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公開番号2021022158
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210218
出願番号2019138153
出願日20190726
発明の名称調整器、共鳴器ユニット
出願人個人
代理人個人
主分類G05D 16/06 20060101AFI20210122BHJP(制御;調整)
要約【課題】調整器の振動現象に関して、(1)様々な型式の調整器に適用が可能な手段、(2)調整器の設置スペースに応じた適用が可能な手段、(3)調整器が有する本来の性能を維持した適用が可能な手段、(4)所望の共鳴周波数の流体振動に適用が可能な手段、を提供する。
【解決手段】第1開口部から第2開口部に貫通する第1貫通路が形成された流体抵抗部と、前記第2開口部において前記流体抵抗部と連通し、蓋部により閉じられた共鳴空洞部が形成された共鳴室と、を備えた共鳴器と、受圧部と、付勢部と、を備えた駆動部と、導入流路と、流体流路と、弁孔と、連通孔と、挿入孔と、が形成された筐体部と、弁体部と、カバー部と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1開口部から第2開口部に貫通する第1貫通路が形成された流体抵抗部と、前記第2開口部において前記流体抵抗部と連通し、蓋部により閉じられた共鳴空洞部が形成された共鳴室と、を備えた共鳴器と、
流体圧力に基づく受圧力に応じて変位する受圧部と、前記受圧力と逆向きの付勢力を前記受圧部に与える付勢部と、を備えた駆動部と、
前記流体圧力を前記受圧部に導入するための導入流路と、制御対象の流体が通過する流体流路と、前記流体流路を1次側流路と2次側流路に仕切る弁孔と、前記流体流路と前記共鳴空洞部とを連通させる経路である連通孔と、前記受圧部に支持されて連動する支持部が挿入される挿入孔と、が形成された筐体部と、
前記支持部に支持されて連動し、弁孔の開度を調整する弁体部と、
前記受圧部の周縁を固定するカバー部と、
を含む調整器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記蓋部は、前記共鳴室内において変位可能な、回転運動を直進運動に変換するねじ機構、又は、スライドロック機構を備えた可動蓋部である請求項1に記載の調整器。
【請求項3】
所定の長さ及び開口面積を有し、前記第1貫通路に装着することが可能な絞り部を、さらに含む、請求項1又は請求項2に記載の調整器。
【請求項4】
前記第2開口部において前記第1貫通路に連通する弁座部と、前記弁座部に接近又は離隔可能に対向し、前記弁座部の開度を調整する可変絞り部と、を備えた可変絞り機構を、さらに含む、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の調整器。
【請求項5】
前記共鳴器は、内部又は外部に吸音材又は共鳴器構造型の防音材、を備えた吸音部を、さらに含む請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の調整器。
【請求項6】
前記弁体部は、第3開口部から第4開口部に貫通する第2貫通路をさらに備え、 前記支持部は、前記第4開口部から前記第1開口部に至る内部流路がさらに形成され、
前記連通孔は、前記挿入孔と同じ位置に形成される請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の調整器。
【請求項7】
前記共鳴室は、前記共鳴空洞部に連通するリリーフ弁部を、さらに含む、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の調整器。
【請求項8】
前記カバー部には、前記カバー部を構成する壁の内側の面から外側の面に貫通する壁孔が形成されると共に、
前記壁孔を経由して前記カバー部の内側と連通する前記共鳴器を、さらに含む請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の調整器。
【請求項9】
第1開口部から第2開口部に貫通する第1貫通路が形成された流体抵抗部と、前記第2開口部において前記流体抵抗部と連通し、蓋部により閉じられた共鳴空洞部が形成された共鳴室と、を備えた共鳴器を含む共鳴器ユニット。
