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公開番号2021027759
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210222
出願番号2019145895
出願日20190808
発明の名称ワイヤハーネス用プロテクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20210125BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】輸送・保管コストを削減することができるワイヤハーネス用プロテクタを提供する。
【解決手段】 ワイヤハーネス30を挿通させたコルゲートチューブ40を収容するプロテクタ本体11と、プロテクタ本体11の開口部14を覆うカバー20と、を備えたワイヤハーネス用プロテクタ10であって、プロテクタ本体11の端部15とカバー20の端部23のいずれか一方の端部23を他方の端部15より内側に位置するように形成し、内側に位置する端部23と、該内側に位置する端部23に対向する外側に位置する端部15より内側の部位に、コルゲートチューブ40を保持するリブをそれぞれ形成した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤハーネスを挿通させたコルゲートチューブを収容するプロテクタ本体と、
前記プロテクタ本体の開口部を覆うカバーと、
を備えたワイヤハーネス用プロテクタであって、
前記プロテクタ本体の端部と前記カバーの端部のいずれか一方の端部を他方の端部より内側に位置するように形成し、
前記内側に位置する端部と、該内側に位置する端部に対向する外側に位置する端部より内側の部位に、前記コルゲートチューブを保持するリブをそれぞれ形成したことを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
請求項1記載のワイヤハーネス用プロテクタであって、
前記外側に位置する端部より内側の部位に形成された前記リブよりも外側の部位に前記コルゲートチューブを保持する突起を少なくとも1つ形成したことを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。
【請求項3】
請求項1または2記載のワイヤハーネス用プロテクタであって、
前記プロテクタ本体は、少なくとも2つのコルゲートチューブを収容するチューブ収容室を有し、前記少なくとも2つのコルゲートチューブを前記内側に位置する端部から外側へそれぞれ折り曲げるようにしたことを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス用プロテクタであって、
前記カバーの端部が前記プロテクタ本体の端部より内側に位置していることを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。
【請求項5】
請求項3に記載のワイヤハーネス用プロテクタであって、
前記少なくとも2つのコルゲートチューブが前記内側に位置する端部から外側へそれぞれ折り曲げられた状態の前記プロテクタ本体を、梱包箱に収納自在にしたことを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスを挿通させたコルゲートチューブを固定して梱包箱に収納するワイヤハーネス用プロテクタに関する。
続きを表示(約 4,900 文字)【背景技術】
【0002】
この種のワイヤハーネスを挿通させたコルゲートチューブを固定して梱包箱に収納するワイヤハーネス用プロテクタとして、図5に示すものがある。このワイヤハーネス用プロテクタ1は、図5に示すように、複数の電線8aから成るワイヤハーネス8を挿通させたコルゲートチューブ7を収容する断面略U状のプロテクタ本体2と、このプロテクタ本体2の開口部3を覆うカバー5と、を備えている。尚、プロテクタ本体2の端部4とカバー5の端部6の位置は、同一位置に配置されている。
【0003】
そして、ワイヤハーネス8の車両搭載成立性を確保させるために、ワイヤハーネス用プロテクタ1を使用して経路規制しているが、このワイヤハーネス用プロテクタ1を車両に搭載する工場等に搬送する際には、プロテクタ本体2の端部4より露出したコルゲートチューブ7を該端部4に沿うように外側上方へ折り曲げた状態で梱包箱9に収納して搬送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平5−25919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来のワイヤハーネス用プロテクタ1では、梱包箱9に収納する際に、プロテクタ本体2の端部4よりコルゲートチューブ7が外側へ大きく突出した状態で折り曲げられる(折り曲げ部分の突出長さを図5中符号Sで示す)ため、ワイヤハーネス輸送時に使用する梱包箱9のサイズが大きくなり、輸送数量が増え、また、広い保管スペースが必要になり、その分コスト高になっている。
