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公開番号2021058082
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210408
出願番号2020159367
出願日20200924
発明の名称回転電気機械、圧縮機、および回転電気機械の製造方法
出願人ダイキン工業株式会社
代理人特許業務法人前田特許事務所
主分類H02K 1/18 20060101AFI20210312BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転電気機械において、鉄心とその支持部材とを電気的に絶縁された状態で確実に固定する。
【解決手段】複数の鉄心(10,20)と複数の支持部材(2a,4)とを設ける。鉄心(10,20)の少なくとも一つは、樹脂部材(40)を介して何れかの支持部材(2a,4)で支持する。樹脂部材(40)を介して互いに支持された鉄心(10,20)および支持部材(2a,4)の少なくとも一方には、他方に対して樹脂部材(40)を弾性力によって押しつける弾性変形部(18)を設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の鉄心(10,20)と、
複数の支持部材(2a,4)と、
を備え、
前記鉄心(10,20)の少なくとも一つは、樹脂部材(40)を介して何れかの前記支持部材(2a,4)に支持されており、
前記樹脂部材(40)を介して互いに支持された前記鉄心(10,20)および前記支持部材(2a,4)の少なくとも一方には、他方に対して前記樹脂部材(40)を弾性力によって押しつける弾性変形部(18)が設けられていることを特徴とする回転電気機械。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記弾性変形部(18)が設けられた部材の本体と、前記樹脂部材(40)との間には、空隙(S1)が形成されていることを特徴とする回転電気機械。
【請求項3】
請求項1、または請求項2において、
前記弾性変形部(18)は、所定の間隔を開けて複数が設けられ、
隣接する前記弾性変形部(18)同士の間には、空隙(S2)が形成されていることを特徴とする回転電気機械。
【請求項4】
請求項1から請求項3の何れかにおいて、
前記樹脂部材(40)を介して前記支持部材(2a,4)に支持された前記鉄心(10,20)は、固定子(10)であり、
前記固定子(10)を支持する前記支持部材(2a,4)は、ケーシング(4)であることを特徴とする回転電気機械。
【請求項5】
請求項1から請求項4の何れかにおいて、
前記樹脂部材(40)を介して前記支持部材(2a,4)に支持された前記鉄心(10,20)は、回転子(20)であり、
前記回転子(20)を支持する前記支持部材(2a,4)は、回転軸(2a)であることを特徴とする回転電気機械。
【請求項6】
請求項1から請求項5の何れかの回転電気機械(2)と、
前記回転電気機械によって駆動される圧縮機構(3)と、
を備えたことを特徴とする圧縮機。
【請求項7】
回転電気機械の製造方法において、
回転電気機械は、鉄心(10,20)と、樹脂部材(40)を介して前記鉄心(10,20)を支持する支持部材(2a,4)と、前記鉄心(10,20)および前記支持部材(2a,4)の少なくとも一方に設けられ、他方に弾性力によって前記樹脂部材(40)を押しつける弾性変形部(18)とを備えたものであり、
射出成形によって前記弾性変形部(18)に前記樹脂部材(40)を形成する工程と、
前記弾性変形部(18)を弾性変形させつつ、前記鉄心(10,20)と、前記支持部材(2a,4)とを固定する工程と、
を含んでいることを特徴とする回転電気機械の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、回転電気機械、圧縮機、および回転電気機械の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
モータなどの回転電気機械は、固定子がケーシングに固定されるものが多い。このような回転電気機械の中には、ケーシングの弾性復元力によって、固定子とケーシングとを固定するものがある(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005−155368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転電気機械では、固定子などの鉄心とその支持部材とを樹脂などによって、電気的に絶縁したい場合がある。
【0005】
本開示の目的は、回転電気機械において、鉄心とその支持部材とを電気的に絶縁された状態で確実に固定することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、複数の鉄心(10,20)と、
複数の支持部材(2a,4)と、
を備え、
前記鉄心(10,20)の少なくとも一つは、樹脂部材(40)を介して何れかの前記支持部材(2a,4)に支持されており、
前記樹脂部材(40)を介して互いに支持された前記鉄心(10,20)および前記支持部材(2a,4)の少なくとも一方には、他方に対して前記樹脂部材(40)を弾性力によって押しつける弾性変形部(18)が設けられていることを特徴とする回転電気機械である。
【0007】
第1の態様では、樹脂部材(40)が弾性力によって、取り付け相手に押しつけられる。第1の態様によれば、回転電気機械において、鉄心とその支持部材とを電気的に絶縁された状態で確実に固定することができる。
【0008】
本開示の第2の態様は、第1の態様において、
前記弾性変形部(18)が設けられた部材の本体と、前記樹脂部材(40)との間には、空隙(S1)が形成されていることを特徴とする回転電気機械である。
【0009】
本開示の第3の態様は、第1、または第2の態様において、
前記弾性変形部(18)は、所定の間隔を開けて複数が設けられ、
隣接する前記弾性変形部(18)同士の間には、空隙(S2)が形成されていることを特徴とする回転電気機械である。
【0010】
本開示の第4の態様は、第1から第3の態様の何れかにおいて、
