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公開番号2021044075
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210318
出願番号2019162972
出願日20190906
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20210219BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子をハウジングに安定して保持することができるコネクタを提供する。
【解決手段】タブ状の相手接続部3を有する相手端子5が収容された相手ハウジング7と、ハウジング9と、ハウジング9に収容され箱状の接続部11を有する端子13とを備えたコネクタ1において、接続部11の一面に、一面から外方に向けてハウジング9に設けられた係止部15に係止されるランス17を弾性変形可能に突設し、接続部11の内部に、相手接続部3に接触される接点部19が設けられた弾性片21を弾性変形可能に設け、弾性片21の自由端側に、相手接続部3と接点部19との接触により弾性片21が変位されたときにランス17を接続部11の外方に向けて押圧する押圧部23を設けた。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
タブ状の相手接続部を有する相手端子が収容された相手ハウジングと、
前記相手ハウジングと嵌合されるハウジングと、
前記ハウジングに収容され前記相手ハウジングと前記ハウジングとが嵌合した状態で前記相手接続部が挿入される箱状の接続部を有する端子と、を備え、
前記接続部の一面には、一面から外方に向けて前記ハウジングに設けられた係止部に係止されるランスが弾性変形可能に突設され、
前記接続部の内部には、前記相手接続部に接触される接点部が設けられた弾性片が弾性変形可能に設けられ、
前記弾性片の自由端側には、前記相手接続部と前記接点部との接触により前記弾性片が変位されたときに前記ランスを前記接続部の外方に向けて押圧する押圧部が設けられている、コネクタ。
続きを表示(約 93 文字)【請求項2】
前記接続部の内部には、前記弾性片の前記接点部より基端側に当接され前記弾性片が弾性変形するときの支点となる支点部が設けられている、請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、タブ状の相手接続部を有する相手端子が収容された相手ハウジングと、相手ハウジングと嵌合されるハウジングと、ハウジングに収容され相手ハウジングとハウジングとが嵌合した状態で相手接続部が挿入される箱状の接続部としての筒状部を有する端子と、筒状部の一面から外方に向けて弾性変形可能に突設されハウジングに設けられた係止部に係止されるランスと、筒状部の内部に弾性変形可能に設けられ相手接続部に接触される接点部が設けられた弾性片としての折曲片とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
このコネクタでは、ハウジングに端子を収容した状態で、端子のランスがハウジングの係止部に係止され、ハウジングに対する端子の抜け止めがなされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10−12309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1のようなコネクタでは、端子のランスが、外力などによって、筒状部の内部側に向けて変形してしまい、ハウジングの係止部に対する係止代が減少し、ハウジングの正規位置で端子を保持できなくなってしまう懸念があった。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、端子をハウジングに安定して保持することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態に係るコネクタは、タブ状の相手接続部を有する相手端子が収容された相手ハウジングと、前記相手ハウジングと嵌合されるハウジングと、前記ハウジングに収容され前記相手ハウジングと前記ハウジングとが嵌合した状態で前記相手接続部が挿入される箱状の接続部を有する端子とを備え、前記接続部の一面には、一面から外方に向けて前記ハウジングに設けられた係止部に係止されるランスが弾性変形可能に突設され、前記接続部の内部には、前記相手接続部に接触される接点部が設けられた弾性片が弾性変形可能に設けられ、前記弾性片の自由端側には、前記相手接続部と前記接点部との接触により前記弾性片が変位されたときに前記ランスを前記接続部の外方に向けて押圧する押圧部が設けられている。
【0008】
前記接続部の内部には、前記弾性片の前記接点部より基端側に当接され前記弾性片が弾性変形するときの支点となる支点部が設けられていることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、端子をハウジングに安定して保持することができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るコネクタの相手ハウジングとハウジングとが嵌合するときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタの相手ハウジングとハウジングとが嵌合するときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタの相手ハウジングとハウジングとが嵌合したときの断面図である。
図2の要部拡大図である。
