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公開番号2021031092
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210301
出願番号2019151916
出願日20190822
発明の名称包装容器
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類B65D 75/62 20060101AFI20210201BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】プラスチックフィルムを基材としてなる包装容器において、自立性があり、開封が容易かつ開口部が大きく維持され、内容物の取り出しが容易な、包装容器を提供することを課題とする。
【解決手段】プラスチックフィルムを基材とした包装容器であって、背貼りシール部には、切り込みが設けられており、天面には、開封誘導線が背貼りシール部を挟んで2本設けられており、開封誘導線は、前記切り込みの最深部分から、積層体表面をたどる延長線上1cm以内の範囲の積層体に、背貼りシール部に平行に伸びる直線部分を有し、開封誘導線は、さらに直線部分に次いで背貼りシール部から離開する方向に第一屈曲点において屈曲し、反対側のヘムシール部に達する手前の第二屈曲点において再び屈曲し、ヘムシール部に平行な直線となるよう、形成されていることを特徴とする包装容器。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プラスチックフィルムを基材として、少なくともシーラント層を有してなる積層体によって形成されている包装容器であって、
この包装容器は、積層体をその左右両端部を合掌状にシールして形成した背貼りシール部を有した筒状構造であり、開口した前後端部をシールして内容物を密封したものであって、
包装容器の外形は、底面と、この底面に対向する天面と、これら底面および天面の周囲を塞ぐ4つの側面を有する直方体形状であって、4つの側面がそれぞれ、左側面、右側面、前側面、後側面で構成されており、
天面と前側面の右半分との境界、天面と右側面との境界、天面と後側面の右半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
また、天面と前側面の左半分との境界、天面と左側面との境界、天面と後側面の左半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
また、底面と前側面の右半分との境界、底面と右側面との境界、底面と後側面の右半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
また、底面と前側面の左半分との境界、底面と左側面との境界、底面と後側面の左半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
前記天面を2分割するように、背貼りシール部が配置されており、
背貼りシール部には、切り込みが設けられており、
天面には、開封誘導線が背貼りシール部を挟んで2本設けられており、
この開封誘導線は、前記切り込みをきっかけとして積層体を切り裂いて開封して、かつ開口部を形成するものであり、
開封誘導線は、前記切り込みの最深部分から、積層体表面をたどる延長線上1cm以内の範囲の積層体に、背貼りシール部に平行に伸びる直線部分を有し、
開封誘導線は、さらに直線部分に次いで背貼りシール部から離開する方向に第一屈曲点において屈曲し、反対側のヘムシール部に達する手前の第二屈曲点において再び屈曲し、ヘムシール部に平行な直線となるよう、形成されていることを特徴とする、包装容器。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記開封誘導線は、その第一屈曲点において、3mm以上の曲率半径であり、かつ屈曲前と屈曲後の直線の夾角が90度以上であることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。
【請求項3】
前記開封誘導線は、その第一屈曲点において、屈曲の曲率半径に関わらず、屈曲前と屈曲後の直線の夾角が140度以上180度未満であることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。
【請求項4】
前記開封誘導線は、その第二屈曲点において、3mm以上の曲率半径であり、かつ屈曲前と屈曲後の直線の夾角が90度以上であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装容器。
【請求項5】
前記開封誘導線は、その第二屈曲点において、屈曲の曲率半径に関わらず、屈曲前と屈曲後の直線の夾角が140度以上180度未満であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装容器。
【請求項6】
前記開封誘導線は、前記積層体に設けたハーフカットで形成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の包装容器。
【請求項7】
前記背貼りシール部を挟んで2本設けられている開封封誘導線は、終点において互いに接続して、開口部の積層体が包装容器本体と分離可能であることを特徴とする、請求項1
〜請求項6のいずれかに記載の包装容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装容器に関するものである。特に、プラスチックフィルムからなる包装容器であって、開封が手指を用いて容易に可能であり、開封した包装容器からは、開口部から直接内容物の取り出しが可能であり、例えば内容物が食品であれば、包装容器から直接の喫食が可能になるなどの利便性に優れる包装容器に関するものである。
続きを表示(約 5,100 文字)【背景技術】
【0002】
