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公開番号2021019468
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210215
出願番号2019135076
出願日20190723
発明の名称モータ
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人,個人
主分類H02K 13/00 20060101AFI20210118BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電気ノイズを十分に除去することができるモータを提供する。また、チョークコイルを配置しない場合にも対応することができるモータを提供する。
【解決手段】チョークコイル2と、チョークコイル2から引き出された引出線23aが電気的に接続される端子3と、第1の壁部51、第2の壁部52、並びに、チョークコイル2の軸方向において第1の壁部51及び第2の壁部52の間にある弾性部59、を有するブラケット5と、を備え、チョークコイル2が、軸方向において弾性部59と第2の壁部52との間にあり、端子3が、軸方向において第1の壁部51と弾性部59との間に挟まれており、引出線23aは、弾性部59側から第1の壁部51側へ向けて引き出されている、モータ1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
チョークコイルと、
前記チョークコイルから引き出された引出線が電気的に接続される端子と、
第1の壁部、第2の壁部、並びに、前記チョークコイルの軸方向において前記第1の壁部及び前記第2の壁部の間にある弾性部、を有するブラケットと、を備え、
前記チョークコイルが、前記軸方向において前記弾性部と前記第2の壁部との間にあり、
前記端子が、前記軸方向において前記第1の壁部と前記弾性部との間に挟まれており、
前記引出線は、前記弾性部側から前記第1の壁部側へ向けて引き出されている、モータ。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記弾性部は、前記第1の壁部側から前記第2の壁部側へ撓むことが可能である、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記端子及び前記引出線が、前記軸方向において前記第1の壁部と前記弾性部との間に挟まれている、請求項1又は2に記載のモータ。
【請求項4】
前記引出線は、前記端子の凹部に係合している、請求項1又は2に記載のモータ。
【請求項5】
前記ブラケットは、相互に対向する第3の壁部及び第4の壁部を備え、
前記チョークコイルの径方向において、前記第3の壁部と前記第4の壁部との間に前記チョークコイルがある、請求項1から4のいずれかに記載のモータ。
【請求項6】
前記ブラケットの底面には、凹部が形成されており、
前記凹部に前記チョークコイルの一部が嵌っている、請求項1から5のいずれかに記載のモータ。
【請求項7】
一対の端子、及び、前記一対の端子同士を連結する連結部を有する端子部材と、
第1の壁部、第2の壁部、並びに、前記第1の壁部及び前記第2の壁部の間にある弾性部、を有するブラケットと、を備え、
前記端子部材が、前記一対の端子のうち一方の端子と前記連結部との間に形成された第1のマーキングと、他方の端子と前記連結部との間に形成された第2のマーキングと、を有し、
前記連結部は、前記一対の端子から分離可能である、モータ。
【請求項8】
前記ブラケットの底面には、凹部が形成されており、
前記連結部は、前記凹部に対向して配置されている、請求項7に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 5,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、外部端子に接続される端子と、この端子を収容するブラケットと、を備え、当該端子に外部端子が接続されることにより駆動するモータが知られている。
【0003】
このようなモータでは、モータが駆動する時に発生する電気ノイズが他の電気機器や電子機器等に伝わることによる誤動作等を抑制するため、チョークコイルを備える技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011−004569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、特許文献1に開示されるモータでは、チョークコイルから引き出された引出線の取り回しによっては、チョークコイルで阻止した電気ノイズが引出線に伝搬してしまい、電気ノイズを十分に除去することが困難な場合があった。
また、チョークコイルを配置する場合と、チョークコイルを配置しない場合との両方に対応することができるモータの構造が求められていた。
【0006】
本発明は、電気ノイズを十分に除去することができるモータを提供することを課題の一例とする。また、本発明は、チョークコイルを配置しない場合にも対応することができるモータを提供することを他の課題の一例とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題は、以下の本発明により解決される。即ち、本発明のモータは、チョークコイルと、前記チョークコイルから引き出された引出線が電気的に接続される端子と、第1の壁部、第2の壁部、並びに、前記チョークコイルの軸方向において前記第1の壁部及び前記第2の壁部の間にある弾性部、を有するブラケットと、を備え、前記チョークコイルが、前記軸方向において前記弾性部と前記第2の壁部との間にあり、前記端子が、前記軸方向において前記第1の壁部と前記弾性部との間に挟まれており、前記引出線は、前記弾性部側から前記第1の壁部側へ向けて引き出されている。
