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公開番号2021045861
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210325
出願番号2019168671
出願日20190917
発明の名称印刷制御装置及びプログラム
出願人ルネサスエレクトロニクス株式会社
代理人特許業務法人深見特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20210226BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】印刷実行指示を受信してからプリンタが印刷を開始するまでの時間を短縮する。
【解決手段】事前印刷データ受信部(印刷データ受信部356)は、コンピュータ100が印刷実行指示を受け付ける前に、事前印刷設定を反映した事前印刷データをコンピュータ100から受信する。印刷機構活性化部371は、事前印刷データ受信部(印刷データ受信部356)が事前印刷データをコンピュータ100から受信した後に、印刷機構211を活性化させる。事前印刷設定が最終印刷設定に一致する場合に、印刷開始動作制御部372は、事前印刷データを、活性化された印刷機構211に印刷させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
プリンタに内蔵される印刷制御装置であって、前記印刷制御装置は、事前印刷データ受信部と、印刷機構活性化部と、印刷開始動作制御部とを備え、
前記事前印刷データ受信部は、コンピュータが印刷実行指示を受け付ける前に、事前印刷設定を反映した事前印刷データを前記コンピュータから受信し、
前記印刷機構活性化部は、前記事前印刷データ受信部が前記事前印刷データを受信した後に、前記プリンタに含まれる印刷機構を活性化させ、
前記印刷開始動作制御部は、前記印刷機構の印刷開始動作を制御し、
前記事前印刷設定が前記印刷実行指示による最終印刷設定に一致する場合に、前記印刷開始動作制御部は、前記事前印刷データを、活性化されている前記印刷機構に印刷させ、
前記事前印刷設定が前記最終印刷設定と異なる場合に、前記印刷開始動作制御部は、前記事前印刷データを前記プリンタから削除し、前記最終印刷設定を反映した最終印刷データを、活性化されている前記印刷機構に印刷させる、印刷制御装置。
続きを表示(約 4,200 文字)【請求項2】
事前印刷設定決定部をさらに備え、
前記事前印刷設定決定部は、前記コンピュータが、印刷準備開始指示を受け付けた後、かつ、前記印刷実行指示を受け付ける前に、前記コンピュータから事前印刷開始要求を受信し、前記事前印刷開始要求に基づいて前記事前印刷設定を決定する、請求項1に記載の印刷制御装置。
【請求項3】
前記事前印刷設定決定部は、前記事前印刷開始要求に含まれるユーザIDに対応する印刷履歴データから選択される使用頻度の高さに応じた印刷設定を前記事前印刷設定として決定し、
前記印刷履歴データは、ユーザID及び印刷設定を含み、かつ、前記プリンタの記憶部に格納されている、請求項2に記載の印刷制御装置。
【請求項4】
前記事前印刷設定決定部は、前記事前印刷開始要求に含まれるユーザIDに対応する印刷履歴データから特定される印刷する可能性の高さに応じたページのみを印刷する印刷設定を前記事前印刷設定として決定し、
前記印刷履歴データは、ユーザID及び印刷設定を含み、かつ、前記プリンタの記憶部に格納されている、請求項2に記載の印刷制御装置。
【請求項5】
前記事前印刷設定決定部は、空きリソース容量予測部を含み、
前記空きリソース容量予測部は、前記事前印刷データを前記コンピュータから前記プリンタへ送信する時点における空きリソース容量を予測し、前記空きリソース容量は、前記プリンタの記憶部の空き容量及び前記コンピュータと前記プリンタとを通信可能に接続する通信インタフェースの空き容量の少なくとも一つを含み、
前記事前印刷設定決定部は、前記事前印刷開始要求に含まれるユーザIDに対応する印刷履歴データから選択される使用頻度の高さに応じた印刷設定を暫定事前印刷設定として決定し、前記印刷履歴データは、ユーザID及び印刷設定を含み、かつ、前記記憶部に格納されており、
前記事前印刷設定決定部は、前記暫定事前印刷設定を反映した暫定事前印刷データのデータサイズを概算し、
前記暫定事前印刷データの前記データサイズが前記空きリソース容量よりも大きくない場合に、前記事前印刷設定決定部は、前記暫定事前印刷設定を前記事前印刷設定として決定し、
前記暫定事前印刷データの前記データサイズが前記空きリソース容量よりも大きい場合に、前記事前印刷設定決定部は、前記使用頻度の高さに応じた前記印刷設定のうち、前記印刷履歴データから特定される印刷される可能性の高さに応じたページのみを印刷する印刷設定を前記事前印刷設定として決定する、請求項2に記載の印刷制御装置。
【請求項6】
