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公開番号2021057285
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210408
出願番号2019181306
出願日20191001
発明の名称端子金具
出願人矢崎総業株式会社
代理人特許業務法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 4/58 20060101AFI20210312BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】原価を低減させること。
【解決手段】相手方端子金具に電気接続させる端子接続体10と、物理的且つ電気的に接続させる電線Weとの間の接続形態毎に端子接続体10とは別体のものとして成形された複数種類の電線接続体20,120,220,320の内の選択された1つと、端子接続体10と複数種類の電線接続体20,120,220,320との間で共通の構造のものとして構成され、かつ、端子接続体10と選択された電線接続体20,120,220,320とを結合させる結合構造30と、を備えること。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
相手方端子金具に電気接続させる端子接続体と、
物理的且つ電気的に接続させる電線との間の接続形態毎に前記端子接続体とは別体のものとして成形された複数種類の電線接続体の内の選択された1つと、
前記端子接続体と複数種類の前記電線接続体との間で共通の構造のものとして構成され、かつ、前記端子接続体と選択された前記電線接続体とを結合させる結合構造と、
を備えることを特徴とした端子金具。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記電線接続体と前記電線との間の前記接続形態とは、前記電線接続体と前記電線との間における物理的且つ電気的な接続構造又は/及び物理的且つ電気的に接続された前記電線接続体と前記電線における前記電線の引き出し方向のことであることを特徴とした請求項1に記載の端子金具。
【請求項3】
複数種類の前記電線接続体の内の1つは、前記電線に巻き付けて圧着接続させる2つの片部を有するものであることを特徴とした請求項1又は2に記載の端子金具。
【請求項4】
複数種類の前記電線接続体の内の1つは、内方に挿入された前記電線に外方から圧着接続させる筒部を有するものであることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の端子金具。
【請求項5】
複数種類の前記電線接続体の内の1つは、前記電線との間で溶着接続又は半田付け接続される電線接続部を有するものであることを特徴とした請求項1から4の内の何れか1つに記載の端子金具。
【請求項6】
複数種類の前記電線接続体は、前記端子接続体と前記相手方端子金具との間の端子接続方向に沿って前記電線を引き出させるものと、前記端子接続方向に対する交差方向に沿って前記電線を引き出させるものと、に大別されることを特徴とした請求項1から5の内の何れか1つに記載の端子金具。
【請求項7】
前記結合構造は、前記端子接続体に設けられた第1螺子部と、前記電線接続体に設けられ、かつ、前記第1螺子部の螺子軸と同軸の貫通孔を有する被結合部と、前記第1螺子部に螺合させる第2螺子部を有し、前記貫通孔を介して前記被結合部を前記端子接続体に締結させる螺子部材と、を備えることを特徴とした請求項1から6の内の何れか1つに記載の端子金具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子金具に関する。
続きを表示(約 5,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、端子金具は、相手方端子金具に電気接続させる端子接続部と、電線に対して物理的且つ電気的に接続させる電線接続部と、を有する一体成形品として本体が形成されている。例えば、この種の端子金具については、下記の特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5579213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、端子金具においては、その設置場所や使用環境等の様々な設計要件に応じて、電線接続部に対しての電線の接続形態(電線接続部と電線との間の接続構造や電線接続部からの電線の引き出し方向等)が決められる。例えば、端子金具においては、電線との間の接続構造を決める際の設計要件として、圧着接続による接続構造が適しているのであれば、圧着接続構造に合わせた電線接続部が形成され、溶着接続による接続構造が設計要件に適しているのであれば、溶着接続構造に合わせた電線接続部が形成される。また、端子金具においては、電線接続部からの電線の引き出し方向を決める際の設計要件として、相手方端子金具との端子接続方向に沿う引き出し方向が適しているのであれば、そのような引き出し方向となる電線接続部が形成され、その端子接続方向に対する交差方向に沿う引き出し方向が適しているのであれば、そのような引き出し方向となる電線接続部が形成される。このように、従来は、電線接続部の形状が異なる仕様違いの端子金具を電線の接続形態毎に用意する必要がある。よって、従来の端子金具は、原価の高騰を招く虞がある。
【0005】
