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公開番号2021047407
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210325
出願番号2020168796
出願日20201006
発明の名称表示装置
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類G09G 5/10 20060101AFI20210226BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】マスク手段の背後に設置された表示装置の画面領域を意識させないように画像を表示すること。
【解決手段】画面に画像を表示する表示手段(14)と、画面の前面に配置され、画面に画像を表示していない時に画面内と画面外との境界を視認しにくくするマスク手段と、を備える表示装置であって、表示手段(14)は、画面に画像を表示した時に画面内と画面外の境界を認識しにくくする表示(G)を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
画面に画像を表示する表示手段と、
少なくとも前記画面の前面に配置され、ハーフミラーまたは光透過率を低下させた透明部材を備えるマスク手段と、
を備え、
前記表示手段は、
画像データが示す画像に、前記画面の所定の端部の方向に向かって所定の勾配により明度が低下するグラデーション領域を付加した画像を前記画面に表示し、かつ前記勾配を変化させることが可能である
表示装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記表示手段は、前記画像として表示するオブジェクトの色に応じて、前記勾配を変化させる
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示手段は、前記画像として表示するオブジェクトの色に応じて、前記グラデーション領域を付加する位置を変化させる
請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示手段は、
前記画面の第1の端部の方向に明度が低下する第1のグラデーション領域と、前記画面の第2の端部の方向に明度が低下する第2のグラデーション領域とを付加し、
前記第1の端部から前記第1のグラデーション領域の開始位置までの距離と、前記第2の端部から前記第2のグラデーション領域の開始位置までの距離とを異ならせる
請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マスク手段の背後に配置された表示手段の画面内と画面外との境界を認識しにくくする表示装置に関する。
続きを表示(約 5,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、カーナビゲーションシステム(いわゆるカーナビ)の普及や、カーオーディオの発展に伴って、自動車の車内に表示装置(以下、車載モニタという)が設置されるケースが増加している。また、自動車の後方にカメラ(以下、バックカメラという)を設置し、車両の後退時に後方の画像を車載モニタに表示する自動車も増えつつある。一方、車載モニタの設置形態も多様化しており、例えば、ダッシュボード上に固定設置するもの、ダッシュボード内に組み込むもの、後部座席用として運転席または助手席のヘッドレストに組み込むもの、後方視認用のバックミラーに液晶表示装置を組み込むものなどがある。ここで、バックミラーに液晶表示装置を組み込んだものを、以下ではバックミラーモニタという。
【0003】
バックミラーモニタは、バックミラーの裏面に液晶表示装置を備え、当該液晶表示装置の画面領域に対応する鏡の部分をハーフミラーにすることで、鏡面を通して液晶表示装置に表示された画像を視認可能としている。すなわち、上述した液晶表示装置に画像が表示されているときは、その画面の光がハーフミラーの領域を透過するため、ユーザは、表示された画像を視認することができる。
【0004】
これに対して、液晶表示装置に何も表示されていないときは、ハーフミラー領域を透過する光がなく、ハーフミラー領域は専ら外来光を反射することになる。このため、ハーフミラー領域は鏡として機能することになり、バックミラーモニタは、液晶表示装置に何も表示されていない場合は、一見すると普通のバックミラーと変わらないように見える。よって、ハーフミラー領域が形成されたバックミラー部分は、液晶表示装置の画面の内側と外側の境界を視認しにくくさせているマスク手段ということもできる。
【0005】
また、特許文献1には、従来の液晶表示装置用バックライトの構造として、透明の基材層の上面に透過光線に対して、拡散、集光および一定方向への屈折という光学的機能を奏する樹脂組成物を形成する一方、基材層の下面には、ランプ側の外縁部などの輝線発生帯域に、種々のインクによってグラデーション印刷を行うことで、輝線防止層を形成するものが提案されている。この輝線防止層は、ベタ塗り域と、グラデーション域とからなり、このグラデーション域によって、輝線防止層の境界線をぼやかすことができるとともに、液晶画面において輝線防止層が視認されにくくなっている。
