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公開番号2021059237
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210415
出願番号2019184763
出願日20191007
発明の名称エア充填用タイヤ袋
出願人個人
代理人個人
主分類B60S 5/04 20060101AFI20210319BHJP(車両一般)
要約【課題】タイヤの破片が飛散することを簡単かつ確実に抑制することができる、エア充填用タイヤ袋を提供する。
【解決手段】エア充填用タイヤ袋10は、タイヤ12の軸方向の一方側面および他方側面を覆う第1シート30および第2シート32を備えている。第1シート30および第2シート32は、四角形の平面状のネット42で構成されており、ネット42の網目42aがエア供給用のホース18が挿通される貫通孔となっている。第1シート30の周縁部48の一部と第2シート32の周縁部50の一部とは、繋ぎ部34で繋がれている。周縁部48の他の一部と周縁部50の他の一部との間には、収容空間Sに収容されるタイヤ12が通る開口部36が構成されており、開口部36は、閉塞部38によって開閉可能に閉塞されている。第1シート30および第2シート32の角部56には、連結対象物22に連結される連結部40が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タイヤの軸方向の一方側面を覆う第1シートと、
前記タイヤの軸方向の他方側面を覆う第2シートと、
前記第1シートの周縁部の一部と前記第2シートの周縁部の一部とを繋ぐ繋ぎ部と、
前記第1シートの周縁部の他の一部と前記第2シートの周縁部の他の一部との間に構成され、前記第1シートと前記第2シートとで囲まれた収容空間に収容される前記タイヤが通る開口部と、
前記開口部を開閉可能に閉塞する閉塞部とを備える、エア充填用タイヤ袋。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記第1シートおよび前記第2シートは、平面状に形成されており、
前記繋ぎ部は、前記第1シートの周縁部の一部と前記第2シートの周縁部の一部とを直接繋ぐように構成されている、請求項1に記載のエア充填用タイヤ袋。
【請求項3】
前記第1シートおよび前記第2シートは四角形に形成されており、
前記繋ぎ部は、前記第1シートの3つの側縁と前記第2シートの3つの側縁とを繋ぐように構成されている、請求項1または2に記載のエア充填用タイヤ袋。
【請求項4】
前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方のタイヤの側面に対向する部分には、エア供給用のホースが挿通される貫通孔が設けられている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエア充填用タイヤ袋。
【請求項5】
前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方は複数の網目を有するネットで構成されている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエア充填用タイヤ袋。
【請求項6】
前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方を連結対象物に連結する連結部を備える、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエア充填用タイヤ袋。
【請求項7】
前記連結部は、前記収容空間に対する前記開口部側とは反対側に設けられている、請求項6に記載のエア充填用タイヤ袋。
【請求項8】
前記第1シートおよび前記第2シートは四角形に形成されており、
前記連結部は、前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方における角部に設けられている、請求項6または7に記載のエア充填用タイヤ袋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤにエアを充填する作業中にタイヤが破裂したとき、タイヤの破片が飛散することを抑制するエア充填用タイヤ袋に関する。
続きを表示(約 4,700 文字)【背景技術】
【0002】
自動車などの車両のタイヤには、車両の重量を支えるために高圧力でエアが充填されるため、タイヤのゴム部分や金属部分が劣化していたり、損傷していたりすると、エアを充填する作業中にタイヤが破裂することがある。また、正常なタイヤであっても、適正圧力を超えてエアが充填された場合には、タイヤが破裂することがある。このような事情により、従来からタイヤが破裂したときの安全対策に関する技術が存在する。例えば、下記特許文献1には、タイヤが破裂したときに、タイヤの破片が飛散することを抑制する安全ネットが開示されている。
【0003】
