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公開番号2021042772
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210318
出願番号2019162996
出願日20190906
発明の名称変速機構
出願人本田技研工業株式会社
代理人特許業務法人クシブチ国際特許事務所
主分類F16H 57/04 20100101AFI20210219BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】変速機ケース内に冷却風を導入する変速機構において、冷却風による音を低減できるようにする。
【解決手段】ドライブプーリー50とドリブンプーリー51とを接続するベルト52を備える無段変速機46と、無段変速機46を収容する変速機ケース40と、変速機ケース40を塞いで無段変速機46を覆うケースカバー41と、ドライブプーリー50におけるケースカバー41側の面に設けられる遠心ファン48と、ケースカバー41に設けられ、変速機ケース40内に冷却風を導入する導風口62とを備える変速機構において、ケースカバー41は、遠心ファン48を遠心ファン48の軸線方向Aから覆う隣接壁部60を備え、導風口62は、隣接壁部60において遠心ファン48の軸線48b上に設けられるとともに軸線方向Aに開口し、導風口62を覆う導風口カバー65が、ケースカバー41に一体に設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ドライブプーリー(50)、ドリブンプーリー(51)、及び前記ドライブプーリー(50)と前記ドリブンプーリー(51)とを接続するベルト(52)を備える無段変速機(46)と、前記無段変速機(46)を収容する変速機ケース(40)と、前記変速機ケース(40)を塞いで前記無段変速機(46)を覆うケースカバー(41)と、前記ドライブプーリー(50)における前記ケースカバー(41)側の面に設けられる遠心ファン(48)と、前記ケースカバー(41)に設けられ、前記変速機ケース(40)内に冷却風を導入する導風口(62)とを備える変速機構において、
前記ケースカバー(41)は、前記遠心ファン(48)を前記遠心ファン(48)の軸線方向(A)から覆う隣接壁部(60)を備え、前記導風口(62)は、前記隣接壁部(60)において前記遠心ファン(48)の軸線(48b)上に設けられるとともに前記軸線方向(A)に開口し、
前記導風口(62)を覆う導風口カバー(65)が、前記ケースカバー(41)に一体に設けられることを特徴とする変速機構。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ケースカバー(41)は、前記変速機ケース(40)に接続される接続面(41c)を備え、
前記ケースカバー(41)は、前記変速機ケース(40)の側とは反対方向に突出する突出部(61)を有し、
前記導風口カバー(65)は、前記突出部(61)の突出方向において、前記突出部(61)の頂点(61a)よりも前記接続面(41c)に近い位置に設けられることを特徴とする請求項1記載の変速機構。
【請求項3】
前記変速機構は、乗員が乗る鞍乗り型車両(1)に搭載され、
前記導風口カバー(65)は、前記導風口(62)において前記乗員側に位置する部分を覆うことを特徴とする請求項1または2記載の変速機構。
【請求項4】
前記導風口(62)は、前記遠心ファン(48)の前記軸線(48b)と同軸の円形であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の変速機構。
【請求項5】
前記導風口(62)及び前記導風口カバー(65)を車幅方向外側から覆う保護カバー(55)が設けられ、
前記保護カバー(55)は、前記導風口(62)に対し前記導風口(62)の径方向にオフセットして配置される外気導入口(74)を備え、
前記導風口カバー(65)は、前記導風口(62)において前記外気導入口(74)側に位置する部分を覆うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の変速機構。
【請求項6】
前記保護カバー(55)と前記ケースカバー(41)との間には、前記導風口カバー(65)を前記導風口(62)の周囲から覆うチャンバー部(73)が設けられ、
