TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2021045430
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210325
出願番号2019170961
出願日20190920
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 33/30 20200101AFI20210226BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】撹乱工程における洗濯液の機外への飛び散り、ならびに、洗濯機の振動および騒音を防止する。また、洗濯兼脱水槽の外面と水受け槽の内面の壁面に吸着して残っていた洗剤カスを撹乱の水流の力により、安定して除去することができる洗濯機を実現する。
【解決手段】洗濯兼脱水槽3と、水受け槽1と、駆動部6と、洗濯兼脱水槽3の水位を検知する水位検知部18と、洗い工程、すすぎ工程、および、脱水工程を実行する制御部19とを備える。制御部19は、すすぎ工程において、撹乱工程を実行する。制御部19は撹乱工程において、水位検知部18の出力に応じて、洗濯兼脱水槽3の回転数を低減する変更工程の実行を決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
洗濯兼脱水槽と、
前記洗濯兼脱水槽を備えた水受け槽と、
前記洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動部と、
前記洗濯兼脱水槽の水位を検知する水位検知部と、
洗い工程、すすぎ工程、および、脱水工程を実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記すすぎ工程において、
前記駆動部による前記洗濯兼脱水槽の回転によって、前記水受け槽内の洗濯液に遠心力を作用させ、前記洗濯兼脱水槽と前記水受け槽の間の洗濯液を撹乱する撹乱工程を実行し、前記制御部は、前記撹乱工程において、前記水位検知部の出力に応じて、前記洗濯兼脱水槽の回転数を低減する変更工程の実行を決定する、洗濯機。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
洗濯兼脱水槽と、
前記洗濯兼脱水槽を備えた水受け槽と、
前記洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動部と、
前記洗濯兼脱水槽の水位を検知する水位検知部と、
洗い工程、すすぎ工程、および、脱水工程を実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記すすぎ工程において、
前記駆動部による前記洗濯兼脱水槽の回転によって、前記水受け槽内の洗濯液に遠心力を作用させ、前記洗濯兼脱水槽と前記水受け槽の間の洗濯液を撹乱する撹乱工程を実行し、前記制御部は、前記撹乱工程において、前記水位検知部の出力に応じて、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物のアンバランス状態を修正する修正すすぎ工程の実行を決定する、洗濯機。
【請求項3】
前記制御部は、前記撹乱工程において、前記洗濯兼脱水槽の前記回転数を上昇させながら前記洗濯液の排水を実行する、請求項1または請求項2に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記布量検知部の出力と前記水位検知部の出力に応じて前記変更工程の実行を決定する請求項1に記載の洗濯機。
【請求項5】
前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記布量検知部の出力と前記水位検知部の出力に応じて前記修正すすぎ工程の実行を決定する請求項2に記載の洗濯機。
【請求項6】
前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記布量検知部の出力に応じて、前記撹乱工程の開始時における前記洗濯兼脱水槽の前記水位を変更する請求項1または2に記載の洗濯機。
【請求項7】
前記制御部は、前記水位検知部により検出された水位の変動が閾値を超える場合は、前記変更工程を実行する請求項1に記載の洗濯機。
【請求項8】
前記制御部は、前記水位検知部により検出された水位の変動が閾値を超える場合は、前記修正すすぎ工程を実行する請求項2に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 5,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、すすぎ工程の終わりに、洗濯兼脱水槽と水受け槽の間の洗濯液を撹乱する撹乱工程を実行する洗濯機を開示する。
【0003】
図8は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の縦断面図、図9は、同洗濯機の要部工程図、図10は、同洗濯機の撹乱工程の要部動作タイムチャートである。以下その構成について説明する。
【0004】
従来の洗濯機は、水受け槽101と水受け槽101の内部に回転自在に配設されている洗濯兼脱水槽103を備えている。水受け槽101はサスペンション104を介して防振支持されている。洗濯兼脱水槽103内には、洗濯物113と洗剤114が投入され、洗濯液が所定水位まで入れられる。洗濯兼脱水槽103の上部にはバランサー110が設けられている。洗濯兼脱水槽103の内底部には回転自在にパルセータ102が設けられている。水受け槽101の底面には、洗濯兼脱水槽103および/またはパルセータ102を駆動するモータ106が配設されている。モータ106は、駆動の切換を行うクラッチ機構107を介して、洗濯兼脱水槽103および/またはパルセータ102を駆動する。洗濯兼脱水槽103の上部には、給水口117が設けられている。制御装置116は、モータ106、排水弁108、および、給水弁109の動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水などの一連の工程を逐次制御する。