プリンタに内蔵される印刷制御装置であって、前記印刷制御装置は、事前印刷データ受信部と、印刷機構活性化部と、印刷開始動作制御部とを備え、
前記事前印刷データ受信部は、コンピュータが印刷実行指示を受け付ける前に、複数の事前印刷設定をそれぞれ反映した複数の事前印刷データを前記コンピュータから受信し、
前記印刷機構活性化部は、前記事前印刷データ受信部が前記複数の事前印刷データを受信した後に、前記プリンタに含まれる印刷機構を活性化させ、
前記印刷開始動作制御部は、前記印刷機構の印刷開始動作を制御し、
前記複数の事前印刷設定のいずれかが前記印刷実行指示による最終印刷設定に一致する場合に、前記印刷開始動作制御部は、前記複数の事前印刷設定のうち前記最終印刷設定に一致する前記事前印刷設定を反映した前記事前印刷データを、活性化されている前記印刷機構に印刷させ、
前記複数の事前印刷設定のいずれもが前記最終印刷設定と異なる場合に、前記印刷開始動作制御部は、前記複数の事前印刷データを前記プリンタから削除し、前記最終印刷設定を反映した最終印刷データを、活性化されている前記印刷機構に印刷させる、印刷制御装置。
【請求項7】
事前印刷設定決定部をさらに備え、
前記事前印刷設定決定部は、前記コンピュータが、印刷準備開始指示を受け付けた後、かつ、前記印刷実行指示を受け付ける前に、前記コンピュータから事前印刷開始要求を受信し、前記事前印刷開始要求に基づいて前記複数の事前印刷設定を決定する、請求項6に記載の印刷制御装置。
【請求項8】
前記事前印刷設定決定部は、前記事前印刷開始要求に含まれるユーザIDに対応する印刷履歴データから使用頻度が高い順に選択された複数の印刷設定を前記複数の事前印刷設定として決定し、
前記印刷履歴データは、ユーザID及び印刷設定を含み、かつ、前記プリンタの記憶部に格納されている、請求項7に記載の印刷制御装置。
【請求項9】
前記事前印刷設定決定部は、空きリソース容量予測部を含み、
前記空きリソース容量予測部は、前記複数の事前印刷データを前記コンピュータから前記プリンタへ送信する時点における空きリソース容量を予測し、前記空きリソース容量は、前記プリンタの記憶部の空き容量及び前記コンピュータと前記プリンタとを通信可能に接続する通信インタフェースの空き容量の少なくとも一つを含み、
第1暫定事前印刷データから第n暫定事前印刷データまでのデータサイズの和が前記空きリソース容量以下である間は、前記事前印刷設定決定部は、自然数nを1から一つずつ増加させながら、(i)前記事前印刷開始要求に含まれるユーザIDに対応する印刷履歴データから選択されるn番目に使用頻度が高い印刷設定を第n暫定事前印刷設定として決定することと、(ii)前記第n暫定事前印刷設定を反映した前記第n暫定事前印刷データの前記データサイズを概算することと、(iii)前記第1暫定事前印刷データから前記第n暫定事前印刷データまでの前記データサイズの前記和が前記空きリソース容量よりも大きいかを判断することとを繰り返し、
前記第1暫定事前印刷データから前記第n暫定事前印刷データまでの前記データサイズの前記和が前記空きリソース容量よりもはじめて大きくなる場合に、前記事前印刷設定決定部は、第1暫定事前印刷設定から第n−1暫定事前印刷設定を前記複数の事前印刷設定として決定し、
前記印刷履歴データは、ユーザID及び印刷設定を含み、かつ、前記記憶部に格納されている、請求項7に記載の印刷制御装置。
【請求項10】
プリンタのプロセッサに実行させるプログラムであって、前記プログラムは、
コンピュータが印刷実行指示を受け付ける前に、事前印刷設定を反映した事前印刷データを前記コンピュータから受信するステップと、
前記事前印刷データを受信した後に、前記プリンタに含まれる印刷機構を活性化させるステップと、
前記事前印刷設定が前記印刷実行指示による最終印刷設定に一致する場合に、前記事前印刷データを、活性化されている前記印刷機構に印刷させるステップと、
前記事前印刷設定が前記最終印刷設定と異なる場合に、前記事前印刷データを前記プリンタから削除するステップと、前記最終印刷設定を反映した最終印刷データを、活性化されている前記印刷機構に印刷させるステップとを、
前記プロセッサに実行させる、プログラム。
【請求項11】
前記コンピュータが、印刷準備開始指示を受け付けた後、かつ、前記印刷実行指示を受け付ける前に、前記コンピュータから事前印刷開始要求を受信するステップと、
前記事前印刷開始要求に基づいて前記事前印刷設定を決定するステップとをさらに、前記プロセッサに実行させる、請求項10に記載のプログラム。
【請求項12】
前記事前印刷設定を決定する前記ステップは、前記事前印刷開始要求に含まれるユーザIDに対応する印刷履歴データから選択される使用頻度の高さに応じた印刷設定を前記事前印刷設定として決定するステップであり、
前記印刷履歴データは、ユーザID及び印刷設定を含み、かつ、前記プリンタの記憶部に格納されている、請求項11に記載のプログラム。
【請求項13】