前記導風口(62)は、前記チャンバー部(73)の下端部(73a)に対し上方にオフセットして配置されることを特徴とする請求項5記載の変速機構。
【請求項7】
前記導風口カバー(65)は、前記遠心ファン(48)の前記軸線(48b)に交差することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の変速機構。
【請求項8】
前記導風口カバー(65)は、前記軸線方向(A)において前記導風口(62)の表面積の半分以上を覆うことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の変速機構。
【請求項9】
前記導風口カバー(65)は、前記導風口(62)の周縁部から前記軸線方向(A)に立設されて前記導風口(62)を囲む周壁(66)と、前記周壁(66)の外端部に接続され、前記軸線方向(A)において前記導風口(62)に重なる側壁(67)とを備え、
前記周壁(66)の一部に開口(68)が設けられることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の変速機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、変速機構に関する。
続きを表示(約 7,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、無段変速機と、無段変速機を収容する変速機ケースと、変速機ケースを塞ぐケースカバーと、ドライブプーリーにおけるケースカバー側の面に設けられる遠心ファンと、ケースカバーに設けられ、変速機ケース内に冷却風を導入する導風口とを備える変速機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、導風口を外側から覆うカバーをケースカバーに取り付けることで、冷却風による音を減少させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/033615号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の変速機構では、導風口を覆うカバーをケースカバーに別途取り付けるため、カバーとケースカバーとの隙間及びカバーの剛性に起因する冷却風の共鳴によって、音が発生することがある。又、変速機ケース内の音が外部に漏れ出すことで、騒音にもつながる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、変速機ケース内に冷却風を導入する変速機構において、冷却風による音を低減できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
変速機構は、ドライブプーリー(50)、ドリブンプーリー(51)、及び前記ドライブプーリー(50)と前記ドリブンプーリー(51)とを接続するベルト(52)を備える無段変速機(46)と、前記無段変速機(46)を収容する変速機ケース(40)と、前記変速機ケース(40)を塞いで前記無段変速機(46)を覆うケースカバー(41)と、前記ドライブプーリー(50)における前記ケースカバー(41)側の面に設けられる遠心ファン(48)と、前記ケースカバー(41)に設けられ、前記変速機ケース(40)内に冷却風を導入する導風口(62)とを備える変速機構において、前記ケースカバー(41)は、前記遠心ファン(48)を前記遠心ファン(48)の軸線方向(A)から覆う隣接壁部(60)を備え、前記導風口(62)は、前記隣接壁部(60)において前記遠心ファン(48)の軸線(48b)上に設けられるとともに前記軸線方向(A)に開口し、前記導風口(62)を覆う前記導風口カバー(65)が、前記ケースカバー(41)に一体に設けられることを特徴とする。
【0006】
また、上述の構成において、前記ケースカバー(41)は、前記変速機ケース(40)に接続される接続面(41c)を備え、前記ケースカバー(41)は、前記変速機ケース(40)の側とは反対方向に突出する突出部(61)を有し、前記導風口カバー(65)は、前記突出部(61)の突出方向において、前記突出部(61)の頂点(61a)よりも前記接続面(41c)に近い位置に設けられても良い。
