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公開番号2021058056
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210408
出願番号2019181780
出願日20191002
発明の名称結束バンドの取付装置
出願人三菱電機ビルテクノサービス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02G 1/06 20060101AFI20210312BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】高さ方向に延び横方向に互いに離れた複数のケーブルであって、作業者の手が届かない高さ位置にある部分を束ねることができる結束バンドの取付装置を得る。
【解決手段】環状の結束バンド6を保持し、結束バンド6の内側領域を小さくすることによって、結束バンド6の内側に挿入された複数の配線ケーブル4が束ねられる保持部材7と、保持部材7から下方に延び、作業者に把持される把持部材8とを備え、保持部材7は、把持部材8が操作されることによって、結束バンド6の内側領域を小さくする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
環状の結束バンドを保持し、前記結束バンドの内側領域を小さくすることによって、前記結束バンドの内側に挿入された複数のケーブルが束ねられる保持部材と、
前記保持部材から下方に延び、作業者に把持される把持部材と
を備え、
前記保持部材は、前記把持部材が操作されることによって、前記結束バンドの内側領域を小さくする結束バンドの取付装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記結束バンドが前記複数のケーブルを束ねた場合に、前記結束バンドにおける余剰部分を切断する切断部材をさらに備え、
前記切断部材は、前記把持部材が操作されることによって、前記余剰部分を切断する請求項1に記載の結束バンドの取付装置。
【請求項3】
前記把持部材は、長手方向について伸縮可能となっている請求項1または請求項2に記載の結束バンドの取付装置。
【請求項4】
前記把持部材は、
第1棒部材と、
前記第1棒部材に隣り合うように設けられた第2棒部材と
を有し、
前記第2棒部材が前記第1棒部材に近づくことによって、前記保持部材が前記結束バンドの内側領域を小さくする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の結束バンドの取付装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、結束バンドの取付装置に関する。
続きを表示(約 4,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、結束バンドを結束対象物の外周に巻いて、結束バンドの先端部を結束バンドの孔に挿入する巻部と、操作されることによって、巻部を動作させる操作部とを備えた結束バンドの取付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000−85718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、高さ方向に延び横方向に互いに離れた複数のケーブルであって、作業者の手が届かない高さ位置にある部分を束ねることができないという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、高さ方向に延び横方向に互いに離れた複数のケーブルであって、作業者の手が届かない高さ位置にある部分を束ねることができる結束バンドの取付装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る結束バンドの取付装置は、環状の結束バンドを保持し、結束バンドの内側領域を小さくすることによって、結束バンドの内側に挿入された複数のケーブルが束ねられる保持部材と、保持部材から下方に延び、作業者に把持される把持部材とを備え、保持部材は、把持部材が操作されることによって、結束バンドの内側領域を小さくする。
【発明の効果】
【0007】
この発明に係る結束バンドの取付装置によれば、高さ方向に延び横方向に互いに離れた複数のケーブルであって、作業者の手が届かない高さ位置にある部分を束ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態1に係る結束バンドの取付装置が用いられるエレベーター装置を示す正面図である。
この発明の実施の形態1に係る結束バンドの取付装置を示す正面図である。
図2の結束バンドの取付装置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る結束バンドの取付装置が用いられるエレベーター装置を示す正面図である。エレベーター装置は、昇降路を昇降するかご1と、かご1の上部に設けられたかご上装置2、かご1の内部に設けられたかご内操作盤3と、かご上装置2とかご内操作盤3とに接続された配線ケーブル4とを備えている。配線ケーブル4は、かご1の上部からかご1の側面を通って、かご1の下部において内部に挿入されている。図1では、1本の配線ケーブル4が示されているが、エレベーター装置は、複数の配線ケーブル4を備えている。配線ケーブル4は、高さ方向に延び横方向に互いに離れて配置されている。
【0010】
次に、複数の配線ケーブル4を束ねる結束バンドの取付装置について説明する。なお、結束バンドの取付装置は、配線ケーブル4に限らず、例えば、かご1の下部に接続された複数の制御ケーブル5を束ねてもよい。
【0011】
図2は、この発明の実施の形態1に係る結束バンドの取付装置を示す正面図である。図3は、図2の結束バンドの取付装置を示す平面図である。結束バンドの取付装置は、結束バンド6を保持する保持部材7と、保持部材7から下方に延び、作業者に把持される把持部材8とを備えている。
【0012】
保持部材7は、基部71と、基部71の上部に設けられた一対のケーブル保持部72とを有している。一対のケーブル保持部72のそれぞれは、環状の結束バンド6を保持する。一対のケーブル保持部72のうちの一方を第1ケーブル保持部72Aとし、他方を第2ケーブル保持部72Bとする。
【0013】
