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公開番号2021027783
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210222
出願番号2019146949
出願日20190809
発明の名称蓄電システム及びその制御方法
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/34 20060101AFI20210125BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】太陽光システムよりも蓄電ユニットが多く設置される場合であっても、自立運転時に太陽光システムにより効率よく複数の蓄電ユニットを充電できる蓄電システム及びその制御方法を提供する。
【解決手段】蓄電システム100は、複数の蓄電ユニット102、104のいずれか1つの蓄電ユニットに供給されるように、出力電力の供給先を切替える切替部108と、切替部を制御する制御部106とを有する。各々の蓄電ユニットは、蓄電池122、132と、直流電力及び交流電力を相互に変換する変換部120、130とを備える。自立運転時に、入力される交流電源の出力電力を、当該蓄電ユニットに対応する特定負荷194、196に供給し、余剰電力により、当該蓄電ユニットの変換部を介して当該蓄電ユニットの蓄電池を充電し、交流電源の入力されなければ、当該蓄電ユニットの蓄電池の電力を、変換部を介して特定負荷に供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
交流電源に接続される複数の蓄電ユニットを含む蓄電システムであって、
前記交流電源の出力電力が前記複数の蓄電ユニットのうちのいずれか1つの蓄電ユニットに供給されるように、前記出力電力の供給先を切替える切替部と、
前記蓄電ユニットの自立運転時に前記切替部を制御する制御部とを含み、
前記複数の蓄電ユニットの各々の蓄電ユニットは、
入力される電力を出力する電路と、
前記電路に接続される蓄電池と、
直流電力及び交流電力を相互に変換する変換部とを含み、
前記蓄電ユニットは、前記切替部によって切替えられる前記出力電力の供給先に応じて、自立運転時に、
入力される前記交流電源の前記出力電力を、当該蓄電ユニットの前記電路を介して当該蓄電ユニットに対応する特定負荷に供給し、
入力される前記交流電源の前記出力電力の余剰電力により、当該蓄電ユニットの前記変換部を介して当該蓄電ユニットの前記蓄電池を充電し、
前記交流電源の前記出力電力が入力されなければ、当該蓄電ユニットの前記蓄電池の電力を、当該蓄電ユニットの前記変換部及び前記電路を介して前記特定負荷に供給する、蓄電システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記切替部は、前記複数の蓄電ユニットの各々の内部に設けられるスイッチを含む、請求項1に記載の蓄電システム。
【請求項3】
前記複数の蓄電ユニットのうちの1つの蓄電ユニットに前記出力電力が供給された状態において、前記1つの蓄電ユニットの蓄電量が所定値に達したか否かを判定する判定部をさらに含み、
前記判定部により前記1つの蓄電ユニットの蓄電量が前記所定値に達したと判定されたことを受けて、前記制御部は、前記切替部に、前記出力電力の供給先を、前記複数の蓄電ユニットのうち、前記1つの蓄電ユニットとは異なる蓄電ユニットに切替えさせる、請求項1又は請求項2に記載の蓄電システム。
【請求項4】
前記複数の蓄電ユニットのうちの1つの蓄電ユニットに前記出力電力が供給された状態において、前記複数の蓄電ユニットの各々の蓄電量のばらつきを表す変数の値と所定値との大小関係を判定する判定部をさらに含み、
