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公開番号2021048432
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210325
出願番号2019167956
出願日20190917
発明の名称伝送装置
出願人株式会社日立産機システム
代理人個人
主分類H04L 29/14 20060101AFI20210226BHJP(電気通信技術)
要約【課題】伝送装置の復旧をする際に、メインCPUの影響を受けにくくする。
【解決手段】ネットワークで接続されることで親機又は子機となる伝送装置において、制御プログラムが実行されるシステムメモリと演算処理部を備えたCPUと、ネットワークで接続された他の伝送装置との間の伝送を行う伝送部と、を備える。CPUは、生存確認信号を送信する。伝送部は、自伝送装置100の制御プログラム及び他の伝送装置200の制御プログラムを格納するとともに、自伝送装置の制御プログラムの異常を検知し、生存確認信号によるCPUの生存確認ができず、制御プログラムの異常を検知した場合、ネットワークで接続された他の伝送装置に対して、自伝送装置の制御プログラムの送信を要求し、システムメモリの初期化及び受信した制御プログラムのシステムメモリへの書き込むを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワークで接続されることで親機又は子機となる伝送装置において、
制御プログラムが実行されるシステムメモリと演算処理部を備えたCPUと、
ネットワークで接続された他の伝送装置との間の伝送を行う伝送部と、
を備え、
前記CPUは生存確認信号を伝送部に送信し、
前記伝送部は前記自伝送装置の制御プログラム及び前記他の伝送装置の制御プログラムを格納するとともに、前記自伝送装置の制御プログラムの異常を検知し、
前記生存確認信号による前記CPUの生存確認ができず、前記制御プログラムの異常を検知した場合、ネットワークで接続された他の伝送装置に対して、当該他の伝送部に格納された自伝送装置の制御プログラムの送信を要求し、前記システムメモリの初期化及び受信した制御プログラムの前記システムメモリへの書き込むを行うことを特徴とする伝送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、監視制御装置システムにおける伝送装置に関する。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、現場設備に設置した監視や制御に用いられる機器にデータを取り込んで、通信で遠隔地に監視対象の状態を伝送して表示するシステムが知られている。例えば、監視制御システムでは、上下水道の給水及び配水設備、産業用の生産設備、販売データ収集設備等の遠隔制御を行って、データの転送や利用者に対する警報の通報を行う。
【0003】
このような監視制御システムではプログラマブルロジックコントローラ(PLC:programable logic controler)を用いた伝送装置の使用が主に使用される。例えば、上下水道における給水、配水設備等のような設備では現場側の伝送装置と中央側の伝送装置を専用回線などの通信網を介しデータの送受信を行っている。
【0004】
伝送装置のCPUが何らかの現象によって異常となり動作不能となった場合、早急な復旧作業が必要である。
【0005】
特許文献1には、システムの動作異常を監視し、容易に復旧可能としたシステムが開示されている。
【0006】
当該文献の要約書には、「記憶媒体に格納されたシステムプログラムからシステムの起動を行うメインCPUと、上記メインCPUの動作状態を監視し、何らかの問題により上記メインCPUのシステムが起動不可能になった場合に上記メインCPUのシステムを自動的に復旧するサブCPUとを備える。」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2007-243476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1の方法では、復旧する伝送装置内にあるサブCPUを用いるため、メインCPUの障害の影響を受けやすい。 本発明の目的は、伝送装置の復旧をする際に、メインCPUの影響を受けにくくする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
ネットワークで接続されることで親機又は子機となる伝送装置において、制御プログラムが実行されるシステムメモリと演算処理部を備えたCPUと、ネットワークで接続された他の伝送装置との間の伝送を行う伝送部と、を備え、
前記CPUは生存確認信号を伝送部に送信し、前記伝送部は前記自伝送装置の制御プログラム及び前記他の伝送装置の制御プログラムを格納するとともに、前記自伝送装置の制御プログラムの異常を検知し、前記生存確認信号による前記CPUの生存確認ができず、前記制御プログラムの異常を検知した場合、ネットワークで接続された他の伝送装置に対して、当該他の伝送部に格納された自伝送装置の制御プログラムの送信を要求し、前記システムメモリの初期化及び受信した制御プログラムの前記システムメモリへの書き込むを行うことを特徴とする伝送装置。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、伝送装置内のメインCPUの影響を受けにくい伝送装置の復旧が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
