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公開番号2021040942
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210318
出願番号2019165156
出願日20190911
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 37/04 20060101AFI20210219BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】本開示は、流体バランサの容積を大きくせずに、流体バランサによる矯正力を向上できる洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示におけるドラム式洗濯機は、洗濯機本体2と、洗濯機本体2の内部に揺動自在に弾性支持された水槽ユニット3と、水槽ユニット3に回転自在に内包された回転ドラム1と、回転ドラム1を回転駆動するモータ6と、回転ドラム1の外部周縁に配設され、内部に液体が封入された略環状構造を有する流体バランサ8と、を備える。流体バランサ8は、回転ドラム1の正面側から背面側にかけての高さが、回転ドラム1の回転中心軸側より外側において大きくなるように形成されている。これにより、従来の流体バランサと比較して、流体バランサ8自体の容積を大きくせずに、外側の層における液相の高さhnを大きくできるため、偏荷重に対する矯正力Fを向上できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
洗濯機本体と、
前記洗濯機本体の内部に揺動自在に弾性支持された水槽ユニットと、
前記水槽ユニットに回転自在に内包された収容槽と、
前記収容槽を回転駆動するモータと、
前記収容槽の外部周縁に配設され、内部に液体が封入された略環状構造を有する流体バランサと、を備え、
前記流体バランサは、前記収容槽の正面側から背面側にかけての高さが、前記収容槽の回転中心軸側より外側において大きくなるように形成されている、
洗濯機。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記流体バランサは、径方向に多層構造となるように内部を区切るリブが設けられており、
前記収容槽の回転中心軸側の層から外側の層になるに従って、前記収容槽の正面側から背面側にかけての高さが大きくなるように形成されている、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記流体バランサは、径方向に多層構造となるように内部を区切るリブが設けられており、
前記収容槽の回転中心軸側から外側になるに従って、前記収容槽の正面側から背面側にかけての高さが連続的に大きくなるように形成されている、
請求項1に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、水槽ユニットの振動を抑制する流体バランサを備えたドラム式洗濯機を開示する。
【0003】
特許文献1におけるドラム式洗濯機は、洗濯機本体と、洗濯機本体の内部に揺動自在に弾性支持された水槽ユニットと、水槽ユニットに回転自在に内包された回転ドラムと、回転ドラムを回転駆動するモータと、回転ドラムの端部周縁に配設され、内部に液体が封入された略環状構造を有する流体バランサと、を備える。
【0004】
また、従来の洗濯機として、前後方向の断面が長方形となるように形成された流体バランサを備えた洗濯機が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平4−240488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示は、流体バランサの容積を大きくせずに、流体バランサによる矯正力を向上できる洗濯機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示における洗濯機は、洗濯機本体と、前記洗濯機本体の内部に揺動自在に弾性支持された水槽ユニットと、前記水槽ユニットに回転自在に内包された収容槽と、前記収容槽を回転駆動するモータと、前記収容槽の外部周縁に配設され、内部に液体が封入された略環状構造を有する流体バランサと、を備える。前記流体バランサは、前記収容槽の正面側から背面側にかけての高さが、前記収容槽の回転中心軸側より外側において大きくなるように形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示における洗濯機は、流体バランサの容積を大きくせずに、流体バランサによる矯正力を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1におけるドラム式洗濯機の縦断面図
同ドラム式洗濯機の流体バランサの正面図
図2におけるA−A断面図
実施の形態1におけるドラム式洗濯機の脱水動作における流体バランサの動作説明図
(a)従来の流体バランサの安定状態における矯正力を説明する図、(b)実施の形態1におけるドラム式洗濯機の流体バランサの安定状態における矯正力を説明する図
実施の形態2におけるドラム式洗濯機の流体バランサのA−A断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面および以下の説明によって本発明が限定されるものではない。
【0011】
(実施の形態1)
以下、図1〜図5を用いて、実施の形態1を説明する。
【0012】
(基本構成)
図1は、実施の形態1におけるドラム式洗濯機の縦断面図である。
【0013】
