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公開番号2021032522
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210301
出願番号2019155125
出願日20190828
発明の名称冷蔵庫
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 21/04 20060101AFI20210201BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】フロント放熱パイプからの冷蔵庫内への熱侵入量を高い次元で低減した冷蔵庫を提供する。
【解決手段】上方に冷蔵室、下方に冷凍室および野菜室を配置し、前記各室の前面開口部にフロント放熱パイプ305を配設した冷蔵庫において、前記フロント放熱パイプ305は冷凍サイクルにおける冷媒流れの上流側と下流側をともに同一側面壁を経由して配設した構成としてある。これにより、フロント放熱パイプ305から庫内への熱侵入量を効率よく低減して冷却効果を向上させることができ、省エネ化を図ることができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
外箱と貯蔵室を形成する内箱と断熱仕切壁により区画形成され、上方に冷蔵室、下方に冷凍室および野菜室を配置し、前記冷凍室の前面開口部にフロント放熱パイプを配設した冷蔵庫において、前記フロント放熱パイプは冷凍サイクルにおける冷媒流れの上流側と下流側ともに同一側面壁を経由して配設したことを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
側面壁の前記外箱と前記内箱の間に真空断熱材を有し、側面壁を経由する前記フロント放熱パイプの少なくとも一部に対して庫内側に前記真空断熱材を配置したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前面開口部の前記フロント放熱パイプは前記冷蔵室下の仕切壁よりも下方に配設したことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
側面壁に配設されるサイド放熱パイプを備え、前記フロント放熱パイプが配設される辺とは異なる他方の辺の側面壁に配設される前記サイド放熱パイプは、前記フロント放熱パイプが配設される辺の側面壁に配設される前記サイド放熱パイプよりも前方側に配置したことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記フロント放熱パイプが配設される辺とは異なる他方の辺の側面壁に配設される前記サイド放熱パイプは、前記真空断熱材の前方側端部よりも前方側に配設したことを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記外箱はフランジ部を有し、前記サイド放熱パイプは前記フランジ部に固定したことを特徴とする請求項4または5に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫本体開口部の結露防止と放熱による庫内への熱侵入を小さくする冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は蔵庫本体開口部の結露を防止しつつ庫内への熱侵入を小さくした冷蔵庫の配管構成を開示している。この冷蔵庫の配管は、冷蔵庫500の冷蔵室以外の前面開口部にフロント放熱パイプ503を配設し、冷蔵庫本体側面壁に配設しているサイド放熱パイプ502は、左右両側面壁の、前面開口部に近い位置に配設した形となっている。このような形に配管したことによって、冷蔵室の前面開口部にはフロント放熱パイプ503が存在しないため、冷蔵室庫内への熱侵入量を小さくすることができ、また、冷蔵室はその庫内温度がプラス温度域であることもあって、前面開口部に近い位置に配設しているサイド放熱パイプ502からの少ない熱源で結露を防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014−077615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、フロント放熱パイプから冷蔵庫内への熱侵入量を更に高い次元で低減した冷蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における冷蔵庫は、外箱と貯蔵室を形成する内箱と断熱仕切壁により区画形成され、上方に冷蔵室、下方に冷凍室および野菜室を配置し、前記冷凍室の前面開口部にフロント放熱パイプを配設した冷蔵庫において、前記フロント放熱パイプは冷凍サイクルにおける冷媒流れの上流側と下流側ともに同一側面壁を経由して配設した構成としてある。