前記判定部により、前記変数の値が前記所定値よりも大きい状態から、前記変数の値が前記所定値以下の状態に変化したと判定されたこと、又は、前記変数の値が前記所定値以下の状態から、前記変数の値が前記所定値よりも大きい状態に変化したと判定されたことを受けて、前記制御部は、前記切替部に、前記出力電力の供給先を、前記複数の蓄電ユニットのうち、前記1つの蓄電ユニットとは異なる蓄電ユニットに切替えさせる、請求項1又は請求項2に記載の蓄電システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記交流電源の前記出力電力と前記特定負荷の消費電力とに基づいて、前記切替部に、前記交流電源の前記出力電力の供給先を切替えさせる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の蓄電システム。
【請求項6】
前記交流電源は、太陽光システムであり、
前記太陽光システムは、
太陽光パネルと、
前記太陽光パネルにより発電された直流電力を交流電力に変換して前記出力電力として出力する電力変換部とを含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の蓄電システム。
【請求項7】
交流電源に接続される複数の蓄電ユニットと、前記交流電源の出力電力が前記複数の蓄電ユニットのうちのいずれか1つの蓄電ユニットに供給されるように、前記出力電力の供給先を切替える切替部とを含み、前記複数の蓄電ユニットの各々の蓄電ユニットは、入力される電力を出力する電路と、前記電路に接続される蓄電池と、直流電力及び交流電力を相互に変換する変換部とを含む、蓄電システムの制御方法であって、
前記蓄電ユニットの自立運転時に前記切替部を制御する第1ステップと、
前記自立運転時に、前記複数の蓄電ユニットの各々の蓄電ユニットを制御する第2ステップとを含み、
前記第2ステップは、前記切替部によって切替えられる前記出力電力の供給先に応じて、前記蓄電ユニットに、
入力される前記交流電源の前記出力電力を、当該蓄電ユニットの前記電路を介して当該蓄電ユニットに対応する特定負荷に供給させるステップと、
入力される前記交流電源の前記出力電力の余剰電力により、当該蓄電ユニットの前記変換部を介して当該蓄電ユニットの前記蓄電池を充電させるステップと、
前記交流電源の前記出力電力が入力されなければ、当該蓄電ユニットの前記蓄電池の電力を、当該蓄電ユニットの前記変換部及び前記電路を介して前記特定負荷に供給させるステップとを含む、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電システム及びその制御方法に関する。
続きを表示(約 8,200 文字)【背景技術】
【0002】
電力系統に接続され、一旦蓄電池に蓄えた電力を、停電時等に電力変換装置を介して負荷に供給できる蓄電システムが知られている。太陽光発電システムにも接続され、負荷に供給される電力を超えた発電電力(余剰電力)を蓄電池に蓄える蓄電システムも知られている。
【0003】
蓄電システムに関しては、狭い場所への設置を可能にするために、小型化及び軽量化することが考えられる。そのような蓄電システムを使用して、大きな蓄電容量が要求されるときには、蓄電システムを複数設置することで対応することになる。したがって、太陽光発電システムにより複数の蓄電池を充電する場合、蓄電池と同数の太陽光発電システムを設けることが考えられる。
【0004】
後掲の特許文献1には、太陽光発電システム(太陽光パネル)及び蓄電池の各々を2つ設置する構成のシステムが開示されている。このシステムは、太陽光パネル及び蓄電池の組ごとに対応する、2つのパワーコンディショナが1つの筐体にまとめて設けられた電力変換システムを含む。各パワーコンディショナは、DC/ACコンバータ、蓄電池用DC/DCコンバータ、太陽電池用DC/DCコンバータ、及びこれらを制御する制御部を含む。特許文献1のシステムでは、各パワーコンディショナの制御部同士が通信することにより、停電等により系統連携モードから自立運転モードに切替わった後に2つの蓄電池が連携して負荷に電力を供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017−85769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、例えば、1つの太陽光システム及び1つの蓄電システムが設置された後に、蓄電システムを追加で設置する場合、又は、既設の太陽光システムに対して、2つの蓄電システムを同時若しくは順次に増設する場合等を考える。こうした構成では、1つの太陽光システムに対して複数の蓄電池が設置されることになる。
