TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2021027275
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210222
出願番号2019146297
出願日20190808
発明の名称電子機器
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 1/14 20060101AFI20210125BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】 1つのフレキシブル回路基板を階段状に形成された基板の電極端子に接続する場合、一方の段に接続させた状態で他方の段に接続する際、フレキシブル回路基板にねじれや曲がりが生じることを防止し、フレキシブル回路基板の重ね合わせのずれが生じにくい電子機器を提供する。
【解決手段】1つのフレキシブル回路基板3を階段状に形成された第1および第2の基板の電極端子11、21に接続する場合、一方の基板すなわち第1の基板1の電極端子11の両端部にフレキシブル回路基板3に形成した第1の基板1に向かって延設する第1の接続部31の2か所を接続させ、フレキシブル回路基板3の2か所の第1の接続部31間に形成された第2の接続部32を接続させる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
端部に複数の電極端子を有する第1の基板と、
端部に複数の電極端子を有し、前記第1の基板に対向して配置され、前記端部が階段状に配置される第2の基板と、
前記電極端子に接続される接続部を有するフレキシブル回路基板と、を有し、
前記フレキシブル回路基板の接続部は、前記電極端子に重なる位置まで延設するように突出しており、
前記第1基板の前記電極端子に接続され、
前記フレキシブル回路基板の端部の2か所から前記第1の基板に向かって突出して延設される第1の接続部と、
前記第1の接続部間に前記第2の基板の前記電極端子に接続され、前記フレキシブル回路基板の端部より第2の基板に向かって延設される第2の接続部と、を備える電子機器。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第1の接続部は、前記第2の接続部の突出方向と同一方向の中心線に対し互いに線対称に形成される請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記第1の接続部と前記第2の接続部との間にはスリットが設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1の接続部は、前記第1の基板の前記電極端子に重なるように連続して設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記電子機器は、断面視で前記第1の基板が上段に配置され、前記第2の基板が下段に配置され、前記第1の基板の電極端子に接続後、前記第2の基板の電極端子が接続される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記電子機器は、断面視で前記第1の基板が下段に配置され、前記第2の基板が上段に配置され、前記第1の基板の電極端子に接続後、前記第2の基板の電極端子が接続される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項7】
前記第1の基板および第2の基板で構成される電子機器は、タッチパネル、表示パネル、タッチパネルを備えた表示装置である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の表示パネル、タッチパネル、タッチパネルを備えた表示装置等の電子機器であって、フレキシブル回路基板を備える電子機器に関する。
続きを表示(約 5,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数の表示パネル、タッチパネル、タッチパネルを備えた表示装置等の電子機器は、当該電子機器を駆動するためにPCB(Printed Circuit Board)などの回路基板を備えており、電子機器と回路基板との接続にはフレキシブル回路基板を備える。フレキシブル回路基板は、COF(Chip On Film)またはFPC(Flexible Printed Circuit)などから形成され、ポリイミドフィルムに銅箔パターンが形成された可撓性の配線基板である。
【0003】
基材としてガラスなどの絶縁性基板(以下、単に「基板」ともいう)を用いるタッチパネルまたはタッチパネルを備えた表示パネルにおいて、基板上の端子部に電極端子を備えている。フレキシブル回路基板においても当該基板の電極端子に接続するための接続端子を有しており、フレキシブル回路基板の接続端子と基板上の電極端子との間は異方性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)と呼ばれる樹脂材料で接続されている。ACFは熱硬化性樹脂フィルムの中に導電粒子を分散させたものであり、基板上の電極端子上にACFを貼り付け、その上にフレキシブル回路基板を重ね合わせる。その後、フレキシブル回路基板の上から加熱されたツールを押し当てることにより、基板上の電極端子とフレキシブル回路基板の接続端子との間に導電粒子が挟まれ、電気的に導通が発現する。
【0004】
同時に熱硬化性樹脂が熱によって硬化され、基板上の電極端子と、フレキシブル回路基板の接続端子とが物理的に固定され、導通状態を保持することができる。フレキシブル回路基板をツールで押し当てる際は、圧力、熱が均等に加わるようにするため100μm〜300μm程度のシリコーンゴムシートやフッ素樹脂シートを介して押し当てる。
