TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2021034214
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210301
出願番号2019152788
出願日20190823
発明の名称面状照明装置
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人特許業務法人虎ノ門知的財産事務所
主分類F21S 2/00 20160101AFI20210201BHJP(照明)
要約【課題】狭額縁化が図られた場合であっても光学シートの固定を安定に行うことができる面状照明装置を提供すること。
【解決手段】実施形態の面状照明装置は、導光板と、複数の光源と、スペーサと、光学シートとを備える。前記導光板は、入光側面から入光する。前記複数の光源は、前記導光板の入光側面に光を照射する。前記スペーサは、隣接する前記光源の間に配置される櫛歯部と、前記導光板上に延伸する庇部とを有する。前記複数の光学シートは、前記スペーサに端部が固定される。前記庇部には、前記光学シートの端部を収容する凹部が、出射面側およびこれと反対側の両面に設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
入光側面から入光する導光板と、
前記導光板の入光側面に光を照射する複数の光源と、
隣接する前記光源の間に配置される櫛歯部と、前記導光板上に延伸する庇部とを有するスペーサと、
前記スペーサに端部が固定される複数の光学シートと、
を備え、
前記庇部には、前記光学シートの端部を収容する凹部が、出射面側およびこれと反対側の両面に設けられる、
面状照明装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記庇部の凹部は、前記光学シートの端部を断面内に収容する、
請求項1に記載の面状照明装置。
【請求項3】
前記スペーサは、前記庇部の出射面側に第1の光学シートの端部を収容し、出射面と反対側に第1および第2の光学シートの端部を収容する、
請求項1または2に記載の面状照明装置。
【請求項4】
前記導光板は、前記入光側面の略中央部に近接する位置に突起を有し、
前記スペーサは、前記突起と係合する位置決め孔を有する、
請求項1〜3のいずれか一つに記載の面状照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、面状照明装置に関する。
続きを表示(約 6,000 文字)【背景技術】
【0002】
導光板の入光側面から光を入射し、導光板の一方の主面から光を出射する、いわゆるエッジライト型の面状照明装置が知られている(例えば、特許文献1〜3等を参照)。面状照明装置は、液晶表示装置におけるバックライト等として用いられる。
【0003】
一般的な面状照明装置では、光出射用の開口が設けられたトップフレームが筐体の一部として用いられることが多く、トップフレームにおける光出射用の開口を形成する部分は額縁と呼ばれる。昨今では主にデザイン上の観点から、額縁の幅を狭くする狭額縁化が要請されている。
【0004】
また、面状照明装置では、輝度均一性や配光特性を調整するために、拡散シート、プリズムシート、輝度向上シート等の各種の光学シートが導光板の出射面側に積層される。光学シートは一般に、導光板の周縁部やスペーサ等に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008−89944号公報
特開2004−258460号公報
特開2006−190521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、面状照明装置の狭額縁化により、光学シートを固定する場所が少なくなってきており、光学シートを安定に固定することが困難になってきている。特に、光学シートは素材によって線膨張係数が異なるため、固定される相手の線膨張係数や固定の手法により、皺の発生による光学特性の劣化や、固定の剥がれによるラトル音の発生や、外観への影響等が発生してしまう。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、狭額縁化が図られた場合であっても光学シートの固定を安定に行うことができる面状照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る面状照明装置は、導光板と、複数の光源と、スペーサと、光学シートとを備える。前記導光板は、入光側面から入光する。前記複数の光源は、前記導光板の入光側面に光を照射する。前記スペーサは、隣接する前記光源の間に配置される櫛歯部と、前記導光板上に延伸する庇部とを有する。前記複数の光学シートは、前記スペーサに端部が固定される。前記庇部には、前記光学シートの端部を収容する凹部が、出射面側およびこれと反対側の両面に設けられる。