また、上述の構成において、前記変速機構は、乗員が乗る鞍乗り型車両(1)に搭載され、前記導風口カバー(65)は、前記導風口(62)において前記乗員側に位置する部分を覆っても良い。
【0007】
さらに、上述の構成において、前記導風口(62)は、前記遠心ファン(48)の前記軸線(48b)と同軸の円形であっても良い。
また、上述の構成において、前記導風口(62)及び前記導風口カバー(65)を車幅方向外側から覆う保護カバー(55)が設けられ、前記保護カバー(55)は、前記導風口(62)に対し前記導風口(62)の径方向にオフセットして配置される外気導入口(74)を備え、前記導風口カバー(65)は、前記導風口(62)において前記外気導入口(74)側に位置する部分を覆っても良い。
【0008】
また、上述の構成において、前記保護カバー(55)と前記ケースカバー(41)との間には、前記導風口カバー(65)を前記導風口(62)の周囲から覆うチャンバー部(73)が設けられ、前記導風口(62)は、前記チャンバー部(73)の下端部(73a)に対し上方にオフセットして配置されても良い。
また、上述の構成において、前記導風口カバー(65)は、前記遠心ファン(48)の前記軸線(48b)に交差しても良い。
【0009】
また、上述の構成において、前記導風口カバー(65)は、前記軸線方向(A)において前記導風口(62)の表面積の半分以上を覆っても良い。
さらに、上述の構成において、前記導風口カバー(65)は、前記導風口(62)の周縁部から前記軸線方向(A)に立設されて前記導風口(62)を囲む周壁(66)と、前記周壁(66)の外端部に接続され、前記軸線方向(A)において前記導風口(62)に重なる側壁(67)とを備え、前記周壁(66)の一部に開口(68)が設けられても良い。
【発明の効果】
【0010】
変速機構は、ドライブプーリー、ドリブンプーリー、及びドライブプーリーとドリブンプーリーとを接続するベルトを備える無段変速機と、無段変速機を収容する変速機ケースと、変速機ケースを塞いで無段変速機を覆うケースカバーと、ドライブプーリーにおけるケースカバー側の面に設けられる遠心ファンと、ケースカバーに設けられ、変速機ケース内に冷却風を導入する導風口とを備え、ケースカバーは、遠心ファンを遠心ファンの軸線方向から覆う隣接壁部を備え、導風口は、隣接壁部において遠心ファンの軸線上に設けられるとともに軸線方向に開口し、導風口を覆う導風口カバーが、ケースカバーに一体に設けられる。
この構成によれば、導風口カバーが、ケースカバーに一体に設けられるため、導風口カバーの剛性を向上でき、冷却風による共鳴を低減して静音化できる。また、導風口カバーとケースカバーとの接続部が一体になるため、導風口カバーとケースカバーとの隙間で生じる音を低減でき、冷却風による音を低減できる。
【0011】
また、上述の構成において、ケースカバーは、変速機ケースに接続される接続面を備え、ケースカバーは、変速機ケースの側とは反対方向に突出する突出部を有し、導風口カバーは、突出部の突出方向において、突出部の頂点よりも接続面に近い位置に設けられても良い。
この構成によれば、導風口カバーは、突出部の突出方向において、突出部の頂点よりも接続面に近い位置に設けられるため、ケースカバーの製造用の型を、導風口カバーを形成するために大きくする必要が無く、ケースカバーを容易に形成できる。
また、上述の構成において、変速機構は、乗員が乗る鞍乗り型車両に搭載され、導風口カバーは、導風口において乗員側に位置する部分を覆っても良い。
この構成によれば、導風口から乗員に届く音を導風口カバーによって低減できる。
【0012】
さらに、上述の構成において、導風口は、遠心ファンの軸線と同軸の円形であっても良い。
この構成によれば、導風口から遠心ファンにスムーズに冷却風を流すことができ、導風効率が良い。
また、上述の構成において、導風口及び導風口カバーを車幅方向外側から覆う保護カバーが設けられ、保護カバーは、導風口に対し導風口の径方向にオフセットして配置される外気導入口を備え、導風口カバーは、導風口において外気導入口側に位置する部分を覆っても良い。
この構成によれば、外気導入口から導風口までの冷却風の風路を長くでき、水や塵埃等が導風口に入り難くなる。また、導風口から外気導入口を介して外側に伝わる音を低減できる。
【0013】
また、上述の構成において、保護カバーとケースカバーとの間には、導風口カバーを導風口の周囲から覆うチャンバー部が設けられ、導風口は、チャンバー部の下端部に対し上方にオフセットして配置されても良い。
