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公開番号2021027787
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210222
出願番号2019146982
出願日20190809
発明の名称嵌合構造、外装部材、ワイヤハーネス、及び電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20210125BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】嵌合確認の作業性を向上させることが可能な嵌合構造を提供する。また、嵌合構造を備える外装部材、ワイヤハーネス、及び電気接続箱を提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス21は、外装部材であるプロテクタ22と、このプロテクタ22に保護されるハーネス本体24とを備えて構成される。また、プロテクタ22は、プロテクタ本体25と、プロテクタ蓋体27と、これらを嵌合状態にする嵌合構造23とを備えて構成される。嵌合構造23は、嵌合枠部35と嵌合アーム部36とを有する。嵌合枠部35は、一対の枠基部37と、引っ掛け部38とを有する。嵌合アーム部36は、アーム本体43と、嵌合突起44とを有する。引っ掛け部38には、段付き外面41が形成される。嵌合突起44には、段付き外面41の凹位置42よりも突起先端が外側に位置するような嵌合視認部45が形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
二つの部材を嵌合状態にするための嵌合枠部と嵌合アーム部とを有し、
前記嵌合枠部は、前記二つの部材のうちいずれか一方の部材の壁から短く突出する一対の枠基部と、該一対の枠基部を前記突出の量よりも長い形状で繋ぐ引っ掛け部とを有し、
前記嵌合アーム部は、前記引っ掛け部及び前記壁の間に挿通されるアーム本体と、該アーム本体の端部側に形成される嵌合突起とを有し、
さらに、前記引っ掛け部には、該引っ掛け部の中間位置の外面が端部位置の外面よりも前記壁に近くなるような段付き外面が形成され、且つ、前記嵌合突起には、前記中間位置に対応する前記段付き外面の凹位置よりも突起先端が外側に位置するような嵌合視認部が形成される
ことを特徴とする嵌合構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の嵌合構造において、
前記段付き外面は、前記引っ掛け部を前記壁側にオフセットした部分を含んで形成される
ことを特徴とする嵌合構造。
【請求項3】
請求項1に記載の嵌合構造において、
前記段付き外面は、前記引っ掛け部を薄肉にした部分を含んで形成される
ことを特徴とする嵌合構造。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の嵌合構造において、
前記段付き外面の前記凹位置の範囲は、前記嵌合突起の突起幅に合わせて設定される
ことを特徴とする嵌合構造。
【請求項5】
請求項1、2、3又は4に記載の嵌合構造において、
前記引っ掛け部は、前記一対の枠基部よりも薄肉に形成される
ことを特徴とする嵌合構造。
【請求項6】
請求項5に記載の嵌合構造において、
前記アーム本体は、該アーム本体の内面が前記壁に対し摺接可能な位置に配置される
ことを特徴とする嵌合構造。
【請求項7】
請求項6に記載の嵌合構造において、
前記嵌合枠部は、前記二つの部材のうちいずれか他方の部材に近い側となる、前記壁の端部に配置形成される
ことを特徴とする嵌合構造。
【請求項8】
請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の嵌合構造において、
前記突起先端を有する前記嵌合視認部は、前記引っ掛け部における前記端部位置の外面の方が外側に位置するように形成される、又は、前記端部位置の外面と同じ位置に形成される
ことを特徴とする嵌合構造。
【請求項9】
二つの部材を有するとともに該二つの部材を請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の嵌合構造にて嵌合状態にすることで筒状に形成される
ことを特徴とする外装部材。
【請求項10】
請求項9に記載の外装部材と、該外装部材に保護されるハーネス本体とを備える
ことを特徴とするワイヤハーネス。
【請求項11】
二つの部材を有するとともに該二つの部材を請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の嵌合構造にて嵌合状態にすることで箱状に形成されるケースと、該ケースに収容される電気接続箱本体とを備える
ことを特徴とする電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二つの部材を嵌合状態にするための嵌合枠部と嵌合アーム部とを有する嵌合構造に関する。また、本発明は、嵌合構造を備える外装部材、ワイヤハーネス、及び電気接続箱に関する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
