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公開番号2021019158
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210215
出願番号2019135550
出願日20190723
発明の名称電子装置
出願人株式会社デンソーテン
代理人特許業務法人酒井国際特許事務所
主分類H05K 7/14 20060101AFI20210118BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】高い耐衝撃性および高い耐振動性を備えること。
【解決手段】実施形態に係る電子装置は、基板と、1対のシャーシと、テーパ面とを備える。1対のシャーシは、基板を上下方向から加圧しつつ挟持する。テーパ面は、基板に対して勾配をなすようにシャーシのそれぞれに設けられ、基板がシャーシに挟持されることによって基板の周縁部に当接する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板を上下方向から加圧しつつ挟持する1対のシャーシと、
前記基板に対して勾配をなすように前記シャーシのそれぞれに設けられ、前記基板が前記シャーシに挟持されることによって前記基板の周縁部に当接するテーパ面と
を備えることを特徴とする電子装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記シャーシのそれぞれに設けられ、前記基板が前記シャーシに挟持されることによって前記基板を上下方向から加圧する1対の凸部
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記シャーシの一方に設けられる平坦部と、
前記シャーシの他方に設けられる凸部と
をさらに備え、
前記平坦部および凸部は、
前記基板が前記シャーシに挟持されることによって前記基板を上下方向から加圧する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項4】
前記テーパ面は、
1つの前記シャーシにおいて、当該テーパ面が形成される部位の高さが前記凸部の高さよりも大きくなるように設けられる
ことを特徴とする請求項2または3に記載の電子装置。
【請求項5】
前記テーパ面は、
1対の前記シャーシのうちの上側の前記シャーシに設けられ、前記基板の中央部へ向けて上り勾配をなす第1のテーパ面と、
1対の前記シャーシのうちの下側の前記シャーシに設けられ、前記基板の中央部へ向けて下り勾配をなす第2のテーパ面である
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子装置。
【請求項6】
前記基板の全周を囲むように設けられ、前記シャーシによって挟持されるシール部
をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の電子装置。
【請求項7】
1対の前記シャーシは、前記シール部よりも外側の位置でねじ締結される
ことを特徴とする請求項6に記載の電子装置。
【請求項8】
前記基板は、加速度センサを備える
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の電子装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、電子装置に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載される電子装置としてECU(Electronic Control Unit)が知られている。ECUには、たとえば乗員保護装置であるエアバッグを制御するエアバッグECUがある。エアバッグECUは、加速度センサ(以下、「Gセンサ」と言う)を内蔵しており、かかるGセンサにより車両の衝突が検知された場合に、エアバッグを展開する。
【0003】
なお、エアバッグECUは、衝突と衝突以外の事象とを精度よく判別し、信頼性高くエアバッグを制御する必要があることから、エアバッグECUには、高い耐衝撃性、および、高い耐振動性が求められる。
【0004】
ここで、高い耐衝撃性とは、衝突時の前後左右方向の衝撃をGセンサに正確に伝達できることを指す。また、高い耐振動性とは、衝突時の上下方向の振動をGセンサに正確に伝達できることを指す。
【0005】
このため、エアバッグECUは、Gセンサが実装された基板を筐体に直接ねじ締結したり、筐体を構成するカバーやベースといった、ねじ締結される異なる部材間で基板を挟持したりする構造を有する場合が多い(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015−090941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述した従来技術には、高い耐衝撃性および高い耐振動性を備えるうえで、さらなる改善の余地がある。
【0008】
たとえば、エアバッグは、乗用車用に限らず二輪車用も存在するが、二輪車の場合、乗用車とは異なり室外搭載となるため、エアバッグECUは防水仕様に設けられる。このため、上述の基板は、たとえばゴムスペーサ等で筐体に固定される。また、二輪車の場合、エアバッグECUが内蔵するセンサもGセンサではなく、乗用車用では補助的センサであるサテライトセンサが用いられる。
【0009】
ここで、乗用車と二輪車とで共用可能なエアバッグECUを開発する場合を考える。かかる場合、エアバッグECUは、防水仕様でありつつGセンサを備えることとなるが、前述のようにゴムスペーサで基板を固定してしまうと、弾性により衝撃や振動が吸収されてしまい、Gセンサに衝撃や振動を正確に伝達できないという問題が発生する。