特許文献1に記載された安全ネットは、タイヤを覆う1枚のネットと、ネットに取り付けられた複数の係止金具とを備えている。ネットは、四角形の平面状に形成されており、複数の係止金具は、ネットの側縁に取り付けられている。
【0004】
安全ネットの第1の使用方法では、作業者は、まず、ネットをタイヤに被せるとともに、ネットの互いに反対側となる2つの側縁を、複数の係止金具を介してベースに設けられた金具に接続する。続いて、作業者は、エア供給用のホースをネットの内側の空間に挿入し、ホースの先端部に設けられたエアチャックをタイヤのエアバルブに接続する。その後、作業者は、ホースの基端部に接続されたエア充填機(エアコンプレッサ)を作動させて、タイヤにエアを適正圧力になるまで充填する。
【0005】
安全ネットの第2の使用方法では、作業者は、まず、ネットをタイヤに巻き付けてタイヤを傾斜させ、ネットの上部の側縁を、複数の係止金具を介して壁面に設けられた金具に接続する。続いて、作業者は、第1の使用方法と同じ工程により、タイヤにエアを適正圧力になるまで充填する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010−163071号公報
【0007】
しかしながら、上記特許文献1に記載された安全ネットでは、タイヤを完全に覆うことが困難であり、タイヤの破片が飛散することを確実に抑制することができなかった。つまり、上記第1の使用方法では、ネットの2つの側縁をベースに接続したときに、ネットの他の2つの側縁とベースとの間に大きな隙間が生じるため、当該隙間からタイヤの破片が飛散するおそれがあった。また、上記第2の使用方法では、ネットをタイヤに隙間なく巻き付けることが困難であり、ネットの隙間からタイヤの破片が飛散するおそれがあった。
【発明の概要】
【0008】
本発明は上記問題に対処するためになされたものであり、その目的は、タイヤの破片が飛散することを簡単かつ確実に抑制することができる、エア充填用タイヤ袋を提供することにある。
【0009】
上記目的を達成するため、本発明に係るエア充填用タイヤ袋の特徴は、タイヤの軸方向の一方側面を覆う第1シートと、前記タイヤの軸方向の他方側面を覆う第2シートと、前記第1シートの周縁部の一部と前記第2シートの周縁部の一部とを繋ぐ繋ぎ部と、前記第1シートの周縁部の他の一部と前記第2シートの周縁部の他の一部との間に構成され、前記第1シートと前記第2シートとで囲まれた収容空間に収容される前記タイヤが通る開口部と、前記開口部を開閉可能に閉塞する閉塞部とを備えることにある。
【0010】
この構成では、タイヤの軸方向の一方側面および他方側面を第1シートおよび第2シートで覆うことができる。また、タイヤの外周面の一部を第1シートおよび第2シートのうち繋ぎ部で繋げられた部分で覆うことができ、タイヤの外周面の残りの部分を第1シートおよび第2シートのうち閉塞部で閉塞された部分で覆うことができる。したがって、タイヤの全面を第1シートおよび第2シートで覆うことが可能であり、タイヤの破片が飛散することを確実に抑制することができる。
【0011】
また、第1シート、第2シートおよび繋ぎ部によって、収容空間および開口部を有する袋体が構成されるので、作業者が第1シートおよび第2シートでタイヤを覆う際には、開口部から収容空間にタイヤを入れるだけでよく、その作業を簡単に行うことができる。
【0012】
本発明に係るエア充填用タイヤ袋の他の特徴は、前記第1シートおよび前記第2シートは、平面状に形成されており、前記繋ぎ部は、前記第1シートの周縁部の一部と前記第2シートの周縁部の一部とを直接繋ぐように構成されていることにある。
【0013】
この構成では、平面状に形成された第1シートの周縁部の一部と平面状に形成された第2シートの周縁部の一部とが繋ぎ部によって直接繋がれるので、第1シート、第2シートおよび繋ぎ部で構成された袋体にマチ(厚みをつける部分)は存在しない。したがって、マチが存在する場合に比べて、第1シートおよび第2シートをタイヤの側面に密着させ易く、収容空間の内部でタイヤが動くことを抑制することができるとともにタイヤが破裂した際のタイヤ自身および破片の飛散を抑えることができる。
【0014】
本発明に係るエア充填用タイヤ袋の他の特徴は、前記第1シートおよび前記第2シートは四角形に形成されており、前記繋ぎ部は、前記第1シートの3つの側縁と前記第2シートの3つの側縁とを繋ぐように構成されていることにある。
【0015】
この構成では、第1シートおよび第2シートが四角形に形成されているので、第1シートの3つの側縁および第2シートの3つの側縁はいずれも直線状となり、これらの側縁に沿って繋ぎ部を形成し易いとともに繋ぎ部の開閉作業も容易にすることができる。
【0016】
本発明に係るエア充填用タイヤ袋の他の特徴は、前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方のタイヤの側面に対向する部分には、エア供給用のホースが挿通される貫通孔が設けられていることにある。
【0017】
この構成では、第1シートに設けられた貫通孔または第2シートに設けられた貫通孔にタイヤの軸方向からエア供給用のホースを挿通させることができるので、第1シートまたは第2シートよりも上記軸方向の内側に配置されたタイヤに対してホースを接続し易い。