【0005】
次に、従来の洗濯機の動作(洗濯運転)を説明する。洗濯兼脱水槽103内に洗濯物113と洗剤114が投入され、洗濯液が所定水位まで入れられる。そして、制御装置116によりモータ106が回転駆動され、洗濯兼脱水槽103および/またはパルセータ102が回転して、洗濯物113に付着した汚れを落す、洗い工程が行われる。
【0006】
つぎに、洗濯物113に残留付着した洗剤114成分を取り除くために、汚れおよび洗剤114成分を含んだ洗濯液が一度排水され、再び給水が行われる。そして、洗濯兼脱水槽103および/またはパルセータ102が回転して、洗濯物113から洗剤114成分を取り除く、すすぎ工程が行われる。すすぎ工程終了後は、制御装置116は、すすぎ工程に使った洗濯液を排水し、洗濯兼脱水槽103を回転させ、遠心力によって洗濯物113に含まれた洗濯液を排出する脱水工程を行う。
【0007】
当該従来の洗濯機においては、図9に示すように、制御装置116は、すすぎ工程の終わりにおいて、洗濯液の排水の途中に所定水位で排水を止め、再度、洗濯兼脱水槽103の回転によって、水受け槽101の洗濯液に遠心力を作用させ、洗濯液を撹乱させる撹乱工程を実行する。撹乱工程においては、洗濯兼脱水槽103と水受け槽101の間の洗濯液が撹乱されて、洗濯兼脱水槽103の外面と水受け槽101の内面の壁面に吸着して残っていた洗剤カス115が撹乱の水流の力により除去される。
【0008】
また、制御装置116は、洗濯兼脱水槽103と水受け槽101の間の洗濯液を撹乱する撹乱工程にて、図10(a)に示すように、洗濯兼脱水槽103を回転数Nにて回転させている途中から、図10(b)に示すように、排水弁108をオンして洗濯液の排水を始め、洗濯兼脱水槽103を回転しながら排水するように制御する。さらに、図10(c)に示すように、制御装置116は、洗濯兼脱水槽103を回転数Nにて回転させている
途中から、給水弁109をオンして給水するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2004−313232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上記従来の洗濯機は、洗濯兼脱水槽103の外面と水受け槽101の内面の壁面に吸着して残っていた洗剤カス115を除去するために撹乱工程を実行する。このため、洗濯兼脱水槽103内の洗濯物113のバランスが悪い場合には、制御装置116が洗濯兼脱水槽103を回転させると、洗濯兼脱水槽103が激しく揺れる。これにより、遠心力を作用させた洗濯液が機外に飛散し水漏れが発生したり、洗濯機の振動や騒音が大きくなるというおそれがあった。
【0011】
本開示は、撹乱工程における洗濯液の機外への飛び散り、ならびに、洗濯機の振動および騒音を防止する。さらに、洗濯兼脱水槽の外面と水受け槽の内面の壁面に吸着して残っていた洗剤カスを撹乱の水流の力により、安定して除去することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本開示に係る洗濯機は、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を備えた水受け槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動部と、前記洗濯兼脱水槽の水位を検知する水位検知部と、洗い工程、すすぎ工程、および、脱水工程を実行する制御部とを備えている。前記制御部は、前記すすぎ工程において、前記駆動部による前記洗濯兼脱水槽の回転によって、前記水受け槽内の洗濯液に遠心力を作用させ、前記洗濯兼脱水槽と前記水受け槽の間の洗濯液を撹乱する撹乱工程を実行する。前記制御部は、前記撹乱工程において、前記水位検知部の出力に応じて、前記洗濯兼脱水槽の回転数を低減する変更工程の実行を決定する。
【発明の効果】
【0013】
本開示における洗濯機は、撹乱工程における洗濯液の機外への飛び散り、ならびに、洗濯機の振動および騒音を防止する。さらに、洗濯兼脱水槽の外面と水受け槽の内面の壁面に吸着して残っていた洗剤カスを撹乱の水流の力により、安定して除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本開示の実施の形態1に係る洗濯機の縦断面図
同洗濯機のブロック回路図
同洗濯機の基本的運転手順を示すシーケンス図
同洗濯機の水位検知部の出力と水位との関係を示す図
同洗濯機の水位検知部の出力および脱水回転数と時間との関係を示す図
本開示の実施の形態2に係る洗濯機運転手順を示すシーケンス図
同洗濯機の要部動作タイムチャート
従来の洗濯機の縦断面図
同洗濯機の要部工程図
同洗濯機の撹乱工程の要部動作タイムチャート
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面及び以下の説明によって本開示が限定されるものではない。
【0016】
(実施の形態1)
以下、図1〜図4を用いて、実施の形態1を説明する。
【0017】
(洗濯機の構成)
図1は、実施の形態1における洗濯機の縦断面図、図2は、同洗濯機のブロック回路図である。
【0018】
