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公開番号2021040943
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210318
出願番号2019165157
出願日20190911
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/02 20060101AFI20210219BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】本開示は、液剤を供給する液剤投入装置において、逆止弁への異物詰まりを抑止する洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示におけるドラム式洗濯機は、液剤を収容する洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10と、洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10から回転ドラム1へ液剤を供給する液剤自動投入装置11を備え、液剤自動投入装置11は、筒状に形成されたシリンダ22dと、少なくとも一部がシリンダ22d内に貫入し、シリンダ22dと摺動可能に設けられたピストン22bと、ピストン22bを直線移動させるカム22c及び駆動モータ22aと、を含むピストンポンプ22を有し、ピストンポンプ22は、吸入側逆止弁23と吐出側逆止弁24とを有し、それら逆止弁は液剤の通過や通水時の弁開きの際に生じる、吸入側逆止弁23の隙間である吸入側逆止弁開き時の空隙23eより、吐出側逆止弁24の隙間である吐出側逆止弁開き時の空隙24eのほうが大きくなる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体の内部に弾性支持された水槽ユニットと、
前記水槽ユニットの内部に回転可能に設けられた洗濯槽と、
液剤を収容する、一つ以上の液剤タンクと、
前記液剤タンクから前記洗濯槽へ液剤を供給する液剤投入装置を備え、
前記液剤投入装置は、
筒状に形成されたシリンダと、少なくとも一部がシリンダ内に貫入し、前記シリンダと摺動可能に設けられたピストンと、前記ピストンを直線移動させる駆動部と、を含むピストンポンプを有し、
前記ピストンポンプは、
筒状に形成された弁ケースと、前記弁ケースと摺動可能に支持された弁体と、前記弁体を前記弁ケースに当接させておく為のばねと、を含む逆止弁を、前記ピストン摺動部と連通する経路上の上流側と下流側にそれぞれ一つ以上有し、
前記ピストンを駆動させ、前記シリンダ内の圧力変動によって前記弁ケースと前記弁体が離れた際に生じる隙間が、上流側の逆止弁よりも下流側の逆止弁が大きくなるように構成した、
洗濯機。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記ピストンポンプは、前記逆止弁を開弁するために必要な力が、前記上流側の逆止弁より前記下流側の逆止弁が小さくなるように構成した、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記ピストンポンプは、前記逆止弁を液剤や水が通過する際、その流速が、前記上流側の逆止弁より前記下流側の逆止弁が大きくなるように構成した、
請求項1または2に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記ピストンポンプは、前記逆止弁の可動部において、作動流体から抗力を受ける際の抗力係数が、前記上流側の逆止弁より前記下流側の逆止弁が大きくなるように構成した、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洗剤や柔軟剤等の液剤を用いて洗濯を行う洗濯機に関する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、液剤自動投入装置を備えたドラム式洗濯機を開示する。
【0003】