実施例1における伝送装置の構成図である。
実施例1の処理フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本実施例を説明する。
【実施例】
【0013】
本発明の実施例を図面を用いて説明する。図1に本実施例における伝送装置の構成を示す。図1において伝送装置(親局)100はCPU101と伝送部105を備えている。伝送装置(親機)100は図示しないI/Oポートが接続されることで、監視等を行う機器のデータを取り込む。
【0014】
CPU101はプログラム用の記憶領域(メイン)102と取込まれたデータを処理する演算処理部103とCPU101本体のシステム情報をもつシステムメモリ104を有する。
【0015】
伝送部105はサブCPUであり、プログラム用の記憶領域(サブ)106と演算処理部107とCPU101のシステムメモリ104に対して初期化を実行するためのCPU初期化スイッチ108と対向の伝送装置(子局)200とデータの送受信を行うための通信部109を有する。
【0016】
伝送装置(子局)200の構成は伝送装置(親局)100と同様に、CPU201と伝送部205からなり、CPU201はプログラム用の記憶領域(メイン)202と演算処理部203とシステムメモリ204有し、伝送部205はプログラム用の記憶領域(サブ)206と演算処理部207とCPU初期化スイッチ208と通信部209を有する。
【0017】
また、プログラム用記憶領域(サブ)106、206は各伝送装置のプログラムと対応する伝送装置のプログラムを格納するものとする。つまり、プログラム用記憶領域(サブ)106は伝送装置100のCPU101で実行される制御プログラムが格納されるとともに、伝送装置200のCPU201で実行される制御プログラムが格納される。同様に、プログラム用記憶領域(サブ)206は伝送装置200のCPU201で実行される制御プログラムが格納されるとともに、伝送装置100のCPU101で実行される制御プログラムが可能される。
【0018】
この伝送装置100、200は例えば、専用回線などの通信回線網300により接続され、互いに取込んだデータの送受信を可能とする。
【0019】
次に、図1、2を用いて、本実施例の処理フローを説明する。
【0020】
伝送装置(親局)100において演算処理部103は、カウンタパルス信号などの生存確認信号S110を伝送部内演算処理部107へ送信する(S1)。
【0021】
伝送部内演算処理部107が生存確認信号S110が停止したことを検知した場合、伝送部内演算処理部107はCPU101が異常状態であると判断し、図示しない警告灯を点灯させる(S2)。 警告灯の点灯を確認したユーザは、CPU101のシステムの初期化が必要と判断した場合は、CPU初期化スイッチ108を押す。CPU内演算処理部107はCPU初期化スイッチ108の押下を確認する(S3)。
【0022】
CPU初期化スイッチ108の押下をトリガとして、CPU内演算処理部107はCPU内システムメモリ104に対して初期化を実行するよう初期化指令S111を送信する(S4)。
【0023】
初期化指令S111を受信したCPU内システムメモリ104は、初期化を開始する(S5)。
本実施例の伝送部内演算処理部107はプログラム記憶領域106内のプログラムが破損または失われていること(異常)を検知できる機能を備えているか、ソフト書き込みS112を実行しても生存確認信号S110が復旧しない場合には、伝送部内プログラム記憶領域(サブ)106内のプログラムが破損または失われていると判断する機能を備えている。
【0024】
上記ソフト書込みS112前または後に、伝送部内プログラム記憶領域(サブ)106内のプログラムが破損または失われていることを検知した場合、、専用回線などの通信回線網300を介して、接続されている他の伝送装置(子局)200に対して自身(親機)のプログラムの送信を要求する(S113、S6)。
【0025】
伝送部内演算処理部207にてプログラムの要求S113を受信すると、伝送装置(子局)200のプログラム記憶領域(サブ)206は、伝送装置(親局)100のプログラムを、伝送装置(親機)100の伝送部内プログラム記憶領域106に対して送信する(S114)。
【0026】
伝送装置(子局)200よりプログラムを受信し(S7)、受信したプログラムは伝送装置(親機)100の伝送部内プログラム記憶領域106の破損または失われたプログラムが格納されたテーブルに上書きする(S8)。その後、伝送装置(親機)100のCPU内プログラム記憶領域102に対して当該プログラムの書込み(S112)を実行する(S9)。
【符号の説明】
【0027】
100 伝送装置(親局)
101 CPU
102 CPU内プログラム用記憶領域(メイン)
103 CPU内演算処理部
104 CPU内システムメモリ
105 伝送部
106 伝送部内プログラム用記憶領域(サブ)
107 伝送部内演算処理部
108 CPU初期化スイッチ
109 伝送部内通信部
200 伝送装置(子局)
300 専用回線網

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