この構成によれば、水や塵埃等が導風口に入ることをチャンバー部によって抑制できる。また、チャンバー部の内側に入った水や塵埃等が導風口に入ることを抑制できる。
また、上述の構成において、導風口カバーは、遠心ファンの軸線に交差しても良い。
この構成によれば、導風口カバーにおいて遠心ファンの軸線に交差する部分によって、導風口から外に出る音を効果的に低減できる。
【0014】
また、上述の構成において、導風口カバーは、軸線方向において導風口の表面積の半分以上を覆っても良い。
この構成によれば、導風口カバーの剛性を効果的に向上できるとともに、音を効率良く低減できる。
さらに、上述の構成において、導風口カバーは、導風口の周縁部から軸線方向に立設されて導風口を囲む周壁と、周壁の外端部に接続され、軸線方向において導風口に重なる側壁とを備え、周壁の一部に開口が設けられても良い。
この構成によれば、周壁及び側壁によって導風口の音を効率良く低減できる。また、周壁及び側壁によって導風口カバーを立体的にし、導風口カバーの剛性を高くできるとともに、周壁の開口から効率良く導風できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。
ユニットスイングエンジンの左側面図である。
図2のIII−III断面図である。
保護カバーを取り外した状態におけるユニットスイングエンジンの左側面図である。
ケースカバーを車幅方向外側から見た左側面図である。
ケースカバーを下方から見た図である。
図5のVII−VII断面図である。
図2のVIII−VIII断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。
自動二輪車1は、シート10に着座する乗員が足を乗せる低床のステップフロア11を有するスクーター型の鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、車体フレーム(不図示)の前方に前輪2を有し、駆動輪である後輪3は、車両後部に配置されるユニットスイングエンジン13に軸支される。
【0018】
自動二輪車1は、上記車体フレームの前端部に軸支されるフロントフォーク14を備え、前輪2は、フロントフォーク14の下端部に軸支される。乗員が操舵するハンドル15は、シート10の前上方でフロントフォーク14の上端に取り付けられる。
自動二輪車1は、上記車体フレーム等の車体を覆う車体カバー16を備える。
【0019】
図2は、ユニットスイングエンジン13の左側面図である。
図1及び図2を参照し、ユニットスイングエンジン13は、駆動源であるエンジン本体20と後輪3を支持するアーム部21とが一体化されたユニットスイング型のエンジンである。ユニットスイングエンジン13は、車両側面視で、シート10の真下に位置する。
後輪3は、アーム部21の後端部に設けられる後輪車軸3aに軸支される。
【0020】
エンジン本体20は、クランクケース22と、クランクケース22から前方へ延びるシリンダー部23とを備える。
シリンダー部23は、クランクケース22側から順に、シリンダー23a、シリンダーヘッド23b、及びヘッドカバー23cを備える。
エンジン本体20は、シリンダー部23のシリンダー軸線23dが略水平に車両前後方向へ延びる水平エンジンである。詳細には、シリンダー部23は、車両側面視でやや前上がりに車両前方へ略水平に延びる。
【0021】
ユニットスイングエンジン13の吸気装置は、エアクリーナーボックス24と、スロットルボディ25とを備える。
エアクリーナーボックス24は、アーム部21の上部に取り付けられる。スロットルボディ25は、シリンダー部23の上面の吸気ポートに接続される。
排気管26は、シリンダー部23の下面の排気ポートから後方に延びる。
【0022】
ユニットスイングエンジン13は、クランクケース22の前部の上部に、リンク連結部27を備える。ユニットスイングエンジン13は、リンク連結部27に接続されるリンク機構(不図示)を介して車体フレームの後部に連結される。
ユニットスイングエンジン13は、上記リンク機構を中心に上下に揺動自在である。
アーム部21の後端に設けられるクッション連結部28と上記車体フレームとの間には、リアクッション29が掛け渡される。
【0023】
図3は、図2におけるIII−III断面図であり、動弁装置のカム軸・クランクピン・クランク軸30・減速機の各軸の軸線を通る。