特許文献1におけるドラム式洗濯機は、液剤を収容する液剤タンクと、液剤タンクから洗濯槽へ液剤を供給する液剤投入装置を備える。液剤投入装置は、筒状に形成されたシリンダと、シリンダに内装されて液体洗剤を吸入または排出するように動作するピストンと、ピストンを駆動する駆動モータと、ピストン駆動時の液剤の流れを一方向に限定する為の一対の逆止弁と、を含むピストンポンプを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2016−524995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ピストンポンプで液剤を洗濯槽へ送り出す為には、ポンプに備わっている逆止弁で逆流を防いでおく必要があるが、前記従来技術による構成では、砂、埃等の生活環境から発生する異物が逆止弁に噛み込むことによって弁の逆流防止性能が喪失、または、低下し、ピストンポンプで液剤を洗濯槽へ送り出す能力が低下または喪失するといった課題があった。
【0006】
本開示は、液剤を供給する液剤投入装置において、逆止弁への異物詰まりを抑止する洗濯機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示におけるドラム式洗濯機は、筐体と、前記筐体の内部に弾性支持された水槽ユニットと、前記水槽ユニットの内部に回転可能に設けられた洗濯槽と、液剤を収容する、一つ以上の液剤タンクと、前記液剤タンクから前記洗濯槽へ液剤を供給する液剤投入装置を備える。前記液剤投入装置は、筒状に形成されたシリンダと、少なくとも一部がシリンダ内に貫入し、前記シリンダと摺動可能に設けられたピストンと、前記ピストンを直線移動させる駆動部と、を含むピストンポンプを有する。前記ピストンポンプは、筒状に形成された弁ケースと、前記弁ケースと摺動可能に支持された弁体と、前記弁体を前記弁ケースに当接させておく為のばねと、を含む逆止弁を、前記ピストン摺動部と連通する経路上の上流側と下流側にそれぞれ一つ以上有する。前記ピストンを駆動させ、前記シリンダ内の圧力変動によって前記弁ケースと前記弁体が離れた際に生じる隙間が、上流側の逆止弁よりも下流側の逆止弁が大きくなるように構成したものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示における洗濯機は、液剤を供給する液剤投入装置において、異物の混入による故障を抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1における洗濯機の縦断面図
同洗濯機の外観を示す斜視図
同洗濯機の液剤自動投入装置の平面図
同洗濯機の液剤自動投入装置の側面の断面図
同洗濯機の液剤自動投入装置の要部断面図
同洗濯機の液剤自動投入装置のピストンポンプにおける要部断面図
同洗濯機の液剤自動投入装置のピストンポンプ部における吸入工程と吐出工程を示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
(実施の形態1)
以下、図1〜7を用いて、実施の形態1を説明する。本実施の形態では、洗濯機としてドラム式洗濯機を例に説明する。
【0012】
洗濯機の基本構成を説明する。
【0013】
図1は、実施の形態1における洗濯機の縦断面図である。
【0014】
図1に示すように、水槽ユニット2は、本体3との間に設けられたばね体(図示せず)及び防振ダンパー5により防振支持されている。水槽ユニット2の内部には、洗濯物を収容する回転ドラム1が回転自在に設けられている。回転ドラム1及び水槽ユニット2は、回転ドラム1の回転軸が前方から後方にかけて傾斜するように配設されている。回転ドラム1は、水槽ユニット2の底部に設けられたモータ6により回転駆動される。
【0015】
次に、液剤自動投入装置11の基本構成を説明する。
【0016】
図2は、実施の形態1における洗濯機の外観を示す斜視図、図3は、同洗濯機の液剤自動投入装置の平面図、図4は、同洗濯機の液剤自動投入装置の側面図、図5は、同洗濯機の液剤自動投入装置の要部断面図、である。
【0017】
図2に示すように、本体3の前方上部には洗剤入れ7が配設されており、洗剤入れ7の内側には収納部7aが形成されている。収納部7aの前方には、洗剤、柔軟剤を手動投入する際に用いる洗剤容器8が着脱可能に収納されている。
【0018】
また、収納部7aの後方には、液剤自動投入装置11(後述)に供給する液剤が充填された洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10が着脱可能に収納されている。
【0019】
図3、図4に示すように、洗剤入れ7の後方外部には液剤自動投入装置11が配設されている。液剤自動投入装置11は、ピストンポンプ22により洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10に充填された液剤を吸引し、吐出経路11a、連結ホース25を介して、水槽ユニット2へと液剤を送り出す。