【0008】
本発明のモータにおいては、前記弾性部は、前記第1の壁部側から前記第2の壁部側へ撓むことが可能であるものとすることができる。
前記端子及び前記引出線としては、前記軸方向において前記第1の壁部と前記弾性部との間に挟まれているものとすることができる。
前記引出線としては、前記端子の凹部に係合しているものとすることができる。
【0009】
また、本発明のモータにおいては、前記ブラケットは、相互に対向する第3の壁部及び第4の壁部を備え、前記チョークコイルの径方向において、前記第3の壁部と前記第4の壁部との間に前記チョークコイルがあるものとすることができる。
さらに、本発明のモータにおいては、前記ブラケットの底面には、凹部が形成されており、前記凹部に前記チョークコイルの一部が嵌っているものとすることができる。
【0010】
一方、本発明のモータは、一対の端子、及び、前記一対の端子同士を連結する連結部を有する端子部材と、第1の壁部、第2の壁部、並びに、前記第1の壁部及び前記第2の壁部の間にある弾性部、を有するブラケットと、を備え、前記端子部材が、前記一対の端子のうち一方の端子と前記連結部との間に形成された第1のマーキングと、他方の端子と前記連結部との間に形成された第2のマーキングと、を有し、前記連結部は、前記一対の端子から分離可能である。
このとき、前記ブラケットの底面には、凹部が形成されており、前記連結部は、前記凹部に対向して配置されているものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の一例である実施形態にかかるモータを模式的に示す正面図である。
本発明の一例である実施形態にかかるモータのチョークコイル周辺を抜き出して模式的に示す側面図である。
図1中に示すX−X断面の拡大断面図である。
本発明の一例である第1の変形例にかかるモータのチョークコイル周辺を抜き出して模式的に示す側面図である。
本発明の一例である第1の変形例にかかるモータの端子を示す拡大断面図である。
本発明の一例である第2の変形例にかかるモータの端子部材周辺を抜き出して模式的に示す側面図である。
本発明の一例である第2の変形例にかかるモータの端子部材を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態にかかるモータについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一例である実施形態にかかるモータ1を模式的に示す正面図であり、図2は、本発明の一例である実施形態にかかるモータ1のチョークコイル2の周辺を抜き出して模式的に示す側面図である。図3は図1におけるX−X断面の拡大断面図である。
【0013】
図1乃至図3に示されるように、本実施形態のモータ1は、チョークコイル2と、チョークコイル2に接続される端子3,4(以下、端子3及び端子4を「第1の端子3」及び「第2の端子4」と称する。)と、チョークコイル2、第1の端子3及び第2の端子4を収容するブラケット5と、を備えている。
【0014】
また、モータ1は、ブラケット5を収容するケース6と、正の温度係数を有するPTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタ7と、PTCサーミスタ7に接続される端子8,9(以下、端子8及び端子9を「第3の端子8」及び「第4の端子9」と称する。)と、チョークコイル2に電気的に接続される整流子10と、を備えている。
【0015】
なお、本実施形態の説明において、モータ1の軸線x方向において矢印a方向を上側aとし、矢印b方向を下側bとする。また、軸線xに垂直な方向のうち、チョークコイル2の長手方向(矢印c方向及び矢印d方向。以下、「長手方向cd」ともいう。)において、矢印c方向を長手方向の一側cとし、矢印d方向を長手方向の他側dとする。さらに、軸線x方向とも長手方向cd方向とも垂直な垂直方向(矢印e方向及び矢印f方向。以下、「垂直方向ef」ともいう。)において、矢印e方向を垂直方向の一側eとし矢印f方向を垂直方向の他側fとする。チョークコイル2の長手方向はチョークコイルの軸方向でもあり、チョークコイル2の垂直方向はチョークコイル2の径方向でもある。
【0016】
本実施形態のモータ1では、長手方向の一側cに設けられた第1の端子3及び第3の端子8が整流子10に接続され、長手方向の他側dに設けられた第2の端子4及び第4の端子9が不図示の外部端子に接続される。
チョークコイル2は、ブラケット5内において矢印e側に設けられており、鉄心21と、鉄心21の外周面に巻回されたコイル22と、を含む。
【0017】
チョークコイル2からは、コイル22から長手方向の一側cに向けて引き出されて整流子10と電気的に接続される引出線(以下、整流子10に接続される引出線を「整流子側引出線」と称する。)23aと、コイル22から長手方向の他側dに向けて引き出されて不図示の外部端子と電気的に接続される引出線(以下、外部端子に接続される引出線を「外部端子側引出線」と称する。)23bと、が引き出されている。
【0018】
第1の端子3は、チョークコイル2から引き出された整流子側引出線23aに接続される。また、第2の端子4は、チョークコイル2から引き出された外部端子側引出線23bに接続される。
