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公開番号2021036498
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210304
出願番号2019157785
出願日20190830
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20210205BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】大型化を抑えつつ放熱性能を向上できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、コネクタハウジング11と、コネクタハウジング11に収容されるとともに相手側機器と電気的に接続される端子Tとを有する。コネクタハウジング11は、相手側機器に装着された状態で端子Tに対して鉛直方向上側位置において水平方向に対して傾斜する上側斜面部41a,41bを有する。上側斜面部41a,41bに設けられた上側の貫通孔43a,43bに対して通気可能な上側の通気膜44aを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
コネクタハウジングと、該コネクタハウジングに収容されるとともに相手側機器と電気的に接続される端子とを有し、
前記コネクタハウジングは、前記相手側機器に装着された状態で前記端子よりも鉛直方向上側位置において水平方向に対して傾斜する上側斜面部を有し、
前記上側斜面部に設けられた上側貫通孔に対して通気可能な上側通気膜を備える、コネクタ。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記コネクタハウジングは、前記相手側機器に装着された状態で前記端子に対して鉛直方向下側位置に下側貫通孔を有し、
前記下側貫通孔に対して通気可能な下側通気膜を備える、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記上側通気膜及び前記下側通気膜は少なくとも前記端子と対向配置される、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記上側斜面部は、前記コネクタハウジングの中央部から一方の外側にかけて下方に傾斜する第1上側斜面部と、前記コネクタハウジングの中央部から他方の外側にかけて下方に傾斜する第2上側斜面部とを有し、前記第1上側斜面部と前記第2上側斜面部の上端部同士が接続されてV字状をなすように構成され、
前記第1上側斜面部と前記第2上側斜面部のそれぞれは、下端部から延出する延出壁部を有する、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記延出壁部は、前記第1上側斜面部と前記第2上側斜面部から連続する同一傾斜の斜面である、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記コネクタハウジングは、前記相手側機器に装着された状態で前記端子よりも鉛直方向下側位置において水平方向に対して傾斜する下側斜面部を有し、
前記下側斜面部は、前記コネクタハウジングの一方の外側から中央部にかけて下方に傾斜する第1下側斜面部と、前記コネクタハウジングの他方の外側から中央部にかけて下方に傾斜する第2下側斜面部とを有し、前記第1下側斜面部と前記第2下側斜面部の下端部同士が接続されてV字状をなすように構成され、
前記第1下側斜面部と前記第2下側斜面部の下端部から下方に延出する下側延出部を有する、請求項1から請求項5の何れか1項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 5,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、相手側機器に対して取り付けることを目的としたコネクタが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなコネクタは、ハウジング内に電線の一部が挿入され、電線の芯線がハウジング内の内部導体及び端子と電気的に接続されている。シールドコネクタの端子が相手側機器又は相手側コネクタ内の端子と接触することで芯線が相手側機器又は相手側コネクタ内の端子に電気的に接続されることとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2015−060113号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のようなシールドコネクタでは、ハウジング内の端子や内部導体で発生した熱は主に電線に伝達される。一方でハイブリッド自動車や電気自動車等に用いるシールドコネクタでは、接続される機器に対しても大電流が供給されるため、発熱量が増加する。そのため、放熱性能を向上させるためには、端子や内部導体の大型化や電線の大径化必要となり、シールドコネクタ自体も大型化することが懸念されている。