図1に示すように、洗濯機本体2の内部には、回転ドラム1、水槽4、モータ6等で構成される水槽ユニット3が配設されている。水槽ユニット3は、洗濯機本体2との間に設けられた防振バネ9及び防振ダンパー5により、揺動自在に支持されている。
【0014】
水槽4は、軸心が正面側から背面側にかけて下方傾斜するように配置されている。水槽4の内部には、有底円筒形状に形成された回転ドラム1が回転自在に内包されている。
【0015】
回転ドラム1の底部には、背面に突出するように回転軸11が設けられている。回転軸11は、水槽4の背面に設けられた軸受16により軸支されるとともにドラム側プーリ12と連結されている。モータ6は、水槽4の下部に配設されており、モータ側プーリ13が取り付けられている。モータ側プーリ13とドラム側プーリ12との間は、ベルト14により架橋されており、モータ6の回転駆動力を回転ドラム1に伝達する。すなわち、モータ6は、モータ側プーリ13、ドラム側プーリ12、及びベルト14を介し、回転軸11を回転中心軸として回転ドラム1を回転させる。
【0016】
流体バランサ8は、略円環上に形成されており、回転ドラム1の前部に配設されている。流体バランサ8は、内部に液体が封入されており、水槽ユニット3の振動を低減する。流体バランサの構成については、後述する。
【0017】
洗濯機本体2の正面側には、回転ドラム1の開口1aと対向するように衣類投入口2aが形成されている。扉体7は、衣類投入口2aを開閉自在に覆うように、洗濯機本体2に軸支されている。使用者は、扉体7を開放し、開口1aおよび衣類投入口2aより、回転ドラム1の内部に洗濯衣類を投入する。
【0018】
扉体7の上方には、操作表示部15が配設されている。操作表示部15は、使用者が所望する運転コース及び設定条件を入力可能に構成されている。
【0019】
洗濯機本体2の内方下部には、マイクロコンピュータ等で構成された制御部(図示せず)が配設されている。制御部は、操作表示部15により入力された運転コース及び設定条件の指示に基づき、モータ6等を制御することにより洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御する。
【0020】
(流体バランサの構成)
図2は、実施の形態1におけるドラム式洗濯機の流体バランサの正面図、図3は、図2におけるA−A断面図である。
【0021】
前述の通り、流体バランサ8は、回転ドラム1の前部である前方板1bの周縁部に設けられている。流体バランサ8は、正面側と外側の面が略直角に形成されており、流体バランサ背面8aは、正面側から後方にかけて所定の勾配(例えば、45度)で傾斜して形成されている。これにより、回転ドラム1の衣類投入口2aから認識しにくい場所、すなわ
ち死角(手前下部)が無くなるとともに、洗濯物の出し入れの際に洗濯物が引っかかりにくい形状となっている。
【0022】
図2及び図3に示すように、流体バランサ8の内部は、四つのリブ18により五層に仕切られており、それぞれの層に所定量の流体が封入されている。リブ18は、回転中心軸側から外側になるに従って、正面側から背面側にかけての長さが長くなるように、リブ18a、リブ18b、リブ18c、及びリブ18dの順でそれぞれ設けられている。
【0023】
流体バランサ8の背面側である流体バランサ背面8aは、リブ18a、リブ18b、リブ18c、及びリブ18dの長さに合わせて、階段状に形成されている。従って、流体バランサ8は、A−A断面において、略直角三角形状となっている。
【0024】
流体バランサ8の各層は、法線方向に設けられた複数の仕切り板19により複数の小部屋に仕切られている。それぞれの仕切り板19は、連通孔10が形成されており、流動抵抗をもたせつつ流体を通過させることができる。
【0025】
以上のように構成したドラム式洗濯機において、以下、その動作、作用を説明する。
【0026】
(脱水動作における流体バランサの動作)
図4は、実施の形態1におけるドラム式洗濯機の脱水動作における流体バランサの動作説明図である。
【0027】
洗濯運転において、洗い動作又は濯ぎ動作が終了すると、脱水動作に移行する。図4に示すように、回転ドラム1が静止した状態では、流体バランサ8の内部の流体は、流体バランサ8の下部に貯留された状態となっている。脱水動作においては、回転ドラム1は、徐々に回転数を上昇させながら矢印A向きに回転駆動される。
【0028】
回転ドラム1の回転数が約60r/minになると、遠心力により洗濯物が回転ドラム1の内壁に張り付き、偏心荷重が発生する。偏心荷重が発生すると、回転数が水槽ユニット3の1次共振点(約100r/min)を超えるまでの間、流体は偏心荷重と同位相に移動しようとする。従って、本実施の形態における流体バランサ8は、仕切り板19により流体を流体バランサ8全体に分散させ、水槽ユニット3の振動が増幅することを抑制している。
【0029】
回転数が2次共振点(約200r/min)付近になると、液体は、偏心荷重と逆位相側(回転ドラム1の回転に対して位相が遅れる方向:矢印B向き)に移動し始める。流体が逆位相側に移動するに従って、流体バランサ8は、徐々に偏心荷重に対する矯正力を発揮する。回転数が定常回転数(約800r/min)に近づくと、流体は、偏心荷重と逆位相の位置で安定し、安定状態となる。安定状態においては、流体バランサ8による矯正力Fが偏心荷重による揺れを抑制し、水槽ユニット3の振動が低減される。
【0030】
(矯正力の比較)
図5(a)は、従来の流体バランサの安定状態における矯正力を説明する図、図5(b)は、実施の形態1におけるドラム式洗濯機の流体バランサの安定状態における矯正力を説明する図である。
(【0031】以降は省略されています)

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