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公開番号2021036209
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210304
出願番号2019157753
出願日20190830
発明の名称流量計測計
出願人日立オートモティブシステムズ株式会社
代理人ポレール特許業務法人
主分類G01F 1/684 20060101AFI20210205BHJP(測定;試験)
要約【課題】
本発明の目的は、端子の接合部にモールド部の成形圧が作用しないようにした流量計測計を提供することにある。
【解決手段】
副吸気通路13と、流量検出部7が設けられた回路パッケージ6と、副吸気通路13を構成し回路パッケージ6を内包するハウジング2と、を備え、ハウジング2は、回路パッケージ6の端子23と接合される導通部材24と、副吸気通路13の通路形成面8と、吸気通路の構成部材にハウジング2を固定するための支持部21と、導通部材24を挿通する挿通部28と、が形成された1次モールド部8,21,28と、コネクタ部25aと1次モールド部8,21,28の挿通部28を封止する封止部25bとが形成された2次モールド部25と、を備え、端子23と端子部24aとの接合部は1次モールド部8,21,28及び2次モールド部25の外側に配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
流体が流れる吸気通路内に配置される副吸気通路と、前記副吸気通路内に配置される流量検出部が設けられた回路パッケージと、前記副吸気通路を構成し前記回路パッケージを内包するハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、
前記回路パッケージの端子と接合される導通部材と、
前記副吸気通路の通路形成面と、前記吸気通路の構成部材に当該ハウジングを固定するための支持部と、前記導通部材を挿通する挿通部と、が形成された1次モールド部と、
前記導通部材における前記回路パッケージの端子と接合される側とは反対側の端子部を内設するコネクタ部と、前記1次モールド部の前記挿通部を封止する封止部と、が形成された2次モールド部と、を備え、
前記回路パッケージの端子と前記導通部材の端子部との接合部は、前記1次モールド部及び前記2次モールド部の外側に配置された流量計測計。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
請求項1に記載の流量計測計において、
前記1次モールド部の前記挿通部の側面に傾斜面を有する流量計測計。
【請求項3】
請求項2に記載の流量計測計において、
前記導通部材は複数の導通部材からなり、
前記1次モールド部の前記挿通部は側面に2つの傾斜面を有し、
一方の傾斜面は、前記挿通部の入口部に、前記複数の導通部材の並び方向が交差する側面に設けられ、
他方の傾斜面は、前記導通部材の挿通方向において、前記一方の傾斜面に対して奥側に位置し、前記並び方向及び前記挿通方向に垂直な方向に位置する側面に設けられる流量計測計。
【請求項4】
請求項3に記載の流量計測計において、
前記挿通部は、前記複数の導通部材の全体の幅寸法よりも大きな幅寸法の開口部を有する流量計測計。
【請求項5】
請求項1に記載の流量計測計において、
前記支持部は先端側とは反対側の面に凹部を有し、
前記凹部の底面に前記導通部材を固定する固定部が設けられ、
前記固定部の先端に傾斜面が設けられ、
前記導通部材は前記傾斜面が設けられた先端側から前記固定部に挿入される流量計測計。
【請求項6】
請求項5に記載の流量計測計において、
前記固定部は、前記導通部材の長さ方向の複数個所に設けられ、
前記傾斜面は、複数個所ごとに高さ位置を変えて設けられている流量計測計。
【請求項7】
請求項6に記載の流量計測計において、
前記傾斜面は、前記挿通部から離れた前記固定部に設けられたものほど、高さ位置が高くなるように設けられている流量計測計。
【請求項8】
請求項1に記載の流量計測計の製造方法において、
前記導通部材は複数の導通部材からなり、
前記回路パッケージの端子は複数の端子からなり、
前記複数の導通部材を、前記回路パッケージの端子と接合される側の端子部が、前記回路パッケージの複数の端子と同じ間隔で、繋ぎ部により接続した状態で前記挿通部に挿通し、
前記繋ぎ部を、前記2次モールド部を射出成形した後に、前記複数の導通部材から切り離す流量計測計の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は流量計測計に関する。
続きを表示(約 5,000 文字)【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2013−104759号公報(特許文献1)に記載された空気流量測定装置が知られている。
【0003】
この空気流量測定装置によれば、筐体4は、バイパス流路を形成する1次成形品に導通部材を保持させる組立工程と、1次成形品に導通部材を保持させた組立体を所定の金型内にインサートして2次モールド部を射出成形する成形工程とを経て設けられる。これにより、導通部材をインサート品としてターミナル付き成形品をインサート成形により設ける必要がなくなるので、少なくともインサート成形を1工程分省くことができ、空気流量測定装置の製造工程の煩雑さを低減してコストダウンを達成している(要約参照)。