前記樹脂部材(40)を介して前記支持部材(2a,4)に支持された前記鉄心(10,20)は、固定子(10)であり、
前記固定子(10)を支持する前記支持部材(2a,4)は、ケーシング(4)であることを特徴とする回転電気機械である。
【0011】
第4の態様では、固定子(10)とケーシング(4)とが確実に固定される。
【0012】
本開示の第5の態様は、第1から第4の態様の何れかにおいて、
前記樹脂部材(40)を介して前記支持部材(2a,4)に支持された前記鉄心(10,20)は、回転子(20)であり、
前記回転子(20)を支持する前記支持部材(2a,4)は、回転軸(2a)であることを特徴とする回転電気機械である。
【0013】
第5の態様では、回転子(20)と回転軸(2a)とが確実に固定される。
【0014】
本開示の第6の態様は、第1から第5の態様の何れかの回転電気機械(2)と、
前記回転電気機械によって駆動される圧縮機構(3)と、
を備えたことを特徴とする圧縮機である。
【0015】
第6の態様では、圧縮機において、前記の効果を得ることができる。
【0016】
本開示の第7の態様は、
回転電気機械の製造方法において、
回転電気機械は、鉄心(10,20)と、樹脂部材(40)を介して前記鉄心(10,20)を支持する支持部材(2a,4)と、前記鉄心(10,20)および前記支持部材(2a,4)の少なくとも一方に設けられ、他方に弾性力によって前記樹脂部材(40)を押しつける弾性変形部(18)とを備えたものであり、
射出成形によって前記弾性変形部(18)に前記樹脂部材(40)を形成する工程と、
前記弾性変形部(18)を弾性変形させつつ、前記鉄心(10,20)と、前記支持部材(2a,4)とを固定する工程と、
を含んでいることを特徴とする回転電気機械の製造方法である。
【0017】
第7の態様では、鉄心とその支持部材とを電気的に絶縁された状態で確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1は、実施形態1の圧縮機の断面図である。
図2は、モータの断面形状を模式的に示す。
図3は、実施形態1における固定子用プレートの平面図を示す。
図4は、回転子の斜視図を示す。
図5は、実施形態1における回転子用プレートの平面図である。
図6は、実施形態2の固定子の拡大図である。
図7は、実施形態3の固定子の拡大図である。
図8は、実施形態4の樹脂部材を示す。
図9は、実施形態5の弾性変形部、および樹脂部材を示す。
図10は、実施形態6の弾性変形部、および樹脂部材を示す。
図11は、実施形態6の変形例1の弾性変形部、および樹脂部材を示す。
図12は、実施形態6の変形例2の弾性変形部、および樹脂部材を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本開示では、回転電気機械、圧縮機、および回転電気機械の製造方法を説明する。
【0020】
[実施形態1]
図1に本実施形態の圧縮機(1)を断面図で示す。圧縮機(1)は、例えば、空気調和装置の冷媒回路(図示は省略)に設けられる。圧縮機(1)は、冷媒回路において、冷媒を圧縮する。圧縮機(1)は、図1に示すように、モータ(2)、圧縮機構(3)、およびケーシング(4)を備えている。
【0021】
ケーシング(4)は、圧縮機構(3)とモータ(2)を収容する容器である。ケーシング(4)は、モータ(2)の固定子(10)を支持する支持部材である。
【0022】
ケーシング(4)は、密閉容器である。ケーシング(4)は、鉄などの金属によって形成されている。ケーシング(4)は、例えば、金属板(鉄等の板材)に、いわゆるロール加工を施して円筒状の部材を形成し、その円筒状部材の両端に鏡板(鉄等の金属)を溶接することで形成できる。
【0023】
圧縮機構(3)は、流体(この例では冷媒)を圧縮する。圧縮機構(3)には、種々の流体機械を採用可能である。例えば、圧縮機構(3)には、ロータリ式圧縮機構、スクロール式圧縮機構などを採用することができる。この例では、圧縮機構(3)は、ケーシング(4)の側面に設けられた吸入管(3b)から流体を吸入し、圧縮した流体をケーシング(4)内に吐出する。ケーシング(4)内に吐出された流体(冷媒)は、吐出管(3c)を介して吐出される。
【0024】
《モータ(2)の構成》
モータ(2)は、回転電気機械の一例である。モータ(2)は、圧縮機構(3)を駆動する。図2にモータ(2)の断面形状を模式的に示す。モータ(2)は、磁石埋込型の回転電気機械である。モータ(2)は、図2に示すように、固定子(10)、回転子(20)、および回転軸(2a)を備えている。ケーシング(4)もモータ(2)の一部と見なしてよい。
【0025】
回転軸(2a)は、回転子(20)を支持する支持部材である。回転軸(2a)は、鉄などの金属で形成されている。回転軸(2a)は、圧縮機構(3)にも連結されている。
【0026】
以下の説明においては、軸方向とは回転軸(2a)の軸心の方向を意味する。径方向とは軸方向と直交する方向を意味する。外周側とは軸心から遠離する側を意味する。内周側とは軸心に近接する側をそれぞれ意味する。
【0027】
〈固定子(10)〉
固定子(10)は、固定子鉄心(11)、コイル(16)、および樹脂部材(40)を備えている。
【0028】
固定子鉄心(11)は、円筒状の部材である。固定子鉄心(11)は、多数のプレート部材(以下、固定子用プレート(17)という)が、軸方向に積層されて構成されている。固定子鉄心(11)は、いわゆる積層コアである。
【0029】
図3に、本実施形態における固定子用プレート(17)の平面図を示す。固定子用プレート(17)は、例えば電磁鋼板によって構成されている。固定子用プレート(17)は、例えば、電磁鋼板をプレス加工することで製造できる。固定子鉄心(11)を製造する際には、固定子用プレート(17)同士は、例えば、カシメによって、互いを固定する。
【0030】
固定子鉄心(11)は、1つのバックヨーク部(12)、複数のティース部(13)、および複数の弾性変形部(18)を備えている。
(【0031】以降は省略されています)

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