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る洗濯機は、水受け槽1と水受け槽1の内部に回転自在に配設されている洗濯兼脱水槽3を備えている。水受け槽1はサスペンション4を介して防振支持されている。洗濯兼脱水槽3内には、洗濯物13と洗剤が投入され、洗濯液が所定水位まで入れられる。洗濯兼脱水槽3の上部にはバランサー10が設けられている。洗濯兼脱水槽3の内底部には回転自在にパルセータ2が設けられている。水受け槽1の底面には、洗濯兼脱水槽3および/またはパルセータ2を駆動するモータ6が配設されている。モータ6は、駆動の切換を行うクラッチ機構7を介して、洗濯兼脱水槽3および/またはパルセータ2を駆動する。水位検知部18は、洗濯兼脱水槽3および水受け槽1内の水位を検知する。水位検知部18は、例えば、圧力センサで構成される。
【0019】
制御装置16は、マイクロコンピューターで構成された制御部19を有している。制御部19は、パワースイッチング部20を介してモータ6、排水弁8、給水弁9、などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水などの一連の工程を逐次制御する。操作表示部21により、使用者は運転コース等を設定する。制御部19には、操作表示部21からの情報が入力される。操作表示部21は、設定された運転コースなどを表示して使用者に知らせる。記憶部22は、制御部19により制御するのに必要なデータを記憶している。
【0020】
回転検知部26はホールICなどで構成され、モータ6に取り付けられて、モータ6の回転を検知する。布量検知部23は、洗濯兼脱水槽3内の洗濯物13の量を検知する。回転検知部26の出力が布量検知部23に入力される。モータ6によりパルセータ2が駆動した後、駆動を停止したときのパルセータ2の回転数の低下度合いにより、布量検知部23は洗濯兼脱水槽3内の洗濯物13の量を検知する。なお、電源スイッチ24は、商用電源25から洗濯機に供給される電力をON/OFFするものであり、使用者により手動操作される。
【0021】
以上のように構成された洗濯機について、以下、その動作及び作用を説明する。
【0022】
(洗濯運転)
図3は、実施の形態1に係る洗濯機の基本的運転手順を示すシーケンス図、図4は、同洗濯機の水位検知部の出力と水位との関係を示す図、図5は、同洗濯機の水位検知部の出力および脱水回転数と時間との関係を示す図である。
【0023】
図3に示すように、本実施形態に係る洗濯機においては、制御部19は、すすぎ工程の終わりに、洗濯兼脱水槽3を回転させて水受け槽1内の洗濯液に遠心力を作用させ、洗濯兼脱水槽3と水受け槽1の間の洗濯液を撹乱する工程である撹乱工程を実行する。また、制御部19は、撹乱工程において、水位検知部18の出力に基づくアンバランス検知を実行する。
【0024】
以下、本実施の形態に係る洗濯機の動作の詳細について説明する。
【0025】
まず、洗濯兼脱水槽3内に洗濯物13と洗剤が投入され、洗濯液が所定水位まで入れられる。制御部19は、モータ6が回転駆動し、洗濯兼脱水槽3および/またはパルセータ2が回転して、洗濯物13に付着した汚れを落す洗い工程を行う(ステップS1)。
【0026】
つぎに、洗濯物13に残留付着した洗剤成分を取り除くために、汚れ、洗剤成分を含んだ洗濯液の排水が一度行われる。そして、再び給水が行われて、制御部19は、洗濯兼脱水槽3および/またはパルセータ2を回転させ、洗濯物13から洗剤成分を取り除くすすぎ工程を開始する(ステップS2)。
【0027】
上述のとおり、制御部19は、すすぎ工程の終わりに、洗濯液の排水の途中に所定水位で排水を止めるように制御し、再度、洗濯兼脱水槽3が回転するようにモータ6を駆動して(ステップS4)、撹乱工程を実行する(ステップS3)。これにより、水受け槽1の洗濯液に遠心力が作用し、洗濯液が撹乱する。
【0028】
この洗濯液の撹乱は、洗濯液に遠心力が作用して、洗濯兼脱水槽3と水受け槽1の間を回転するときに、洗濯兼脱水槽3および水受け槽1の僅かな壁面の凹凸によって発生する。
【0029】
水受け槽1内の水位は、洗濯兼脱水槽3の回転数が高くなるほど、遠心力の作用で上昇する。なお、本実施の形態においては、図4で示すように、水位検知部18の出力と水受け槽1の水位との関係は、水位が上昇するにつれて、水位検知部18の出力値は低くなる関係となっている。
【0030】
また図5に示すように、水位検知部18の出力と洗濯兼脱水槽3の回転数の関係は、洗濯兼脱水槽3の回転数が高くなるにつれて、水位検知部18の出力値は低くなる関係となっている。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

パナソニックIPマネジメント株式会社
床材
パナソニックIPマネジメント株式会社
電池
パナソニックIPマネジメント株式会社
台車
パナソニックIPマネジメント株式会社
水栓
パナソニックIPマネジメント株式会社
床材
パナソニックIPマネジメント株式会社
門柱
パナソニックIPマネジメント株式会社
コア
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
吸込具
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
電動機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
圧縮機
パナソニックIPマネジメント株式会社
遮断弁
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
遮断弁
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
感知器
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
壁構造
パナソニックIPマネジメント株式会社
電動機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
続きを見る