包装材料のうち、プラスチックフィルムを基材とする単体、または積層体から構成されるものは広く普及しており、さまざまな形態のものが、包装容器として幅広い用途に用いられており、現代生活にとっては不可欠なものとなっている。
【0003】
包装容器の材料として、プラスチックフィルムを用いる場合には、缶や瓶などの容器に比べて、価格が安いことや、要求品質によってきめ細かい材料設計で対応できる点が挙げられる。また、廃棄物を減らすことが可能であるという観点からは、環境適応型であるといえる。
【0004】
また包装容器外側から見える層への印刷、特に高精細の印刷によって、商品のイメージアップを図ることができ、内容物に関する必要な情報を表示することが可能であり、バーコードの印刷などは、商品情報にとどまらず、商品の流通やマーケティング情報の源泉ともなっている。
【0005】
一方で、包装容器としてその機能もまた進化を遂げているのであって、例えばチルド包装材料の分野では、トレイ状の容器を蓋材で密封したもの、あるいはスタンディングパウチと呼ばれる自立型の包装容器は、電子レンジによる加熱調理が可能であるものもあり、開封において易開封であってかつ開口部が広く、開口部からの内容物の取り出しが容易であるとされる。
【0006】
しかしながら、これらは包装容器のコストを考えれば、比較的高コストになり、また例えば内容物が食品の場合には、包装容器からの直接の喫食も、必ずしも容易で利便性が高いとはいえず、通常の食器に移し替えるとすれば、かえって手間がかかるという問題を抱えている。
【0007】
特許文献1には、野菜用の包装容器として用いることを目的としており、プラスチックフィルムからなる4面立体形状の包装体において、引き裂きによって容易に開封可能な包装容器であって、開封後には容器として使うことのできる包装容器の提案がなされている。
【0008】
しかしながら、この包装容器においては、開封した状態において、容器としての形状が舟形であって、舟形形状の両端から中心に向けて、容器の高さが低くなっていく形状であるために、内容物によっては、その部分から容器の外にこぼれ出る恐れもあり、機能および使い勝手の点で十分なものとは言えなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許第4388952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、プラスチックフィルムを基材としてなる包装容器において、自立性があり、開封が容易かつ開口部が大きく維持され、内容物の取り出しが容易な、包装容器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、
プラスチックフィルムを基材として、少なくともシーラント層を有してなる積層体によって形成されている包装容器であって、
この包装容器は、積層体をその左右両端部を合掌状にシールして形成した背貼りシール部を有した筒状構造であり、開口した前後端部をシールして内容物を密封したものであって、
包装容器の外形は、底面と、この底面に対向する天面と、これら底面および天面の周囲を塞ぐ4つの側面を有する直方体形状であって、4つの側面がそれぞれ、左側面、右側面、前側面、後側面で構成されており、
天面と前側面の右半分との境界、天面と右側面との境界、天面と後側面の右半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
また、天面と前側面の左半分との境界、天面と左側面との境界、天面と後側面の左半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
また、底面と前側面の右半分との境界、底面と右側面との境界、底面と後側面の右半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
また、底面と前側面の左半分との境界、底面と左側面との境界、底面と後側面の左半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
前記天面を2分割するように、背貼りシール部が配置されており、
背貼りシール部には、切り込みが設けられており、
天面には、開封誘導線が背貼りシール部を挟んで2本設けられており、
この開封誘導線は、前記切り込みをきっかけとして積層体を切り裂いて開封して、かつ開口部を形成するものであり、
開封誘導線は、前記切り込みの最深部分から、積層体表面をたどる延長線上1cm以内の範囲の積層体に、背貼りシール部に平行に伸びる直線部分を有し、
開封誘導線は、さらに直線部分に次いで背貼りシール部から離開する方向に第一屈曲点において屈曲し、反対側のヘムシール部に達する手前の第二屈曲点において再び屈曲し、ヘムシール部に平行な直線となるよう、形成されていることを特徴とする、包装容器である。
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、
前記開封誘導線は、その第一屈曲点において、3mm以上の曲率半径であり、かつ屈曲前と屈曲後の直線の夾角が90度以上であることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器である。
【0013】
また、請求項3に記載の発明は、
前記開封誘導線は、その第一屈曲点において、屈曲の曲率半径に関わらず、屈曲前と屈曲後の直線の夾角が140度以上180度未満であることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器である。
【0014】
また請求項4に記載の発明によれば、
前記開封誘導線は、その第二屈曲点において、3mm以上の曲率半径であり、かつ屈曲前と屈曲後の直線の夾角が90度以上であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装容器である。
【0015】
また請求項5に記載の発明によれば、