【請求項10】
前記蓋部は、前記共鳴室内において変位可能な、回転運動を直進運動に変換するねじ機構、又は、スライドロック機構を備えた可動蓋部である請求項9に記載の共鳴器ユニット。
【請求項11】
所定の長さ及び開口面積を有し、前記第1貫通路に装着することが可能な絞り部を、さらに含む請求項9又は請求項10に記載の共鳴器ユニット。
【請求項12】
前記第2開口部において前記第1貫通路に連通する弁座部と、前記弁座部に接近又は離隔可能に対向し、前記弁座部の開度を調整する可変絞り部と、を備えた可変絞り機構を、さらに含む、請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の共鳴器ユニット。
【請求項13】
前記共鳴器は、内部又は外部に吸音材又は共鳴器構造型の防音材を備えた吸音部を、さらに含む請求項9乃至請求項12のいずれか1項に記載の共鳴器ユニット。
【請求項14】
第3開口部から第4開口部に貫通する第2貫通路を備えた弁体部と、
前記第4開口部から前記第1開口部に至る内部流路が形成された支持部と、をさらに含む請求項9乃至請求項13のいずれか1項に記載の共鳴器ユニット。
【請求項15】
前記共鳴室は、前記共鳴空洞部に連通するリリーフ弁部を、さらに含む、請求項9乃至請求項14のいずれか1項に記載の共鳴器ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、調整器、共鳴器ユニットに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
調整器は、1次圧力の流体を設定した圧力又は流量の流体に調整する装置である。調整器は、安定した制御性能が望まれるが、稀に、異常な振動現象(以下、「振動現象」と呼ぶ)を起こす場合がある。
振動現象の抑制策として、異なるバネ定数のカウンターばねを並列に設置する方法(特許文献1)、パイロットラインに1/4波長管を分岐して設置する方法(特許文献2)、調圧室又は背圧室を共鳴室とする方法(特許文献3)等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012−216157号公報
特開2017−182747号公報
特開2007−4306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の先行技術は、カウンターばねを使用しない型式の調整器には適用できない場合がある。特許文献2の先行技術は、1/4波長管を設置するためのスペースを確保する必要がある。特許文献3の先行技術は、主弁体の変位に伴い共鳴器の共鳴周波数が変動し、共鳴周波数が設定した値から外れる場合がある。
【0005】
本開示は、調整器の振動現象に関して、
(1)様々な型式の調整器に適用が可能な手段、(2)調整器の設置スペースに応じた適用が可能な手段、(3)調整器が有する本来の性能を維持した適用が可能な手段、(4)所望の共鳴周波数の流体振動に適用が可能な手段、を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る調整器は、第1に、第1開口部から第2開口部に貫通する第1貫通路が形成された流体抵抗部と、前記第2開口部において前記流体抵抗部と連通し、蓋部により閉じられた共鳴空洞部が形成された共鳴室と、を備えた共鳴器と、流体圧力に基づく受圧力に応じて変位する受圧部と、前記受圧力と逆向きの付勢力を前記受圧部に与える付勢部と、を備えた駆動部と、前記流体圧力を前記受圧部に導入するための導入流路と、制御対象の流体が通過する流体流路と、前記流体流路を1次側流路と2次側流路に仕切る弁孔と、前記流体流路と前記共鳴空洞部とを連通させる経路である連通孔と、前記受圧部に支持されて連動する支持部が挿入される挿入孔と、が形成された筐体部と、前記支持部に支持されて連動し、前記弁孔の開度を調整する弁体部と、前記受圧部の周縁を固定するカバー部と、を含む。
【0007】
この構成によれば、流体抵抗部の流体は、質量として、共鳴空洞部の流体は、ばねとして作用し、共鳴器は、調整器に振動現象を励起させる流体振動の減衰装置として機能する。また、蓋部は、共鳴空洞部の内容積を定める内壁の一部として機能する。
【0008】