【0007】
特許文献1に開示の構成では、太陽光システムの発電電力を蓄電池に充電するためには、蓄電池と同数の太陽光システム(太陽光パネル)が必要となる。太陽光システムが1つの場合、太陽光システムが接続されていない蓄電池には太陽光システムによる充電ができない。そのため、特許文献1に開示の構成では、上記した構成に対応することが困難になる。より具体的には、特許文献1に開示の従来のシステムでは、自立運転モードに切替わった後に2つの蓄電池の一方については、太陽光システムの余剰電力による充電ができないという問題がある。さらに、特許文献1に開示の構成では、既設の太陽光システムに対して蓄電池を増設する場合、電力変換システムをも交換する必要がある。
【0008】
このように、特許文献1に開示の構成では、蓄電ユニット(蓄電池)の追加設置等により太陽光システムよりも蓄電ユニットの数が多くなる場合に、自立運転モードに切替わった後に太陽光システムにより効率よく複数の蓄電ユニットを充電できないという問題点がある。
【0009】
したがって、本開示は、太陽光システムよりも蓄電ユニットが多く設置される場合であっても、自立運転時に太陽光システムにより効率よく複数の蓄電ユニットを充電できる蓄電システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示のある局面に係る蓄電システムは、交流電源に接続される複数の蓄電ユニットを含む蓄電システムであって、交流電源の出力電力が複数の蓄電ユニットのうちのいずれか1つの蓄電ユニットに供給されるように、出力電力の供給先を切替える切替部と、蓄電ユニットの自立運転時に切替部を制御する制御部とを含み、複数の蓄電ユニットの各々の蓄電ユニットは、入力される電力を出力する電路と、電路に接続される蓄電池と、直流電力及び交流電力を相互に変換する変換部とを含み、蓄電ユニットは、切替部によって切替えられる出力電力の供給先に応じて、自立運転時に、入力される交流電源の出力電力を、当該蓄電ユニットの電路を介して当該蓄電ユニットに対応する特定負荷に供給し、入力される交流電源の出力電力の余剰電力により、当該蓄電ユニットの変換部を介して当該蓄電ユニットの蓄電池を充電し、交流電源の出力電力が入力されなければ、当該蓄電ユニットの蓄電池の電力を、当該蓄電ユニットの変換部及び電路を介して特定負荷に供給する。
【0011】
本開示の別の局面に係る制御方法は、交流電源に接続される複数の蓄電ユニットと、交流電源の出力電力が複数の蓄電ユニットのうちのいずれか1つの蓄電ユニットに供給されるように、出力電力の供給先を切替える切替部とを含み、複数の蓄電ユニットの各々の蓄電ユニットは、入力される電力を出力する電路と、電路に接続される蓄電池と、直流電力及び交流電力を相互に変換する変換部とを含む、蓄電システムの制御方法であって、蓄電ユニットの自立運転時に切替部を制御する第1ステップと、自立運転時に、複数の蓄電ユニットの各々の蓄電ユニットを制御する第2ステップとを含み、第2ステップは、切替部によって切替えられる出力電力の供給先に応じて、蓄電ユニットに、入力される交流電源の出力電力を、当該蓄電ユニットの電路を介して当該蓄電ユニットに対応する特定負荷に供給させるステップと、入力される交流電源の出力電力の余剰電力により、当該蓄電ユニットの変換部を介して当該蓄電ユニットの蓄電池を充電させるステップと、交流電源の出力電力が入力されなければ、当該蓄電ユニットの蓄電池の電力を、当該蓄電ユニットの変換部及び電路を介して特定負荷に供給させるステップとを含む。
【発明の効果】
【0012】
本開示によれば、交流電源よりも蓄電ユニットが多く設置される場合であっても、自立運転時に交流電源により効率よく複数の蓄電ユニットを充電できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1は、本開示の第1実施形態に係る蓄電システムの構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示した蓄電システムの状態を示すブロック図である。