【0009】
本発明の一態様に係る面状照明装置は、狭額縁化が図られた場合であっても光学シートの固定を安定に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態にかかる面状照明装置の外観斜視図である。
図2は、面状照明装置の主要な構成要素の分解斜視図である。
図3は、図1における面状照明装置のX−X断面図の一部(左側部分)である。
図4は、接続補助部の部分的な斜視図である。
図5は、スペーサの斜視図である。
図6は、反対側の方向からのスペーサの斜視図である。
図7は、導光板および光学シートの入光側端部の形状の例を示す図である。
図8は、スペーサの光学シート側の端面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、実施形態に係る面状照明装置について図面を参照して説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、1つの実施形態や変形例に記載された内容は、原則として他の実施形態や変形例にも同様に適用される。
【0012】
図1は、一実施形態にかかる面状照明装置1の外観斜視図であり、光の出射面側から見た図である。図1において、説明の便宜上、面状照明装置1の筐体の長辺に沿った方向をX軸方向、筐体の短辺に沿った方向をY軸方向、筐体の厚みに沿った方向をZ軸方向とする。
【0013】
図1において、面状照明装置1は、略長方形(略正方形でも可)で略板状の外形をしており、図における手前側の光の出射面側には、トップフレーム2Bが露出している。図では見えない裏面側には、ボトムフレーム(2A)がある。トップフレーム2Bは、内側に光が出射する開口2aが形成されている。開口2aの周囲の部分は、額縁部2bである。また、面状照明装置1からX軸の正方向に延びて設けられているのは光源基板5の一部であり、その先端には接続部5aが設けられ、外部との電気的な接続に用いられる。トップフレーム2Bは、ステンレス鋼による板金等により形成されている。液晶表示装置等のバックライトとして面状照明装置1が用いられる場合、液晶表示装置等は開口2aおよび額縁部2bの側に装着される。
【0014】
図2は、面状照明装置1の主要な構成要素の分解斜視図であり、図1と同様に光の出射面側から見た図である。図2において、面状照明装置1は、図の上側のボトムフレーム2Aに対して、リフレクタ3Aおよび部分的リフレクタ3Bと、導光板4と、光学シート7A〜7Cとが順次に積層され、その上にトップフレーム2Bが蓋をする形で配置される。
【0015】
ボトムフレーム2Aは、底部と、この底部の周囲を囲む4面の側壁とを有している。トップフレーム2Bは、開口(2a)が形成された額縁部(2b)と、この額縁部の周囲を囲む4面の側壁とを有している。
【0016】
リフレクタ3Aおよび部分的リフレクタ3Bは、導光板4とボトムフレーム2Aの底部との間に配置され、導光板4の出射面と反対側の面に漏れた光を反射して出射面側に出射させる光学部材である。部分的リフレクタ3Bは、導光板4とボトムフレーム2Aとの両者に固定される。リフレクタ3Aは導光板4に固定されず、端部がボトムフレーム2Aに固定される。また、リフレクタ3Aと部分的リフレクタ3Bとの間には、組立上で必要とされる所定幅のギャップ(クリアランス)が設けられている。
【0017】
導光板4は、入光側面4aから入射された光を内部に導き、リフレクタ3Aと反対側の主面から出射する光学部材である。導光板4の入光側面4a側には、光源基板5およびスペーサ6がボトムフレーム2Aに固定されている。光源基板5は、FPC(Flexible Printed Circuit)等により形成される。光源基板5の入光側面4aと対向する部分には、複数(多数)のLED等の光源5bが配置されている。なお、図示の例では、天面から発光するトップビュー型のLEDの場合を示しているが、側面から発光するサイドビュー型のLEDを用いることもできる。