【0005】
本開示の目的は、大型化を抑えつつ放熱性能を向上できるシールドコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、コネクタハウジングと、該コネクタハウジングに収容されるとともに相手側機器と電気的に接続される端子とを有し、前記コネクタハウジングは、前記相手側機器に装着された状態で前記端子よりも鉛直方向上側位置において水平方向に対して傾斜する上側斜面部を有し、前記上側斜面部に設けられた上側貫通孔に対して通気可能な上側通気膜を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタによれば、大型化を抑えつつ放熱性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるコネクタの斜視図である。
図2は、同実施形態におけるコネクタの正面図である。
図3は、図2における3−3線断面図である。
図4は、図2における4−4線断面図である。
図5は、図3における5−5線断面図である。
図6は、図3における6−6線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]コネクタハウジングと、該コネクタハウジングに収容されるとともに相手側機器と電気的に接続される端子とを有し、前記コネクタハウジングは、前記相手側機器に装着された状態で前記端子よりも鉛直方向上側位置において水平方向に対して傾斜する上側斜面部を有し、前記上側斜面部に設けられた上側貫通孔に対して通気可能な上側通気膜を備える。
【0010】
この構成によれば、上側斜面部に設けられた上側通気膜によって、端子やその周囲で発生した熱を外部に放熱することができるため大型化を抑えつつ放熱性能を高めることができる。
【0011】
[2]前記コネクタハウジングは、前記相手側機器に装着された状態で前記端子に対して鉛直方向下側位置に下側貫通孔を有し、前記下側貫通孔に対して通気可能な下側通気膜を備えることが好ましい。
【0012】
この構成によれば、上側通気膜に加えて下側通気膜を備えることで自然対流を発生させて放熱性能を向上できる。
[3]前記上側通気膜及び前記下側通気膜は少なくとも前記端子と対向配置されることが好ましい。
【0013】
この構成によれば、熱を発しやすい端子と各通気膜が対向配置されるため、端子から発せられた熱を即座に放熱することができる。
[4]前記上側斜面部は、前記コネクタハウジングの中央部から一方の外側にかけて下方に傾斜する第1上側斜面部と、前記コネクタハウジングの中央部から他方の外側にかけて下方に傾斜する第2上側斜面部とを有し、前記第1上側斜面部と前記第2上側斜面部の上端部同士が接続されてV字状をなすように構成され、前記第1上側斜面部と前記第2上側斜面部のそれぞれは、下端部から延出する延出壁部を有することが好ましい。
【0014】
この構成によれば、第1上側斜面部と第2上側斜面部の下端部から延出する延出壁部を有することで埃や水等の異物を各斜面部の下端に留まりにくくすることができ、上側通気膜に異物が付着することを抑制できる。
【0015】
[5]前記延出壁部は、前記第1上側斜面部と前記第2上側斜面部から連続する同一傾斜の斜面であることが好ましい。
この構成によれば、延出壁部は第1上側斜面部と第2上側斜面部から連続する同一傾斜の斜面であるため、埃や水等の異物を各斜面部の下端に留まりにくくすることができ、上側通気膜に異物が付着することを抑制できる。
【0016】
[6]前記コネクタハウジングは、前記相手側機器に装着された状態で前記端子よりも鉛直方向下側位置において水平方向に対して傾斜する下側斜面部を有し、前記下側斜面部は、前記コネクタハウジングの一方の外側から中央部にかけて下方に傾斜する第1下側斜面部と、前記コネクタハウジングの他方の外側から中央部にかけて下方に傾斜する第2下側斜面部とを有し、前記第1下側斜面部と前記第2下側斜面部の下端部同士が接続されてV字状をなすように構成され、前記第1下側斜面部と前記第2下側斜面部の下端部から下方に延出する下側延出部を有することが好ましい。
【0017】
この構成によれば、第1下側斜面部と第2下側斜面部の下端部から下方に延出する下側延出部を有することで、第1下側斜面部や第2下側斜面部の下端部において埃や水等の異物を留まりにくくすることができ、下側通気膜に異物が付着することを抑制できる。
【0018】
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。本明細書における「平行」、「直交」や「水平」は、厳密に平行、直交や水平の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行、直交や水平の場合も含まれる。
【0019】
図1及び図2に示すコネクタ10は、互いに並列して延びる2本の電線Wを相手側機器(図示略)に対して接続するためのものである。なお、相手側機器としては、例えばハイブリッド車や電気自動車などに搭載されるモータやインバータなどが挙げられる。なお、以下の説明において、図2における上下方向を上下方向Xとし、同図2における左右方向を左右方向Yとし、図2における紙面直交方向を前後方向Zとして説明する。
