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公開番号2021055620
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210408
出願番号2019179837
出願日20190930
発明の名称浄化装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人特許業務法人クシブチ国際特許事務所
主分類F02M 35/024 20060101AFI20210312BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】吸気の持つ慣性によってクリーンサイドまで吸気を導入させて、吸気効率を向上できる浄化装置を提供する。
【解決手段】第一半体92および第二半体93がエレメント95によって区画されクリーンサイド94Bおよびダーティーサイド94Aを形成するエアクリーナ81と、ダーティーサイド94A内に外気を導入する吸気ダクト82と、を有する浄化装置において、吸気ダクト82はエレメント95の面95Dに沿う向きでダーティーサイド94A内に延出して配置され、ダーティーサイド94A内には、吸気ダクト82の下流端82Bから導入された吸気をエレメント95の面95Dに向かうように誘導する整流壁102が設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第一半体(92)および第二半体(93)がエレメント(95)によって区画されクリーンサイド(94B)およびダーティーサイド(94A)を形成するエアクリーナ(81)と、前記ダーティーサイド(94A)内に外気を導入する吸気ダクト(82)と、を有する浄化装置において、
前記吸気ダクト(82)は前記エレメント(95)の面(95D)に沿う向きで前記ダーティーサイド(94A)内に延出して配置され、
前記ダーティーサイド(94A)内には、前記吸気ダクト(82)の下流端(82B)から導入された吸気を前記エレメント(95)の面(95D)に向かうように誘導する整流壁(102)が設けられていることを特徴とする浄化装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記下流端(82B)は前記エレメント(95)の面(95D)に沿う向きに開口し、
前記整流壁(102)は、前記第二半体(93)のうち前記エレメント(95)と対向する壁面から前記エレメント(95)方向に突出することで形成されることを特徴とする請求項1に記載の浄化装置。
【請求項3】
前記整流壁(102)のうち前記吸気ダクト(82)が配置される側はR形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の浄化装置。
【請求項4】
前記整流壁(102)は、前後方向で、前記吸気ダクト(82)の下流端(82B)の接線方向の延長線(L2)とラップする位置に設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の浄化装置。
【請求項5】
前記整流壁(102)は前記吸気ダクト(82)の延出方向と交差する向きに沿って幅広に設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の浄化装置。
【請求項6】
前記整流壁(102)は前記吸気ダクト(82)側が凹となる弧状に設けられることを特徴とする請求項5に記載の浄化装置。
【請求項7】
前記整流壁(102)の端部の延長線上には、前記整流壁(102)の延長線と交差する向きに延びる第二整流壁(103)が設けられることを特徴とする請求項5又は6に記載の浄化装置。
【請求項8】
前記第一半体(92)は前記クリーンサイド(94B)から吸気を導出するエアファンネル(84)を有し、
前記エアファンネル(84)の上流端(84A)は前記吸気ダクト(82)の下流端(82B)側に開口し、
前記吸気ダクト(82)の前記下流端(82B)は前記エアファンネル(84)の上流端(84A)側に開口していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の浄化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浄化装置に関する。
続きを表示(約 5,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術として、上下方向に延伸し、前後幅をコンパクトにしたエアクリーナが開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、吸気ダクトがエレメントの面に沿う向きでダーティーサイド内に延出して配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6333873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エアクリーナのクリーンサイドへの吸気の充填効率を向上させるためには、ダーティーサイドからの吸気の慣性を用いて、吸気を、エレメントを通過させてクリーンサイドに導入することが考えられる。しかし、上記従来技術の構造のように、吸気ダクトがエレメントの面に沿う向きでダーティーサイド内に延出する場合、吸気ダクトの下流端からダーティーサイド内に導入された吸気は慣性でエレメントの面に沿う向きに導入されてしまい、効率的な充填の妨げになることが想定される。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、吸気の持つ慣性によってクリーンサイドまで吸気を導入させて、吸気効率を向上できる浄化装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