第1の端子3は、垂直方向efに延びる本体部31と、チョークコイル2側にある端部32と、整流子10側にある端部33と、を含む。
【0019】
第1の端子3の端部32は、長手方向の一側cの側面部32cが、ブラケット5の上側aに立ち上がって長手方向の他側dに向く面5dに対向しており、長手方向の他側dの側面部32dがチョークコイル2の側面部2cに対向している(図3)。
端部32の垂直方向の一側eの先端は、長手方向の他側dに向けて略直角に折り曲げられている。
【0020】
端部32には、長手方向の他側dに向けて突出した凸部321が形成されている。また、端部32は、下側bにブラケット5に固定される固定部322を有している(図2)。
固定部322は、ブラケット5の底面部5bに設けられた嵌合孔50aに嵌合して、第1の端子3をブラケット5に固定する役割を有する。
【0021】
第1の端子3の端部33は、長手方向の一側cの側面部33cがブラケット5の上側aに立ち上がって長手方向の他側dに向く面5dに対向しており、長手方向の他側dの側面部33dが整流子10に対向している。
第2の端子4は、垂直方向の一側eに向く側面部41e及び垂直方向の他側fに向く側面部41fを有する本体部41と、本体部41の長手方向の一側cから垂直方向の一側eに向けて略直角に折り曲げられた端部42と、本体部41の長手方向の他側dから垂直方向の他側fに向けて略直角に折り曲げられた端部43とを含む。
【0022】
第2の端子4の本体部41は、下側bの下端部41bから下側bへ向けて延びてブラケット5に固定される固定部413を有している(図2)。
固定部413は、ブラケット5の底面部5bに設けられた嵌合孔50bに嵌合して、第2の端子4をブラケット5に固定する役割を有する。
また、本体部41には、穴412a,412bが形成されており、穴412a,412bにピンP1を挿入して第2の端子4をブラケット5に固定する。
【0023】
第2の端子4の端部42は、長手方向の一側cに向く側面部42cがブラケット5に対向している。端部42には長手方向の一側cに向けて突出した凸部421が形成されている(図2)。
第2の端子4の端部43は、本体部41から垂直方向の他側fに向かって略直角に折り曲げられた折曲部44と、折曲部44から長手方向の一側cに向かって鈍角に折り曲げられた先端部45と、先端部45の更に最先端となる最先端部46と、を有している。最先端部46は、先端部45から垂直方向の一側eに向かって更に折り曲げられている。
【0024】
ブラケット5は、樹脂で形成されており、垂直方向の一側eに設けられた第1の壁部51、第2の壁部52、第3の壁部53及び第4の壁部54と、垂直方向の他側fに設けられた第5の壁部55、第6の壁部56、第7の壁部57及び第8の壁部58と、弾性部59,60と、を含む。
【0025】
ブラケット5の底面部5bには、凹部511(以下、ブラケット5の凹部511を「ブラケット凹部」と称する。)が形成されている(図2)。
また、ブラケット5は、長手方向の他側dに設けられた収容部512a,512bと、収容部512a,512bの空間とブラケット5の外部の空間とを連通する開口部513a,513bと、を含む。
【0026】
第1の壁部51は、長手方向の一側cに設けられている。第1の壁部51は、長手方向の一側cに向く外壁面部51cがケース6と接触しており、長手方向の他側dに向く内壁面部51dが第1の端子3に対向している。
第2の壁部52は、長手方向の他側dに設けられている。第2の壁部52は、長手方向の一側cに向く内壁面部52cがチョークコイル2の側面部2dに対向しており、垂直方向の他側fに向く内壁面部52fが第2の端子4の本体部41の側面部41eと接触している。
【0027】
長手方向cdにおいて、第1の壁部51と、第2の壁部52との間には、チョークコイル2が設けられている。
第3の壁部53は、長手方向cdにおいて、第1の壁部51と第2の壁部52との間に設けられている。第3の壁部53は、垂直方向の一側eに向く外壁面部53eがケース6と接触しており、垂直方向の他側fに向く内壁面部53fがチョークコイル2の側面部2eに対向している。
【0028】
第4の壁部54は、長手方向の他側dに設けられている。第4の壁部54は、長手方向の一側cに向く内壁面部54cがチョークコイル2の側面部2dに対向しており、垂直方向の一側eに向く内壁面部54eがチョークコイル2の側面部2fに対向している。
また、第4の壁部54は、垂直方向の他側fに向く内壁面部54fが整流子10に対向している。内壁面部54fは、垂直方向の他側fが凹になるように湾曲している。
【0029】
第3の壁部53と第4の壁部54とは、互いに対向しており、垂直方向efにおいて、第3の壁部53と第4の壁部54との間にチョークコイル2がある。具体的には、第3の壁部53の内壁面部53fが延びる方向と、第4の壁部54の内壁面部54eが延びる方向とが、チョークコイル2の長手方向cdと平行になっている。
【0030】
第5の壁部55は、長手方向の一側cに設けられている。第5の壁部55は、垂直方向の一側eに向く内壁面部55eがPTCサーミスタ7と接触しており、長手方向の他側dに連なる内壁面部55hが第4の端子9に対向している。
第6の壁部56は、長手方向の他側dに設けられている。第6の壁部56は、垂直方向の一側eに向く内壁面部56eが第4の端子9に対向している。
(【0031】以降は省略されています)

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