図3は、図1に示した蓄電システムの動作を示すフローチャートである。
図4は、図1に示した蓄電システムの図2と異なる状態を示すブロック図である。
図5は、図1に示した蓄電システムの動作の変形例(第1変形例)を示すフローチャートである。
図6は、本開示の第2実施形態に係る蓄電システムの構成を示すブロック図である。
図7は、図6に示した蓄電システムの状態を示すブロック図である。
図8は、図6に示した蓄電システムの動作を示すフローチャートである。
図9は、図6に示した蓄電システムの図7と異なる状態を示すブロック図である。
図10は、図6に示した蓄電システムの動作の変形例(第2変形例)を示すフローチャートである。
図11は、図6に示した蓄電システムの動作の変形例(第3変形例)を示すフローチャートである。
図12は、図6に示した蓄電システムの図7及び図9のいずれとも異なる状態を示すブロック図である。
図13は、図6に示した蓄電システムの動作の変形例(第4変形例)を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施の形態の内容を列記して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
【0015】
(1)本開示の第1の局面に係る蓄電システムは、交流電源に接続される複数の蓄電ユニットを含む蓄電システムであって、交流電源の出力電力が複数の蓄電ユニットのうちのいずれか1つの蓄電ユニットに供給されるように、出力電力の供給先を切替える切替部と、蓄電ユニットの自立運転時に切替部を制御する制御部とを含み、複数の蓄電ユニットの各々の蓄電ユニットは、入力される電力を出力する電路と、電路に接続される蓄電池と、直流電力及び交流電力を相互に変換する変換部とを含み、蓄電ユニットは、切替部によって切替えられる出力電力の供給先に応じて、自立運転時に、入力される交流電源の出力電力を、当該蓄電ユニットの電路を介して当該蓄電ユニットに対応する特定負荷に供給し、入力される交流電源の出力電力の余剰電力により、当該蓄電ユニットの変換部を介して当該蓄電ユニットの蓄電池を充電し、交流電源の出力電力が入力されなければ、当該蓄電ユニットの蓄電池の電力を、当該蓄電ユニットの変換部及び電路を介して特定負荷に供給する。これにより、交流電源よりも蓄電ユニットが多く設置される場合であっても、自立運転時に交流電源により効率よく複数の蓄電ユニットを充電できる。
【0016】
(2)好ましくは、切替部は、複数の蓄電ユニットの各々の内部に設けられるスイッチを含む。これにより、蓄電ユニットの増設が容易になる。
【0017】
(3)より好ましくは、蓄電システムは、複数の蓄電ユニットのうちの1つの蓄電ユニットに出力電力が供給された状態において、1つの蓄電ユニットの蓄電量が所定値に達したか否かを判定する判定部をさらに含み、判定部により1つの蓄電ユニットの蓄電量が所定値に達したと判定されたことを受けて、制御部は、切替部に、出力電力の供給先を、複数の蓄電ユニットのうち、1つの蓄電ユニットとは異なる蓄電ユニットに切替えさせる。これにより、所望の蓄電ユニットを優先的に充電でき、順次蓄電ユニットを充電できる。
【0018】
(4)さらに好ましくは、蓄電システムは、複数の蓄電ユニットのうちの1つの蓄電ユニットに出力電力が供給された状態において、複数の蓄電ユニットの各々の蓄電量のばらつきを表す変数の値と所定値との大小関係を判定する判定部をさらに含み、判定部により、変数の値が所定値よりも大きい状態から、変数の値が所定値以下の状態に変化したと判定されたこと、又は、変数の値が所定値以下の状態から、変数の値が所定値よりも大きい状態に変化したと判定されたことを受けて、制御部は、切替部に、出力電力の供給先を、複数の蓄電ユニットのうち、1つの蓄電ユニットとは異なる蓄電ユニットに切替えさせる。これにより、複数の蓄電ユニットを均等に充電できる。したがって、特定の蓄電ユニットの蓄電池が満充電に近い状態で維持されることにより、特定の蓄電ユニットの蓄電池のみの劣化が進むことを防止できる。
【0019】
