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公開番号2021024498
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210222
出願番号2019146131
出願日20190808
発明の名称車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20210125BHJP(車両一般)
要約【課題】アンテナが調理機器の電磁波の影響を受けにくく、良好な無線通信環境を構築することができる車両を提供する。
【解決手段】車両は、電力により動作する調理機器と、無線通信用のアンテナと、を備える。車両を上面視で前後と左右にそれぞれ二等分した四つの分割領域A1,A2,A3,A4のうちの少なくとも一つの分割領域である機器設置領域A1に調理機器が配置される。分割領域A1,A2,A3,A4のうちの機器設置領域A1と対角の領域である対角領域A3に、アンテナが配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電力により動作する調理機器と、
無線通信用のアンテナと、を備えた車両であって、
車両を上面視で前後と左右にそれぞれ二等分した四つの分割領域のうちの少なくとも一つの分割領域である機器設置領域に前記調理機器が配置され、
前記分割領域のうちの前記機器設置領域と対角の領域である対角領域に、前記アンテナが配置されている車両。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記アンテナは、前記対角領域以外の前記分割領域にも配置され、
前記対角領域に配置される前記アンテナの総数は、前記対角領域以外の前記分割領域に配置される前記アンテナの総数よりも多い請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記アンテナは、前記機器設置領域にも配置され、
前記対角領域に配置される前記アンテナの総数は、前記機器設置領域に配置される前記アンテナの総数よりも多い請求項1または2に記載の車両。
【請求項4】
前記アンテナは、前記機器設置領域にも配置され、
前記機器設置領域に配置される前記アンテナは、車外に指向する車外指向アンテナであり、
前記対角領域に配置される前記アンテナであって車内に指向する車内指向アンテナの総数は、前記対角領域以外の前記分割領域の前記車内指向アンテナの総数よりも多い請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両。
【請求項5】
前記機器設置領域には、前記車内指向アンテナが配置されていない請求項4に記載の車両。
【請求項6】
前記アンテナは、四つの前記分割領域のうちの任意の分割領域の、車室の角部の近傍に配置されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両。
【請求項7】
電力により動作する調理機器の設置部と、
無線通信用のアンテナと、を備えた車両であって、
車両を上面視で前後と左右にそれぞれ二等分した四つの分割領域のうちの少なくとも一つの分割領域である機器設置領域に前記設置部が配置され、
前記分割領域のうちの前記機器設置領域と対角の領域である対角領域に、前記アンテナが配置されている車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力により動作する調理機器と無線通信用のアンテナを備えた車両に関するものである。
続きを表示(約 5,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車内通信や外部との通信のために無線通信用のアンテナを備えた車両が増加している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、近年、車室内に調理機器を搭載し、車室内で調理した料理を車両の内外で客に提供するサービスが増えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2014/034068号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、車室内に電子レンジやIH(induction heater)調理器等の電力によって動作する調理機器を搭載する場合、調理機器で発生する電磁波が無線通信用のアンテナの通信環境に悪影響を及ぼすことが心配される。このため、無線通信用のアンテナを備えた車両に上記の調理機器を搭載する場合には、アンテナが調理機器の電磁波の影響を受けにくいことが望まれる。
【0006】
そこで本発明は、アンテナが調理機器の電磁波の影響を受けにくく、良好な無線通信環境を構築することができる車両を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本出願の一の発明に係る車両は、電力により動作する調理機器(例えば、実施形態の調理機器13)と、無線通信用のアンテナ(例えば、実施形態の車内指向アンテナ15i,車外指向アンテナ15o)と、を備えた車両であって、車両を上面視で前後と左右にそれぞれ二等分した四つの分割領域(例えば、実施形態の分割領域A1,A2,A3,A4)のうちの少なくとも一つの分割領域である機器設置領域(例えば、実施形態の機器設置領域A1)に前記調理機器が配置され、前記分割領域のうちの前記機器設置領域と対角の領域である対角領域(例えば、実施形態の対角領域A3)に、前記アンテナが配置されている。
