A’10と同形同大である。底部用シート1B’が天部側シート1A’と異なる点は、天部側シート1A’の天面1A’10には、開口部1A’11が設けられているのに対し、底部用シート1B’の底面1B’10には開口部が設けられていないことである。
【0011】
また、底部用シート1B’は、多角形状の底面1B’10の各辺を折り曲げ用罫線として、この各辺を一辺とする四角形状の底部側側面1B’21〜1B’24を、前記長方形状底面1B’10の辺の数と同じ4つ有している。これら底部側側面1B’21〜1B’24も、それぞれ、天部側側面1A’21〜1A’24と同形同大である。
【0012】
また、底部用シート1B’は、互いに隣接する各底部側側面1B’21〜1B’24の間に、この底部側側面1B’21〜1B’24同士を繋いでしかも閉塞する底部側つなぎ片1B’31〜1B’34を有している。これら底部側つなぎ片1B’31〜1B’34は天部側つなぎ片1A’31〜1A’34と同形同大である。
【0013】
また、各底部側側面1B’21〜1B’24と底部側つなぎ片1B’31〜1B’34との間には折り曲げ用罫線が設けられている。また、各底部側つなぎ片1B3’1〜1B’34には、底面1B10の各頂点から、底部側つなぎ片1B’31〜1B’34を二等分する底部側二つ折り用罫線1B’31c〜1B’34cが設けられており、この底部側二つ折り用罫線1B’31c〜1B’34cによって、底部側つなぎ片1B’31〜1B’34は、それぞれ、2つの領域に区分されている。
【0014】
次に、底部側シート1B’は、これら底部側側面1B’21〜1B’24と底部側つなぎ片1B’31〜1B’34とを併せた長方形の部分の外側に、天部側シート1A’と固定するヒートシール領域から成る底部側固定部1B’40を有している。
【0015】
そして、これら天部側シート1A’と底部側シート1B’とを位置合わせして重ね、両固定部1A’40,1B’40同士をヒートシールすることにより、平坦な状態の包装容器1’を製造することができる。包装容器1’は、このように平坦な状態で保管し、また、内容物を充填密封する工程に供給することができる。
【0016】
平坦状態の包装容器1’を箱型の状態に変形するためには、天部側シート1A’と底部側シート1B’とのそれぞれをその折り曲げ用罫線で折り曲げて立ち上げればよい。
【0017】
こうして形成された箱型の状態の包装容器1’では、天部側つなぎ片1A’31〜1A’34及び底部側つなぎ片1B’31〜1B’34が、その中央に位置する天部側二つ折り用罫線1A’31c〜1A’34cと底部側二つ折り用罫線1B’31c〜1B’34cのいずれもが容器外面に対して山折りになるように二つ折りされたものである。この二つ折りによって、天部側シート1A’の天部側側面1A’21〜1A’24のうち、互いに隣接する側面を構成する辺同士が重なり合い、また、天部側二つ折り用罫線1A’31c〜1A’34cのそれぞれによって区分された2つの領域が互いに重なり合って、フィン状パネルの天部側を構成する。図10の拡大図を参照して天部側つなぎ片1A’33について説明すると、この天部側つなぎ片1A’33を天部側二つ折り用罫線1A’33cで二つ折りすることにより、この天部側つなぎ片1A’33の両側に位置する天部側側面1A’23の辺1A’23bと天部側側面1A’24の辺1A’24bとが互いに重なり合う。また、天部側二つ折り用罫線1A’33cで区分された2つの領域1A’331,1A’332が互いに重なり合って、包装容器の各角部から外側に向けて突出するフィン状パネルの天部側を構成する。
【0018】
ところで、平坦な状態の包装容器1’においては、天部側シート1A’の天部側つなぎ片1A’33と底部側シート1B’の底部側つなぎ片1B’33とは正確に重なり合い、その天部側二つ折り用罫線1A’33cと底部側二つ折り用罫線1B’33cも互いに正確に重なり合っており、天部側シート1A’の天部側つなぎ片1A’33を天部側二つ折り用罫線1A’33cで二つ折りするとき、底部側シート1B’の底部側つなぎ片1B’33も底部側二つ折り用罫線1B’33cで二つ折りされる。このため、底部側つなぎ片1B’33の両側に位置する底部側側面1B’23の辺1B’23bと底部側側面1B24の辺1B’24bも互いに重なり合い、また、底部側二つ折り用罫線1B’33cで区分された2つの領域も互いに重なり合って、包装容器の各角部から外側に向けて突出するフィン状パネル133’を構成する。
【0019】
そして、天部側シート1A’の天部側側面1A’23と底部側シート1B’の底部側側面1B’23とは容器固定部140’を介して連続しているから、この両側面1A’23,1B’23によって箱型の状態の包装容器1の側面123’が構成される。
【0020】
