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公開番号2021044213
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210318
出願番号2019167369
出願日20190913
発明の名称電磁継電器
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 50/54 20060101AFI20210219BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電磁継電器において、接点の一部が消耗した場合であっても、接点同士の接触を確保することにある。
【解決手段】第1接点は、固定端子又は可動接触片の一方に接続される。第2接点は、固定端子又は可動接触片の他方に第1接点と対向する位置で接続される。駆動装置は、第1接点と第2接点が接触する閉位置と、第1接点と第2接点が開離する開位置とに移動可能に設けられる。第1接点は、第1基部と、第1基部から第2接点側に突出する第1突出部を含む。第1突出部は、可動機構が閉位置のときに第2接点に接触する第1接触部と、第1基部側から第1接触部に向かって可動機構の移動方向に対して傾斜して延びる第1傾斜部とを含む。第1傾斜部は、第1接触部が消耗したとき且つ可動機構が閉位置のときに第2接点に接触する。移動方向から見たときの第1接触部の中心は、移動方向から見たときの第1基部の中心に対して偏倚している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
固定端子と
可動接触片と、
前記固定端子または前記可動接触片のいずれか一方に接続された第1接点と、
前記固定端子または前記可動接触片のいずれか他方に前記第1接点と対向する位置で接続された第2接点と、
前記第1接点と前記第2接点とが接触する閉位置と、前記第1接点と前記第2接点とが開離する開位置とに移動可能に設けられ、前記可動接触片を支持する可動機構と、
前記可動機構を移動させる駆動装置と、
を備え、
前記第1接点は、第1基部と、前記第1基部から前記第2接点側に突出する第1突出部と、を含み、
前記第1突出部は、前記可動機構が閉位置のときに前記第2接点に接触する第1接触部と、前記第1基部側から前記第1接触部に向かって前記可動機構の移動方向に対して傾斜して延び、前記第1接触部が消耗したとき且つ前記可動機構が閉位置のときに前記第2接点に接触する第1傾斜部と、を含み、
前記移動方向から見たときの前記第1接触部の中心は、前記移動方向から見たときの前記第1基部の中心に対して偏倚している、
電磁継電器。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記第1傾斜部は、前記第1接触部から離れるにつれて前記第2接点との間隔が広くなる、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記移動方向において、前記第1傾斜部は、前記第1基部の前記中心と重なる位置に配置されている、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記第1傾斜部は、前記固定端子または前記可動接触片のいずれか一方に滑らかに接続される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記第2接点は、第2基部と、前記第2基部から前記第1接点側に突出する第2突出部と、を含み、
前記第2突出部は、前記可動機構が閉位置のときに前記第1接点に接触する第2接触部と、前記第2基部側から前記第2接触部に向かって前記可動機構の移動方向に対して傾斜して延び、前記第2接触部が消耗したとき且つ前記可動機構が閉位置のときに前記第1傾斜部に接触する第2傾斜部と、を含み、
前記移動方向から見たときの前記第2接触部の中心は、前記移動方向から見たときの前記第2基部の中心に対して偏倚している、
請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記第2傾斜部は、前記第2接触部から離れるにつれて前記第1接点との間隔が広くなる、
請求項5に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記移動方向において、前記第2傾斜部は、前記第2基部の前記中心と重なる位置に配置されている、
請求項5または6に記載の電磁継電器。
【請求項8】
前記第2傾斜部は、前記固定端子または前記可動接触片のいずれか他方に滑らかに接続される、
請求項5から7のいずれか1項に記載の電磁継電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 5,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気回路を開閉する電磁継電器が知られている。例えば、特許文献1の電磁継電器は、固定端子と、固定端子に接続された固定接点と、可動接触片と、可動接触片に接続された可動接点と、を備えている。可動接点は、固定接点に接触可能であり、可動接点が固定接点に接触または固定接点から開離することで、電気回路が開閉される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6358442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電磁継電器では、接点同士の接触時における発熱や、接点同士が開離するときに生じるアーク等によって接点が溶融して消耗したときに、接点同士の接触が確保できなくなるおそれがある。