そこで、本発明は、原価の低減が可能な端子金具を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する為、本発明は、相手方端子金具に電気接続させる端子接続体と、物理的且つ電気的に接続させる電線との間の接続形態毎に前記端子接続体とは別体のものとして成形された複数種類の電線接続体の内の選択された1つと、前記端子接続体と複数種類の前記電線接続体との間で共通の構造のものとして構成され、かつ、前記端子接続体と選択された前記電線接続体とを結合させる結合構造と、を備えることを特徴としている。
【0007】
ここで、前記電線接続体と前記電線との間の前記接続形態とは、前記電線接続体と前記電線との間における物理的且つ電気的な接続構造又は/及び物理的且つ電気的に接続された前記電線接続体と前記電線における前記電線の引き出し方向のことであることが望ましい。
【0008】
また、複数種類の前記電線接続体の内の1つは、前記電線に巻き付けて圧着接続させる2つの片部を有するものであることが望ましい。
【0009】
また、複数種類の前記電線接続体の内の1つは、内方に挿入された前記電線に外方から圧着接続させる筒部を有するものであることが望ましい。
【0010】
また、複数種類の前記電線接続体の内の1つは、前記電線との間で溶着接続又は半田付け接続される電線接続部を有するものであることが望ましい。
【0011】
また、複数種類の前記電線接続体は、前記端子接続体と前記相手方端子金具との間の端子接続方向に沿って前記電線を引き出させるものと、前記端子接続方向に対する交差方向に沿って前記電線を引き出させるものと、に大別されることが望ましい。
【0012】
また、前記結合構造は、前記端子接続体に設けられた第1螺子部と、前記電線接続体に設けられ、かつ、前記第1螺子部の螺子軸と同軸の貫通孔を有する被結合部と、前記第1螺子部に螺合させる第2螺子部を有し、前記貫通孔を介して前記被結合部を前記端子接続体に締結させる螺子部材と、を備えることが望ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る端子金具は、端子接続体と電線接続体とを別体の部品として用意して、その電線接続体における電線との間の接続形態に拘わらず、これらで端子接続体を共用できるように構成している。よって、この端子金具は、原価の低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1は、実施形態の端子金具を示す分解斜視図である。
図2は、実施形態の端子金具を別角度から見た分解斜視図である。
図3は、端子接続体を示す分解斜視図である。
図4は、端子接続体を示す断面図である。
図5は、端子接続体と第1電線接続体とが結合された端子金具を示す斜視図である。
図6は、端子接続体と第1電線接続体とが結合された端子金具を別角度から見た斜視図である。
図7は、端子接続体と第2電線接続体とが結合された端子金具を示す斜視図である。
図8は、端子接続体と第2電線接続体とが結合された端子金具を別角度から見た斜視図である。
図9は、端子接続体と第3電線接続体とが結合された端子金具を示す斜視図である。
図10は、端子接続体と第3電線接続体とが結合された端子金具を別角度から見た斜視図である。
図11は、端子接続体と第4電線接続体とが結合された端子金具を示す斜視図である。
図12は、端子接続体と第4電線接続体とが結合された端子金具を別角度から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明に係る端子金具の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0016】
[実施形態]
本発明に係る端子金具の実施形態の1つを図1から図12に基づいて説明する。
【0017】
図1から図12の符号1は、本実施形態の端子金具を示す。この端子金具1は、相手方端子金具(図示略)に電気接続させる端子接続体10と、物理的且つ電気的に接続させる電線Weとの間の接続形態毎に端子接続体10とは別体のものとして成形された複数種類の電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320)の内の選択された1つと、を備える(図1及び図2)。その電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)と電線Weとの間の接続形態とは、電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)と電線Weとの間における物理的且つ電気的な接続構造又は/及び物理的且つ電気的に接続された電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)と電線Weにおける電線Weの引き出し方向のことである。
【0018】
尚、ここでは、便宜上、複数種類の電線接続体として、第1から第4の電線接続体20,120,220,320を例に挙げる。しかしながら、この端子金具1の構成要素となる電線接続体については、必ずしもこれら4種類に限定するものではない。また、ここでは、便宜上、1種類の電線Weを第1から第4の電線接続体20,120,220,320に対しての接続対象として例に挙げる。しかしながら、電線Weについては、複数種類の電線接続体の中で異なる種類のもの(例えば、電線径の異なるもの)が用いられてもよい。
【0019】
更に、この端子金具1は、端子接続体10と複数種類の電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320)との間で共通の構造のものとして構成され、かつ、端子接続体10と選択された電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)とを結合させる結合構造30を備える(図1、図2及び図4から図12)。
【0020】