【0005】
特許文献1に示すように、複数の基板が重なり合うように貼りあわされた液晶パネルを備えた表示装置では階段状に配置された基板に電極端子が配置される。フレキシブル回路基板は、基板上の電極端子に対し1つのフレキシブル回路基板に接続端子が複数形成されて接続される構成であり、フレキシブル回路基板は、基板の下段の電極端子に接続される接続端子と上段の電極端子に接続される接続端子を備え、各々が接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007−088128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示された表示装置によれば、1つのフレキシブル回路基板により、液晶パネルの上段の電極端子および下段の電極端子を接続する際、接続端子を分割したフレキシブル回路基板を用いているが、フレキシブル回路基板の形状が不安定となることでねじれや曲がりが生じ、一方の段の電極端子にフレキシブル回路基板の接続端子を接続後、他方の段の電極端子へフレキシブル回路基板の接続端子を接続する際、重ね合わせのずれが生じるといった問題があった。
【0008】
本発明は、上記このような技術的な課題を考慮して、1つのフレキシブル回路基板を階段状に形成された基板の電極端子に接続する場合、一方の段に接続させた状態で他方の段に接続する際、フレキシブル回路基板にねじれや曲がりが生じることを防止し、フレキシブル回路基板の重ね合わせのずれが生じにくい電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の電子機器は、端部に複数の電極端子を有する第1の基板と、端部に複数の電極端子を有し、第1の基板に対向して配置され、端部が階段状に配置される第2の基板と、電極端子に接続される接続部を有するフレキシブル回路基板と、を有し、フレキシブル回路基板の接続部は、電極端子に重なる位置まで延設するように突出しており、第1基板の電極端子に接続され、フレキシブル回路基板の端部の2か所から第1の基板に向かって突出して延設される第1の接続部と、第1の接続部間に第2の基板の電極端子に接続され、フレキシブル回路基板の端部より第2の基板に向かって延設される第2の接続部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、階段状に構成された基板の電極端子にフレキシブル回路基板を接続する際に、フレキシブル回路基板と接続される基板との電極端子の重ね合わせずれを防止することが可能となり、電子機器において、フレキシブル回路基板を安定して接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
実施の形態1に係る電子機器の正面図である。
図1のA−A線断面図である。
実施の形態2に係る電子機器の正面図である。
実施の形態3に係る電子機器の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
<実施の形態1>
本発明の具体的な実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る電子機器の平面図、図2にA−A線断面図を示す。
【0013】
<表示装置の全体構成>
図1、図2に示すように、本発明の実施の形態1の電子機器10は、階段状に配置された複数の基板すなわち第1の基板1、第2の基板2で構成されており、各基板1、2の端部に形成された電極端子11、21にフレキシブル回路基板3を接続して、フレキシブル回路基板3を介して制御基板4からの信号や電源等を入力している。
【0014】
実施の形態1の電子機器10には、複数の表示パネル、タッチパネル、タッチパネルを備えた表示装置等がある。
【0015】
表示装置を構成する画像を表示する表示パネルは、具体的には液晶表示パネルまたは有機ELパネル等である。一例として、液晶表示パネルは、CF(Color Filter)基板とTFT(Thin Film Transistor)基板とを備えており、CF基板とTFT基板との間には液晶がシール材によって封止されている。表示パネルの表示領域は多数の画素から構成され、この各画素に表示画像に応じた信号が加えられ、画像が表示される。CF基板の液晶とは反対側の面上には偏光板が設けられ、TFT基板の液晶とは反対側の面上には偏光板が設けられる(図示せず)。
【0016】
また、TFT基板の周縁部分には表示領域に設けられた画素に制御基板からの信号を入力するための電極端子が設けられており、フレキシブル回路基板の電極端子と接続されることでフレキシブル回路基板を介して画素に信号が送られる。複数の表示パネルを備える場合、基板端部に形成される電極端子は階段状に形成され、1つのフレキシブル回路基板が接続される。
【0017】
本実施の形態で用いられる電子機器にタッチパネルを用いる場合、タッチパネルは少なくとも2枚の基板が貼り合わされて構成されている。各基板にはタッチパネルの電極が形成され端子部にまで電極が延設されて端子部に電極端子が設けられている。基板端部に形成される電極端子は階段状に形成され、1つのフレキシブル回路基板が接続される。
【0018】
本実施の形態においては、複数の表示パネル、タッチパネル、タッチパネルを備えた表示装置は、少なくとも2枚の基板で構成される電子機器であって、基板端部に形成される電極端子の列に1つのフレキシブル回路基板を接続する構成である。
【0019】