【0020】
図3及び図4に示すように、コネクタ10は、2本の電線Wの端末部分が収容される合成樹脂製のコネクタハウジング11と、各電線Wとコネクタハウジング11との間をシールするシール部材12と、各シール部材12の抜け止めを行うリテーナ13とを備えている。リテーナ13は、コネクタハウジング11に対して係止されている。
【0021】
コネクタハウジング11は、フロントハウジング21とリアハウジング22とを含む。フロントハウジング21は、リアハウジング22に対して前後方向Zにおける前方側に位置する。なお本例では前後方向Zにおける前方側がコネクタ10の相手側機器に対する取付方向である。
【0022】
フロントハウジング21は、筒状をなすように構成される。リアハウジング22は、フロントハウジング21の後部に取り付けられる。リアハウジング22は、前記電線Wを挿通可能な挿通部22aを有する。挿通部22aには、電線Wとの間をシールするシール部材12が設けられる。また、挿通部22aの前記シール部材12よりも後方にリテーナ13が取り付けられている。
【0023】
コネクタハウジング11には、その内部に2本の電線Wの一部である端末部分が収容される。各電線Wの端末部分には内部導電部材であるバスバーBを介して端子Tが電気的に接続されている。なお、各電線Wにそれぞれ電気的に接続される端子Tは左右方向Yに並ぶように設けられる。ここで端子Tが並ぶ方向である左右方向Yは、相手側機器に装着された状態で水平方向と平行な方向となっている。換言すると端子Tが並ぶ方向である左右方向Yは、相手側機器に装着された状態で鉛直方向と直交する方向となっている。
【0024】
フロントハウジング21は、相手側機器と接続される先端部側、すなわち前後方向Zの前方側から順に第1円筒部31、第1四角筒部32、第2四角筒部33及び第2円筒部34を有する。
【0025】
第1円筒部31は、円筒状に構成され、相手側機器と接続される。第1円筒部31の外周部31aには円環状のシール部材31bが取り付けられており、相手側機器に挿通された状態で相手側機器と第1円筒部31との間をシールするようになっている。
【0026】
第2円筒部34は、円筒状に構成され、第1円筒部31よりも大径となっている。第2円筒部34は、その内側にリアハウジング22、シール部材12及びリテーナ13が収容される。
【0027】
図5に示すように、第1四角筒部32は、相手側機器に装着された状態で端子Tよりも鉛直方向上側位置において水平方向に対して傾斜する上側斜面部41と、相手側機器に装着された状態で端子Tよりも鉛直方向下側位置において水平方向に対して傾斜する下側斜面部42とを有する。
【0028】
上側斜面部41は、コネクタハウジング11の中央部から左右方向Yの内の一方の外側にかけて下方に傾斜する第1上側斜面部41aと、コネクタハウジング11の中央部から左右方向Yの内の他方の外側にかけて下方に傾斜する第2上側斜面部41bとを有する。上側斜面部41は、第1上側斜面部41aと第2上側斜面部41bとで、鉛直方向上側に突状をなすようにV字状に構成される。第1上側斜面部41a及び第2上側斜面部41bは、一例としてコネクタ10が相手側機器に装着された状態で鉛直方向並びに水平方向に対して45度傾いている。なお、この角度は一例であって適宜変更可能である。
【0029】
下側斜面部42は、コネクタハウジング11の左右方向Yの内の一方の外側から中央部にかけて下方に傾斜する第1下側斜面部42aと、コネクタハウジング11の他方の外側から中央部にかけて下方に傾斜する第2下側斜面部42bとを有する。下側斜面部42は、第1下側斜面部42aと第2下側斜面部42bとで、鉛直方向下側に突状をなすようにV字状に構成される。第1下側斜面部42a及び第2下側斜面部42bは、一例としてコネクタ10が相手側機器に装着された状態で鉛直方向並びに水平方向に対して45度傾いている。なお、この角度は一例であって適宜変更可能である。
【0030】
図5に示すように、第1四角筒部32は、第1上側斜面部41a、第2上側斜面部41b、第1下側斜面部42a、及び第2下側斜面部42bのそれぞれに、貫通孔43a,43b,43c,43dを有する。貫通孔43aは、第1上側斜面部41aに設けられ、第1上側斜面部41aと直交する方向に貫通している。貫通孔43bは、第2上側斜面部41bに設けられ、第2上側斜面部41bと直交する方向に貫通している。貫通孔43cは、第1下側斜面部42aに設けられ、第1下側斜面部42aと直交する方向に貫通している。貫通孔43dは、第2下側斜面部42bに設けられ、第2下側斜面部42bと直交する方向に貫通している。各貫通孔43a,43b,43c,43dは、径方向において端子Tと対向している。
(【0031】以降は省略されています)

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