【0006】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、輸送・保管コストを削減することができるワイヤハーネス用プロテクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ワイヤハーネスを挿通させたコルゲートチューブを収容するプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体の開口部を覆うカバーと、を備えたワイヤハーネス用プロテクタであって、前記プロテクタ本体の端部と前記カバーの端部のいずれか一方の端部を他方の端部より内側に位置するように形成し、前記内側に位置する端部と、該内側に位置する端部に対向する外側に位置する端部より内側の部位に、前記コルゲートチューブを保持するリブをそれぞれ形成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、プロテクタ本体の端部とカバーの端部のいずれか一方の内側に位置する端部からワイヤハーネスを挿通させたコルゲートチューブを外側へ突出させて、外側に位置する端部からコルゲートチューブを外側へ突出させることがないため、従来より小サイズの梱包箱にワイヤハーネス用プロテクタを収納することができ、その分、輸送・保管コストを削減して低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態のワイヤハーネス用プロテクタの要部を示す斜視図である。
上記ワイヤハーネス用プロテクタの要部の平面図である。
図2中X−X線に沿う断面図である。
上記ワイヤハーネス用プロテクタを梱包箱に収納した状態を示す断面図である。
従来のワイヤハーネス用プロテクタを梱包箱に収納した状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施形態のワイヤハーネス用プロテクタの要部を示す斜視図、図2は同ワイヤハーネス用プロテクタの要部の平面図、図3は図2中X−X線に沿う断面図、図4は同ワイヤハーネス用プロテクタを梱包箱に収納した状態を示す断面図である。
【0012】
図1〜図4に示すように、ワイヤハーネス用プロテクタ10は、底壁12と両側壁13を有して、ワイヤハーネス30をそれぞれ挿通させた大小2つのコルゲートチューブ40を収容する合成樹脂製のプロテクタ本体11と、このプロテクタ本体11の両側壁13,13の上端13a,13a間の開口部14を覆う合成樹脂製のカバー20と、を備えている。
【0013】
図1〜図3に示すように、プロテクタ本体11は、両側壁13,13間の底壁12から一体突出形成されている仕切壁13bで区画された一対のチューブ収容室13A,13Aを有している。この一対のチューブ収容室13A,13Aは、長手方向に並列に延びていて、その各内部にワイヤハーネス30を挿通させたコルゲートチューブ40が収容されるようになっている。
【0014】
また、図1、図3に示すように、カバー20は、天井壁21と、プロテクタ本体11の両側壁13,13に覆い被さる両側壁22,22と、この両側壁22,22の端部間に架け渡された端部23と、有している。このカバー20の端部(内側に位置する端部)23は、プロテクタ本体11の端部(外側に位置する端部)15より内側に位置している。即ち、図1、図2に示すように、カバー20の全長がプロテクタ本体11の全長より短くなるように形成されている。そして、カバー20の端部23は、プロテクタ本体11の端部15より長さL分後退した位置に配置されている。
【0015】
さらに、図1〜図3に示すように、カバー20のの端部23と、該端部23に相対向するプロテクタ本体11の各チューブ収容室13Aの部位には、コルゲートチューブ40の凹凸外面の円環状の凹部41に係合(保持)される円弧板状のリブ16,25を複数(この実施形態では3条)それぞれ形成してある。また、カバー20の端部23には、プロテクタ本体11の側壁13の上端13a及び仕切壁13bの上端が嵌め込まれる凹部24をそれぞれ形成してある。
【0016】
さらに、図1に示すように、プロテクタ本体11の端部15とカバー20の端部23との間の各チューブ収容室13Aの部位(外側に位置する端部15より内側の部位)には、コルゲートチューブ40の凹凸外面の円環状の凸部42に係止(保持)される補強リブを兼ねた左右一対の突起17,17を所定距離隔てて複数組(この実施形態では3組)一体突出形成してある。
【0017】