【発明の効果】
【0006】
本開示の冷蔵庫は、冷凍サイクルにおけるフロント放熱パイプの冷媒流れの上流側と下流側ともに同一側面壁を経由して配設しているので、前面開口部に配設されているフロント放熱パイプから冷凍室への熱侵入は片側壁面に配設されているフロント放熱パイプ側からのみとなって冷凍室への熱侵入量も効率よく低減でき、冷却効果を向上させてさらに省エネ化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における冷蔵庫の外観を示す斜視図
実施の形態1における蔵庫の縦断面図
実施の形態1における冷蔵庫の冷凍サイクル図
実施の形態1における冷蔵庫の冷却システム配管図
図4のA−A線に沿う横断平面図
図4のB−B線に沿う横断平面図
図4のC−C線に沿う横断平面図
図4のD−D線に沿う横断平面図
従来の冷蔵庫を示す冷却システム配管図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、特許文献1に記載された冷蔵庫があった。この冷蔵庫は、冷蔵室内への熱侵入量を小さくすると同時に冷蔵室前面開口部への結露付着を防止できるが、上記特許文献1の配管仕様は、冷凍室の開口部近傍にフロント放熱パイプ503とサイド放熱パイプ502が近接した状態でそれぞれ存在し二重配管状態となっているため、冷凍室内への熱侵入量が大きくなって冷却効率の低下を生じさせる、という課題があった。
【0009】
また、冷蔵室下の仕切壁のフロント放熱パイプ503は、左辺と右辺を橋渡しする構成となっているため、冷蔵室と冷凍室との間の仕切壁内に放熱パイプが1本または3本(仕切壁内で2度ターン)配設される形となる。仕切壁内の放熱パイプが1本の場合には仕切壁の前面開口部の温度が確保できず結露が発生してしまう可能性があり、3本の場合には仕切壁上部の冷蔵室や仕切壁下部の冷凍室への熱侵入量が増加して冷蔵庫の冷却効果を低下させてしまう、という課題があった。つまり、冷凍室や冷蔵室内への熱侵入量を小さくすると同時に冷蔵室前面開口部への結露付着を防止する、という点では未だ改善余地が残るというものであった。発明者らはこのような課題を見出し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
【0010】
そこで本開示は、開口部近傍に配設するフロント放熱パイプの一部を削減し開口部からの熱侵入量をより強力に低減した冷蔵庫を提供する。
【0011】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0012】
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0013】
[1−1.構成]
(実施の形態1)
以下、図1〜図5Dを用いて、実施の形態1を説明する。
【0014】
図1は冷蔵庫100の外観を示す斜視図、図2は冷蔵庫100の縦断面図である。冷蔵庫100は、金属製(例えば鉄板)の外箱111と、硬質樹脂製(例えばABS)の内箱112と、外箱111に取り付けられた真空断熱材115と、外箱111と内箱112との間に充填した発泡断熱材117(例えば硬質ウレタン)とで構成される。
【0015】
冷蔵庫100は、冷蔵室200、切替室201、製氷室202、冷凍室203、野菜室204とで構成される複数の貯蔵室を備え、それぞれ扉101、102、103、104、105によって開閉される。
【0016】
冷蔵室200は、冷蔵保存のために、保存物が凍らない冷蔵温度帯に設定されている。野菜室204は、野菜の保存に適した温度として、冷蔵室200よりやや高い温度帯に設定されている。冷凍室203は、冷凍保存のために、冷凍温度帯に設定されている。切替室201の温度帯は、複数の温度帯の中からユーザが所望の温度帯に切り替えることができる。
【0017】
また、冷蔵庫100は、冷蔵庫100の上部に位置する第1の機械室205、冷蔵庫100の下部に位置する第2の機械室207、冷蔵庫100の背面に位置する冷却室208を備える。冷却室208には、冷気を生成する冷却器209や、冷却器209に付着した霜を除去するための除霜ヒータ等が収容されている。
【0018】
第1の機械室205には、圧縮機206、後述するアウターコンデンサ等が収用されている。第2の機械室207には、除霜皿(図示せず)、除霜ファン(図示せず)等が収容されている。