外装部材の例として例えばワイヤハーネス用のプロテクタを挙げることにすると、プロテクタは、自動車に配索されるワイヤハーネスのハーネス本体の所定位置に設けられる。プロテクタは、ハーネス本体の一部を収容保護するものであって、溝状のプロテクタ本体と、このプロテクタ本体の溝開口を覆うプロテクタ蓋体とを備えて構成される。すなわち、プロテクタは、一般的に二つの部材で構成される。プロテクタは、プロテクタ本体にハーネス本体を収容し、この後にプロテクタ蓋体で覆うことにより、ハーネス本体の一部を外装することができるような筒状に形成される。プロテクタ本体とプロテクタ蓋体とを嵌合状態にするためには、例えば下記特許文献1に開示された構造が知られる。
【0003】
図13及び図14において、ハーネス本体1の一部を収容保護するプロテクタ2は、プロテクタ本体3と、プロテクタ蓋体4とを備えて構成される。プロテクタ本体3は、本体底壁5と、一対の本体側壁6とを有する。プロテクタ本体3は、溝状に形成されてハーネス本体1が収容される。一対の本体側壁6には、嵌合枠部7がそれぞれ形成される。嵌合枠部7は、一対の枠基部8と、引っ掛け部9とを有する。プロテクタ蓋体4は、プロテクタ本体3の溝開口10を覆う部分に形成される。プロテクタ蓋体4は、溝開口10を覆う蓋本体11を有する。このようなプロテクタ蓋体4には、嵌合アーム部12が形成される。嵌合アーム部12は、嵌合枠部7の位置に合わせて配置形成される。嵌合アーム部12は、アーム本体13と、嵌合突起14とを有する。嵌合枠部7と嵌合アーム部12は、プロテクタ本体3とプロテクタ蓋体4とを嵌合状態にさせるための嵌合構造15としてプロテクタ2に採用される。
【0004】
上記構成及び構造において、プロテクタ本体3の上方にプロテクタ蓋体4を配置し、そして、プロテクタ蓋体4を下方に移動させると、嵌合アーム部12の嵌合突起14が嵌合枠部7の引っ掛け部9に当接する。この当接状態からプロテクタ蓋体4を押し込むようにすると、嵌合アーム部12のアーム本体13が内方に撓み、これにより嵌合突起14が引っ掛け部9を通過する。そして、嵌合突起14が引っ掛け部9を通過すると、撓んだ状態にあったアーム本体13が元の状態に弾性復帰する。これにより嵌合突起14が引っ掛け部9に引っ掛かったような状態(嵌合状態)になることから、プロテクタ蓋体4を取り外そうとしてもこれが規制される。別な言い方をすれば、プロテクタ蓋体4がプロテクタ本体3から脱落することはない。
【0005】
尚、プロテクタ本体3とプロテクタ蓋体4とを嵌合状態にするためには、嵌合アーム部12のアーム本体13を内方に撓ませるだけの押し込み力をプロテクタ蓋体4にかける必要がある。そのため、アーム本体13を長く形成して内方に撓ませ易くするとともに、嵌合枠部7を本体側壁6の開口端から離すように配置する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014−183618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記従来技術にあっては、プロテクタ本体3とプロテクタ蓋体4との嵌合状態を確認するため、蓋本体11の上方から嵌合枠部7と嵌合アーム部12とを(嵌合構造15を)見ても「嵌合した状態」・「半嵌合で止まった状態」であるかが分かり難く、プロテクタ2を傾けたり、回転させて裏返しにしたりして確認する必要があった。すなわち、嵌合確認作業が繁雑であった。
【0008】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、嵌合確認の作業性を向上させることが可能な嵌合構造を提供することを課題とする。また、嵌合構造を備える外装部材、ワイヤハーネス、及び電気接続箱を提供することも課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明の嵌合構造は、二つの部材を嵌合状態にするための嵌合枠部と嵌合アーム部とを有し、前記嵌合枠部は、前記二つの部材のうちいずれか一方の部材の壁から短く突出する一対の枠基部と、該一対の枠基部を前記突出の量よりも長い形状で繋ぐ引っ掛け部とを有し、前記嵌合アーム部は、前記引っ掛け部及び前記壁の間に挿通されるアーム本体と、該アーム本体の端部側に形成される嵌合突起とを有し、さらに、前記引っ掛け部には、該引っ掛け部の中間位置の外面が端部位置の外面よりも前記壁に近くなるような段付き外面が形成され、且つ、前記嵌合突起には、前記中間位置に対応する前記段付き外面の凹位置よりも突起先端が外側に位置するような嵌合視認部が形成されることを特徴とする。
【0010】
このような請求項1の特徴を有する本発明によれば、引っ掛け部に段付き外面を形成し、且つ、嵌合突起には嵌合視認部を形成することから、段付き外面の凹位置よりも外側に突出した嵌合視認部を見ることで、嵌合状態であるか否かを確認することができる。すなわち、所定の方向からのみで確認することができる。従って、本発明によれば、嵌合確認の作業性を向上させることができる。
【0011】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の嵌合構造において、前記段付き外面は、前記引っ掛け部を前記壁側にオフセットした部分を含んで形成されることを特徴とする。
【0012】
このような請求項2の特徴を有する本発明によれば、段付き外面の凹位置を形成するための一形態を提供することができる。
【0013】
請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載の嵌合構造において、前記段付き外面は、前記引っ掛け部を薄肉にした部分を含んで形成されることを特徴とする。
【0014】
このような請求項3の特徴を有する本発明によれば、段付き外面の凹位置を形成するための一形態を提供することができる。
【0015】