浄化装置は、第一半体(92)および第二半体(93)がエレメント(95)によって区画されクリーンサイド(94B)およびダーティーサイド(94A)を形成するエアクリーナ(81)と、前記ダーティーサイド(94A)内に外気を導入する吸気ダクト(82)と、を有する浄化装置において、前記吸気ダクト(82)は前記エレメント(95)の面(95D)に沿う向きで前記ダーティーサイド(94A)内に延出して配置され、前記ダーティーサイド(94A)内には、前記吸気ダクト(82)の下流端(82B)から導入された吸気を前記エレメント(95)の面(95D)に向かうように誘導する整流壁(102)が設けられていることを特徴とする。
【0006】
上記構成において、前記下流端(82B)は前記エレメント(95)の面(95D)に沿う向きに開口し、前記整流壁(102)は、前記第二半体(93)のうち前記エレメント(95)と対向する壁面から前記エレメント(95)方向に突出することで形成されてもよい。
【0007】
また、上記構成において、前記整流壁(102)のうち前記吸気ダクト(82)が配置される側はR形状を有してもよい。
【0008】
また、上記構成において、前記整流壁(102)は、前後方向で、前記吸気ダクト(82)の下流端(82B)の接線方向の延長線(L2)とラップする位置に設けられてもよい。
【0009】
また、上記構成において、前記整流壁(102)は前記吸気ダクト(82)の延出方向と交差する向きに沿って幅広に設けられてもよい。
【0010】
また、上記構成において、前記整流壁(102)は前記吸気ダクト(82)側が凹となる弧状に設けられてもよい。
【0011】
また、上記構成において、前記整流壁(102)の端部の延長線上には、前記整流壁(102)の延長線と交差する向きに延びる第二整流壁(103)が設けられてもよい。
【0012】
また、上記構成において、前記第一半体(92)は前記クリーンサイド(94B)から吸気を導出するエアファンネル(84)を有し、前記エアファンネル(84)の上流端(84A)は前記吸気ダクト(82)の下流端(82B)側に開口し、前記吸気ダクト(82)の前記下流端(82B)は前記エアファンネル(84)の上流端(84A)側に開口していてもよい。
【発明の効果】
【0013】
浄化装置は、第一半体および第二半体がエレメントによって区画されクリーンサイドおよびダーティーサイドを形成するエアクリーナと、前記ダーティーサイド内に外気を導入する吸気ダクトと、を有する浄化装置において、前記吸気ダクトは前記エレメントの面に沿う向きで前記ダーティーサイド内に延出して配置され、前記ダーティーサイド内には、前記吸気ダクトの下流端から導入された吸気を前記エレメントの面に向かうように誘導する整流壁が設けられている。この構成によれば、吸気ダクトの下流端からダーティーサイド内に導入された吸気は慣性によってエレメントの面に沿う向きに導入されるが、吸気を、整流壁によってエレメントの面に向かうように誘導して、吸気の持つ慣性によってクリーンサイドまで導入させることができ、吸気効率を向上できる。
【0014】
上記構成において、前記下流端は前記エレメントの面に沿う向きに開口し、前記整流壁は、前記第二半体のうち前記エレメントと対向する壁面から前記エレメント方向に突出することで形成されてもよい。この構成によれば、整流壁が、第二半体からエレメントの面に向かう方向に突出することで形成されることで、簡易な構造で吸気の向きをエレメント側に指向させることができる。
【0015】
また、上記構成において、前記整流壁のうち前記吸気ダクトが配置される側はR形状を有してもよい。この構成によれば、吸気の圧力損失を抑制しつつ吸気の向きをエレメント側に指向させることができる。
【0016】
また、上記構成において、前記整流壁は、前後方向で、前記吸気ダクトの下流端の接線方向の延長線とラップする位置に設けられてもよい。この構成によれば、効率的に吸気の向きをエレメント側に指向させることができる。
【0017】
また、上記構成において、前記整流壁は前記吸気ダクトの延出方向と交差する向きに沿って幅広に設けられてもよい。この構成によれば、エレメントの広範囲に吸気を指向させることができる。
【0018】
また、上記構成において、前記整流壁は前記吸気ダクト側が凹となる弧状に設けられてもよい。この構成によれば、エレメントのより広範囲に吸気を指向させることができる。
【0019】
また、上記構成において、前記整流壁の端部の延長線上には、前記整流壁の延長線と交差する向きに延びる第二整流壁が設けられてもよい。この構成によれば、整流壁の幅広方向に沿う方向に指向した吸気を第二整流壁によってエレメント側に指向させることができる。
【0020】
また、上記構成において、前記第一半体は前記クリーンサイドから吸気を導出するエアファンネルを有し、前記エアファンネルの上流端は前記吸気ダクトの下流端側に開口し、前記吸気ダクトの前記下流端は前記エアファンネルの上流端側に開口していてもよい。この構成によれば、吸気ダクトから導入された吸気を、よりスムーズにエアファンネルに導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。
車体フレームを上方から見た平面図である。
操舵系及び浄化装置の周辺部を示す自動二輪車の車幅方向中心に沿った断面図である。
浄化装置の左右幅中心に沿った断面図である。
浄化装置の背面図である。
第二半体を内面側から見た正面図である。
第二半体を左前方から見た斜視図である。