前記開封誘導線は、その第二屈曲点において、屈曲の曲率半径に関わらず、屈曲前と屈曲後の直線の夾角が140度以上180度未満であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装容器である。
【0016】
また請求項6に記載の発明によれば、
前記開封誘導線は、前記積層体に設けたハーフカットで形成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の包装容器である、
また、請求項7に記載の発明によれば、
前記背貼りシール部を挟んで2本設けられている開封封誘導線は、終点において互いに接続して、開口部の積層体が包装容器本体と分離可能であることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の包装容器である。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてなる包装容器において、自立性があり、開封が容易かつ開口部が大きく維持され、内容物の取り出しが容易な、包装容器を提供することが可能である。
【0018】
また、包装容器が、プラスチックフィルムを基材としてなる包装容器であって、また組み立てはシーラントのシールによって行うことができるため、比較的安価な材料を用いて、包装容器を安価に効率よく提供することが可能である。
【0019】
また、本発明においては、天面と前側面の右半分との境界、天面と右側面との境界、天面と後側面の右半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
また、天面と前側面の左半分との境界、天面と左側面との境界、天面と後側面の左半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
また、底面と前側面の右半分との境界、底面と右側面との境界、底面と後側面の右半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有し、
また、底面と前側面の左半分との境界、底面と左側面との境界、底面と後側面の左半分との境界に連続して設けられたヘムシール部を有している。
【0020】
特に、これらのヘムシール部は積層体が重ねられてシールされているために、剛性などの機械的強度が増しており、直方体形状の包装容器の枠組み部分の補強に有効である。すなわち、天面においてはその周縁部がヘムシール部で囲まれており、底面においてもまた同様である。
【0021】
加えて、包装容器は開口した前後端部をシールして内容物を密封しているために、この部分もまた積層体が重ねられている部分であり、包装容器の枠組み部分の補強に有効である。これらの補強効果によって、包装容器は自立性、あるいは開口部の形状の維持を実現することが可能である。
【0022】
また開封のきっかけとして、背貼りシール部に設けた切り込みをきっかけとすることができ、開封誘導線の直線部分とは、切り込みの最深部から1cm以内の至近距離にあり、積層体の引き裂きを容易に開封誘導線につなげることが可能である。
【0023】
また、開封誘導線が、直線部分に次いで背貼りシール部から離開する方向に第一屈曲点において屈曲し、反対側のヘムシール部に達する手前の第二屈曲点において再び屈曲し、ヘムシール部に平行な直線となるよう、形成されていることによって、開口部を大きく開口させることができる。この大きく開いた開口部は、内容物の取り出しに際して利便性が高いものである。
【0024】
特に、請求項2に記載の発明によれば、開封誘導線は、その第一屈曲点において、3mm以上の曲率半径であり、かつ屈曲前と屈曲後の直線の夾角が90度以上であることによって、例えば手指を用いた引き裂きによる開封が、阻害されることなく、より自然かつ、安定して容易なものとなる。
【0025】
特に、請求項3に記載の発明によれば、開封誘導線は、その第一屈曲点において、屈曲の曲率半径に関わらず、屈曲前と屈曲後の直線の夾角が140度以上180度未満であることによって、例えば手指を用いた引き裂きによる開封が、阻害されることなく、より自然かつ、安定して容易なものとなる。
【0026】
特に、請求項4に記載の発明によれば、開封誘導線は、その第二屈曲点において、3mm以上の曲率半径であり、かつ屈曲前と屈曲後の直線の夾角が90度以上であることによって、例えば手指を用いての引き裂きによる開封が、阻害されることなく、より自然かつ、安定して容易なものとなる。
【0027】
特に、請求項5に記載の発明によれば、開封誘導線は、その第二屈曲点において、屈曲の曲率半径に関わらず、屈曲前と屈曲後の直線の夾角が140度以上180度未満であることによって、例えば手指を用いた引き裂きによる開封が、阻害されることなく、より自然かつ、安定して容易なものとなる。
【0028】
特に請求項6に記載の発明によれば、開封誘導線は、前記積層体に設けたハーフカットで形成されていることによって、プラスチックフィルムを基材としてなる包装容器において、開封がより容易かつ開口部が大きく維持され、内容物の取り出しが容易な、包装容器を、より安価に提供することが可能である。
【0029】
特に請求項7に記載に発明によれば、背貼りシール部を挟んで2本設けられている開封封誘導線は、終点において互いに接続して、開口部の積層体が包装容器本体と分離可能であることによって、開口部が大きく開いたままの状態が維持されることにより、内容物の直接の取り出しが、より容易な包装容器とすることができる。
【0030】
すなわち、例えば内容物が食品の場合などにおいては、包装容器からの直接の喫食をより容易にするため、包装容器を簡易的な食器として用いることも可能であり、利便性において優れた包装容器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0031】以降は省略されています)

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