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公開番号2021018934
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210215
出願番号2019134401
出願日20190722
発明の名称ガス遮断器
出願人株式会社日立製作所
代理人ポレール特許業務法人
主分類H01H 33/42 20060101AFI20210118BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】
本発明は、駆動リンク機構の稼働部分を軽量化し、更なる動力伝達効率の向上を実現する駆動リンク機構を有するガス遮断器を提供する。
【解決手段】
本発明のガス遮断器は、絶縁ガスが密閉されるガス容器に収納される電極の開路及び閉路を実行するために、操作器からの駆動力を、絶縁ロッドを介して、電極に伝達する駆動リンク機構を有するものであって、駆動リンク機構は、一端が固定連結点に回転可能に連結されるリンクと、第1の端部が絶縁ロッドに回転可能に連結され、第2の端部がリンクに回転可能に連結され、第3の端部にローラが設置され、自身が移動できるベルクランクと、ベルクランクを挟むように設置され、ローラを案内するローラ案内溝が形成されるカバーと、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
絶縁ガスが密閉されるガス容器に収納される電極の開極及び閉極を実行するために、操作器からの駆動力を、絶縁ロッドを介して、前記電極に伝達する駆動リンク機構を有するガス遮断器であって、
前記駆動リンク機構は、一端が固定連結点に回転可能に連結されるリンクと、第1の端部が前記絶縁ロッドに回転可能に連結され、第2の端部が前記リンクに回転可能に連結され、第3の端部にローラが設置され、自身が移動できるベルクランクと、前記ベルクランクを挟むように設置され、前記ローラを案内するローラ案内溝が形成されるカバーと、を有することを特徴とするガス遮断器。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記ベルクランクが、三角形の形状を有し、その頂角の位置に前記ローラが設置されることを特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
【請求項3】
前記ローラ案内溝が、曲線状であることを特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
【請求項4】
前記ローラは、前記第3の端部に設置されるローラ軸の両側に設置されることを特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
【請求項5】
前記ベルクランクと前記ローラとの間に、ローラつばが設置されることを特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス遮断器に関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
ガス遮断器には、電極を駆動する駆動リンク機構が使用される。駆動リンク機構は、電極の移動力、移動量、移動速度、移動方向の各条件を満足する必要があり、駆動リンク機構には、動力伝達効率と機械的信頼性とが要求される。
【0003】
こうした本技術分野の背景技術として、特開2019−16570号公報(特許文献1)がある。
【0004】
この特許文献1には、電極の開極及び閉極を実行するため、操作器からの駆動力を、絶縁ロッドを介して、電極に伝達する駆動リンク機構を有し、駆動リンク機構は、第1移動連結点にて、絶縁ロッドに、回転可能に連結されると共に、自身が移動できるベルクランクと、一端が、ベルクランクの第2移動連結点にて、回転可能に連結され、他端が第1固定連結点にて、回転可能に連結される第1リンクと、一端が、ベルクランクの第3移動連結点にて、回転可能に連結され、他端が第2固定連結点にて、回転可能に連結される第2リンクと、を有するガス遮断器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019−16570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1には、電極の開極及び閉極を実行するため、操作器からの駆動力を、絶縁ロッドを介して、電極に伝達する駆動リンク機構を有するガス遮断器が記載されている。
【0007】
しかし、特許文献1には、駆動リンク機構の稼働部分を軽量化し、更なる動力伝達効率の向上を実現する駆動リンク機構を有するガス遮断器は記載されていない。
【0008】
そこで、本発明は、駆動リンク機構の稼働部分を軽量化し、更なる動力伝達効率の向上を実現する駆動リンク機構を有するガス遮断器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明のガス遮断器は、絶縁ガスが密閉されるガス容器に収納される電極の開極(「開路」と呼称する場合もある)及び閉極(「閉路」と呼称する場合もある)を実行するために、操作器からの駆動力を、絶縁ロッドを介して、電極に伝達する駆動リンク機構を有するものであって、駆動リンク機構は、一端が固定連結点に回転可能に連結されるリンクと、第1の端部が絶縁ロッドに回転可能に連結され、第2の端部がリンクに回転可能に連結され、第3の端部にローラが設置され、自身が移動できるベルクランクと、ベルクランクを挟むように設置され、ローラを案内するローラ案内溝が形成されるカバーと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、駆動リンク機構の稼働部分を軽量化し、更なる動力伝達効率の向上を実現する駆動リンク機構を有するガス遮断器を提供することができる。
【0011】