図1、図2に示すように、本発明の電子機器10は、階段状に構成された複数の基板を備えている。少なくとも上段の第1の基板1と、上段の第1の基板に重なるように対向配置された第2の基板2を下段に備えている。第1の基板1および第2の基板2は基板上に配線を備えており、端部に配線が引き出され、第1の基板1に電極端子11、第2の基板に電極端子21を形成している。端部が階段状に形成された電極端子11、12に1つのフレキシブル回路基板3を接続している。
【0020】
フレキシブル回路基板3は、図1に示すように、第1の基板1、第2の基板2の電極端子11、21に接続されかつ各基板1、2の端部を越えて基板1、2の外方に延設され、電子機器10に信号を入力する制御基板4と接続される。フレキシブル回路基板3を介して制御基板4からの信号や電源等を第1の基板1または第2の基板2に入力している。
【0021】
なお、フレキシブル回路基板3としては前述の通り、COF(Chip On Film)またはFPC(Flexible Printed Circuit)等が挙げられる。
【0022】
本実施の形態の電子機器10は、前記第1および第2の基板において、階段状すなわち段差を有する端部に形成された電極端子11、21のそれぞれに対応した第1の接続部31および第2の接続部32を備えたフレキシブル回路基板3を用いている。フレキシブル回路基板3は一方の電極端子に接続後、他方の電極端子に接続される。具体的には上段に配置された第1の基板1の電極端子11に対し、第1の接続部31を接続後、下段に配置された第2の基2の電極端子21に第2の接続部32を接続させる。
【0023】
通常、階段状に形成された電極端子にフレキシブル回路基板を接続させる際、一方の基板に形成された電極端子に接続後、他方の基板に形成された電極端子を接続するため、先に接続されたフレキシブル回路基板や、基板へ対する外力の影響を受けて不安定な状態となる。また、階段状の形状に押し付けられた状態になることによってフレキシブル回路基板は、回転方向に変形し、電極端子との重ね合わせ(位置合わせ)が難しくなってしまう。
【0024】
そこで、本実施の形態1の電子機器に接続されるフレキシブル回路基板3の接続部は、第1の基板の電極端子11に接続する第1の接続部31と第2の基板2の電極端子12に接続する第2の接続部32とを備えている。
【0025】
具体的には、上段に配置される第1の基板1の電極端子11に接続されるフレキシブル回路基板3の第1の接続部31は、フレキシブル回路基板3両端の2か所より、第1の基板1の電極端子11に重なる位置まで延設(突出)している。
【0026】
また、下段に配置される第2の基板に接続されるフレキシブル回路基板3の第2の接続部32は、フレキシブル回路基板3の略中央部であって、第1の接続部31間にスリット33を介して設けられ、第2の基板2の電極端子21に重なる位置まで延設(突出)される。
【0027】
第1の接続部31は、第2の接続部32において、第2の基板2に向かって突出する方向と同一方向の中心線(図1のA−A)に対し、互いに線対称に設けられている。
【0028】
次に、本実施の形態のフレキシブル回路基板3を電子機器10の第1の基板1、第2の基板2に接続する方法を説明する。まず、上段に配置された第1の基板1に形成された電極端子11にフレキシブル回路基板3の第1の接続部31を接続させる。第1の接続部31は第2の接続部32の前記中心線A−Aを基準として、互いに線対称となるようフレキシブル回路基板3の2か所の端部から延設して形成されており、上段の第1の基板1の電極端子11に対向させ、2か所で位置決めした後にACFにより同時に接続させる。
【0029】
次に、下段の第2の基板2に形成された電極端子21に、フレキシブル回路基板3の第2の接続部32を第2の基板2の電極端子21に位置決めした後、ACFを用いて接続させる。
【0030】
上記説明したとおり、本実施の形態1における電子機器10は、1つのフレキシブル回路基板3を階段状に形成された第1および第2の基板の電極端子11、21に接続する場合、一方の基板すなわち第1の基板1の電極端子11の両端部にフレキシブル回路基板3に形成した第1の基板1に向かって延設する第1の接続部31の2か所を接続させ、フレキシブル回路基板3の2か所の第1の接続部31間に形成された第2の接続部32を接続させる。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三菱電機株式会社
炊飯器
三菱電機株式会社
遮断器
三菱電機株式会社
冷蔵庫
三菱電機株式会社
計算機
三菱電機株式会社
冷蔵庫
三菱電機株式会社
冷蔵庫
三菱電機株式会社
緩衝材
三菱電機株式会社
除湿機
三菱電機株式会社
包装箱
三菱電機株式会社
冷蔵庫
三菱電機株式会社
調理器
三菱電機株式会社
吸込具
三菱電機株式会社
変圧器
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
梯子装置
三菱電機株式会社
梱包装置
三菱電機株式会社
給湯装置
三菱電機株式会社
換気装置
三菱電機株式会社
照明装置
三菱電機株式会社
回転電機
三菱電機株式会社
照明装置
三菱電機株式会社
給湯装置
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
回転電機
三菱電機株式会社
照明装置
三菱電機株式会社
表示装置
三菱電機株式会社
スタータ
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
電子機器
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
電気機器
三菱電機株式会社
照明装置
三菱電機株式会社
点火装置
三菱電機株式会社
中継装置
三菱電機株式会社
照明装置
続きを見る