【0018】
本発明に係るエア充填用タイヤ袋の他の特徴は、前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方は複数の網目を有するネットで構成されていることにある。
【0019】
この構成では、第1シートおよび第2シートの少なくとも一方がネットで構成されているので、エア充填用タイヤ袋の全体が軽くなり、簡単に持ち運ぶことができる。また、使用しないときには、エア充填用タイヤ袋を小さく折り畳んで保管することができる。さらに、複数の網目のうち1つにエア供給用のホースを挿通させることができるので、タイヤのエアバルブの位置に応じてホースを挿通させる網目を選択することが可能であり、タイヤに対してホースを接続し易い。
【0020】
本発明に係るエア充填用タイヤ袋の他の特徴は、前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方を連結対象物に連結する連結部を備えることにある。
【0021】
この構成では、第1シートおよび第2シートの少なくとも一方を、連結部を介して連結対象物に連結することができるので、タイヤが破裂した場合でも、タイヤが激しく動くことを抑制でき、作業者の安全を確保することができる。
【0022】
本発明に係るエア充填用タイヤ袋の他の特徴は、前記連結部は、前記収容空間に対する前記開口部側とは反対側に設けられていることにある。
【0023】
この構成では、連結部および開口部が収容空間を挟んだ互いに反対側に設けられているので、開口部から収容空間にタイヤを出し入れするときに連結部は邪魔にならない。
【0024】
本発明に係るエア充填用タイヤ袋の他の特徴は、前記第1シートおよび前記第2シートは四角形に形成されており、前記連結部は、前記第1シートおよび前記第2シートの少なくとも一方における角部に設けられていることにある。
【0025】
この構成では、第1シートおよび第2シートが四角形に形成されているので、収容空間に円形のタイヤを収容した状態では、第1シートおよび第2シートの角部がタイヤから離れて配置され、角部に設けられた連結部もタイヤから離れて配置される。したがって、タイヤと連結対象物との間に作業空間を確保することが可能であり、連結部を連結対象物に連結する作業や、その連結を解除する作業の作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
実施形態に係るエア充填用タイヤ袋の使用状態を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
実施形態に係るエア充填用タイヤ袋の構成を示す平面図である。
図2に示すエア充填用タイヤ袋の材料となるネットの構成を示す平面図である。
第1シートおよび第2シートの変形例を示す断面図である。
第1シートおよび第2シートの他の変形例を示す平面図である。
第1シートおよび第2シートのさらに他の変形例を示す平面図である。
繋ぎ部の変形例を示す平面図である。
閉塞部の変形例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本発明に係るエア充填用タイヤ袋の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0028】
図1は、実施形態に係るエア充填用タイヤ袋10の使用状態を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。図1(A)に示すように、エア充填用タイヤ袋10は、自動車などの車両のタイヤ12にエア充填機14を用いてエアを充填する際に、タイヤ12を収容する袋状の道具である。エア充填機14は、エアコンプレッサ16と、エアコンプレッサ16から延びるエア供給用のホース18とを有している。ホース18の先端部には、タイヤ12のエアバルブ(図示省略)に接続されるエアチャック20が設けられている。
【0029】
図1(B)に示すように、エアを充填する作業現場Mの床面Gには、エア充填用タイヤ袋10が連結される連結対象物22が設けられている。本実施形態の連結対象物22は、床面Gに設けられたアンカー部材であり、棒状の雄ネジ部22aと、雄ネジ部22aの上端部に設けられた環状の頭部22bとを有している。床面Gには、雌ネジ部材24が埋め込まれており、連結対象物22の雄ネジ部22aが雌ネジ部材24に螺合されている。なお、図1(A)では、床面G、連結対象物22および雌ネジ部材24が省略されており、図1(B)では、エア充填機14が省略されている。
【0030】
(エア充填用タイヤ袋10の構成)
図2は、エア充填用タイヤ袋10の構成を示す平面図である。図3は、エア充填用タイヤ袋10の材料となるネット42の構成を示す平面図である。図2では、タイヤ12を仮想線(二点鎖線)で示している。
(【0031】以降は省略されています)

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