【0005】
本発明の課題は、電磁継電器において、接点の一部が消耗した場合であっても、接点同士の接触を確保することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、固定端子と、可動接触片と、第1接点と、第2接点と、駆動装置と、を備えている。第1接点は、固定端子または可動接触片のいずれか一方に接続される。第2接点は、固定端子または可動接触片のいずれか他方に第1接点と対向する位置で接続される。駆動装置は、第1接点と第2接点とが接触する閉位置と、第1接点と第2接点とが開離する開位置とに移動可能に設けられ、可動接触片を支持する。第1接点は、第1基部と、第1突出部と、を含む。第1突出部は、第1基部から第2接点側に突出する。第1突出部は、第1接触部と、第1傾斜部と、を含む。第1接触部は、可動機構が閉位置のときに第2接点に接触する。第1傾斜部は、第1基部側から第1接触部に向かって可動機構の移動方向に対して傾斜して延び、第1接触部が消耗したとき且つ可動機構が閉位置のときに第2接点に接触する。移動方向から見たときの第1接触部の中心は、移動方向から見たときの第1基部の中心に対して偏倚している。
【0007】
この電磁継電器では、可動機構の移動方向から見たときの第1接触部の中心が可動機構の移動方向から見たときの第1基部の中心に対して偏倚している。このため、可動機構が閉位置のときに第1基部の中心とは異なる位置で第1接触部が第2接点に接触する。これにより、第1接触部と第2接点の接触による発熱等によって第1接触部が溶融して消耗した場合でも、第2接点に接触していない第1傾斜部の溶融は抑制される。すなわち、第1接触部が溶融して消耗した場合は、溶融していない第1傾斜部が第1接触部とは異なる位置で第2接点に接触する。これにより、第1接触部が消耗した場合であっても、可動機構が閉位置のときに接点同士の接触を確保することができる。
【0008】
第1傾斜部は、第1接触部から離れるにつれて第2接点との間隔が広くなってもよい。この場合は、第1接触部と第2接点の接触による発熱等の影響を第1傾斜部がさらに受けにくくなるので、第1接触部が消耗した場合において、接点同士の接触がさらに確保され易くなる。
【0009】
可動機構の可動方向において、第1傾斜部は、第1接触部の中心と重なる位置に配置されてもよい。この場合は、第1傾斜部を第1接触部からより離れた位置まで延ばすことができる。これにより、第1接触部と第2接点の接触による発熱等の影響を第1傾斜部がさらに受けにくくなるので、第1接触部が消耗した場合において、接点同士の接触がさらに確保され易くなる。
【0010】
第1傾斜部は、固定端子または可動接触片のいずれか一方に滑らかに接続されてもよい。この場合は、例えば、アークが発生したときにアークが移動し易くなる。
【0011】
第2接点は、第2基部と、第2突出部と、を含んでもよい。第2突出部は、第2基部から第1接点側に突出してもよい。第2突出部は、第2接触部と、第2傾斜部と、を含んでもよい。第2接触部は、可動機構が閉位置のときに第1接点に接触してもよい。第2傾斜部は、第2基部側から第2接触部に向かって可動機構の移動方向に対して傾斜して延び、第2接触部が消耗したとき且つ可動機構が閉位置のときに第1傾斜部に接触してもよい。移動方向から見たときの第2接触部の中心は、移動方向から見たときの第2基部の中心に対して偏倚してもよい。この場合においても、可動機構が閉位置のときに接点同士の接触を確保することができる。
【0012】
第2傾斜部は、第2接触部から離れるにつれて第1接点との間隔が広くなってもよい。この場合は、第2接触部から離れるほど接触時の発熱等の影響を第2傾斜部が受けにくくなるので、第2接触部が消耗した場合において、接点同士の接触がさらに確保され易くなる。
【0013】
可動機構の移動方向において、第2傾斜部は、第2接触部の中心と重なる位置に配置されてもよい。この場合は、第2傾斜部を第2接触部からより離れた位置まで延ばすことができる。これにより、第2接触部と第1接点の接触による発熱等の影響を第2傾斜部がさらに受けにくくなるので、第2接触部が消耗した場合において、接点同士の接触がさらに確保され易くなる。
【0014】
第2傾斜部は、固定端子または可動接触片のいずれか他方に滑らかに接続されてもよい。この場合は、例えば、アークが発生したときにアークが移動し易くなる。
【0015】
本発明によれば、電磁継電器において、接点の一部が消耗した場合であっても、接点同士の接触を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
電磁継電器が開状態のときの電磁継電器の断面模式図である。
電磁継電器が閉状態のときの電磁継電器の断面模式図である。
電磁継電器が閉状態のときの接点装置の拡大図である。
第1固定接点を開離方向側から接触方向に見た図である。
第1可動接点を接触方向側から開離方向に見た図である。