図5のドレン穴の周辺部の拡大図である。
図8のIX−IX線断面図である。
エアクリーナケース内の吸気のCFDの解析結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
【0023】
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の右側面図である。なお、以下の説明の側面図では、左右一対で設けられるものは、片側のものだけが図示されている。
自動二輪車1は、車体フレームFにパワーユニットとしてのエンジン10が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系11が車体フレームFの前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム12が車体フレームFの後部側に設けられた車両である。自動二輪車1は、乗員が跨るようにして着座する乗車用のシート13(乗員シート)が車体フレームFの後部の上方に設けられた鞍乗り型の車両である。
【0024】
図2は、車体フレームFを上方から見た平面図である。
図1及び図2を参照し、車体フレームFは、前端に設けられるヘッドパイプ14と、ヘッドパイプ14の後部から後下がりに延出する左右一対のメインフレーム15,15(フレーム部材)と、メインフレーム15,15の前端部から後下方に延びる左右一対のダウンフレーム16,16と、メインフレーム15,15の後端から下方に延出する左右一対のピボットフレーム17,17と、ピボットフレーム17,17の上部から後上がりに車両後端部まで延びる左右一対のシートフレーム18,18とを備える。
【0025】
メインフレーム15,15は、ヘッドパイプ14の下部から比較的緩い傾斜で後下がりに延びるメインフレーム本体部15a,15aと、ヘッドパイプ14の上部とメインフレーム本体部15a,15aの前部とを連結する補強フレーム部15b,15bとを備える。メインフレーム本体部15a,15aは、図2に示すように、ヘッドパイプ14から延びて平面視において後方側ほど車幅方向の間隔が大きくなるフレーム前部15c,15cと、フレーム前部15c,15cの後端から互いに略平行に後方へ延びるフレーム後部15d,15dとを備える。
【0026】
左右の補強フレーム部15b,15bは、後方側ほど互いの車幅方向の間隔が大きくなるとともに、メインフレーム本体部15a,15aよりも大きな傾斜で後下がりに延びる。補強フレーム部15b,15bの前端部には、ステー27,27が設けられる。また、補強フレーム部15b,15bは、ステー27,27の後方に、エアクリーナケースステー34,34を備える。
また、車体フレームFは、メインフレーム本体部15a,15aの前後の中間部とダウンフレーム16,16とを連結する左右一対の連結フレーム19,19を備える。
ピボットフレーム17,17は、ピボット孔(不図示)を上下の中間部に備え、このピボット孔には、左右のピボットフレーム17,17を車幅方向に連結するピボット軸31が挿通される。
【0027】
車体フレームFは、メインフレーム本体部15a,15aのフレーム後部15d,15dの前部を車幅方向に連結する前側クロスフレーム20と、ピボットフレーム17,17の上端部を車幅方向に連結する中間側クロスフレーム21と、ピボットフレーム17,17の下端部を車幅方向に連結する下側クロスフレーム22とを備える。
また、車体フレームFは、シートフレーム18,18の前部を車幅方向に連結する後側クロスフレーム23と、シートフレーム18,18の後端部を車幅方向に連結する後端側クロスフレーム24と、後側クロスフレーム23と後端側クロスフレーム24との間でシートフレーム18,18を車幅方向に連結するクロスフレーム25とを備える。
【0028】
車体フレームFは、ダウンフレーム16,16の下端部に前側エンジンハンガ26(図1)を備え、前側クロスフレーム20に上側エンジンハンガ28(図2)を備え、メインフレーム本体部15a,15aの後端部に後側エンジンハンガ29を備え、下側クロスフレーム22に下側エンジンハンガ30を備える。
図1に示すように、スイングアーム12は、ピボット軸31に前端部を軸支され、ピボット軸31を中心に上下に揺動する。後輪3は、スイングアーム12の後端部に挿通される後輪車軸32に軸支される。
【0029】
エンジン10は、ピボットフレーム17,17の前方で車体フレームFから吊り下げられるようにして搭載されている。
エンジン10は、車幅方向に延びるクランク軸(不図示)を支持するクランクケース35と、クランクケース35の前部から前上方に延びるシリンダ部36とを備える。クランクケース35は、メインフレーム15,15のフレーム後部15d,15dの下方に位置する。シリンダ部36は、メインフレーム15,15に沿うように前上方に延び、その前部は、左右のダウンフレーム16,16の間、及び、左右の連結フレーム19,19の間に位置する。クランクケース35の後部には、変速機が収容されている。
【0030】
エンジン10は、前側エンジンハンガ26、上側エンジンハンガ28、後側エンジンハンガ29、及び、下側エンジンハンガ30を介して車体フレームFに支持される。
エンジン10は、シリンダ部36のシリンダ軸線Cが鉛直よりも水平側に近くなるように前傾しているエンジンであり、エンジン10の上方には空間が確保される。
エンジン10の出力は、エンジン10の出力軸(不図示)と後輪3との間に巻き掛けられるチェーン37によって後輪3に伝達される。
(【0031】以降は省略されています)

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