【0008】
上記の構成により、無線通信用のアンテナは、調理機器の電磁波の影響を最も受けにくい領域に配置されることになる。このため、本構成を採用した場合には、良好な無線通信環境を構築することが可能になる。
【0009】
前記アンテナは、前記対角領域以外の前記分割領域にも配置され、前記対角領域に配置される前記アンテナの総数は、前記対角領域以外の前記分割領域に配置される前記アンテナの総数よりも多く設定されるようにしても良い。
【0010】
この場合、アンテナが対角領域以外の分割領域にも配置されるため、より広範囲でアンテナによる無線通信を行うことができる。このとき、最も調理機器の電磁波の影響を受けにくい対角領域に、他の分割領域に配置されるアンテナの総数よりも多くのアンテナが配置されているため、調理機器の電磁波による悪影響を少なく抑えることができる。
【0011】
前記アンテナは、前記機器設置領域にも配置され、前記対角領域に配置される前記アンテナの総数は、前記機器設置領域に配置される前記アンテナの総数よりも多く設定されるようにしても良い。
【0012】
この場合、アンテナが対角領域だけでなく、機器設置領域にも配置されるため、より広範囲でアンテナによる無線通信を行うことができる。このとき、最も調理機器の電磁波の影響を受けにくい対角領域に、機器設置領域に配置されるアンテナの総数よりも多くのアンテナが配置されているため、調理機器の電磁波による悪影響を少なく抑えることができる。
【0013】
前記アンテナは、前記機器設置領域にも配置され、前記機器設置領域に配置される前記アンテナは、車外に指向する車外指向アンテナ(例えば、実施形態の車外指向アンテナ15o)であり、前記対角領域に配置される前記アンテナであって車内に指向する車内指向アンテナ(例えば、実施形態の車内指向アンテナ15i)の総数は、前記対角領域以外の前記分割領域の前記車内指向アンテナの総数よりも多く設定されるようにしても良い。
【0014】
この場合、機器設置領域に配置されるアンテナは、車外指向アンテナであるため車内に配置される調理機器の電磁波の影響を受けにくい。また、車内指向アンテナは、対角領域以外の分割領域にも配置されるため、より広範囲でアンテナによる車内通信を行うことができる。このとき、最も調理機器の電磁波の影響を受けにくい対角領域に、他の分割領域に配置される車内指向アンテナの総数よりも多くの車内指向アンテナが配置されているため、調理機器の電磁波による悪影響を少なく抑えることができる。
【0015】
前記機器設置領域には、前記車内指向アンテナが配置されないことが望ましい。
【0016】
この場合、車内に指向する車内指向アンテナが、最も調理機器の電磁波の影響を受け易い機器設置領域に配置されていないため、車内の通信環境を良好に維持することができる。
【0017】
前記アンテナは、四つの前記分割領域のうちの任意の分割領域の、車室の角部の近傍に配置されることが望ましい。
【0018】
この場合、広い範囲で効率良く無線通信を行うことができる。また、機器設置領域以外の分割領域に配置されるアンテナは、機器設置領域から大きく離間した車両の角部の近傍に配置されることになる。このため、機器設置領域以外の分割領域に配置されるアンテナは、調理機器の電磁波の影響をより受けにくくなる。
【0019】
本出願の他の発明に係る車両は、電力により動作する調理機器の設置部と、無線通信用のアンテナと、を備えた車両であって、車両を上面視で前後と左右にそれぞれ二等分した四つの分割領域のうちの少なくとも一つの分割領域である機器設置領域に前記設置部が配置され、前記分割領域のうちの前記機器設置領域と対角の領域である対角領域に、前記アンテナが配置されている。
【0020】
上記の構成により、無線通信用のアンテナは、設置部に調理機器が設置されたときに調理機器の電磁波の影響を最も受けにくい領域に配置されることになる。このため、本構成を採用した場合には、良好な通信環境を構築することが可能になる。
【発明の効果】
【0021】
本発明では、車両の四つの分割領域のうちの、調理機器が配置される機器設置領域と対角の領域である対角領域に、無線通信用のアンテナが配置されている。このため、本発明を採用した場合には、機器設置領域に配置されたアンテナが調理機器の電磁波の影響を受けにくくなり、良好な無線通信環境を構築することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
第1実施形態の車両の調理機器とアンテナの配置を示す概略構成図である。
第2実施形態の車両の調理機器とアンテナの配置を示す概略構成図である。
第3実施形態の車両の調理機器とアンテナの配置を示す概略構成図である。
第4実施形態の車両の調理機器とアンテナの配置を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面には、車両の前方を指す矢印FRと、車両の左側方を指すLHが記されている。