(5)好ましくは、制御部は、交流電源の出力電力と特定負荷の消費電力とに基づいて、切替部に、交流電源の出力電力の供給先を切替えさせる。これにより、交流電源の出力電力が供給されていた特定負荷の消費電力よりも交流電源の出力電力が小さくなった場合に、別の特定負荷に交流電源の出力電力を供給でき、交流電源の余剰電力により、別の特定負荷に接続された蓄電ユニットを充電できる。したがって、交流電源の出力電力を無駄にすることなく、有効に利用できる。
【0020】
(6)より好ましくは、交流電源は、太陽光システムであり、太陽光システムは、太陽光パネルと、太陽光パネルにより発電された直流電力を交流電力に変換して出力電力として出力する電力変換部とを含む。これにより、自立運転時に太陽光システムの発電電力により複数の蓄電ユニットを充電できる。
【0021】
(7)本開示の第2の局面に係る制御方法は、交流電源に接続される複数の蓄電ユニットと、交流電源の出力電力が複数の蓄電ユニットのうちのいずれか1つの蓄電ユニットに供給されるように、出力電力の供給先を切替える切替部とを含み、複数の蓄電ユニットの各々の蓄電ユニットは、入力される電力を出力する電路と、電路に接続される蓄電池と、直流電力及び交流電力を相互に変換する変換部とを含む、蓄電システムの制御方法であって、蓄電ユニットの自立運転時に切替部を制御する第1ステップと、自立運転時に、複数の蓄電ユニットの各々の蓄電ユニットを制御する第2ステップとを含み、第2ステップは、切替部によって切替えられる前記出力電力の供給先に応じて、蓄電ユニットに、入力される交流電源の出力電力を、当該蓄電ユニットの電路を介して当該蓄電ユニットに対応する特定負荷に供給させるステップと、入力される交流電源の出力電力の余剰電力により、当該蓄電ユニットの変換部を介して当該蓄電ユニットの蓄電池を充電させるステップと、交流電源の出力電力が入力されなければ、当該蓄電ユニットの蓄電池の電力を、当該蓄電ユニットの変換部及び電路を介して特定負荷に供給させるステップとを含む。これにより、交流電源よりも蓄電ユニットが多く設置される場合であっても、自立運転時に交流電源により効率よく複数の蓄電ユニットを充電できる。
【0022】
[本開示の実施形態の詳細]
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
【0023】
(第1実施形態)
[全体構成]
図1を参照して、本開示の第1実施形態に係る蓄電システム100は、第1蓄電ユニット102、第2蓄電ユニット104、コントローラ106、第1切替部108、第2切替部110、第3切替部112、第1センサ114、及び第2センサ116を含む。第1蓄電ユニット102及び第2蓄電ユニット104は、第1切替部108を介して太陽光システム180に接続されている。第1蓄電ユニット102は、第2切替部110を介して第1特定負荷194に接続され、第2蓄電ユニット104は第3切替部112を介して第2特定負荷196に接続されている。蓄電システム100は、電力系統190の停電時に自立運転を行う。
【0024】
第1特定負荷194及び第2特定負荷196は、電力系統190に停電が発生していないとき(以下、通常時ともいう)に限らず、電力系統190の停電時にも電力が供給されるべき負荷である。一般負荷192は、通常時に電力が供給されるが、停電時には電力が供給されない負荷である。なお、実際の配電線は複数本(2相又は3相)であるが、図1では1本のラインで示している。
【0025】
太陽光システム180は、太陽光パネル182及び太陽光PCS184を含む。太陽光パネル182は、光エネルギーを電力に変換することにより発電する電力機器である。太陽光PCS184は、太陽光パネル182により発電された直流電力(直流電圧)を交流電力(交流電圧)に変換して出力する。太陽光PCS184は、通常時には、電力系統190から商用電力を供給する配電線を介して、一般負荷192、第1特定負荷194及び第2特定負荷196に電力を供給する。このとき、第2切替部110においては、端子150及び端子154が接続され、第3切替部112においては、端子160及び端子164が接続されている。太陽光PCS184は、停電時には、商用電力を供給する配電線への電力供給を停止し、自立出力端子186から電力を供給する。停電の発生は、例えば、電力系統190からの電力供給を検出するセンサ(図示せず)の検出値を観測することにより検出可能である。そのセンサの検出値が所定値以下になれば、停電が発生したと判定できる。