【0018】
スペーサ6には、光学シート7A〜7Cの(適宜、耳部(舌片)が形成された)端部が固定される。光学シート7Aは、拡散シート等の光学部材である。光学シート7Bは、プリズムシートやBEF(Brightness Enhancement Film)等の光学部材である。光学シート7Cは、反射偏光フィルムやDBEF(Dual Brightness Enhancement Film)等の光学部材である。
【0019】
図3は、図1における面状照明装置1のX−X断面図の一部(左側部分)であり、図の上方向が光の出射方向として描かれている。図3において、ボトムフレーム2Aの底部の内面には、白色で強粘着の両面テープ等の固定部材101を介して、リフレクタの第1の部分の一部を構成する部分的リフレクタ3Bの一方の主面と、リフレクタの第2の部分であるリフレクタ3Aの端部側の主面とが、共通に固定されている。部分的リフレクタ3Bの固定部材101と反対側の主面には、接続補助部102が固定されている。リフレクタ3Aは、二軸延伸ポリエステルフィルム等による内部に気泡を有した材料から構成されるが、部分的リフレクタ3Bは、PET(Polyethylene Terephthalate)等の内部に気泡を有しない材料から構成される。
【0020】
接続補助部102の部分的リフレクタ3Bと反対側の主面は、導光板4の入光側面4a側の主面に固定されている。リフレクタ3Aの固定部材101と反対側の主面は、導光板4には固定されていない。リフレクタの第1の部分とリフレクタの第2の部分との間には、組立上必要となるクリアランスであるギャップGが設けられている。
【0021】
図4は、接続補助部102の部分的な斜視図である。図4において、接続補助部102は、両面テープ等の帯状の固定部材103の上に、略矩形状の切欠き104aが形成されたPET等による帯状の基材104が固定され、各切欠き104a内で熱圧着テープ等の固定部材105が固定部材103に固定されている。固定部材103の基材104と反対側の面は部分的リフレクタ3Bに固定される。固定部材105の固定部材103と反対側の面は導光板4に固定されている。
【0022】
固定部材105は、LED等の光源5bの隣り合う間に配置されるよう、飛島状に配置されており、固定部材105と導光板4との接触面における全反射による光学特定への影響を低減させるようになっている。基材104の切欠き104aは、熱圧着テープ等の固定部材105が溶融する際の流れ止めとして機能し、所定の接着面積と厚みとを確保することで接着力を確保している。なお、加工の容易さから一端が開口となる切欠き104aとしているが、固定部材105を囲む孔としてもよい。
【0023】
図3に戻り、ボトムフレーム2Aの側壁の内面には両面テープ等の固定部材106を介して光源基板5が固定されている。光源基板5上の光源5bの出射面は、導光板4の入光側面4aと対向している。また、光源基板5と導光板4の入光側面4aとの間から導光板4の出射面側の端部にかけてスペーサ6が設けられている。
【0024】
図5はスペーサ6の斜視図であり、図6は反対側の方向からのスペーサ6の斜視図である。図5における座標軸の方向は図1および図2に揃えられている。図5および図6において、スペーサ6は、隣り合う光源5b(図3)の間に配置される複数の櫛歯部6aと、これらの複数の櫛歯部6aを背後の光源基板5(図3)側で連結する連結部6bと、この連結部6bから導光板4(図3)側に屈曲して延在する庇部6cとを備えている。なお、櫛歯部6aは、隣り合う全ての光源5bの間に配置される必要はなく、複数の光源5bおきに設けられるものでもよい。
【0025】
また、スペーサ6は、光学シート7Cの端部の耳部が固定される凹部6dと、光学シート7A、7Bの端部の耳部が固定される凹部6fと、光学シート7Aの端部の耳部が固定される凹部6gとを備えている。また、スペーサ6は、導光板4の突起が係合する孔6hを略中央に備えている。スペーサ6と導光板4は飛島状の固定部材によって固定され、入光側面4aと平行の方向への動きを抑える必要があるが、スペーサ6の孔6hに導光板4の突起が係合することで、位置決めが容易に行える。