【0019】
図3は本冷蔵庫の冷凍サイクル図である。冷蔵庫100には、図3に示す冷凍サイクル300が組込まれている。冷凍サイクル300は、圧縮機206、機械室内に配置するアウターコンデンサ301、背面壁に配設するバック放熱パイプ302、側面壁に配設するサイド放熱パイプ303、底面壁に配設するボトム放熱パイプ304、前面開口部に配設するフロント放熱パイプ305、第2のバック放熱パイプ308、キャピラリチューブ306、冷却器209を有し、これらを環状に接続して構成されている。
【0020】
図4は本冷蔵庫の冷却システム配管図である。
【0021】
フロント放熱パイプ305は、第2の機械室207でボトム放熱パイプ304と接続し、左側側面壁114の下部を通って前方の前面開口部まで延在している。その後、最下部の野菜室204の左辺のフランジを通り、野菜室204の上部に位置する冷凍室203との間の仕切壁210(図2参照、以下同様)内をターンして配置され、更に冷凍室203の左辺を通って、冷凍室203と上部に位置する製氷室202および切替室201との仕切壁210内でターンして前面開口部の左辺に戻り、その後、製氷室202の左辺を通って上部の冷蔵室200と上下に仕切る仕切壁210内をターンし、更に左側側面壁114内を通って、第2の機械室207内に導かれる。
【0022】
すなわち、前面開口部のフロント放熱パイプ305は、冷蔵室200下の仕切壁210よりも下方の、切替室201、製氷室202、冷凍室203そして野菜室204の前面開口部に配設してある。そして、このフロント放熱パイプ305は、冷凍サイクルにおける冷媒流れの上流側aと下流側bともに同一側面壁を経由して配設し、左右側面壁のうちの片側面壁(本実施の形態の場合は右側側面壁113)側には引き回していない。
【0023】
つまり、前面開口部のフロント放熱パイプ305は、冷蔵室200下の仕切壁210よりも下方の、切替室201、製氷室202、冷凍室203そして野菜室204の左辺のフランジに配設され、右辺のフランジには配設していない。
【0024】
なお、フロント放熱パイプ305は、第2の機械室207で第2のバック放熱パイプ308(図3参照、図4には図示せず)と接続している。第2のバック放熱パイプ308は背面壁に配設し、第1の機械室205内にあるドライヤ(図示せず)に接続され、キャピラリチューブ306、冷却器209を介して圧縮機206に接続される冷却システムを構成している。
【0025】
一方、サイド放熱パイプ303は、第2の機械室207でバック放熱パイプ302と接続し、その後、下部側面壁を通って側面壁内を配設し、冷蔵庫100の天面壁内を配設することで反対側の側面壁側へ橋渡しされている。その後、反対側の側面壁内を配設し、下部側面壁から第2の機械室207でボトム放熱パイプ304と接続している。
【0026】
つまりサイド放熱パイプ303は、外箱111の右側側面壁113と左側側面壁114に配設されていて、右側側面壁113の奥行き方向の中央部よりも前面開口部側にサイド放熱パイプ303の上流側部分が配設され、冷蔵庫100の高さ方向に冷媒を流すように後方に向かって下流側の配管が形成されている。
【0027】
その後、天面壁を経由して左側側面壁114に配設され、奥行方向の後方から前面開口側に向かって、冷蔵庫100の高さ方向に冷媒を流すように配管が形成されている。
【0028】
ここで、フロント放熱パイプ305が配設されていない右側側面壁113に配設されるサイド放熱パイプ303は、冷凍室203の前面開口部近傍を配設する開口側配設部307を有し、開口側配設部307は、フロント放熱パイプ305が配設される辺の側面壁(左側側面壁114)に配設されるサイド放熱パイプ303aよりも前方側に配置している。これにより、冷凍室203や切替室201の右側の開口部近傍にはサイド放熱パイプ303の開口側配設部307のみが位置し、左側の開口部近傍には前記したフロント放熱パイプ305のみが位置する形となる。
【0029】
なお、上記開口側配設部307から冷蔵室200側につながるサイド放熱パイプ303aの配管は左側側面壁114に配設されるサイド放熱パイプ303と同様に前面開口部から後方にずらした位置に配設されている。
【0030】
そして、左側側面壁114に配設されるサイド放熱パイプ303とフロント放熱パイプ305は、お互いが交差、または近接することで放熱パイプ間が熱交換しないように配設されている。
(【0031】以降は省略されています)

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