【0020】
また、液剤自動投入装置11の後方には、水を供給する為の給水弁16が配設されている。給水弁16は開閉可能に設けられ、給水経路11bは給水弁16と液剤自動投入装置11とを接続する。
【0021】
次に、液剤自動投入装置11の詳細構成を説明する。
【0022】
図5に示すように、洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10の底部には、それぞれ供給口9a、供給口10aが設けられている。供給口9a、供給口10aには逆止弁9b、逆止弁
10bがそれぞれ設けられ、逆流を抑止している。
【0023】
吸入口14、吸入口15は、液剤自動投入装置11から突出するように形成されている。吸入口14、15は、洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10が収納部7aに収納された状態で供給口9a、10aと連結するように、着脱可能に設けられている。吸入口14、吸入口15の先端にはリブ14a、リブ15aが設けられており、リブ14a、リブ15aの外周にはVリング14b、Vリング15bが配設されている。これにより、吸入口と供給口との密閉性を向上させている。
【0024】
吸入口14、吸入口15は、それぞれ吸入経路15c及び吸入経路14cを介してピストンポンプ22と接続されている。吸入経路15c及び吸入経路14cには、切換弁20及び切換弁21がそれぞれ配設されている。吸入口14、吸入口15から供給された液剤は、対応する切換弁が開状態の時、ピストンポンプ22へと導入される。なお、給水弁16と繋がる給水経路11bは、切換弁20と接続する。対応する切換弁が開状態の時、給水弁16から供給された水は給水経路11bを介し、ピストンポンプ22へと到達する。
【0025】
次に、ピストンポンプ22について説明する。
【0026】
図6は、同液剤自動投入装置のピストンポンプにおける要部断面図、図7は、同液剤自動投入装置のピストンポンプ部における潤滑剤の塗布箇所を示す模式図である。
【0027】
図6に示すように、ピストンポンプ22は、駆動モータ22a、カム22c、ピストン22b、シリンダ22d、注筒部22f、ピストンポンプ吸入口26、ピストンポンプ吐出口27で構成されている。カム22cは、駆動モータ22aによる回転駆動力(矢印a)を上下の直線移動(矢印b)へと変換する。ピストン22bの一部は、シリンダ22dに内包されている。ピストン22bは、カム22cによって駆動され、上下に直線移動をしながらシリンダ22dの内部の注筒部22fを摺動する。ピストン22bとシリンダ22dとの間にはパッキン22eが配設されており、ピストン22bとシリンダ22dとの間から液剤や空気がシリンダの外側へ漏れ出ない構造となっている。
【0028】
シリンダ22dの下部は、吸入側であるピストンポンプ吸入口26から注筒部22fを通り吐出側であるピストンポンプ吐出口27へ逆U字状の管となるように形成されている。ピストンポンプ吸入口26の下流には吸入側逆止弁23が、ピストンポンプ吐出口27の上流には吐出側逆止弁24がそれぞれ配設されており、液剤を送り出す方向を一方向に限定する。吸入側逆止弁23は、吸入側逆止弁可動部23a、吸入側逆止弁固定部23b、吸入側逆止弁Oリング23c、吸入側ばね23dにより構成され、吐出側逆止弁24は、吐出側逆止弁可動部24a、吐出側逆止弁固定部24b、吐出側逆止弁Oリング24c、吐出側ばね24dにより構成されている。
【0029】
吸入側ばね23d、吐出側ばね24dは、吸入側逆止弁可動部23a、吐出側逆止弁可動部24aを、吸入側逆止弁固定部23b、吐出側逆止弁固定部24bへ押し当てる方向に復元力が働くようにそれぞれ配設されている。吸入側逆止弁23、吐出側逆止弁24が閉じているときは、吸入側逆止弁可動部23a、吐出側逆止弁可動部24aに配設された吸入側逆止弁Oリング23c、吐出側逆止弁Oリング24cが、吸入側逆止弁固定部23b、吐出側逆止弁固定部24bと当接し、経路を遮蔽する。
【0030】
図7に示すように、給水弁16を開くと、水道水の水圧により、水道水と洗剤または柔軟剤が、ピストンポンプ吸入口26に到達する。その時、ピストン22bが、上下に直線移動する。
(【0031】以降は省略されています)

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