前記事前印刷設定を決定する前記ステップは、前記事前印刷開始要求に含まれるユーザIDに対応する印刷履歴データから特定される印刷する可能性の高さに応じたページのみを印刷する印刷設定を前記事前印刷設定として決定するステップであり、
前記印刷履歴データは、ユーザID及び印刷設定を含み、かつ、前記プリンタの記憶部に格納されている、請求項11に記載のプログラム。
【請求項14】
前記事前印刷設定を決定する前記ステップは、
前記事前印刷データを前記コンピュータから前記プリンタへ送信する時点における空きリソース容量を予測するステップと、
前記事前印刷開始要求に含まれるユーザIDに対応する印刷履歴データから選択される使用頻度の高さに応じた印刷設定を暫定事前印刷設定として決定するステップと、
前記暫定事前印刷設定を反映した暫定事前印刷データのデータサイズを概算するステップと、
前記暫定事前印刷データの前記データサイズが前記空きリソース容量よりも大きくない場合に、前記暫定事前印刷設定を前記事前印刷設定として決定するステップと、
前記暫定事前印刷データの前記データサイズが前記空きリソース容量よりも大きい場合に、前記使用頻度の高さに応じた前記印刷設定のうち、前記印刷履歴データから特定される印刷される可能性の高さに応じたページのみを印刷する印刷設定を前記事前印刷設定として決定するステップとを含み、
前記印刷履歴データは、ユーザID及び印刷設定を含み、かつ、前記プリンタの記憶部に格納されており、
前記空きリソース容量は、前記記憶部の空き容量及び前記コンピュータと前記プリンタとを通信可能に接続する通信インタフェースの空き容量の少なくとも一つを含む、請求項11に記載のプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷制御装置及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 7,700 文字)【背景技術】
【0002】
特開2009−3860号公報(特許文献1)は、コンピュータとプリンタとを備える印刷システムを開示している。プリンタは、コンピュータで生成された印刷データを一時保存するハードディスクを含んでいる。特許文献1に開示された印刷システムでは、コンピュータは、プリンタドライバが起動している間に、プリンタのハードディスクのスピンドルモータを回転させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009−3860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された印刷システムでは、ユーザから印刷実行指示を受信してから、コンピュータは、印刷データを生成して、プリンタへ送信している。そのため、ユーザから印刷実行指示を受信してからプリンタが印刷を開始するまでの時間が依然として長かった。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施の形態に係るプリンタに内蔵される印刷制御装置は、事前印刷データ受信部と、印刷機構活性化部と、印刷開始動作制御部とを備える。事前印刷データ受信部は、コンピュータが印刷実行指示を受け付ける前に、事前印刷設定を反映した事前印刷データをコンピュータから受信する。印刷機構活性化部は、事前印刷データ受信部が事前印刷データを受信した後に、プリンタに含まれる印刷機構を活性化させる。印刷開始動作制御部は、印刷機構の印刷開始動作を制御する。事前印刷設定が、印刷実行指示による最終印刷設定に一致する場合に、印刷開始動作制御部は、事前印刷データを、活性化されている印刷機構に印刷させる。事前印刷設定が最終印刷設定と異なる場合に、印刷開始動作制御部は、事前印刷データをプリンタから削除し、最終印刷設定を反映した最終印刷データを、活性化されている印刷機構に印刷させる。
【0006】
一実施の形態に係るプリンタに内蔵される印刷制御装置は、事前印刷データ受信部と、印刷機構活性化部と、印刷開始動作制御部とを備える。事前印刷データ受信部は、コンピュータが印刷実行指示を受け付ける前に、複数の事前印刷設定をそれぞれ反映した複数の事前印刷データをコンピュータから受信する。印刷機構活性化部は、事前印刷データ受信部が複数の事前印刷データを受信した後に、プリンタに含まれる印刷機構を活性化させる。印刷開始動作制御部は、印刷機構の印刷開始動作を制御する。複数の事前印刷設定のいずれかが印刷実行指示による最終印刷設定に一致する場合に、印刷開始動作制御部は、複数の事前印刷設定のうち最終印刷設定に一致する事前印刷設定を反映した事前印刷データを、活性化されている印刷機構に印刷させる。複数の事前印刷設定のいずれもが最終印刷設定と異なる場合に、印刷開始動作制御部は、複数の事前印刷データをプリンタから削除し、最終印刷設定を反映した最終印刷データを、活性化されている印刷機構に印刷させる。
【0007】
