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公開番号2021027687
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210222
出願番号2019143612
出願日20190805
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人特許業務法人深見特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20210125BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】外部充電が停止した旨の報知でユーザが感じる煩わしさを抑制しつつ、その旨をユーザに、最小限、報知すること。
【解決手段】電動車両は、蓄電装置と、外部電源から電力を受けて蓄電装置を充電する外部充電を実行する充電装置と、充電に関する情報をユーザに報知するための情報を出力するDCMと、ECUとを備える。ECUは、満充電の場合(S121)および充電異常の場合(S122)など、ユーザの動作に起因せず外部充電を停止するよう充電装置を制御する場合(S123)、かつ、メール送信条件が成立した場合(S124)に、外部充電が停止した旨をユーザに報知するための情報を出力するようDCMを制御する(S125)一方、ドアロック装置のアンロック操作の場合(S111)など、ユーザの動作に起因して外部充電を停止するよう充電装置を制御する場合(S114)、外部充電が停止した旨をユーザに報知するための情報を出力しない。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置と、
車両外部の電源から電力を受けて前記蓄電装置を充電する外部充電を実行するように構成された充電装置と、
前記充電装置による充電に関する情報をユーザに報知するための情報を出力する通信装置と、
前記充電装置および前記通信装置を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、
ユーザの動作に起因せず前記外部充電を停止するよう前記充電装置を制御する場合、かつ、所定条件が成立した場合に、前記外部充電が停止した旨をユーザに報知するための情報を出力するよう前記通信装置を制御する一方、
ユーザの動作に起因して前記外部充電を停止するよう前記充電装置を制御する場合、前記外部充電が停止した旨をユーザに報知するための情報を出力しない、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、車両に関し、特に、車両外部の電源から電力を受けて蓄電装置を充電する外部充電を実行可能な車両に関する。
続きを表示(約 5,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ドアロックのアンロックとともに充電コネクタがアンロックされる車両があった(たとえば、特許文献1参照)。このように充電コネクタがアンロックされた場合、高圧電流が流れている状態で充電コネクタが引抜かれないように、充電電流を停止することが考えられる。
【0003】
また、外部充電中に車両から離れているユーザに対して、バッテリの充電完了時にユーザが車両に戻ることができるように、ユーザが車両に戻ってくるのに要する移動時間と、残充電時間との比較に基づいて、メッセージ通知指令を送信する車両があった(たとえば、特許文献2参照)。さらに、充電完了時に充電が完了した旨をユーザに通知するメールを送信する車両があった(たとえば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009−081917号公報
特開2013−186519号公報
特開2017−077129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、ドアロックがアンロックされるたびに外部充電が中断されるような、外部充電が途中で何回も停止し得る仕様の場合、外部充電が停止した旨の通知が何度もユーザの携帯端末に送信されると、ユーザが煩わしく感じる虞がある。
【0006】
この開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、外部充電が停止した旨の報知でユーザが感じる煩わしさを抑制しつつ、外部充電が停止した旨をユーザに、最小限、報知することが可能な車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この開示に掛かる車両は、蓄電装置と、車両外部の電源から電力を受けて蓄電装置を充電する外部充電を実行するように構成された充電装置と、充電装置による充電に関する情報をユーザに報知するための情報を出力する通信装置と、充電装置および通信装置を制御する制御装置とを備える。制御装置は、ユーザの動作に起因せず外部充電を停止するよう充電装置を制御する場合、かつ、所定条件が成立した場合に、外部充電が停止した旨をユーザに報知するための情報を出力するよう通信装置を制御する一方、ユーザの動作に起因して外部充電を停止するよう充電装置を制御する場合、外部充電が停止した旨をユーザに報知するための情報を出力しない。
