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公開番号2021051853
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210401
出願番号2019172711
出願日20190924
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20210305BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気的な接続信頼性を保持することができるコネクタを提供する。
【解決手段】相手端子3が収容された相手ハウジング5と嵌合可能なハウジング7と、ハウジング7に収容され電線9の端末部に電気的に接続され相手ハウジング5とハウジング7とが嵌合した状態で相手端子3に電気的に接続される端子11とを備えたコネクタ1において、ハウジング7に、ハウジング7の内壁面と端子11の外周面とに当接される抑制部材13を収容した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
相手端子が収容された相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、
前記ハウジングに収容され電線の端末部に電気的に接続され前記相手ハウジングと前記ハウジングとが嵌合した状態で前記相手端子に電気的に接続される端子と、
前記ハウジングに収容され前記ハウジングの内壁面と前記端子の外周面又は前記端子に隣接する前記電線の外周面とに当接される抑制部材と、
を有するコネクタ。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記抑制部材は、外周面が前記ハウジングの内壁面に当接し内周面が前記端子の外周面又は前記端子に隣接する前記電線の外周面と当接して挟持する一対の挟持部と、一対の前記挟持部の一端側を連結する連結部とを有する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
一対の前記挟持部には、互いの対向方向に付勢力を付与するバネ部が設けられている、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記抑制部材の前記ハウジングへの挿入方向前側には、テーパ面が設けられている、請求項1から3のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記端子には、前記電線の外周に固定される電線接続部が設けられ、
前記抑制部材には、前記電線接続部に対して前記ハウジングからの離脱方向に係合される係止部が設けられている、請求項1から4のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、相手端子が収容された相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、ハウジングに収容され電線の端末部に電気的に接続され相手ハウジングとハウジングとが嵌合した状態で相手端子に電気的に接続される端子とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
このコネクタでは、相手ハウジングとハウジングとを嵌合させることにより、相手端子と端子とが嵌合し、相手端子と端子とが電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018−14300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記特許文献1のようなコネクタでは、端子がハウジングに収容された状態で、ハウジングの内壁面と端子の外周面との間に隙間が形成されている。このような隙間が形成されていると、端子がハウジング内でガタつくことになる。
【0006】
端子がハウジング内でガタつくと、相手端子と端子とが電気的に接続された状態で、互いの電気的な接点間で摩耗が生じ、接点間での電気的な接続信頼性が低下する虞があった。
【0007】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、電気的な接続信頼性を保持することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本実施形態に係るコネクタは、相手端子が収容された相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに収容され電線の端末部に電気的に接続され前記相手ハウジングと前記ハウジングとが嵌合した状態で前記相手端子に電気的に接続される端子と、前記ハウジングに収容され前記ハウジングの内壁面と前記端子の外周面又は前記端子に隣接する前記電線の外周面とに当接される抑制部材とを有する。
【0009】
前記抑制部材は、外周面が前記ハウジングの内壁面に当接し内周面が前記端子の外周面又は前記端子に隣接する前記電線の外周面と当接して挟持する一対の挟持部と、一対の前記挟持部の一端側を連結する連結部とを有することが好ましい。
【0010】
一対の前記挟持部には、互いの対向方向に付勢力を付与するバネ部が設けられていることが好ましい。
【0011】
前記抑制部材の前記ハウジングへの挿入方向前側には、テーパ面が設けられていることが好ましい。
【0012】
前記端子には、前記電線の外周に固定される電線接続部が設けられ、前記抑制部材には、前記電線接続部に対して前記ハウジングからの離脱方向に係合される係止部が設けられていることが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、電気的な接続信頼性を保持することができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