【0006】
また、特許文献2には、表示画面のアスペクト比と異なるアスペクト比の映像信号を表示可能な映像表示装置において、表示画面のアスペクト比に合わせて映像信号を変換する際に付加されるブランク領域をより趣向性に富んだ表示にするために、映像領域周囲のブランク領域をグラデーション表示することが提案されている。
【0007】
さらに、特許文献3には、アスペクト比4:3のSDコンテンツを含んだアスペクト比16:9のHDコンテンツを表示する場合、SDコンテンツ表示領域と、左右両サイドの帯領域との境界に画面の焼付けが生じるのを避けるために、SD画像の輝度との差が所定の範囲内となるように、帯画像の輝度を段階的に変化させるグラデーション処理を行うテレビジョン受像機が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2002−214407号公報
特開2007−150502号公報
特開2008−300930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述したように、従来のバックミラーモニタは、液晶表示装置に画像が表示されていないときは、マスク手段によって外部からは液晶表示装置の画面が視認しづらい状態になっているため、普通のバックミラーと見分けがつけにくくなっている。しかしながら、液晶表示装置の画面に、カーナビやバックカメラからの画像等を表示させると、表示した画像によって画面のエッジが顕在化してしまう場合がある。このような場合、画像を見る者に、液晶表示装置の画面領域を意識させることとなり、その結果、バックミラーを通して見る画像は、バックミラーに後付けした液晶表示装置によって表示されたものであるとの印象をあからさまに与えてしまい、見る者を興醒めさせてしまう虞があった。
【0010】
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、マスク手段の背後に設置された表示装置の画面領域を意識させないように画像を表示することで、あたかもマスク手段の全域が表示装置の画面になっているかのような印象を与えることができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下のものを提供する。
(1)画面に画像を表示する表示手段と、
前記画面の前面に配置され、前記画面に画像を表示していない時に前記画面内と前記画面外との境界を視認しにくくするマスク手段と、を備える表示装置であって、
前記表示手段は、前記画面に画像を表示した時に前記画面内と前記画面外の境界を認識しにくくする表示を行うことを特徴とする表示装置。
【0012】
ここで、「表示手段」は画像を表示するものであればよく、例えば、CRT、液晶表示装置、有機ELディスプレイおよびプラズマディスプレイなどがこれに該当する。また、「マスク手段」は、例えば、バックミラーモニタのバックミラー部分におけるハーフミラー領域もしくはミラー領域とハーフミラー領域とからなる領域、または、スモークガラスのように光透過率を低下させた透明部材であってもよい。
【0013】
上述した(1)の発明によれば、「表示手段」は、画面に画像を表示する際に、画面内と画面外の境界を認識しにくくする表示を行うため、「マスク手段」の背後に設置された「表示手段」の画面領域を、従来のように画面に画像を表示していない時だけでなく、画面に表示をしている時にも感じにくくすることができる。すなわち、常に画面領域を感じにくくさせることができる。これにより、その画像を見る者に、あたかもマスク手段の全域が表示装置の画面になっているかのような印象を与えることができる。また、常にマスク手段の全域が表示装置の画面になっているかのような印象を与えることができる。
【0014】
特にマスク手段は、表示手段の画面内と画面外との境界の全域にわたってその境界を視認しにくくする構成とするとよい。例えば表示手段の画面が四角形の画面である場合、その四辺の全域にわたってその境界を視認しにくくする構成とするとよい。
また、マスク手段は、画面内と画面外との境界の全域にわたってその境界を視認しにくくするとともに、さらに上述した境界から画面の外側にまで及ぶ所定の領域を有する構成とするとよい。
さらには、マスク手段は、これらの構成とともに、画面内の全域にわたる領域を有する構成とするとしてもよい。
【0015】
(2)前記表示手段は、前記画面内と前記画面外の境界として認識される主観的輪郭を生じさせにくくする表示を行うことを特徴とする上記(1)に記載の表示装置。
【0016】
ここで、「主観的輪郭」とは、ここで、「主観的輪郭」とは、物理的には存在しないにも関わらずこれを見た者に主観的に認識される輪郭である。例えば、輪郭線に沿った輝度や色の変化が存在しないにも関わらず、輪郭線が知覚される錯視のことをいう。
【0017】
