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公開番号2021041868
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210318
出願番号2019166616
出願日20190912
発明の名称車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人特許業務法人航栄特許事務所
主分類B60K 11/04 20060101AFI20210219BHJP(車両一般)
要約【課題】衝突に対して充電器を適切に保護することができ、充電口の配置の自由度が高い車両を提供する。
【解決手段】車両1は、バッテリモジュール61と、バッテリモジュール61を収容するバッテリケース62と、バッテリケース62の外部に配置され、外部電源から電力を受けてバッテリモジュール61を充電する充電器80と、を備える。充電器80は、車室10の内部、且つ、車両1の車幅方向において中央部に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリと、
前記バッテリを収容するバッテリケースと、
前記バッテリケースの外部に配置され、外部電源から電力を受けて前記バッテリを充電する充電器と、を備える車両であって、
前記充電器は、車室の内部、且つ、前記車両の車幅方向において中央部に配置されている、車両。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両であって、
左前部座席と、
右前部座席と、
前記左前部座席と前記右前部座席との間に設けられたセンターコンソールと、を備え、
前記充電器は、前記センターコンソールの内部に配置されている、車両。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両であって、
前記充電器は、フロアパネルの上方に配置され、
前記バッテリケースは、前記車室の外部、且つ、フロアパネルの下方に配置され、
上方から見て、前記充電器は前記バッテリケースと重なる位置に配置されている、車両。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両であって、
前記車室の前方にフロントルームが設けられ、
前記フロントルームにはラジエータが設けられ、
前記ラジエータから供給される冷媒によって前記充電器及び前記バッテリが冷却される、車両。
【請求項5】
請求項4に記載の車両であって、
フロアパネルには、前記中央部にセンタートンネルが設けられ、
前記冷媒が通る配管の少なくとも一部が、前記センタートンネルに配置されている、車両。
【請求項6】
請求項4又は5に記載の車両であって、
前記ラジエータから供給される前記冷媒は、前記バッテリを冷却後に前記充電器を冷却する、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外部電源から電力を受けてバッテリを充電可能な車両に関する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
外部電源から電力を受けてバッテリを充電する充電器を備える車両が知られている。例えば、特許文献1の車両では、充電器を、車室の内部、且つ、座席の下に配置している。また、特許文献2の車両では、充電器を、車室の外部、且つ、車両の前後方向において中央の左側に配置している。また、特許文献3の車両では、充電器を、車室の外部、且つ、車両の左右方向において中央の前側に配置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013−159306号公報
特開2005−206055号公報
特許第6496288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1〜3に記載の充電器の配置では、衝突時における充電器の保護、及び充電口の配置の自由度という観点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、衝突に対して充電器を適切に保護することができ、充電口の配置の自由度が高い車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
バッテリと、
前記バッテリを収容するバッテリケースと、
前記バッテリケースの外部に配置され、外部電源から電力を受けて前記バッテリを充電する充電器と、を備える車両であって、
前記充電器は、車室の内部、且つ、前記車両の車幅方向において中央部に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、衝突に対して充電器を適切に保護することができ、充電口の配置の自由度が高い車両を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態の車両の全体構造を示す概略側面図である。
図1の車両の車室の内部を示す斜視図である。
図1の車両のバッテリユニット、充電器、充電口、ラジエータ、駆動用モータなどの配置を示す概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の車両の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、車両の操縦者から見た方向に従い記載し、また、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
【0010】
図1に示すように、本発明の一実施形態の車両1は、フロアパネル2とダッシュパネル3とにより車室10とその前方のフロントルーム20とに区画形成されている。車室10には、前部座席11及び後部座席12が設けられている。フロントルーム20には、駆動装置ユニット30が設けられている。駆動装置ユニット30は、左右の前輪4を駆動する。つまり、この車両1は、左右の前輪4を駆動輪とし、左右の後輪5を従動輪としている。
【0011】
車室10の下方には、バッテリユニット60が配置されている。バッテリユニット60は、複数のバッテリモジュール61をバッテリケース62に収容して構成され、車室10の外部、且つ、フロアパネル2の下方に配置されている。
【0012】
フロントルーム20には、バッテリユニット60などを冷却する冷却装置70が設けられている。冷却装置70は、車両1の最前面に設けられたラジエータ71を備える。ラジエータ71とバッテリユニット60とは、供給配管72及び排出配管73を介して接続されている。なお、供給配管72又は排出配管73には、不図示の電動ポンプが設けられる。
【0013】