第1実施形態に係るコネクタの断面図である。
第1実施形態に係るコネクタの要部拡大断面図である。
第1実施形態に係るコネクタの端子に抑制部材を組付けるときの斜視図である。
第1実施形態に係るコネクタの端子に抑制部材を組付けたときの斜視図である。
図4の要部拡大断面図である。
第1実施形態に係るコネクタの抑制部材の斜視図である。
第1実施形態の変形例に係るコネクタの抑制部材の斜視図である。
第2実施形態に係るコネクタの断面図である。
第2実施形態に係るコネクタの要部拡大断面図である。
第2実施形態に係るコネクタの端子に抑制部材を組付けるときの斜視図である。
第2実施形態に係るコネクタの端子に抑制部材を組付けたときの斜視図である。
図11の要部拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0016】
(第1実施形態)
図1〜図6を用いて第1実施形態について説明する。
【0017】
本実施形態に係るコネクタ1は、相手端子3が収容された相手ハウジング5と嵌合可能なハウジング7と、ハウジング7に収容され電線9の端末部に電気的に接続され相手ハウジング5とハウジング7とが嵌合した状態で相手端子3に電気的に接続される端子11とを備えている。
【0018】
そして、ハウジング7には、ハウジング7の内壁面と端子11の外周面とに当接される抑制部材13が収容されている。
【0019】
また、抑制部材13は、外周面がハウジング7の内壁面に当接し内周面が端子11の外周面と当接して挟持する一対の挟持部15,15と、一対の挟持部15,15の一端側を連結する連結部17とを有する。
【0020】
さらに、一対の挟持部15,15には、互いの対向方向に付勢力を付与するバネ部19,19が設けられている。
【0021】
また、抑制部材13のハウジング7への挿入方向前側には、テーパ面21が設けられている。
【0022】
図1〜図6に示すように、コネクタ1は、相手ハウジング5と、相手端子3と、ハウジング7と、端子11と、抑制部材13とを備えている。
【0023】
図1に示すように、相手ハウジング5は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、筐体状に形成されている。この相手ハウジング5には、一端側が開口され内部にハウジング7が嵌合される嵌合部23が設けられている。この嵌合部23の内部には、相手端子3が収容されている。
【0024】
図1に示すように、相手端子3は、導電性材料からなり、タブ状の相手接続部25を有する。この相手端子3は、一端側が相手ハウジング5にインサート成形などによって固定され、他端側のタブ状の相手接続部25が嵌合部23内に配置される。このような相手端子3は、相手ハウジング5がハウジング7と嵌合した状態で、端子11と電気的に接続される。
【0025】
図1,図2に示すように、ハウジング7は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、相手ハウジング5の嵌合部23内に嵌合可能な筐体状に形成されている。このハウジング7の内部には、相手ハウジング5との嵌合方向に沿って端子収容室27が設けられている。端子収容室27は、長さ方向の一端側が接続開口29となっており、長さ方向の他端側が挿入開口31となっている。
【0026】
接続開口29には、相手ハウジング5とハウジング7とが嵌合することにより、相手端子3の相手接続部25が挿入される。この接続開口29に相手接続部25が挿入されることにより、相手端子3と端子11とが電気的に接続される。挿入開口31には、端子11が電気接続部37側から挿入され、端子11が端子収容室27に収容される。この挿入開口31が設けられた端子収容室27内には、係止ランス33が設けられている。
【0027】
係止ランス33は、基端が端子収容室27の上壁と連続する一部材で設けられ、自由端側が内部に向けて傾斜して配置されるように、撓み可能に設けられている。この係止ランス33は、挿入開口31から端子11が挿入されることにより、電気接続部37と摺動して撓まされる。このような係止ランス33は、端子11が端子収容室27内の正規位置に配置された状態で、復元され、自由端側が端子11の電気接続部37に係合される。この係止ランス33の係合により、端子11が挿入開口31側から抜け出ることが防止され、端子11が端子収容室27内の正規位置で保持される。
【0028】
図1〜図5に示すように、端子11は、導電性材料からなる1枚の板材に対して、打ち抜き加工や折り曲げ加工などを施すことによって形成されている。この端子11には、電線接続部35と、電気接続部37とが連続する一部材で形成されている。電線接続部35は、被覆加締部39と、芯線加締部41とを備えている。
【0029】
被覆加締部39は、一対の加締め片からなる。この被覆加締部39は、電源や機器などに接続された電線9の端末部において、電線9の被覆部43を加締める。このような被覆加締部39を電線9の被覆部43に加締めることにより、端子11が電線9に固定される。
【0030】
芯線加締部41は、電気接続部37と被覆加締部39との間に設けられた一対の加締め片からなる。この芯線加締部41は、電線9の端末部において、電線9の被覆部43から露出された芯線部45を加締めて圧着される。このような芯線加締部41を電線9の芯線部45に圧着させることにより、端子11が電線9に電気的に接続される。
(【0031】以降は省略されています)

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