【0010】
そこで、ゴムスペーサではなく、ねじ締結で基板を固定することも考えられるが、防水される空間内部にねじ締結による金屑が発生することが懸念されるため、好ましくない。
【0011】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、高い耐衝撃性および高い耐振動性を備えることができる電子装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
実施形態の一態様に係る電子装置は、基板と、1対のシャーシと、テーパ面とを備える。前記1対のシャーシは、前記基板を上下方向から加圧しつつ挟持する。前記テーパ面は、前記基板に対して勾配をなすように前記シャーシのそれぞれに設けられ、前記基板が前記シャーシに挟持されることによって前記基板の周縁部に当接する。
【発明の効果】
【0013】
実施形態の一態様によれば、高い耐衝撃性および高い耐振動性を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1は、比較例に係るエアバッグECUの構成を示す分解図である。
図2は、実施形態に係るエアバッグECUの平面模式図である。
図3は、図2に示すA−A線断面図である。
図4は、図3に示すM1部の拡大説明図(その1)である。
図5は、基板に加わる力の方向を示す模式図である。
図6は、図3に示すM1部の拡大説明図(その2)である。
図7は、第1の変形例の説明図である。
図8は、第2の変形例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する電子装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0016】
また、以下では、実施形態に係る電子装置が、乗用車と二輪車とで共用可能なエアバッグECU10である場合を例に挙げて説明を行う。
【0017】
また、以下の説明に用いる各図面には、説明を分かりやすくするために、3次元の直交座標系を図示する場合がある。かかる直交座標系では、後述する基板Sの主面方向をXY平面方向とし、基板Sの厚み方向をZ軸方向としている。
【0018】
なお、「主面」とは、基板Sの厚み方向に沿った面である側面を除いた、基板Sの表裏の主たる面のことを指し、「主面方向」とは、その主面の平面方向を指す。以下では、かかる主面方向に略平行な方向を「前後左右方向」と言う場合がある。また、かかる主面方向に略垂直な方向を「上下方向」と言う場合がある。
【0019】
また、以下では、複数個設けられる同一の構成要素については、複数個のうちの少なくとも1つに符号を付し、その他については符号を省略する場合がある。
【0020】
まず、実施形態に係るエアバッグECU10の構成についての説明に先立って、比較例に係るエアバッグECU10aの構成について説明する。図1は、比較例に係るエアバッグECU10aの構成を示す分解図である。
【0021】
図1に示すように、比較例に係るエアバッグECU10aは、シャーシ11a,12aと、シール部13aと、放熱部14aと、基板Sとを備える。シャーシ11a,12aは、エアバッグECU10aの筐体を構成する部材であり、シャーシ11aは上フタに、シャーシ12aは底フタに、それぞれ相当する。
【0022】
シール部13aは、シャーシ11a,12aによって形成される内部空間を防水のために封止する部材であって、たとえばシリコーン接着剤であり、シャーシ12aの内周および基板Sのコネクタ等に沿って塗布される。
【0023】
放熱部14aは、放熱部材であって、たとえばシリコーン放熱剤であり、シャーシ12aに塗布される。
【0024】
基板Sは、エアバッグECU10aの回路基板であり、たとえば図示略のGセンサが実装される。基板Sは、たとえばゴムスペーサrsを用いて四隅をシャーシ12aに固定される。
【0025】
そして、シャーシ11a,12aは、これらシール部13a、放熱部14aおよび基板Sを上下から挟み込みつつ、たとえば四隅をねじswによってねじ締結されて固定される。
【0026】
このように構成されるエアバッグECU10aであるが、ゴムスペーサrsは弾性を有するため、かかるゴムスペーサrsで基板Sを固定してしまうと、ゴムスペーサrsが衝突時の衝撃や振動を吸収してしまい、Gセンサに衝撃や振動を正確に伝達できないという問題が発生する。
【0027】
ここで、代替策として、ゴムスペーサrsではなく、ねじ締結で基板Sをシャーシ12aに固定することが考えられる。しかしながら、かかる場合、シール部13aによって封止され、防水される空間内部にねじ締結による金屑が発生することが懸念されるため、好ましくない。
【0028】
そこで、実施形態に係るエアバッグECU10は、基板Sと、1対のシャーシと、テーパ面とを備えることとした。1対のシャーシは、基板Sを上下方向から加圧しつつ挟持する。テーパ面は、基板Sに対して勾配をなすようにシャーシのそれぞれに設けられ、基板Sがシャーシに挟持されることによって基板Sの周縁部に当接する。
【0029】
以下、具体的に説明する。図2は、実施形態に係るエアバッグECU10の平面模式図である。なお、図2では、シャーシ11については、その一部である支持部111のみを図示している。
【0030】
また、図3は、図2に示すA−A線断面図である。また、図4は、図3に示すM1部の拡大説明図(その1)である。また、図5は、基板Sに加わる力の方向を示す模式図である。また、図6は、図3に示すM1部の拡大説明図(その2)である。
(【0031】以降は省略されています)

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