そして、図4に示すように、ワイヤハーネス用プロテクタ10を梱包箱50に収納する際に、プロテクタ本体11の一対のチューブ収容室13A,13Aに収容され、カバー20の端部23の前方のプロテクタ本体11の両側壁13,13の上端13a,13a間の開口部14より露出した2つのコルゲートチューブ40,40は、各リブ16,25からカバー20の天井壁21に沿うように外側上方へそれぞれ折り曲げられるようになっている。この状態のプロテクタ本体11は、従来より小さいサイズ(プロテクタ本体11の端部15の端面15aよりコルゲートチューブ40の折り曲げ部分が突出しない従来の突出長さS分小サイズ)の搬送用の梱包箱50内に収納されるようになっている。
【0018】
尚、図1に示すように、プロテクタ本体11の両側壁13,13の外側には、枠状の係合部18を一体突出形成してある。また、プロテクタ本体11の両側壁13,13の外側には、車体等に取り付けるための複数の取付ブラケット19を一体突出形成してある。さらに、カバー20の両側壁22,22には、プロテクタ本体11の枠状の係合部18に係止・離脱される鉤状の係止爪(係止部)26を一体突出形成してある。さらに、図2、図4に示すように、ワイヤハーネス30は、束ねられた複数の電線31を有している。
【0019】
以上実施形態のワイヤハーネス用プロテクタ10によれば、図4に示すように、カバー20の端部23の前方のプロテクタ本体11の両側壁13,13間の開口部14より露出した2つのコルゲートチューブ40,40を、カバー20の端部23から天井壁21に沿うように外側上方へそれぞれ折り曲げた状態で、ワイヤハーネス輸送用の梱包箱50内に収納するようにしたことで、プロテクタ本体11の端部15の端面15aよりコルゲートチューブ40の折り曲げ部分が突出しない分、即ち、図5に示す従来のコルゲートチューブ7の折り曲げ部分の突出長さS分、小サイズである梱包箱50内にワイヤハーネス用プロテクタ10を収納して搬送することができる。このように、従来より小サイズの梱包箱50に車両搭載成立性確保に必要な経路規制部まで延びる大きさのワイヤハーネス用プロテクタ10を収納することができるため、輸送・保管コストを大幅に削減して低コスト化を図ることができる。
【0020】
また、プロテクタ本体11の端部15より内側の部位でリブ15よりも外側の部位にを保持する突起17を形成したことにより、車両搭載後に、コルゲートチューブ40の前後方向の動きを簡単かつ確実に規制することができる。
【0021】
また、プロテクタ本体11は、大小2つのコルゲートチューブ40,40を収容する一対のチューブ収容室13A,13Aを有し、大小2つのコルゲートチューブ40,40をカバー20の端部23から天井壁21に沿うように外側上方へ折り曲げるようにしたことにより、仕様に合った形態でワイヤハーネス30を挿通させたコルゲートチューブ40を各リブ16,25で保持することができると共に、簡単かつ確実に折り曲げることができる。
【0022】
さらに、カバー20の端部23をプロテクタ本体11の端部15より内側に位置させるだけの簡単な構造で、小サイズの梱包箱50に車両搭載成立性確保に必要な経路規制部まで延びる大きさのプロテクタ本体11を収納することができるため、従来と同様に、シンプルな構造のプロテクタ本体11で済み、その分、低コスト化を図ることができる。
【0023】
尚、前記実施形態によれば、カバーの端部をプロテクタ本体の端部より内側に位置するようにプロテクタ本体の長さよりカバーの長さを短く形成して、コルゲートチューブをカバーの端部を介して折り曲げた際に、コルゲートチューブがプロテクタ本体の端部より外側に突出しないようにしたが、プロテクタ本体の長さとカバーの長さを同じ長さに形成して、カバーの端部に矩形の切欠き部を形成し、コルゲートチューブをカバーの端部の切欠き部の端縁側に折り曲げて、コルゲートチューブがプロテクタ本体の端部より外側に突出しないようにしても良い。
【0024】
また、前記実施形態によれば、カバーの端部をプロテクタ本体の端部より内側に位置するように形成したが、プロテクタ本体の端部をカバーの端部より内側に位置するように形成しても良い。
【0025】
さらに、前記実施形態によれば、プロテクタ本体に2つのコルゲートチューブを収容する一対のチューブ収容室を形成したが、プロテクタ本体に2つ以上の複数のコルゲートチューブを収容する複数のチューブ収容室を形成するようにしても良い。
【符号の説明】
【0026】
10 ワイヤハーネス用プロテクタ
11 プロテクタ本体
13A チューブ収容室
14 開口部
15 端部(外側に位置する端部)
16 リブ
17 突起
20 カバー
23 端部(内側に位置する端部)
25 リブ
30 ワイヤハーネス
40 コルゲートチューブ
50 梱包箱

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