第1ケーブル保持部72Aは、基部71に固定されている。第2ケーブル保持部72Bは、基部71に対して幅方向Aにスライド可能となっている。第2ケーブル保持部72Bが第1ケーブル保持部72Aに近づくように、第2ケーブル保持部72Bが基部71に対してスライドすることによって、結束バンド6の内側領域が小さくなる。結束バンド6の内側領域が小さくなることによって、結束バンド6の内側に挿入された複数の配線ケーブル4が束ねられる。束ねられる複数の配線ケーブル4は、基部71の側面に沿うように配置される。これにより、結束バンド6を用いて、複数の配線ケーブル4を強く束ねることができる。
【0014】
また、結束バンドの取付装置は、結束バンド6が複数の配線ケーブル4を束ねた場合に、結束バンド6における余剰部分61を切断する図示しない切断部材を備えている。切断部材としては、カッター、はさみなどが挙げられる。また、結束バンドの取付装置は、切断された余剰部分61を受ける図示しない受け皿を備えている。
【0015】
把持部材8は、第1棒部材81と、第1棒部材に隣り合うように設けられた第2棒部材82とを有している。第1棒部材81は、基部71に固定されている。第2棒部材82は、作業者によって第2棒部材82が操作されることによって、基部71に対してスライド可能となっている。第2棒部材82が基部71に対してスライドすることによって、第2ケーブル保持部72Bが基部71に対してスライドする。したがって、保持部材7は、把持部材8が操作されることによって、結束バンドの内側領域を小さくする。
【0016】
また、把持部材8は、第1棒部材81に設けられた切断操作部83を備えている。切断操作部83が操作されることによって、切断部材が余剰部分61を切断する。作業者の手が切断操作部83と第1棒部材81とを握ることによって、切断操作部83が操作される。
【0017】
把持部材8は、長手方向について伸縮可能となっている。把持部材8が長手方向に伸縮することによって、保持部材7の高さ位置が変化する。
【0018】
また、把持部材8は、図示しない保持解除操作部を備えている。保持解除操作部は、第1棒部材81または第2棒部材82に設けられている。作業者が保持解除操作部を操作することによって、一対のケーブル保持部72による結束バンド6の保持が解除される。これにより、結束バンドが結束バンドの取付装置から取り外される。
【0019】
次に、結束バンドの取付装置を用いて、複数の配線ケーブル4を束ねる手順について説明する。複数の配線ケーブル4における束ねられる部分は、設定された高さ位置の部分であり、また、作業者の手が届かない高さ位置にある部分である。まず、作業者は、複数の配線ケーブル4における作業者の手が届く高さ位置の部分を束ねて、束ねられた配線ケーブル4の周囲を囲むように環状の結束バンド6を配置する。また、結束バンド6を保持部材7に取り付ける。この時、結束バンド6は、配線ケーブル4に対して高さ方向に移動可能である。言い換えれば、結束バンド6は、配線ケーブル4に対して仮止めされた状態である。
【0020】
その後、作業者は、把持部材8を上方に移動させる。これにより、結束バンド6が配線ケーブル4を滑りながら上方に移動する。これにより、複数の配線ケーブル4における束ねられた部分が上方に移動する。結束バンド6が設定された高さ位置に到達した後、作業者は、把持部材8を操作する。具体的には、作業者は、第2棒部材82が第1棒部材81に近づく方向に第2棒部材82を移動させる。作業者は、第2棒部材82の移動を複数回繰り返してもよい。
【0021】
第2棒部材82が第1棒部材81に近づく方向に第2棒部材82が移動することによって、第2ケーブル保持部72Bが第1ケーブル保持部72Aに近づく方向に第2ケーブル保持部72Bが移動する。これにより、結束バンド6の内側領域が小さくなる。その結果、結束バンド6が複数の配線ケーブル4を強く束ねる。これにより、結束バンド6が配線ケーブル4に固定される。
【0022】
その後、作業者は、切断操作部83を操作する。切断操作部が操作されることによって、図示しない切断部材が結束バンド6の余剰部分61を切断する。
【0023】
その後、作業者は、保持解除操作部を操作する。保持解除操作部が操作されることによって、第1ケーブル保持部72Aおよび第2ケーブル保持部72Bによる配線ケーブル4の保持が解除される。以上により、結束バンドの取付装置を用いて、複数の配線ケーブル4を束ねる手順が終了する。
【0024】
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る結束バンドの取付装置によれば、環状の結束バンド6を保持する保持部材7と、保持部材7から下方に延び、作業者に把持される把持部材8とを備えている。保持部材7は、把持部材8が操作されることによって、結束バンド6の内側領域を小さくする。これにより、高さ方向に延び横方向に互いに離れた複数の配線ケーブル4であって、作業者の手が届かない高さ位置にある部分を束ねることができる。
【0025】
また、結束バンドの取付装置は、結束バンド6が複数の配線ケーブル4を束ねた場合に、結束バンド6における余剰部分61を切断する切断部材を備えている。切断部材は、把持部材8が操作されることによって、余剰部分61を切断する。これにより、余剰部分61が結束バンド6に付いたままとなることを防止することができる。
【0026】
また、把持部材8は、長手方向について伸縮可能となっている。これにより、作業者は、脚立を用いることなく、設定された高さ位置に結束バンド6を容易に配置することができる。
【0027】
また、把持部材8は、第1棒部材81と、第1棒部材81に隣り合うように設けられた第2棒部材82とを有している。第2棒部材82が第1棒部材81に近づくことによって、保持部材7が結束バンド6の内側領域を小さくする。これにより、作業者は、把持部材8を簡単に操作することができる。
【0028】
なお、上記実施の形態1では、かご1に隣り合う高さ位置に結束バンド6を配置する結束バンドの取付装置について説明した。しかしながら、これに限らず、昇降路の頂部の高さ位置に結束バンド6を配置する結束バンドの取付装置であってもよい。
【符号の説明】
【0029】
1 かご、2 かご上装置、3 かご内操作盤、4 配線ケーブル、5 制御ケーブル、6 結束バンド、7 保持部材、8 把持部材、71 基部、72 ケーブル保持部、72A 第1ケーブル保持部、72B 第2ケーブル保持部、81 第1棒部材、82 第2棒部材、83 切断操作部。

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