クランクケース22は、車幅方向(左右方向)に延びるクランク軸30を収容するクランク室31を備える。クランク室31は、クランク軸30に直交する支持壁31a,31bを左右一対備える。クランク軸30は、ベアリングを介し、支持壁31a,31bに支持される。
シリンダー23a内を往復するピストン32は、コンロッド33を介し、クランク室31でクランク軸30に連結される。
【0024】
クランクケース22は、クランク室31における左右の一側(右側)側方に、発電機室35を備える。
発電機室35内に延出するクランク軸30の一端部には、クランク軸30の回転によって発電する発電機36が設けられる。発電機36の外側面には、送風ファン37が設けられる。
送風ファン37の外側方には、エンジン本体20の冷却水が通るラジエーター38が設けられる。ラジエーター38は、発電機室35の外側面部に固定され、送風ファン37の送風を受ける。
【0025】
クランクケース22は、発電機室35側とは反対側の側面部から後方に延びる変速機ケース部40(変速機ケース)を一体に備える。変速機ケース部40は、クランク室31の側方の部分から後輪3の左側方まで延びる。
変速機ケース部40は、車幅方向の外側面が開放したケース状に形成される。
詳細には、変速機ケース部40は、後輪3の外側面に沿うように前後に延びるケース側壁部40aと、ケース側壁部40aの周縁部から車幅方向外側に延出するケース周壁部40bとを備える。一方の支持壁31aは、ケース側壁部40aの前端部を構成する。
ケース周壁部40bによって変速機ケース部40内に区画される開放部40cは、ケース周壁部40bに固定されるケースカバー41によって塞がれる。
【0026】
ユニットスイングエンジン13のアーム部21は、変速機ケース部40とケースカバー41とによって構成される。アーム部21は中空である。アーム部21は、車両側面視で、上下方向よりも前後方向に長く延びる。
アーム部21には、クランク軸30の回転を変速して後輪3側に伝達する変速機構43と、遠心式のクラッチ機構44と、複数のギヤで構成される減速機構45とが設けられる。
クランク軸30の駆動力は、変速機構43、クラッチ機構44、及び減速機構45を介し、後輪3に伝達される。
【0027】
クランク軸30の他端部には、クランク室31側から変速機ケース部40内に突出するプーリー支持軸部30aが設けられる。
変速機ケース部40の後部には、プーリー支持軸部30aと平行に配置される出力軸47が設けられる。出力軸47は、ベアリングを介し、ケース側壁部40aに回転自在に支持される。
【0028】
変速機構43は、ベルト式の無段変速機46と、無段変速機46を収容する上記変速機ケース部40と、上記ケースカバー41と、遠心ファン48とを備える。
無段変速機46は、プーリー支持軸部30aに支持されるドライブプーリー50、出力軸47に支持されるドリブンプーリー51、及び、ドライブプーリー50とドリブンプーリー51とを接続するVベルト52(ベルト)を備える。
【0029】
ドライブプーリー50は、プーリー支持軸部30aの軸端部に固定される円板状の固定プーリー片50aと、プーリー支持軸部30a上で軸方向に移動可能な可動プーリー片50bとを備える。可動プーリー片50bは、クランク軸30の回転による遠心力によって移動するローラーウェイト(不図示)に押されることで、軸方向に移動する。これにより、固定プーリー片50aと可動プーリー片50bとの間隔が変化する。Vベルト52は、固定プーリー片50aと可動プーリー片50bとの間に挟持される。
【0030】
ドリブンプーリー51は、出力軸47の外周に回転自在に嵌合する筒状の外軸51aと、外軸51a上に固定される固定プーリー片51bと、外軸51a上で軸方向に移動可能な可動プーリー片51cとを備える。可動プーリー片51cは、ばね(不図示)によって固定プーリー片51b側に移動するように付勢されている。Vベルト52は、固定プーリー片51bと可動プーリー片51cとの間に挟持される。
無段変速機46は、可動プーリー片50b及び可動プーリー片51cが軸方向に変位することで、Vベルト52に対するプーリー径が変化し、変速比が無段階で変更される。
(【0031】以降は省略されています)

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