一実施の形態に係るプログラムは、コンピュータが印刷実行指示を受け付ける前に、事前印刷設定を反映した事前印刷データをコンピュータから受信するステップと、事前印刷データを受信した後に、プリンタに含まれる印刷機構を活性化させるステップと、事前印刷設定が、印刷実行指示による最終印刷設定に一致する場合に、事前印刷データを、活性化されている印刷機構に印刷させるステップと、事前印刷設定が最終印刷設定と異なる場合に、事前印刷データをプリンタから削除するステップと、最終印刷設定を反映した最終印刷データを、活性化されている印刷機構に印刷させるステップとを、プリンタのプロセッサに実行させる。
【0008】
一実施の形態に係るプログラムは、コンピュータが印刷実行指示を受け付ける前に、複数の事前印刷設定をそれぞれ反映した複数の事前印刷データをコンピュータから受信するステップと、複数の事前印刷データを受信した後に、プリンタに含まれる印刷機構を活性化させるステップと、複数の事前印刷設定のいずれかが印刷実行指示による最終印刷設定に一致する場合に、複数の事前印刷データのうち最終印刷設定に一致する事前印刷設定を反映した事前印刷データを、活性化されている印刷機構に印刷させるステップと、複数の事前印刷設定のいずれもが最終印刷設定と異なる場合に、複数の事前印刷データをプリンタから削除するステップと、最終印刷設定を反映した最終印刷データを、活性化されている印刷機構に印刷させるステップとを、プリンタのプロセッサに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
前記一実施の形態に係るプリンタに内蔵される印刷制御装置及びプリンタのプロセッサに実行されるプログラムによれば、ユーザから印刷実行指示を受信してからプリンタが印刷を開始するまでの時間が短縮され得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1から実施の形態6の印刷システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態1の印刷システムの機能を示すブロック図である。
実施の形態1から実施の形態6における、ユーザDBに格納されている印刷履歴データのデータ構造の例を示す図である。
実施の形態1から実施の形態4の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態1から実施の形態4の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態1から実施の形態6の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態1から実施の形態6における事前印刷開始要求のデータ構造の例を示す図である。
実施の形態1及び実施の形態2の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態1から実施の形態6の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態1から実施の形態6の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態1から実施の形態6の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態1から実施の形態6の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態2の印刷システムの機能を示すブロック図である。
実施の形態3の印刷システムの機能を示すブロック図である。
実施の形態3の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態3の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態4の印刷システムの機能を示すブロック図である。
実施の形態5の印刷システムの機能を示すブロック図である。
実施の形態5の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態5の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態5の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態5の印刷システムにおける処理のフローチャートを示す図である。
実施の形態6の印刷システムの機能を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、実施の形態を説明する。なお、同一の構成には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
【0012】
(実施の形態1)
<実施の形態1の印刷システム1の構成の説明>