【0026】
第1蓄電ユニット102は、第1PCS120及び第1蓄電池122を含む。第1PCS120は、制御部(CPU、マイコン等)と、記憶部(例えば、書換可能な不揮発性メモリ)と、直流電力及び交流電力を相互に変換する変換回路とを含む。第1PCS120は、さらに通信部を含み、コントローラ106の通信部と通信を行う。第1蓄電池122は、リチウムイオン二次電池等の充放電可能な蓄電池である。第1蓄電ユニット102は、補助入力端子124から入力される交流電力を、そのまま出力端子126から出力する。第1PCS120は、コントローラ106からの制御を受けて動作し、第1蓄電池122の蓄電電力(直流電圧)を交流電力(交流電圧)に変換して出力端子126から出力する。また、第1PCS120は、補助入力端子124から入力される交流電力を直流電力に変換して、第1蓄電池122を充電する。
【0027】
同様に、第2蓄電ユニット104は、第2PCS130及び第2蓄電池132を含む。第2PCS130は、制御部と、記憶部と、直流電力及び交流電力を相互に変換する変換回路とを含む。第2PCS130は、さらに通信部を含み、コントローラ106の通信部と通信を行う。第2蓄電池132は、リチウムイオン二次電池等の充放電可能な蓄電池である。第2蓄電ユニット104は、補助入力端子134から入力される交流電力を、そのまま出力端子136から出力する。第2PCS130は、コントローラ106からの制御を受けて動作し、第2蓄電池132の蓄電電力(直流電圧)を交流電力(交流電圧)に変換して出力端子136から出力する。また、第2PCS130は、補助入力端子134から入力される交流電力を直流電力に変換して、第2蓄電池132を充電する。
【0028】
コントローラ106は、制御部(CPU、マイコン等)と記憶部(例えば、書換可能な不揮発性メモリ)と通信部とを含み、第1切替部108、第2切替部110、第3切替部112、第1PCS120及び第2PCS130を制御する。コントローラ106は、停電時には、第1切替部108、第2切替部110、第3切替部112、第1PCS120及び第2PCS130の各々に対して、後述するように所定の動作を実行させる。
【0029】
第1切替部108において、端子140は太陽光PCS184の自立出力端子186に接続され、端子142は第1蓄電ユニット102の補助入力端子124に接続され、端子144は第2蓄電ユニット104の補助入力端子134に接続されている。第1切替部108は、通常時には端子140を端子142及び端子144のいずれとも接続していないが、停電時にコントローラ106からの制御を受けて、端子140を端子142又は端子144に接続する。第1切替部108は、例えばリレーにより実現される。
【0030】
第2切替部110において、端子150は、商用電力が供給される配電線に接続され、端子152は、第1蓄電ユニット102の出力端子126に接続され、端子154は、第1特定負荷194に接続されている。第2切替部110は、通常時には、上記したように端子150及び端子154を接続しており、停電時には、コントローラ106の制御を受けて接続状態を変更し、端子152及び端子154を接続する。同様に、第3切替部112において、端子160は、商用電力が供給される配電線に接続され、端子162は、第2蓄電ユニット104の出力端子136に接続され、端子164は、第2特定負荷196に接続されている。第3切替部112は、通常時には、上記したように端子160及び端子164を接続しており、停電時には、コントローラ106の制御を受けて接続状態を変更し、端子162及び端子164を接続する。第2切替部110及び第3切替部112は、例えばリレーにより実現される。
(【0031】以降は省略されています)

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