【0026】
図3に戻り、スペーサ6の庇部6cの導光板4側は、両面テープ等による、隣り合う光源5bの中間付近に配置される飛島状の固定部材107(図8参照)により導光板4に固定されている。飛島状の固定部材107により、固定部材107と導光板4との接触面における全反射による光学特定への影響を低減させるようになっている。なお、スペーサ6と導光板4とは、いずれも樹脂等により構成され線膨張係数が近似しているため、スペーサ6の長手方向の全面にわたって互いに固定されても、温度変化による伸縮量の差は小さく、固定部材107が剥がれることはない。また、スペーサ6の庇部6cには、光学シート7A〜7Cの端部が固定されている。光学シート7A〜7Cの固定の詳細については後述する。
【0027】
ボトムフレーム2Aの開口側には、トップフレーム2Bが被せられ、ボトムフレーム2Aとトップフレーム2Bとにより筐体が形成される。なお、部分的リフレクタ3Bとリフレクタ3Aとの間のギャップGの部分は、トップフレーム2Bの額縁部2bで覆われるデッドエリアにあり、開口2aから出る出射光への影響を低減させている。
【0028】
図7は、導光板4および光学シート7A〜7Cの入光側端部の形状の例を示す図である。また、図8は、スペーサ6の光学シート7A〜7C側の端面を示す図である。なお、スペーサ6の一方の面は、飛島状の固定部材107により導光板4の入光側面4a側の出射面に固定されている。
【0029】
図7および図8において、一番外側となる光学シート7Cの端部の耳部7dはスペーサ6の凹部6dに両面テープ等により固定され、耳部7dから更に突出した耳部7eはスペーサ6の凹部6e(図5)に係合する。また、光学シート7Cおよび両面テープ等の固定部材の厚み(総厚)と、スペーサ6の凹部6dの厚み方向の高さとは同等とされており、スペーサ6の出射面側は光学シート7Cで埋められてフラットな面となる。
【0030】
また、スペーサ6の出射面と反対側の面の凹部6fには、光学シート7Bの端部の耳部7cと、光学シート7Aの端部の耳部7aとが両面テープ等により重ねて固定される。スペーサ6の凹部6gには、光学シート7Aの端部の耳部7bが両面テープ等により固定される。光学シート7B、7Aおよび両面テープ等の固定部材の厚みと、スペーサ6の凹部6fの厚み方向の高さとは同等とされ、光学シート7Aおよび両面テープ等の固定部材の厚みと、スペーサ6の凹部6gの厚み方向の高さとは同等とされており、スペーサ6の出射面と反対側は光学シート7B、7Cで埋められてフラットな面となる。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ミネベアミツミ株式会社
歯車
ミネベアミツミ株式会社
玉軸受
ミネベアミツミ株式会社
モータ
ミネベアミツミ株式会社
モータ
ミネベアミツミ株式会社
モータ
ミネベアミツミ株式会社
モータ
ミネベアミツミ株式会社
モータ
ミネベアミツミ株式会社
モータ
ミネベアミツミ株式会社
ファン
ミネベアミツミ株式会社
モータ
ミネベアミツミ株式会社
光学部材
ミネベアミツミ株式会社
モーター
ミネベアミツミ株式会社
回転装置
ミネベアミツミ株式会社
制御装置
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
ミネベアミツミ株式会社
回転装置
ミネベアミツミ株式会社
通信装置
ミネベアミツミ株式会社
レゾルバ
ミネベアミツミ株式会社
遠心ファン
ミネベアミツミ株式会社
遠心ファン
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
ミネベアミツミ株式会社
ファン装置
ミネベアミツミ株式会社
湿度センサ
ミネベアミツミ株式会社
面状照明装置
ミネベアミツミ株式会社
遊星歯車装置
ミネベアミツミ株式会社
面状照明装置
ミネベアミツミ株式会社
トルクセンサ
ミネベアミツミ株式会社
ファンモータ
ミネベアミツミ株式会社
面状照明装置
ミネベアミツミ株式会社
面状照明装置
ミネベアミツミ株式会社
トルクセンサ
ミネベアミツミ株式会社
遊星歯車装置
ミネベアミツミ株式会社
集積回路装置
ミネベアミツミ株式会社
面状照明装置
ミネベアミツミ株式会社
面状照明装置
ミネベアミツミ株式会社
シリンジポンプ
続きを見る