【発明の効果】
【0008】
この開示によれば、ユーザの動作に起因せず外部充電が停止される場合、かつ、所定条件が成立した場合に、外部充電が停止した旨がユーザに報知される一方、ユーザの動作に起因して外部充電が停止される場合、外部充電が停止した旨がユーザに報知されない。その結果、外部充電が停止した旨の報知でユーザが感じる煩わしさを抑制しつつ、外部充電が停止した旨をユーザに、最小限、報知することが可能な車両を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この開示の実施の形態に従う車両の一例として示される電動車両の全体ブロック図である。
この実施の形態の充電停止処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、この開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0011】
[電動車両の構成]
図1は、この開示の実施の形態に従う車両の一例として示される電動車両の全体ブロック図である。電動車両は、たとえば、電気自動車やハイブリッド自動車である。
【0012】
図1を参照して、電動車両100は、インレット110と、コネクタロック装置111と、蓄電装置120と、充電装置130と、PCU(Power Control Unit)140と、DCM(Data Communication Module)160と、ECU(Electronic Control Unit)170と、ドアロック装置180とを備える。
【0013】
ドアロック装置180は、電動車両100のドア(不図示)を機械的にロックする状態とロックしていないアンロック状態とに切替可能な装置である。
【0014】
インレット110には、充電ケーブル200の充電コネクタ210が接続される。そして、外部電源300からの電力が、充電コネクタ210およびインレット110を通じて、電動車両100に伝達される。
【0015】
コネクタロック装置111は、インレット110に接続された充電コネクタ210を機械的にロックする状態とロックしていないアンロック状態とに切替可能な装置である。この実施の形態では、ドアロック装置180のロック状態およびアンロック状態に連動して、コネクタロック装置111のロック状態およびアンロック状態が切替えられる。コネクタロック装置111がアンロック状態であるときには、インレット110を通じた充電が停止される。
【0016】
蓄電装置120は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置120は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池あるいは鉛蓄電池などの二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電素子を含んで構成される。
【0017】
充電装置130は、インレット110と蓄電装置120との間に接続される。充電装置130は、外部電源300からインレット110を通じて供給される交流電力を蓄電装置120の充電電力に変換し、蓄電装置120を充電する。この外部電源300から電動車両100の蓄電装置120への充電を、以下「外部充電」ともいう。
【0018】
PCU140は、インバータや、インバータに接続されたモータ等を含み、蓄電装置120から供給される電力により電動車両100の走行駆動力を発生する。
【0019】
DCM160は、ユーザの携帯端末500など、外部と無線通信可能な通信機である。携帯端末500は、スマートフォンなどのユーザが携帯可能な汎用的な端末である。DCM160は、たとえば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格や、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11等の無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した通信モジュールを含む。なお、図示していないが、DCM160と携帯端末500との通信は、DCM160を用いた通信サービスの事業者のサーバ、ならびに、通信キャリアのサーバ、基地局および通信回線、ならびに、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)、ならびに、施設内の無線LANのようなLANなどの通信ネットワークを介して行われる。
【0020】
ECU170は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各センサ(不図示)からの情報に基づいて電動車両100の各機器(充電装置130,PCU140,DCM160,コネクタロック装置111,ドアロック装置180)を制御する。ECU170は、タイマー充電を含む蓄電装置120への外部充電機能などの所定機能を実行する。