【0004】
導通部材は、センサが発生する電気信号を外部に出力するための端子およびセンサに電力を供給するための端子の集合体であり、一部の端子がセンサアッシーの端子と接合される(段落0021参照)。そして一部の端子とセンサアッシーの端子との接合部は、1次成形品に対して射出成形される2次モールド部により埋設される(図3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013−104759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の空気流量測定装置では、導通部材の端子とセンサアッシーの端子との接合部が2次モールド部に埋設されるため、2次モールド部の射出成形を行う前に導通部材の端子とセンサアッシーの端子とを接合しなければならない。このため、導通部材の端子とセンサアッシーの端子との接合部に2次モールド部の射出成形による圧力(成形圧)が作用することで接合部がひずみ、接合部に応力が発生する。最悪の場合、成形圧で接合部が破断する虞があるため、接合部の接合強度を高めるなどの対策が必要になり、装置の大型化や、製造工程の増加による製造コストの上昇が懸念される。
【0007】
本発明の目的は、端子の接合部にモールド部の成形圧が作用しないようにした、或いは端子の接合部に作用する成形圧を低減することができる流量計測計を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の流量計測計は、
流体が流れる吸気通路内に配置される副吸気通路と、前記副吸気通路内に配置される流量検出部が設けられた回路パッケージと、前記副吸気通路を構成し前記回路パッケージを内包するハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、
前記回路パッケージの端子と接合される導通部材と、
前記副吸気通路の通路形成面と、前記吸気通路の構成部材に当該ハウジングを固定するための支持部と、前記導通部材を挿通する挿通部と、が形成された1次モールド部と、
前記導通部材における前記回路パッケージの端子と接合される側とは反対側の端子部を内設するコネクタ部と、前記1次モールド部の前記挿通部を封止する封止部と、が形成された2次モールド部と、を備え、
前記回路パッケージの端子と前記導通部材の端子部との接合部は、前記1次モールド部及び前記2次モールド部の外側に配置される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、端子の接合部にモールド部の成形圧が作用しないようにした、或いは端子の接合部に作用する成形圧を低減することが可能になる。
【0010】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明に係る流量計測計を用いた電子燃料噴射方式の内燃機関の動作制御システムの一実施例を示す図。
本発明に係る流量計測計の一実施例の断面図。
本発明に係る流量計測計の一実施例を示す外観斜視図。
図2Aの流量計測計を分解した状態を示す分解斜視図。
図2の流量計測計のA−A断面を示す断面図。
図4AのP部を拡大して示す拡大断面図。
流量計測計のハウジングの正面図(A)、平面図(B)および断面図(C)を示す図。
通路部材の正面図(A)、平面図(B)および断面図(C)を示す図。
導通部材の正面図(A)および平面図(B)を示す図。
通路部材の貫通孔に導通部材の端子部を挿入する組立工程の説明図。
通路部材の端面の近傍に設けられた固定部に導通部材を固定する組立工程の説明図。
通路部材の支持部の上面に設けた固定部に導通部材の端子を固定する組立工程の説明図。
通路部材に導通部材の端子を固定した状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
先ず、流量計測計101が用いられる内燃機関システムの一例を説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る流量計測計101を用いた電子燃料噴射方式の内燃機関の動作制御システムの一実施例を示す図である。
【0014】
図1において、エアクリーナ100から吸入された吸入空気11は、流量計測計101が配置されたボディ1、吸気ダクト103、スロットルボディ104及び燃料が供給されるインジェクタ(燃料噴射弁)105を備えたインテークマニホールド106を経て、エンジンシリンダ107に吸入される。そして、エンジンシリンダ107で発生したガス108は排気マニホールド109を経て外部に排出される。流量計測計101から出力される空気流量信号、吸入空気温度信号、スロットル角度センサ111から出力されるスロットルバルブ角度信号、排気マニホールド109に設けられた酸素濃度計112から出力される酸素濃度信号、及びエンジン回転速度計113から出力されるエンジン回転速度信号等は、コントロールユニット114に供給される。
【0015】
コントロールユニット114は、供給された信号を逐次演算して、最適な燃料噴射量とアイドルエアコントロールバルブ開度とを求め、その値を使ってインジェクタ105及びアイドルエアコントロールバルブ115を制御する。本実施例に係る流量計測計101を電子燃料噴射方式の内燃機関に使用すれば、正確な流量を測定することができ、内燃機関の正確な動作制御を行うことができる。
