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公開番号2021047102
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210325
出願番号2019170235
出願日20190919
発明の名称計器装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G01D 11/28 20060101AFI20210226BHJP(測定;試験)
要約【課題】優れたデザイン性を有する計器装置を提供する。
【解決手段】計器装置は、意匠部と、意匠部以外の遮蔽部と、を前面20aに有する文字板20と、前面20a側で遮蔽部を覆うカバー50と、透過リング60と、を有する。透過リング60は、透過面61と、透過面61の周縁の少なくとも一部から前面20a側に向って伸び、透過する光の透過率を低減させるための低透過率処理が施された壁面を有する立ち壁65と、を有し、遮蔽部の前面20a側で透過面61をカバー50から露出して配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
意匠部と、前記意匠部以外の遮蔽部と、を前面に有する文字板と、
前記前面側で前記遮蔽部を覆うカバーと、
透過面と、前記透過面の周縁の少なくとも一部から前記文字板側に向って伸び、透過する光の透過率を低減させるための低透過率処理が施された壁面を有する立ち壁と、を有し、前記遮蔽部の前記前面側で前記透過面を前記カバーから露出して配置される透過部材と、を備える計器装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記低透過率処理は、シボ加工、ローレット加工、ディンプル加工、又はダイヤカット加工である、請求項1記載の計器装置。
【請求項3】
前記文字板は、前記透過面及び前記立ち壁を介して視認される前記遮蔽部の領域に、前記カバーと同系色で印刷された着色層を有する、請求項1記載の計器装置。
【請求項4】
前記カバーは、前記透過面及び前記立ち壁を介して視認される領域に、前記カバーの前面と同系色で印刷が施された、請求項1記載の計器装置。
【請求項5】
前記文字板の前記前面と反対の面である後面側に配置された光源を更に備え、
前記透過面は、光拡散処理が施され、前記光源の光を透過することにより点灯する点灯面である、請求項1記載の計器装置。
【請求項6】
前記光拡散処理は、前記低透過率処理と同じ種類の処理である、請求項5記載の計器装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両等に搭載される計器装置に関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、文字板の前方に透過性を有する透過部材を配置した計器装置が知られている。透過部材は、文字板の背面側に配置された光源の光で照明されることにより点灯し、計器装置のデザイン性を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016−50791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
透過部材は、透過性を有する部材であるため、ユーザの視認方向によっては、本来であればユーザに視認させたくない内部構造(例えば文字板の色)を視認させてしまう虞がある。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、優れたデザイン性を有する計器装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の計器装置は、上述した課題を解決するために、意匠部と、前記意匠部以外の遮蔽部と、を前面に有する文字板と、前記前面側で前記遮蔽部を覆うカバーと、透過面と、前記透過面の周縁の少なくとも一部から前記文字板側に向って伸び、透過する光の透過率を低減させるための低透過率処理が施された壁面を有する立ち壁と、を有し、前記遮蔽部の前記前面側で前記透過面を前記カバーから露出して配置される透過部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の計器装置においては、優れたデザイン性を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の計器装置の実施形態である計器装置の正面図。
図1のII−II線に沿う断面図。
透過リングの拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の計器装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の計器装置は、例えば自動車や二輪車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械に搭載される。
【0010】
図1は、本開示の計器装置の実施形態である計器装置1の正面図である。
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
図3は、透過リング60の拡大図である。
【0011】
以下の説明において、「前(前面)」、「後(背面)」、「上」、「下」、「右」、及び「左」は、図1及び図2における定義「Fr.」、「Re.」、「To.」、「Bo.」、「R」、及び「L」に従う。
【0012】
計器装置1は、速度計2を有する。速度計2は、指針式の計器であり、車両の走行速度を表示する。計器装置1は、指針10と、文字板20と、回路基板30と、ケース40と、カバー50と、透過リング60と、を主に有する。
【0013】
指針10は、文字板20の前面20aに平行する面上を回転することにより、車両の走行速度に対応する文字板20の目盛を指し示す。
【0014】