また、天部側シート1A’の天部側つなぎ片1A’33と底部側シート1B’の底部側つなぎ片1B’33も容器固定部140’を介して連続しているから、この両つなぎ片1A’33,1B’33で構成された部分によって前記側面同士を繋いでしかも閉塞する。すなわち、天部側側面1A’23と底部側側面1B’23とで構成される側面123’と、天部側側面1A’24と底部側側面1B’24とで構成される側面124’との間を繋いで、しかも、ここに隙間が生じることがないように閉塞するのである。
【0021】
以上、天部側つなぎ片1A’33及び底部側つなぎ片1B’33で構成された部分を二つ折りする場合を例として説明したが、その他のつなぎ片についても同様である。
【0022】
そして、このようにすべてのつなぎ片1A’31〜1A’34,1B’31〜1B’34を二つ折りすることにより、各側面121’〜124’が形成されるから、これに伴って所定の折り曲げ用罫線で折り曲げられ、包装容器1’は箱型の形態を採る。この箱型の状態の包装容器1’は、天面1A’10と底面1B’10とを有し、その周囲に側面121’〜124’が設けられており、しかも、側面121’〜124’の間をつなぎ片1A’31〜1A’34,1B’31〜1B’34が閉塞しているから、前記開口部1A’11を除いて密封された状態にある。
【0023】
ところで、このように箱型の状態に変形された状態では、二つ折りされたつなぎ片1A’31〜1A’34,1B’31〜1B’34がフィン状パネル131’〜134’を構成し、このフィン状パネルが包装容器1’の各角部から外側に向けて突出している。そこで、このフィン状パネル131’〜134’を倒して包装容器1’の各側面121’〜124’に折り重ね、例えばヒートシールして接着することによって、その外観を整えることができる。図12はこのようにフィン状パネル131’〜134’を包装容器1’の各側面121’〜124’に折り重ねた状態の包装容器1’を示している。
【0024】
以上の説明から分かるように、平坦な状態の包装容器1’の天部側つなぎ片1A’31〜1A’34及び底部側つなぎ片1B’31〜1B’34のすべてを、これらの二つ折り用罫線1A’31c〜1A’34c及び1B’31c〜1B’34cで二つ折りすると共に、そのフィン状パネル131’〜134’を包装容器1’の各側面121’〜124’に折り重ねることにより、箱型の状態の包装容器1’に変形することができる。
【0025】
また、平坦な状態の包装容器1’の天部側側面1A’21〜1A’24と底部側側面1B’21〜1B’24のすべてを、その外側から押し込み、次にフィン状パネル131’〜134’を包装容器1’の各側面121’〜124’に折り重ねることによって、箱型の状態の包装容器1’に変形することも可能である。各側面1A’21〜1A’24,1B’21〜1B’24を押し込む際には、例えば、治具を使用することができる。
【0026】
いずれの方法で箱型の状態とした場合においても、この包装容器1’は図12に示すような形状である。なお、天部側固定部1A’40と底部側固定部1B’40とをヒートシールして形成された容器固定部は、天部側側面1A’21〜1A’24と底部側側面1B’21〜1B’24のいずれか一方の外面側に倒されて、その外面に重ねられている(図12では、容器固定部が底部側側面1B’21〜1B’24の外面に重ねられている)。
【0027】
そして、この箱型の状態の包装容器1’を平坦な状態に変形させるためには、容器固定部を把持して、包装容器1’の外方に引っ張ればよい。容器固定部を外方に引っ張ることにより、二つ折りされたつなぎ片が開き、包装容器1’を平坦な状態に変形することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0028】
特開2019−26275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0029】
ところで、前述のとおり、箱型の状態の包装容器’においては、天部側固定部1A’40と底部側固定部1B’40とをヒートシールして形成された容器固定部が天部側側面1A’21〜1A’24と底部側側面1B’21〜1B’24のいずれか一方の外面側に重ねられているため、この容器固定部が包装容器’の外側に突出する。そして、このため、この容器固定部が重ねられた側面(図12では底部側側面1B’21〜1B’24)を縮める方向に力が働き、歪みや皺を発生させていた。
【0030】
そこで、本発明は、特許文献1に記載の発明を前提として、その外面に歪みや皺を生じない包装容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0031】以降は省略されています)

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