図1を参照して、本実施の形態の印刷システム1の構成を説明する。印刷システム1は、コンピュータ100と、プリンタ200とを備えている。コンピュータ100は、通信インタフェース218を介して、プリンタ200に通信可能に接続されている。通信インタフェース218は、特に限定されないが、例えば、イーサネット(登録商標)またはUSB接続である。本実施の形態では、印刷システム1は1台のコンピュータ100を備えているが、複数台のコンピュータ100を備えてもよい。本実施の形態では、印刷システム1は1台のプリンタ200を備えているが、複数台のプリンタ200を備えてもよい。
【0013】
コンピュータ100は、プリンタ200を制御し得る機器であり、例えば、パーソナルコンピュータまたはスマートフォンである。コンピュータ100は、CPU101、RAM102、ROM103、ストレージデバイス104、ヒューマンインタフェースデバイス(HID)コントローラ105、ディスプレイコントローラ106、送受信インターフェース(IF)107、HID108及びディスプレイ109を含む。
【0014】
CPU101は、コンピュータ100に含まれる各種デバイスを制御するように構成されている。RAM102は、CPU101がオペレーティングシステム(OS)及びアプリケーションプログラム(以下、単に「アプリケーション」という)を実行する際のワーキングエリアとして使用される。ROM103は、ストレージデバイス104に格納されているOSをRAM102上に展開するためのプログラムを格納する。ストレージデバイス104は、CPU101で実行されるOSもしくはアプリケーション、または、CPU101で処理される印刷データなどの各種データを格納する。ストレージデバイス104は、データを読み書き可能な機器であり、例えば、ハードディスクドライブまたはソリッドステートドライブである。
【0015】
HID108は、ユーザが操作する入力部であり、例えば、キーボード、マウスまたはタッチパネルである。HID108は、ユーザの入力をHIDコントローラ105へ伝える。HIDコントローラ105は、HID108への入出力を制御する。ディスプレイ109は、ディスプレイコントローラ106が出力する映像データを可視化する。ディスプレイ109は、例えば、液晶ディスプレイである。ディスプレイコントローラ106は、ディスプレイ109への入出力を制御する。
【0016】
送受信IF107は、通信インタフェース218を経由して、プリンタ200と通信する。送受信IF107は、通信インタフェース218を通じて、コマンド及び印刷データなどを送受信IF207へ送信し、送受信IF207からコマンドまたはデータなどを受信する。
【0017】
プリンタ200は、例えば、インクジェットプリンタ、レーザープリンタまたは複合機である。プリンタ200は、CPU201、RAM202、ROM203、ストレージデバイス204、操作パネルコントローラ205、インタプリタ206、送受信インターフェース(IF)207、印刷部インタフェース(IF)208、操作パネル209及び印刷エンジン210を含む。
【0018】
CPU201は、プリンタ200に含まれる各種デバイスを制御するように構成されている。RAM202は、CPU201がOSまたはアプリケーションを実行する際のワーキングエリアとして使用される。ROM203は、ストレージデバイス204に格納されているOSをRAM202上に展開するためのプログラムを格納する。
【0019】
ストレージデバイス204は、CPU201で実行されるOSもしくはアプリケーション、または、CPU201で処理される印刷データなどの各種データを格納する。ストレージデバイス204は、データを読み書き可能な機器であり、例えば、ハードディスクドライブまたはソリッドステートドライブである。ストレージデバイス204は、ユーザデータベース(DB)204dをさらに格納している。図3を参照して、ユーザDB204dには、印刷履歴データが、ユーザIDと対応づけられて記録されている。印刷履歴データは、ユーザによるプリンタ200の利用履歴であり、例えば、ユーザID、印刷日時、アプリケーション名、文書タイプ及び印刷設定を含む。本明細書において、印刷設定は、例えば、用紙サイズ、縮尺、N−up(複数ページ割付)、カラー印刷設定(白黒印刷/カラー印刷)、両面印刷設定(片面印刷/両面印刷)及び印刷対象ページなどを含む。
【0020】
操作パネル209は、ユーザが操作する入力部であり、例えば、タッチパネルである。操作パネル209は、ユーザの入力を操作パネルコントローラ205へ伝える。操作パネル209は、操作パネルコントローラ205が出力する映像データを可視化する。操作パネルコントローラ205は、操作パネル209への入出力を制御する。
【0021】
インタプリタ206は、コンピュータ100から送信されてストレージデバイス204に格納されている印刷データを、印刷エンジン210で処理可能な印刷データに翻訳する。送受信IF207は、送受信IF107と通信する。送受信IF207は、通信インタフェース218を通じて、コマンド及び印刷データなどを送受信IF107から受信し、送受信IF107にコマンドまたはデータなどを送信する。