この端子金具1は、相手方端子金具との間の電気接続形態を問うものではない。よって、この端子金具1は、相手方端子金具に対して直接的に電気接続させるものであってもよく、相手方端子金具に対して間接的に電気接続させるものであってもよい。また、この端子金具1は、相手方端子金具に対して直接的に電気接続させる場合、例えば、相手方端子金具に対して嵌合接続させるものであってもよく、相手方端子金具に対して螺子止め固定させるものであってもよい。ここでは、相手方端子金具に対して嵌合接続させる端子金具1を例示する。従って、この例示の端子金具1と相手方端子金具は、その内の一方が雌端子形状のものとして形成され、その内の他方が雄端子形状のものとして形成される。ここでは、端子金具1を雌端子として構成する。
【0021】
この例示の端子接続体10は、端子本体11と接点部材12とを備える(図1、図3から図5、図7、図9及び図11)。その端子本体11と接点部材12は、各々、金属等の導電性材料で成形される。この例示の端子接続体10においては、その接点部材12を介して相手方端子金具を端子本体11に電気接続させる。
【0022】
端子本体11は、相手方端子金具に対して嵌合接続させる端子接続部11aと、複数種類の電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320)の内の選択された1つを結合させる結合部11bと、を有する(図1から図12)。この例示の端子本体11においては、端子接続部11aが円筒状に形成され、結合部11bが端子接続部11aと同軸上で端子接続部11aと同一外径の円柱状に形成されている。この端子本体11においては、その端子接続部11aの筒軸方向が相手方端子金具との間の端子接続方向又は端子抜去方向となる。この端子本体11においては、その端子接続部11aの内部空間に円柱状の相手方端子金具が開口11a
1
(図1、図3から図5、図7、図9及び図11)から挿入される。
【0023】
端子本体11の結合部11bには、結合構造30の構成要素の1つである螺子部(以下、「第1螺子部」という。)13が設けられている(図2及び図4)。その第1螺子部13は、結合部11bと同軸の螺子軸を有するものである。よって、この第1螺子部13の螺子軸は、端子接続体10と相手方端子金具との間の端子接続方向に沿うものとなる。結合構造30は、その第1螺子部13とは別の構成要素として、この第1螺子部13に螺合させる螺子部材31を備える(図1、図2及び図6)。その螺子部材31は、第1螺子部13に螺合させる(以下、「第2螺子部」という。)31aを有している。
【0024】
ここで、この第1螺子部13は、端子金具1として成立し、かつ、電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)に電線Weを接続させることができるのであれば、雌螺子部であってもよく、雄螺子部であってもよい。この例示では、結合部11bに対して同軸上に形成された雌螺子部を第1螺子部13として利用し、その第1螺子部13に螺合させる螺子部材31に雄螺子部材を用いる。
【0025】
接点部材12は、弾性変形可能な部材であり、端子接続部11aの内部空間に設置される。この例示の接点部材12は、円筒を成しており、端子接続部11aと同軸上で端子接続部11aの内周面に接触させる。この接点部材12は、端子接続部11aの内部空間に挿入されてきた相手方端子金具の外周面によって、径方向の外側に押動されながら弾性変形して、その相手方端子金具を端子接続部11aに電気接続させる。
【0026】
第1から第4の電線接続体20,120,220,320は、各々、電線Weの端末に対して物理的且つ電気的に接続させるものとして例示する(図5、図8、図9及び図11)。その電線Weの端末においては、芯線We1が被覆We2の剥ぎ取りによって剥き出しになっている。第1から第4の電線接続体20,120,220,320は、各々、金属等の導電性材料で成形される。
【0027】
第1電線接続体20は、電線Weとの間の接続構造として圧着接続構造を採るものである(図5)。更に、この第1電線接続体20は、端子接続体10と相手方端子金具との間の端子接続方向に沿って電線Weを引き出させるものである(図5)。
【0028】
この第1電線接続体20は、電線Weに対して圧着接続させる電線接続部21を有する(図5)。ここで示す電線接続部21は、電線Weに巻き付けて圧着接続させる2つの片部(所謂バレル片部)21aを有するU字状又はV字状に形成されている。この電線接続部21は、電線Weの端末の剥き出しの芯線We1に加締めながら巻き付けて圧着接続させる一対の片部21aと、電線Weの端末の被覆We2に加締めながら巻き付けて圧着接続させる一対の片部21aと、を2組有するものであってもよい。但し、この例示の電線接続部21は、その電線Weの端末の芯線We1と被覆We2とに対して一纏めに圧着接続させる一対の片部21aを1組有するものとして例示している。また、その一対の片部21aは、所謂Bクリンプ構造を採るものであってもよく、一方の片部21aに対して他方の片部21aを外側から巻き付けて圧着接続させる構造のものであってもよい。この第1電線接続体20においては、端末に圧着接続させた電線接続部21から電線Weが引き出されている。
【0029】
更に、この第1電線接続体20は、結合構造30の構成要素の1つとして、自らを端子接続体10の結合部11bに結合させる被結合部22を有する(図1、図2、図5及び図6)。
【0030】
先に示したように、端子接続体10は、その端子接続方向に沿う第1螺子部13を結合部11bに有している。よって、被結合部22には、第1螺子部13の螺子軸及び螺子部材31における第2螺子部31aの螺子軸と同軸の貫通孔22aが形成されている(図1及び図2)。
(【0031】以降は省略されています)

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