文字板20は、回路基板30の前方、且つ指針10の後方において、中ケース41上に支持される。文字板20は、前面20aに意匠部21と、遮蔽部22と、を有する。意匠部21は、ユーザに視認される領域であり、意匠29が形成されることによりユーザに情報を伝える領域である。遮蔽部22は、カバー50により遮蔽され、ユーザにより視認されない領域である。
【0015】
文字板20は、基材25と、意匠層26と、拡散層27と、着色層28と、を有する。基材25は、例えば透過性(透光性)を有する樹脂(例えばポリカーボネート樹脂)からなる板状部材である。
【0016】
意匠層26は、少なくとも意匠部21に対応する基材25の前面及び背面(前面又は背面)に形成され、黒色の遮光性インキで印刷された印刷層である。意匠層26は、抜き文字状に形成された目盛、数字、及び文字等の意匠29を有する。意匠29は、回路基板30上の意匠用光源(図示せず)の光により文字板20の後方から照明され、光が透過することにより点灯表示される。
【0017】
拡散層27は、遮蔽部22に対応し、且つ少なくとも前面20a視(正面視)で透過リング60に重なる基材25の前面及び背面(前面又は背面)に形成され、光を拡散させるインキで印刷された印刷層である。拡散層27は、回路基板30上のリング用光源31の光により文字板20の後方から照明され、この光を透過する。このとき、拡散層27は、点発光するリング用光源31の光を面発光のように拡散して透過する。
【0018】
着色層28は、遮蔽部22に対応し、透過リング60(透過面61及び立ち壁65)を介して視認される可能性のある遮蔽部22に対応する基材25の前面及び背面(前面又は背面)に形成され、カバー50の外観色と同系色で印刷が施された印刷層である。同系色は、例えば、シルバー色である。
【0019】
回路基板30は、指針駆動部と、意匠用光源と、リング用光源31と、指針駆動部や光源のドライバ等を含む制御部と、を主に有する。
【0020】
指針駆動部(図示せず)は、指針軸を介して指針10と接続されており、入力された車両の走行速度に応じて指針10を回転させる。
【0021】
意匠用光源及びリング用光源31(区別しない場合は、単に「光源」という)は、回路基板30の前面30aに設けられる。光源は、例えばトップビュー型(上面発光型)のLED(Light Emitting Diode)(チップLED)である。意匠用光源は、意匠29の位置及び数に応じて設けられる。リング用光源31は、速度計2を挟んだ左右の2箇所に配置される各透過リング60の後方に、所要数設けられる。回路基板30は、大部分が緑色である前面30aの一部であって、リング用光源31の周りに、中ケース41と同系色の白色等のシルクスクリーン印刷層を有する。この印刷層は、透過リング60を透過するリング用光源31の光が、前面30aに対して目立たないように作用する。
【0022】
制御部は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有し、例えば、ROMに書き込まれたプログラムに従って所定の演算処理を実行する。制御部は、例えば、車両のECU(Electronic Control Unit)を介して各種センサ等から各種車両情報を取得する。制御部は、取得した情報に基づき、指針駆動部、光源を駆動する。
【0023】
ケース40は、中ケース41と、下ケース45と、上ケース46と、を有する。
【0024】
中ケース41は、遮光性の樹脂(例えば白色のABS樹脂)からなる。中ケース41は、下ケース45の内部で、文字板20の後方及び回路基板30の前方からこれらを支持する。中ケース41は、リング用光源31を囲い導光路42を形成する仕切壁43を有する。仕切壁43は、リング用光源31の照明領域を区切る後方から前方に伸びた筒状の壁であり、リング用光源31の光は導光路42を後方から前方に向って通る。
【0025】
下ケース45は、遮光性の樹脂(例えば白色のポリプロピレン)からなる。下ケース45は、内部に文字板20及び回路基板30を収容する。
【0026】
上ケース46は、透明の樹脂(例えばPMMA(Polymethyl methacrylate))からなる。上ケース46は、下ケース45と嵌まり合うことにより、計器装置1の外形を成す。
【0027】
カバー50は、遮光性の樹脂(例えば黒色のABS樹脂)からなる。カバー50の前面50a及び背面50bには、シルバー色の塗装又はメッキが施されている。カバー50は、文字板20の前面20aと対向して配置され、文字板20の前方(前面20a側)で遮蔽部22を覆う。また、カバー50は、意匠部21を露出させる。
【0028】
カバー50は、速度計2を挟んで左右方向に対称に配置される、2つのリング支持構造を有する。リング支持構造は、遮蔽部22の前方(文字板20の前面20a側)で透過リング60の透過面61をカバー50から露出して支持(配置)する。リング支持構造は、開口52と、支持面53と、支持ピンと、を有する。
【0029】
開口52は、速度計2に対して左右方向外側に形成される。開口52により形成される開口面は、図2に示すように、前後方向断面視で計器装置1の左右上下方向面における内側から外側に向けて高くなる傾斜を有する。支持面53は、開口52の周縁であって、背面50bに形成される。支持面53は、透過リング60の前面の周縁面64に接し、透過リング60を前後方向に支持する。支持ピン(図示せず)は、透過リング60の支持孔68を貫通し、透過リング60を左右上下方向に支持する。
【0030】
透過リング60(透過部材)は、透過性の合成樹脂(例えば透明のPMMA)からなる。透過リング60は、文字板20の拡散層27を透過したリング用光源31の光により照明され、点灯する。透過リング60は、点灯色を異ならせることにより、色に応じた情報をユーザに表示する。例えば、透過リング60は、燃料残量が通常時には青色、燃料残量が低下時には赤色を使用して照明されることにより、燃料残量を表示できる。
(【0031】以降は省略されています)

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