【0021】
次に、タイマー充電について説明する。タイマー充電とは、ユーザにより予め設定された出発予定時刻までに自動的に蓄電装置120の外部充電を完了する機能である。ユーザは、たとえば、ナビゲーション装置(不図示)を通じて次回の出発予定時刻を設定する。ECU170は、時間帯毎の電気料金等を考慮した上で、出発予定時刻までに蓄電装置120の外部充電を完了するように充電開始時刻を算出する。算出された充電開始時刻が到来すると、ECU170は、蓄電装置120の外部充電を開始するように充電装置130を制御する。これにより、電動車両100においては、出発予定時刻までに蓄電装置120の外部充電を完了することができる。なお、出発予定時刻は、必ずしもユーザにより設定される必要はなく、たとえば、ECU170がユーザの電動車両100の使用状況から次回の出発予定時刻を予測するようにしてもよい。また、出発予定時刻の設定は、必ずしもナビゲーション装置を通じて行なわれる必要はなく、たとえば、スマートフォン等の携帯端末500へのユーザの入力内容をDCM160を通じて受信することにより行われてもよい。
【0022】
タイマー充電が完了すると、ECU170は、充電が完了した旨のメッセージ(以下、「外部充電完了通知」とも称する。)をDCM160を通じてユーザの携帯端末500に送信する。ユーザは、このメッセージを受信することにより、外部充電が完了したことを知ることができる。
【0023】
[充電停止処理の説明]
上述したように、この実施の形態の電動車両100においては、外部充電が完了した場合、ECU170は、外部充電完了通知をDCM160を通じてユーザの携帯端末500に送信する。また、充電が中断した場合にも、ECU170は、外部充電が中断した旨のメッセージ(以下、「外部受電中断通知」とも称する。)をDCM160を通じてユーザの携帯端末500に送信する。
【0024】
また、この実施の形態の電動車両100においては、ECU170は、ドアロック装置180をアンロック状態に切替えるとともに、充電コネクタ210をアンロックするようコネクタロック装置111を制御する。そして、ECU170は、充電コネクタ210がアンロックされると、外部充電を停止するよう充電装置130を制御する。
【0025】
このように、ドアロック装置180がアンロック状態に切替えられるたびに外部充電が中断されるような、外部充電が途中で何回も停止し得る仕様の場合、外部充電が停止した旨の通知が何度もユーザの携帯端末500に送信されると、ユーザが煩わしく感じる虞がある。
【0026】
そこで、この開示に係る電動車両100において、ECU170は、ユーザの動作に起因せず外部充電を停止するよう充電装置130を制御する場合、かつ、所定条件が成立した場合に、外部充電が停止した旨をユーザに報知するための情報を出力するようDCM160を制御する一方、ユーザの動作に起因して外部充電を停止するよう充電装置130を制御する場合、外部充電が停止した旨をユーザに報知するための情報を出力しない。
【0027】
これにより、ユーザの動作に起因せず外部充電が停止される場合、かつ、所定条件が成立した場合に、外部充電が停止した旨がユーザに報知される一方、ユーザの動作に起因して外部充電が停止される場合、外部充電が停止した旨がユーザに報知されない。その結果、外部充電が停止した旨の報知でユーザが感じる煩わしさを抑制しつつ、外部充電が停止した旨をユーザに、最小限、報知することができる。
【0028】
以下、この実施の形態での制御について説明する。図2は、この実施の形態の充電停止処理の流れを示すフローチャートである。この充電停止処理は、ECU170によって所定周期ごとに実行される上位の処理から呼出されて実行される。
【0029】
図2を参照して、ECU170は、ドアロック装置180のアンロック操作がユーザによって行われたか否かを判断する(ステップS111)。ドアのアンロック操作が行われた(ステップS111でYES)と判断した場合、ECU170は、ドアロック装置180をアンロック状態とするよう制御し(ステップS112)、充電コネクタ210をアンロック状態とするようコネクタロック装置111を制御し(ステップS113)、外部充電を停止するよう充電装置130を制御する(ステップS114)。
【0030】
ステップS114の後、および、ドアのアンロック操作が行われていない(ステップS111でNO)と判断した場合、ECU170は、蓄電装置120が満充電の状態となったか否かを判断する(ステップS121)。蓄電装置120が満充電の状態でない(ステップS121でNO)と判断した場合、ECU170は、蓄電装置120への外部充電において充電異常が発生しているか否かを判断する(ステップS122)。蓄電装置120への外部充電において充電異常が発生していない(ステップS122でNO)と判断した場合、ECU170は、実行する処理をこの充電停止処理の呼出元の上位の処理に戻す。
(【0031】以降は省略されています)

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