上述した(2)の発明によれば、画面内と画面外の境界として認識される主観的輪郭を生じさせにくくする表示を行うため、本来、画面内と画面外の境界が存在しない位置において、そのような境界があたかも存在するような錯視を生じさせる可能性を低くすることができる。前記画面内と前記画面外の境界として認識される主観的輪郭を生じさせにくくする表示としては、(3)以降に記載する「前記境界を認識しにくくする表示」と同じ構成とするとよく、特に(7)の構成要素を有する構成が有効であり、(8)の構成要素を有する構成が最も有効である。
【0018】
(3)前記表示手段は、前記境界を認識しにくくする表示として、前記画面内に表示した画像を、前記画面外の方向に向けて明度を徐々に低下させるグラデーション表示とすることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の表示装置。
【0019】
ここで、グラデーション表示は、画面の境界から一定距離だけ離れたポイントから一律に開始してもよいし、また、画面に表示されている画像の表示色に応じてグラデーション表示の開始ポイント(画面の境界からの距離)を変化させても良い。例えば人間の目に感知されやすい色については、画面の境界から、より離れたポイントからグラデーション表示を開始し、人間の目に感知されにくい色については、画面の境界に近いポイントからグラデーション表示を開始するようにしてもよい。
【0020】
上述した(3)の発明によれば、画面内に表示された情報が、画面外に向けて徐々に明度が低下するように表示されるため、画面の内側と外側の境界において画像を表示していない状態に近づけることができる。これにより、表示装置の画面に画像を表示しているときでも、「マスク手段」によって、画面の内側と外側の境界を認識しにくくすることができ、あたかも「マスク手段」の全域が表示装置の画面になっているかのような印象を与えることができる。
【0021】
(4)前記表示手段の前記画面はドットマトリクスディスプレイとして構成され、
前記表示手段は、前記境界を認識しにくくする表示として、前記画面を構成するドットのうち前記画像が表示される前記画面周縁部分の少なくとも一部のドットにおける明度を低下させることを特徴とする上記(3)に記載の表示装置。
【0022】
上述した(4)の発明によれば、画面に画像が表示されているときに、画面の境界付近の明度が低下するため、画面の内側と外側の境界において表示をしていない状態に近づけることができる。これにより、表示装置の画面に表示をしているときでも、「マスク手段」によって、画面の内側と外側の境界を認識しにくくすることができ、あたかも「マスク手段」の全域が表示装置の画面になっているかのような印象を与えることができる。
【0023】
(5)前記表示手段は、前記画面に表示される画像のうち、前記画面の周縁部分における画像の明度を調整する明度調整手段を有することを特徴とする上記(4)に記載の表示装置。
【0024】
上述した(5)の発明によれば、「明度調整手段」によって、画面周縁部に表示される画像の明度を調整することで、表示装置の画面に画像を表示しているときでも、「マスク手段」により、画面の内側と外側の境界を認識しにくくすることができる。また、明度の調整が可能となるため、画面の内側と外側の境界を認識させにくくするための調整を適度に行うことができる。
【0025】
(6)前記明度調整手段は、前記画面に表示する内容を表す画像データに基づいて、前記画面の周縁部分の表示を行う際に、該画面の周縁部分の表示の明度を、その画像データによって示される明度よりも低下させて表示することを特徴とする上記(5)に記載の表示装置。
【0026】
ここで「画像データ」は、画面に表示される内容を示すものであればあらゆるものが該当する。例えば、写真や図形を表す画像データ以外にも、表示する文字を示すテキストデータおよびその属性データ(文字の色、大きさ及びフォントなど)なども「画像データ」に含まれる。
【0027】
明度調整手段の具体的態様としては、例えば、「画像データ」に基づく表示制御を行うときのソフトウェア処理によって、画面の周縁部分の表示の明度を低下させる構成とするとよい。これにより、ハードウェア構成に変更を加えることなく、「マスク手段」によって画面の内側と外側の境界を認識しにくくすることができるため、コストを抑えつつ、「マスク手段」の全域があたかも表示装置の画面になっているかのような印象を与えることができる。
【0028】
(7)前記明度調整手段は、前記グラデーション表示を開始するドットの位置、または、前記グラデーション表示を行う際のグラデーションの勾配を変化させることを特徴とする上記(6)に記載の表示装置。
【0029】
上述した(7)の発明によれば、表示する画像に付加されるグラデーション領域の幅、または、グラデーション領域内に表示される画像における明度変化の傾きが一様とならないため、画面内と画面外の境界として認識される主観的輪郭を生じさせにくくすることができる。
【0030】
(8)前記明度調整手段は、所定のタイミングで、前記グラデーション表示を開始するドットの位置、または、前記グラデーション表示を行う際のグラデーションの勾配を変化させることを特徴とする上記(7)に記載の表示装置。
(【0031】以降は省略されています)

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