【0024】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の車両1を上方から見た概略構成図である。
本実施形態の車両1は、車室内に電子レンジ10やIH(induction heater)調理器11等の電力により動作する調理機器13が搭載されている。本実施形態の車両1では、移動先等で調理機器13を用いて料理を作り、車内や車外の客に料理を提供することができる。また、車両1には、無線通信用の車内指向アンテナ15iと車外指向アンテナ15oが設置されている。車内指向アンテナ15iは、車内に指向するアンテナであり、車内のルータとの間で通信を行う。車外指向アンテナ15oは、車外に指向するアンテナであり、車外のサーバーとの間で通信を行う。
【0025】
車室は、車両1を上面視で前後と左右にそれぞれ二等分した四つの仮想の分割領域A1,A2,A3,A4のうちの、一つの分割領域A1が機器設置領域A1とされている。機器設置領域A1には、電子レンジ10やIH調理器11等の調理機器13が配置されている。また、車室は、四つの仮想の分割領域A1,A2,A3,A4のうちの、機器設置領域A1と対角位置にある領域が対角領域A3とされている。対角領域A3の外側の角部S3には、車内指向アンテナ15iと車外指向アンテナ15oが一つずつ配置されている。なお、角部S3に設置する車内指向アンテナ15iと車外指向アンテナ15oの個数は一つに限らず二つ以上であっても良い。また、角部S3に設置するアンテナは、車内指向アンテナ15iのみであっても良い。なお、図中のS1,S2,S4は、分割領域A1,A2,A4の各外側の角部である。
【0026】
本実施形態の車両1では、無線通信用の車内指向アンテナ15iと車外指向アンテナ15oが、車室の四つの分割領域A1,A2,A3,A4のうちの、機器設置領域A1と対角の位置関係にある対角領域A3に配置されている。このため、車内指向アンテナ15iと車外指向アンテナ15oは、電子レンジ10やIH調理器11等の調理機器13の電磁波の影響を受けにくくなる。特に、車内指向アンテナ15iと車外指向アンテナ15oは、車室の角部S3に配置されているため、機器設置領域A1内の調理機器13の電磁波の影響を受けにくい。
したがって、本実施形態の構成を採用した場合には、電子レンジ10やIH調理器11等の調理機器13を搭載した車両1において、良好な通信環境を構築することができる。
【0027】
<第2実施形態>
図2は、第2実施形態の車両101を上方から見た概略構成図である。
本実施形態の車両101は、第1実施形態と同様に、車室の四つの仮想の分割領域A1,A2,A3,A4のうちの一つの機器設置領域A1に電子レンジ10やIH調理器11等の調理機器13が配置されている。そして、四つの仮想の分割領域A1,A2,A3,A4のうちの残余の三つ分割領域A2,A3,A4の各外側の角部S2,S3,S4には、夫々車内指向アンテナ15iが配置されている。ただし、対角領域A3には、三つの車内指向アンテナ15iが配置され、他の二つの分割領域A2,A4には各一つの車内指向アンテナ15iが配置されている。
即ち、対角領域A3に配置される車内指向アンテナ15iの総数は、対角領域A3以外の分割領域A2,A4に配置される車内指向アンテナ15iの総数よりも多く設定されている。
【0028】
本実施形態の車両101は、車内指向アンテナ15iの多くが、最も調理機器13の電磁波の影響を受けにくい対角領域A3に配置されている。このため、第1実施形態と同様に、電子レンジ10やIH調理器11等の調理機器13を搭載した車両101において良好な通信環境を構築することができる。
【0029】
また、本実施形態では、車内指向アンテナ15iが対角領域A3以外の分割領域A2,A4にも配置されるため、車室内のより広範囲で車内指向アンテナ15iによる無線通信を行うことができる。特に、本実施形態の車両101では、最も調理機器13の電磁波の影響を受けにくい対角領域A3に、他の分割領域A2,A4に配置される車内指向アンテナ15iの総数よりも多くの車内指向アンテナ15iが配置されているため、調理機器13の電磁波による悪影響をより少なく抑えることができる。
【0030】
<第3実施形態>
図3は、第3実施形態の車両201を上方から見た概略構成図である。
本実施形態の車両201は、第1,第2実施形態と同様に、車室の四つの仮想の分割領域A1,A2,A3,A4のうちの一つの機器設置領域A1に電子レンジ10やIH調理器11等の調理機器13が配置されている。そして、四つの仮想の分割領域A1,A2,A3,A4のうちの対角領域A3と機器設置領域A1の各外側の角部には、夫々車内指向アンテナ15iが設置されている。ただし、対角領域A3には、三つの車内指向アンテナ15iが配置され、機器設置領域A1には、一つの車内指向アンテナ15iが配置されている。
即ち、対角領域A3に配置される車内指向アンテナ15iの総数は、機器設置領域A1に配置される車内指向アンテナ15iの総数よりも多く設定されている。
(【0031】以降は省略されています)

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