【0016】
以下、本発明に係る流量計測計101について説明する。流量計測計101は、自動車の内燃機関に導かれる吸入空気量を計測する。
【0017】
図2から図11を参照して、本発明の流量計測計の一実施例を説明する。
【0018】
図2は、本発明に係る流量計測計101の一実施例の断面図である。図3Aは、本発明に係る流量計測計101の一実施例を示す外観斜視図である。図3Bは、図2Aの流量計測計101を分解した状態を示す分解斜視図である。図4Aは、図2の流量計測計101のA−A断面を示す断面図である。図4Bは、図4AのP部を拡大して示す拡大断面図である。
【0019】
流量計測計101は、ハウジング2、表カバー3、裏カバー4及びガスケット35を備えている。吸入空気11の吸気通路12で流体通路構成部材のボディ1内には、副吸気通路13を構成する、流量測定計101の構造部材であるハウジング2が固定ネジ5にて固定される。
【0020】
ハウジング2に内包され平板状部材である回路パッケージ6には、一方の面側に流量を測定するための発熱抵抗体のパターンを備えた流量検出部7が設けられ、流量検出部7の表面は副吸気通路13を流れる流体14の流れに沿うように配置される。尚、本実施例において流体14は空気である。
【0021】
回路パッケージ6の流量検出部7における発熱抵抗体のパターン面と副吸気通路13の通路形成面8との間には、流体14が流れる発熱抵抗体パターン側流体通路部9が構成され、流量検出部7における発熱抵抗体のパターン面とは反対側の面と副吸気通路13の通路形成面8との間には、背面側流体通路部10が構成される。すなわち回路パッケージ6の両面に流体14が流れるように流体通路が構成されている。
【0022】
副吸気通路13の通路形成面8は、ハウジング2、表カバー3及び裏カバー4で構成され、ハウジング2の発熱抵抗体パターン側流体通路部9側には、表カバー3が接合部20aで溶着により接合され、背面側流体通路部側には、裏カバー4が接合部20bで溶着により接合されることで構成されている。
【0023】
図5は、流量計測計101のハウジング2の正面図(A)、平面図(B)および断面図(C)を示す図である。なお図5(C)は、図5(A)に示すハウジング2のB−B断面を示している。
【0024】
以下の説明で上下方向を指定して説明する場合があるが、この上下方向は図5(A)及び図2における上下方向に基づいており、実装状態における上下方向を指定するものではない。また図5(A)及び図2において、上端(支持部21側)を基端と呼び、下端を先端と呼んで説明する場合もある。
【0025】
ハウジング2は、流量検出部7を有する回路パッケージ6と、副吸気通路13の通路形成面8と、流体通路構成部材のボディ1に固定ネジ5で固定するための支持部21を備えた1次成形品(1次モールド部)で構成される通路部材22と、回路パッケージ6側に設けられた端子(回路パッケージ6の端子)23と、回路パッケージ6を外部へ接続する導通部材24の端子24aと、導通部材24の端子部(コネクタターミナル)24bのコネクタ部25aと、を備え、コネクタ部25aと導通部材24の端子部24aの封止部(部分封止部)と、を2次モールド部25の射出成形による成形工程において形成する構造となっている。
【0026】
回路パッケージ6の端子23は、回路パッケージ6から電気信号を出力する端子23aと、回路パッケージ6へ電力を供給する端子23bと、を含む複数の端子で構成される。導通部材24は回路パッケージ6の端子23a,23bの数に対応する数が設けられ、端子23a,23bは導通部材24の端子部24aと接続される。
【0027】
図6は、通路部材22の正面図(A)、平面図(B)および断面図(C)を示す図である。なお図6(C)は、図6(A)の通路部材22のC―C断面図である。
【0028】
本実施例では、通路部材22は、図5に示すハウジング2から導通部材24及びコネクタ部36を含む2次成形品(2次モールド部、2次成形部)25を除いた部分で構成される。すなわち、通路部材22は1次成形品(1次モールド部、1次成形部)で構成される。1次成形品を射出成形する作業(工程)を1次成形と呼び、2次成形品を射出成形する作業(工程)を2次成形と呼ぶ。
【0029】
1次成形品で構成される通路部材22は、支持部21の下面(先端側面)21bより下側(先端側)に副吸気通路13の通路形成面8が形成され、回路パッケージ6の流量検出部7が副吸気通路13内に配置されている。回路パッケージ6には、回路パッケージ6の端子23が支持部21の下面21bより下側に配置されており、支持部21の上面(反先端側面)21aから下面21b側(先端側)に向かって凹部27が形成され、さらに凹部27の底面27aに先端側に向かって通路部材22の基部22aを貫通する貫通孔28が設けられている。貫通孔28は、導通部材24の挿通部を構成し、一方の端部が底面27aに開口し、他方の端部が基部22aの端面32に開口する。
【0030】
支持部21の上面21aと貫通孔28が開口する端面32の構造については、後述する。
(【0031】以降は省略されています)

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