請求項4に記載の本発明は、請求項2又は3に記載の嵌合構造において、前記段付き外面の前記凹位置の範囲は、前記嵌合突起の突起幅に合わせて設定されることを特徴とする。
【0016】
このような請求項4の特徴を有する本発明によれば、凹位置の範囲と嵌合突起の突起幅とが合っていることで、嵌合状態にあるか否かの確認に信頼性を持たせることができる。
【0017】
請求項5に記載の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載の嵌合構造において、前記引っ掛け部は、前記一対の枠基部よりも薄肉に形成されることを特徴とする。
【0018】
このような請求項5の特徴を有する本発明によれば、一対の枠基部よりも引っ掛け部の方が薄肉に形成されることから、引っ掛け部の弾性変形をし易くすることができ、その結果、嵌合状態を形成するにあたっては、引っ掛け部の弾性変形により嵌合アーム部を嵌合側に移動させることができる。本発明によれば、嵌合状態にあるか否かの確認の際に、引っ掛け部が弾性変形したままで残っていれば嵌合状態になっていない、すなわち半嵌合状態であることを確認することができる。尚、本発明によれば、嵌合アーム部の側を撓ませる必要がないのは勿論である。
【0019】
請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載の嵌合構造において、前記アーム本体は、該アーム本体の内面が前記壁に対し摺接可能な位置に配置されることを特徴とする。
【0020】
このような請求項6の特徴を有する本発明によれば、上記請求項5の如く嵌合アーム部の側を撓ませる必要がないことから、嵌合アーム部におけるアーム本体の内面を上記一方の部材の壁に対し摺接可能な位置に配置することができる。すなわち、嵌合アーム部の側に撓ませるスペースを確保する必要がないことから、一方の部材に対し他方の部材がガタつくことがなく(上記スペースに起因したガタツキがなく)、結果、二つの部材の嵌合状態を安定させることができる。
【0021】
請求項7に記載の本発明は、請求項6に記載の嵌合構造において、前記嵌合枠部は、前記二つの部材のうちいずれか他方の部材に近い側となる、前記壁の端部に配置形成されることを特徴とする。
【0022】
このような請求項7の特徴を有する本発明によれば、上記請求項6の如く嵌合アーム部の側を撓ませる必要がなく、また、一方の部材の壁に対し摺接可能な位置に嵌合アーム部を配置することから、嵌合枠部を一方の部材の壁の端部に配置形成することができる。これにより、嵌合構造を小さく(小スペースで)形成することができる。小さな嵌合構造であればスペース効率が良く、様々な箇所に嵌合構造を採用することができる。
【0023】
請求項8に記載の本発明は、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の嵌合構造において、前記突起先端を有する前記嵌合視認部は、前記引っ掛け部における前記端部位置の外面の方が外側に位置するように形成される、又は、前記端部位置の外面と同じ位置に形成されることを特徴とする。
【0024】
このような請求項8の特徴を有する本発明によれば、外部の他の部材等に対し嵌合視認部を引っ掛かり難くすることができる。これにより、二つの部材の嵌合状態を安定させることができる。また、本発明によれば、嵌合視認部を大きく突出させるものでないことから、嵌合構造の大型化を防止することができる。
【0025】
また、上記課題を解決するためになされた請求項9に記載の本発明の外装部材は、二つの部材を有するとともに該二つの部材を請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の嵌合構造にて嵌合状態にすることで筒状に形成されることを特徴とする。
【0026】
このような請求項9の特徴を有する本発明によれば、請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の嵌合構造を採用した筒状の外装部材を提供することができる。外装部材としては、例えば二つ割り構造のプロテクタや保護チューブが好適である。また、クリップ等の固定部材にも適用可能である。
【0027】
また、上記課題を解決するためになされた請求項10に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項9に記載の外装部材と、該外装部材に保護されるハーネス本体とを備えることを特徴とする。
【0028】
このような請求項10の特徴を有する本発明によれば、請求項9に記載の外装部材を備えることから、より良いワイヤハーネスを提供することができる。
【0029】
また、上記課題を解決するためになされた請求項11に記載の本発明の電気接続箱は、二つの部材を有するとともに該二つの部材を請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の嵌合構造にて嵌合状態にすることで箱状に形成されるケースと、該ケースに収容される電気接続箱本体とを備えることを特徴とする。
【0030】
このような請求項11の特徴を有する本発明によれば、箱状のケースに請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の嵌合構造を採用することから、より良い電気接続箱を提供することができる。
【発明の効果】
(【0031】以降は省略されています)

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