図2にも示すように、フロアパネル2には、車幅方向において中央部に位置し、前後方向に延在するセンタートンネル21が形成されている。センタートンネル21内(センタートンネル21の下方)には、供給配管72及び排出配管73の少なくとも一部が配置されている。
【0014】
左前部座席11Lと右前部座席11Rとの間には、センターコンソール50が配置されている。センターコンソール50は、前方から順にカップホルダ52、シフトノブ51、小物を収容可能なトレー53、及び乗員の肘掛54などが上面に設けられた外装カバー55で内部空間が覆われている。
【0015】
図1及び図3に示すように、車両1は、外部電源から電力を受けてバッテリモジュール61を充電する充電器80と、外部電源を接続するための充電口81と、充電口81と充電器80を接続する第1高圧配線82と、充電器80とバッテリユニット60を接続する第2高圧配線83と、を備える。充電口81に外部電源を接続すると、第1高圧配線82、充電器80、及び第2高圧配線83を介してバッテリモジュール61の充電が行われる。なお、充電器80は、充電機能のみならず給電機能も搭載された、いわゆる双方向充電器であってもよい。図3に示すように、車両1には、駆動装置ユニット30が備える駆動用モータ31とバッテリユニット60とを接続するための第3高圧配線32が配置されている。
【0016】
本実施形態では、フロントルーム20の前側にラジエータ71が設けられ、ラジエータ71の後方において、充電口81が車両1の右側に設けられるとともに、駆動用モータ31が車両1の左側に設けられている。
【0017】
充電器80は、車室10の内部、且つ、車両1の車幅方向において中央部に配置されており、具体的には、センターコンソール50の内部に配置されている。このような配置構成によれば、充電器80が車室10の内部に配置されることで、防水対策及び防塵対策を軽減できる。また、充電器80が車両1の車幅方向において中央部に配置されているので、衝突に対して、充電器80を適切に保護することができる。また、充電器80が車両1の中央部に配置されるので、第1高圧配線82の配索が容易となり、充電口81の配置の自由度を高めることができる。なお、充電器80は、センターコンソール50の内部であれば、センタートンネル21に固定されていてもよく、フレーム、ブラケット等を介してセンタートンネル21よりも上方に保持されていてもよい。
【0018】
また、充電器80は、センターコンソール50の内部に配置されるので、充電器80が前部座席11の下に配置される場合に比べて、室内商品性の向上や、乗員スペースの確保が期待できる。例えば、充電器80を前部座席11の下に配置しようとすると、前部座席11を電動式シートにできず、また、充電器80を前部座席11の下に配置した場合、後部座席12の乗員が前部座席11の下に足を入れが出来なくなってしまい、快適性が損なわれる。
【0019】
また、充電器80は、フロアパネル2の上方に配置されるのに対し、バッテリケース62は、車室10の外部、且つ、フロアパネル2の下方に配置されるが、上方から見て、充電器80はバッテリケース62と重なる位置に配置されているので、バッテリケース62と充電器80とを繋ぐ第2高圧配線83を短くできる。
【0020】
充電器80は、ラジエータ71から供給される冷媒によってバッテリユニット60と一緒に冷却される。このように、ラジエータ71から供給される冷媒によって充電器80及びバッテリユニット60を冷却することで、充電器80を冷却する専用のラジエータが不要となり、部品点数を削減できる。
【0021】
具体的に説明すると、ラジエータ71から後方に延出する供給配管72がバッテリユニット60の冷媒供給口に接続され、バッテリユニット60の冷媒排出口が接続配管74を介して充電器80の冷媒供給口に接続され、充電器80の冷媒排出口が排出配管73を介してラジエータ71に接続されている。このような冷却構造によれば、冷却の優先順位の高いバッテリユニット60を冷却した後に充電器80を冷却することで、充電器80及びバッテリユニット60を適切に冷却することができる。
【0022】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、上記実施形態では、駆動装置ユニット30が左右の前輪4を駆動する駆動装置ユニットであったが、駆動装置ユニット30が左右の後輪5を駆動する駆動装置ユニットであってもよい。
【0023】
また、充電口81の位置は、フロントルーム20の右側に配置される場合を例示したが、これに限らず、フロントルーム20の前側であってもよく、左側であってもよく、車両1の後方であってもよい。
【0024】
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
【0025】
(1) バッテリ(バッテリモジュール61)と、
前記バッテリを収容するバッテリケース(バッテリケース62)と、
前記バッテリケースの外部に配置され、外部電源から電力を受けて前記バッテリを充電する充電器(充電器80)と、を備える車両(車両1)であって、
前記充電器は、車室(車室10)の内部、且つ、前記車両の車幅方向において中央部に配置されている、車両。
【0026】
(1)によれば、充電器が車室の内部に配置されることで、防水対策及び防塵対策を軽減できる。また、充電器が車両の車幅方向において中央部に配置されているので、衝突に対して、充電器を適切に保護することができる。
また、充電器が車両の車幅方向において中央部に配置されるので、充電口を車両の左側、右側、中央部のいずれに設置してもよく充電口の配置の自由度が高い。
【0027】
(2) (1)に記載の車両であって、
左前部座席(左前部座席11L)と、
右前部座席(右前部座席11R)と、
前記左前部座席と前記右前部座席との間に設けられたセンターコンソール(センターコンソール50)と、を備え、
前記充電器は、前記センターコンソールの内部に配置されている、車両。
【0028】
(2)によれば、充電器がセンターコンソールの内部に配置されるので、充電器が前部座席の下に配置される場合に比べて、室内商品性の向上や、乗員スペースの確保が期待できる。例えば、充電器を前部座席の下に配置しようとすると前部座席を電動式シートにできず、また、充電器を前部座席の下に配置した場合、後部座席の乗員が前部座席の下に足を入れが出来なくなってしまう。
【0029】
(3) (1)又は(2)に記載の車両であって、
前記充電器は、フロアパネル(フロアパネル2)の上方に配置され、
前記バッテリケースは、前記車室の外部、且つ、フロアパネルの下方に配置され、
上方から見て、前記充電器は前記バッテリケースと重なる位置に配置されている、車両。
【0030】
(3)によれば、バッテリケースと充電器とを繋ぐ高圧配線を短くできる。
(【0031】以降は省略されています)

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