なお、上記した以外の課題、構成及び効果については、下記する実施例の説明により、明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本実施例に記載する閉路状態のガス遮断器を説明する説明図である。
本実施例に記載する開路状態のガス遮断器を説明する説明図である。
本実施例に記載するガス遮断器が有する閉路状態の駆動リンク機構32を説明する説明図である。
本実施例に記載するガス遮断器が有する開路状態の駆動リンク機構32を説明する説明図である。
図3における符号34の部分矢視断面を説明する説明図である。
図3における符号35の部分矢視断面を説明する説明図である。
特許文献1に記載される閉路状態の駆動リンク機構を説明する説明図である。
特許文献1に記載される開路状態の駆動リンク機構を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を使用して、本発明の実施例を説明する。なお、実質的に同一又は類似の構成には、同一の符号を付し、説明が重複する場合には、その説明を省略する場合がある。
【実施例】
【0014】
まず、本実施例に記載する閉路状態又は開路状態のガス遮断器を説明する。
【0015】
図1は、本実施例に記載する閉路状態のガス遮断器を説明する説明図である。
【0016】
図2は、本実施例に記載する開路状態のガス遮断器を説明する説明図である。
【0017】
本実施例に記載するガス遮断器は、高電圧の電力系統の回路に使用され、電極の動作によって、閉路(通電)と開路(遮断)との切替えを実行する。そして、特に、本実施例では、電極に駆動力を伝達するための駆動リンク機構32に関する。
【0018】
本実施例に記載するガス遮断器は、駆動側31の電極と固定側30の電極とが接触している閉路状態(図1参照)、又は、駆動側31の電極と固定側30の電極とが接触していない開路状態(図2参照)を有する。
【0019】
本実施例に記載するガス遮断器は、図1及び図2に示すように、絶縁ガスが充填(密閉)されるタンク(ガス容器)25と、固定側導体22と、固定側主電極21と、固定側アーク電極20と、駆動側アーク電極17と、駆動側主電極18と、駆動側導体19と、連結ロッド16と、絶縁ロッド15と、を有する。
【0020】
そして、固定側導体22と、固定側主電極21と、固定側アーク電極20と、駆動側アーク電極17と、駆動側主電極18と、駆動側導体19と、駆動側主電極18及び駆動側アーク電極17と接続する連結ロッド16と、連結ロッド16と接続する絶縁ロッド15と、はタンク25に収納される。
【0021】
また、本実施例に記載するガス遮断器は、タンク25に接続(固定)するケース2を有し、ケース2には、駆動リンク機構32が収納される。
【0022】
ガス遮断器の閉路状態では、固定側導体22と電気的に接続する固定側主電極21(固定側30)と駆動側導体19と電気的に接続する駆動側主電極18(駆動側31)とは、主電極接触面23にて、接触している。また、固定側アーク電極20(固定側30)と駆動側アーク電極17(駆動側31)とも、アーク電極接触面24にて、接触している(図1参照)。これにより、電力系統における電流は、このガス遮断器を介して、通電される。
【0023】
一方、ガス遮断器の開路状態では、固定側導体22と電気的に接続する固定側主電極21(固定側30)と駆動側導体19と電気的に接続する駆動側主電極18(駆動側31)とが、主電極接触面23にて、開離する。また、固定側アーク電極20(固定側30)と駆動側アーク電極17(駆動側31)とも、アーク電極接触面24にて、開離する(図2参照)。これにより、電力系統における電流は、このガス遮断器を介して、遮断される。
【0024】
ガス遮断器が、電力系統における電流を遮断する場合、つまり、閉路状態から開路状態に移行する場合、操作器100に遮断指令が送信され、操作器100が駆動する。また、ガス遮断器が、電力系統における電流を通電する場合、つまり、開路状態から閉路状態に移行する場合、操作器100に通電指令が送信され、操作器100が駆動する。
【0025】
そして、操作器100からの駆動力を、絶縁ロッド15及び連結ロッド16を介して、駆動側主電極18及び駆動側アーク電極17に伝達する。絶縁ロッド15、連結ロッド16、駆動側主電極18、駆動側アーク電極17(駆動側31)は、固定側主電極21及び固定側アーク電極24(固定側30)から開離する方向に移動(図1においては左側から右側に移動、移動後は図2参照)する。
【0026】
なお、操作器100からの駆動力を、絶縁ロッド15に伝達する機構が、駆動リンク機構32である。
【0027】
つまり、本実施例に記載するガス遮断器は、絶縁ガスが密閉されるタンク(ガス容器)25に収納される電極(電極とは、駆動側主電極18、駆動側アーク電極17、固定側主電極21、固定側アーク電極24の総称)の開路及び閉路を実行するために、操作器100からの駆動力を、絶縁ロッド15を介して、電極に伝達する駆動リンク機構32を有するものである。
【0028】
本実施例に記載するガス遮断器は、駆動リンク機構32を有する。この駆動リンク機構32は、ベルクランク4、リンク1、駆動レバー40を有する。
【0029】
ベルクランク4は、略三角形の形状を有し、それぞれの角部の近傍には、第1ピン支点(第1移動連結点、第1の端部)11、第2ピン支点(第2移動連結点、第2の端部)5、第3ピン支点(第3移動連結点、第3の端部)が形成される。つまり、ベルクランク4は、3つの端部を有する。
【0030】
つまり、ベルクランク4は、略三角形の形状を有する。そして、ベルクランク4の或る一端(三角形の或る一角(角部))は、第1ピン支点(第1移動連結点)11にて、絶縁ロッド15と連結され、ベルクランク4の他の一端(三角形の他の一角(角部))は、第2ピン支点(第2移動連結点)5にて、リンク1と連結される。
(【0031】以降は省略されています)

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