【0022】
印刷部IF208は、インタプリタ206で翻訳された印刷データを、インタプリタ206から受信して、印刷エンジン210へ送信する。印刷エンジン210は、印刷機構211を含む。印刷機構211は、印刷時に動作する必要がある全ての部材(例えば、感光ドラム及びトナー)を含む。印刷機構211は、印刷部IF208を通じて受信した印刷データを、紙に印刷する。プリンタ200が省電力モードである場合に、印刷機構211は、その電源が遮断される。
【0023】
<実施の形態1の印刷システム1の機能の説明>
図2を参照して、Windows(登録商標)OS上で動作するアプリケーションで作成された文書データを、RAWスプール形式で印刷する処理を例に、実施の形態1の印刷システム1の機能を説明する。
【0024】
コンピュータ100には、コンピュータ100のOS、アプリケーション301、プリンタドライバ310、グラフィカルデバイスインターフェース(GDI)318、スプーラ319及びカーネルモードドライバ320のような第1プログラムが実装されている。アプリケーション301、プリンタドライバ310、GDI318、スプーラ319及びカーネルモードドライバ320のような第1プログラムは、コンピュータ100に含まれるプロセッサ(CPU101)で実行される。
【0025】
第1プログラムは、例えば、RAM102、ROM103及びストレージデバイス104の少なくとも一つに格納されており、プロセッサ(CPU101)は、RAM102、ROM103及びストレージデバイス104の少なくとも一つから第1プログラムを読み出して、第1プログラムを実行する。第1プログラムは、一つのプロセッサで実行されてもよいし、複数のプロセッサで実行されてもよい。
【0026】
第1プログラムは、インターネットのような通信回線を通じて、RAM102、ROM103及びストレージデバイス104の少なくとも一つに提供されてもよい。第1プログラムは、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、CD、DVDまたはUSBメモリなど)に格納されており、この記録媒体を通じて、RAM102、ROM103及びストレージデバイス104の少なくとも一つに提供されてもよい。第1プログラムは、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、CD、DVDまたはUSBメモリなど)に格納されており、プロセッサ(CPU101)は、この記録媒体から第1プログラムを読み出して、第1プログラムを実行してもよい。
【0027】
アプリケーション301は、文書データ作成部302、印刷準備開始指示受付部303、事前印刷開始要求送信部304を含む。文書データ作成部302は、ユーザの操作に基づいて、文書データを生成する。文書データは、印刷対象となるデータ(コンテンツ情報)である。文書データは、例えば、テキスト、表、図及び写真の少なくとも一つを含む。印刷準備開始指示受付部303は、ユーザから、印刷準備開始指示を受け付ける。印刷準備開始指示は、例えば、印刷制御画面を起動させる指示または印刷プレビュー画面を起動させる指示である。
【0028】
事前印刷開始要求送信部304は、事前印刷開始要求を事前印刷設定決定部350へ送信する。図7に示されるように、事前印刷開始要求は、例えば、ユーザID、アプリケーション名、ページ番号及び各ページの文書タイプ(テキスト、表、図及び写真など)のデータを含んでいる。
【0029】
プリンタドライバ310は、印刷ユーザインターフェース(UI)部311と、グラフィックス部315とを含む。印刷UI部311は、印刷UI画面を起動する。印刷UI画面は、特に限定されないが、印刷制御画面または印刷プレビュー画面である。印刷UI部311は、最終印刷設定受付部312と、印刷実行指示受付部313とを含む。最終印刷設定受付部312は、ユーザから、最終印刷設定を受け付ける。印刷実行指示受付部313は、ユーザから、印刷実行指示を受け付ける。グラフィックス部315は、印刷設定と文書データとから、印刷設定を反映した印刷データ(例えば、RAWデータ)を生成する。
【0030】
カーネルモードドライバ320は、印刷データ送信部321と、印刷開始制御コマンド生成部322とを含む。印刷データ送信部321は、印刷設定を反映した印刷データを、プリンタ200へ送信する。印刷データ送信部321が事前印刷データを送信する際、印刷データ送信部321は事前印刷データ送信部として機能する。印刷データ送信部321が最終印刷データを送信する際、印刷データ送信部321は最終印刷データ送信部として機能する。印刷開始制御コマンド生成部322は、印刷開始制御コマンドを生成して、印刷開始制御コマンドをプリンタ200へ送信する。
(【0031】以降は省略されています)

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