第1接点の一部及び第2接点の一部が消耗したとき且つ電磁継電器が閉状態のときにおける第1接点と第2接点との接触状態を模式的に示した図である。
第1固定端子及び第2固定端子の変形例を示す図である。
第1固定端子及び第2固定端子の変形例を示す図である。
第1固定端子及び第2固定端子の変形例を示す図である。
第1固定端子及び第2固定端子の変形例を示す図である。
第1固定接点及び第2固定接点の変形例を示す図である。
第1可動接点及び第2可動接点の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は電磁継電器100の断面模式図である。図1に示すように、電磁継電器100は、ハウジング2と、接点装置3と、駆動装置4と、を備えている。
【0018】
なお、図面を参照するときにおいて、説明を分かり易くするために図1における上側を「上」、下側を「下」、左側を「左」、右側を「右」として説明する。また、図1の紙面と直交する方向を前後方向として説明する。
【0019】
ハウジング2は、略四角形の箱型であり、絶縁性を有する材料で形成されている。ハウジング2の内部には、接点装置3及び駆動装置4が収容されている。
【0020】
接点装置3は、第1固定端子6と、第2固定端子7と、第1固定接点8と、第2固定接点9と、可動接触片10と、第1可動接点11と、第2可動接点12と、可動機構13と、を含む。
【0021】
第1固定端子6及び第2固定端子7は、板状の端子であり、左右方向に延びている。第1固定端子6及び第2固定端子7は、左右方向に互いに間隔を隔てて配置されている。第1固定端子6及び第2固定端子7は、導電性を有する材料で形成されている。
【0022】
第1固定端子6は、第1固定接点支持部6aと、第1外部接続部6bと、を含む。第1固定接点支持部6aは、ハウジング2内で可動接触片10に対向して配置されている。第1外部接続部6bは、ハウジング2から左方に突出して外部に露出している。
【0023】
第2固定端子7は、第2固定接点支持部7aと、第2外部接続部7bと、を含む。第2固定接点支持部7aは、ハウジング2内で可動接触片10に対向して配置されている。第2外部接続部7bは、ハウジング2から右方に突出して外部に露出している。
【0024】
第1固定接点8は、第1固定端子6に接続されている。第1固定接点8は、第1固定接点支持部6aに支持されている。第2固定接点9は、第2固定端子7に接続されている。第2固定接点9は、第2固定接点支持部7aに支持されている。第1固定接点8及び第2固定接点9は、導電性を有する材料で形成されている。第1固定接点8及び第2固定接点9は、第1接点または第2接点のいずれか一方の一例である。第1固定接点8及び第2固定接点9の詳細については後述する。
【0025】
可動接触片10は、一方向に長い板状部材であり、ハウジング2内で左右方向に延びている。可動接触片10の長手方向は、左右方向と一致する。また、可動接触片10の短手方向は、前後方向と一致する。可動接触片10、導電性を有する材料で形成されている。
【0026】
可動接触片10は、第1可動接点支持部10aと、第2可動接点支持部10bと、を含む。第1可動接点支持部10aは、第1固定接点支持部6aと対向する位置に配置されている。第2可動接点支持部10bは、第2固定接点支持部7aと対抗する位置に配置されている。
【0027】
可動接触片10は、接触方向Z1と開離方向Z2とに移動可能である。接触方向Z1は、可動接触片10が第1固定接点8及び第2固定接点9に近づく方向(図1における上方)である。開離方向Z2は、可動接触片10が第1固定接点8及び第2固定接点9から離れる方向(図1における下方)である。したがって、接触方向Z1及び開離方向Z2は、上下方向に対して平行である。
【0028】
第1可動接点11は、第1固定接点8と対向する位置で可動接触片10に接続されている。第1可動接点11は、第1可動接点支持部10aに支持されている。第1可動接点11は、第1固定接点8に接触可能である。第2可動接点12は、第2固定接点9と対向する位置で可動接触片10に接続されている。第2可動接点12は、第2可動接点支持部10bに支持されている。第2可動接点12は、第2固定接点9に接触可能である。第1可動接点11及び第2可動接点12は、導電性を有する材料で形成されている。第1可動接点11及び第2可動接点12は、第1接点または第2接点のいずれか他方の一例である。第1可動接点11及び第2可動接点12の詳細については後述する。
【0029】
可動機構13は、可動接触片10を支持する。可動機構13は、第1接点と第2接点とが接触する閉位置と、第1接点と第2接点とが開離する開位置とに移動可能に設けられる。すなわち、可動機構13は、接触方向Z1と開離方向Z2とに移動可能に設けられる。接触方向Z1及び開離方向Z2は、可動機構13の移動方向の一例である。
【0030】
可動機構13は、駆動軸21と、第1保持部材22と、第2保持部材23と、接点バネ24と、を含む。駆動軸21は、上下方向に延びており、可動接触片10を上下方向に貫通している。駆動軸21は、接触方向Z1と開離方向Z2とに移動可能に設けられる。
(【0031】以降は省略されています)

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