図3の要部拡大図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングに端子を収容するときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングに端子を収容するときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングに端子を収容したときの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0012】
本実施形態に係るコネクタ1は、タブ状の相手接続部3を有する相手端子5が収容された相手ハウジング7と、相手ハウジング7と嵌合されるハウジング9と、ハウジング9に収容され相手ハウジング7とハウジング9とが嵌合した状態で相手接続部3が挿入される箱状の接続部11を有する端子13とを備えている。
【0013】
また、接続部11の一面には、一面から外方に向けてハウジング9に設けられた係止部15に係止されるランス17が弾性変形可能に突設されている。さらに、接続部11の内部には、相手接続部3に接触される接点部19が設けられた弾性片21が弾性変形可能に設けられている。
【0014】
そして、弾性片21の自由端側には、相手接続部3と接点部19との接触により弾性片21が変位されたときにランス17を接続部11の外方に向けて押圧する押圧部23が設けられている。
【0015】
また、接続部11の内部には、弾性片21の接点部19より基端側に当接され弾性片21が弾性変形するときの支点となる支点部25が設けられている。
【0016】
図1〜図8に示すように、コネクタ1は、相手ハウジング7と、相手端子5と、ハウジング9と、端子13とを備えている。
【0017】
図1〜図3に示すように、相手ハウジング7は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、筐体状に形成されている。この相手ハウジング7には、一端側が開口され内部にハウジング9が嵌合される嵌合部27が設けられている。
【0018】
この嵌合部27の内部には、被ロック部29が突設されている。このような嵌合部27の内部には、相手端子5が固定される固定部31が嵌合部27と連続する一部材で設けられている。
【0019】
図1〜図5に示すように、相手端子5は、導電性材料からなる。この相手端子5は、相手ハウジング7から露出する端部が、例えば、回路基板(不図示)などに半田付けやプレスフィットなどによって電気的に接続される。
【0020】
このような相手端子5は、成形部33と、相手接続部3とを備えている。成形部33は、相手ハウジング7を成形するときに、固定部31の内部にインサート成形され、相手端子5が相手ハウジング7に固定される。相手接続部3は、成形部33と連続する一部材で、タブ状に形成されている。
【0021】
この相手接続部3は、成形部33が固定部31にインサート成形された状態で、嵌合部27の内部に配置される。このような相手接続部3は、相手ハウジング7がハウジング9と嵌合した状態で、端子13と電気的に接続される。
【0022】
図1〜図8に示すように、ハウジング9は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、相手ハウジング7の嵌合部27内に嵌合可能な筐体状に形成されている。このハウジング9の外周には、嵌合部27の被ロック部29に係合されるロック部35が突設されている。この被ロック部29とロック部35との係合により、相手ハウジング7とハウジング9との嵌合状態が保持される。
【0023】
このようなハウジング9の内部には、端子収容室37が設けられている。端子収容室37は、長さ方向の一端側が接続開口39となっており、長さ方向の他端側が挿入開口41となっている。
【0024】
図1〜図3に示すように、接続開口39には、相手ハウジング7とハウジング9とが嵌合することにより、相手端子5の相手接続部3が挿入される。この接続開口39に相手接続部3が挿入されることにより、相手端子5と端子13とが電気的に接続される。なお、接続開口39の下側には、ランス17を上方に向けて変位させる解除治具(不図示)が挿入される解除開口43が設けられている。
【0025】
図6〜図8に示すように、挿入開口41には、端子13が接続部11側から挿入され、端子13が端子収容室37に収容される。この挿入開口41が設けられた端子収容室37内には、係止部15が突設されている。
【0026】
図1〜図8に示すように、係止部15は、端子収容室37の底壁から内部に向けて突設されている。この係止部15は、傾斜面45と、係止面47とを備えている。
【0027】
傾斜面45は、係止部15の挿入開口41側に設けられている。この傾斜面45は、挿入開口41側から接続開口39側に向けて上り傾斜となっている。このような傾斜面45は、端子収容室37に端子13が収容されるときに、端子13のランス17と摺動してランス17を弾性変形させる。
【0028】
係止面47は、係止部15の接続開口39側に設けられている。この係止面47は、係止部15の底壁側より係止部15の頂部側が接続開口39側に位置するように僅かに傾斜されている。このような係止面47には、端子収容室37に端子13が収容され、端子13のランス17が弾性変形から復元された状態で、ランス17が端子収容室37からの離脱方向に係止可能なように対向して配置される。
【0029】
このような係止部15が設けられた端子収容室37には、挿入開口41から端子13が挿入されて収容される。端子収容室37に端子13が収容された状態では、端子13のランス17が係止部15の係止面47に対向して配置され、端子収容室37からの端子13の抜け止めがなされる。
【0030】
図1〜図8に示すように、端子13は、導電性材料からなる1枚の板材に対して、打ち抜き加工や折り曲げ加工などを施すことによって形成されている。この端子13には、電線接続部49と、接続部11とが連続する一部材で形成されている。電線接続部49は、被覆圧着部51と、芯線圧着部53とを備えている。
(【0031】以降は省略されています)

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