上記の調整器は、第2に、前記蓋部は、前記共鳴室内において変位可能な、回転運動を直進運動に変換するねじ機構、又は、スライドロック機構を備えた可動蓋部であってもよい。
【0009】
この構成によれば、可動蓋部は、共鳴空洞部の内容積を定める内壁の一部を構成し、共鳴周波数を調整する機構として機能する。
【0010】
上記の調整器は、第3に、所定の長さ及び開口面積を有し、前記第1貫通路に装着することが可能な絞り部を、さらに含んでもよい。
【0011】
この構成によれば、絞り部は、長さ及び開口面積を定める流体抵抗を構成し、共鳴周波数を調整する機構として機能する。
【0012】
上記の調整器は、第4に、前記第2開口部において前記第1貫通路に連通する弁座部と、前記弁座部に接近又は離隔可能に対向し、前記弁座部の開度を調整する可変絞り部と、を備えた可変絞り機構を、さらに含んでもよい。
【0013】
この構成によれば、可変絞り機構は、弁座部の開度を定める流体抵抗を構成し、共鳴周波数を調整する機構として機能する。
【0014】
上記の調整器は、第5に、前記共鳴器は、内部又は外部に吸音材又は共鳴器構造型の防音材を備えた吸音部を、さらに含んでもよい。
【0015】
この構成によれば、吸音材又は共鳴器構造型の防音材は、吸音器として機能する。
【0016】
上記の調整器は、第6に、前記弁体部は、第3開口部から第4開口部に貫通する第2貫通路をさらに備え、前記支持部は、前記第4開口部から前記第1開口部に至る内部流路がさらに形成され、前記連通孔は、前記挿入孔と同じ位置に形成される構成であってよい。
【0017】
この構成によれば、連通孔は、挿入孔と同じ位置に形成され、挿入孔は、連通孔を兼ねる。また、弁体部及び支持部は、流体流路と共鳴空洞部とを連通する流路として機能する。
【0018】
上記の調整器は、第7に、前記共鳴室は、前記共鳴空洞部に連通するリリーフ弁部を、さらに含んでもよい。
【0019】
この構成によれば、共鳴器は、異常昇圧時に共鳴空洞部内の流体を外部に放散させるリリーフ機構付きの共鳴器として機能する。
【0020】
上記の調整器は、第8に、前記カバー部には、前記カバー部を構成する壁の内側の面から外側の面に貫通する壁孔が形成されると共に、前記壁孔を経由して前記カバー部の内側と連通する前記共鳴器を、さらに含んでもよい。
【0021】
この構成によれば、前記カバー部は、共鳴器付のカバーとして機能する。
【0022】
本開示の一態様に係る共鳴器ユニットは、第9に、第1開口部から第2開口部に貫通する第1貫通路が形成された流体抵抗部と、前記第2開口部において前記流体抵抗部と連通し、蓋部により閉じられた共鳴空洞部が形成された共鳴室と、を含む。
【0023】
この構成によれば、共鳴器ユニットは、互換性のあるリプレイス可能な装置として機能する。また、蓋部は、共鳴空洞部の内容積を定める内壁の一部として機能する。
【0024】
本開示の一態様に係る共鳴器ユニットは、第10に、前記蓋部は、前記共鳴室内において変位可能な、回転運動を直進運動に変換するねじ機構、又は、スライドロック機構を備えた可動蓋部であってもよい。
【0025】
この構成によれば、共鳴器ユニットの可動蓋部は、共鳴空洞部の内容積を定める内壁の一部を構成し、共鳴周波数を調整する機構として機能する。
【0026】
本開示の一態様に係る共鳴器ユニットは、第11に、所定の長さ及び開口面積を有し、前記第1貫通路に装着することが可能な絞り部を、さらに含んでもよい。
【0027】
この構成によれば、共鳴器ユニットの絞り部は、長さ及び開口面積を定める流体抵抗を構成し、共鳴周波数を調整する機構として機能する。
【0028】
本開示の一態様に係る共鳴器ユニットは、第12に、前記第2開口部において前記第1貫通路に連通する弁座部と、前記弁座部に接近又は離隔可能に対向し、前記弁座部の開度を調整する可変絞り部と、を備えた可変絞り機構を、さらに含んでもよい。
【0029】
この構成によれば、共鳴器ユニットの可変絞り機構は、弁座部の開度を定める流体抵抗を構成し、共鳴周波数を調整する機構として機能する。
【0030】
本開示の一態様に係る共鳴器ユニットは、第13に、前記共鳴器は、内部又は外部に吸音材又は共鳴器構造型の防音材を備えた吸音部を、さらに含んでもよい。
(【0031】以降は省略されています)

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