TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2021018874
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210215
出願番号2019132601
出願日20190718
発明の名称照明装置
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人特許業務法人きさ特許商標事務所
主分類F21S 2/00 20160101AFI20210118BHJP(照明)
要約【課題】カバーの劣化を防止することができる照明装置を提供する。
【解決手段】光源となる発光素子を収容するカバーを有する灯具と、灯具が装着される照明器具とを備える照明装置であって、照明器具は、灯具が装着される開口面と対向する器具底面部と、第1方向に沿って、器具底面部から立ち上がって設けられる壁となり、第1方向と交わる第2方向で互いに対向する対となる一組の器具側面部とを有し、鉛直方向に沿って灯具が装着された照明器具を見たときに、器具側面部の開口面側の端部の最端部分が、外部に露出するカバーの外周部との間に隙間を有して配置されるものである。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
光源となる発光素子を収容するカバーを有する灯具と、前記灯具が装着される照明器具とを備える照明装置であって、
前記照明器具は、前記灯具が装着される開口面と対向する器具底面部と、第1方向に沿って、前記器具底面部から立ち上がって設けられる壁となり、前記第1方向と交わる第2方向で互いに対向する対となる一組の器具側面部とを有し、
鉛直方向に沿って前記灯具が装着された前記照明器具を見たときに、前記器具側面部の前記開口面側の端部の最端部分が、外部に露出する前記カバーの外周部との間に隙間を有して配置される照明装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記照明器具は、
一組の前記器具側面部間の距離が、前記器具底面部における最小幅以上となる請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
光源となる発光素子を収容するカバーを有する灯具と、前記灯具が装着される照明器具とを備える照明装置であって、
前記照明器具は、
造営部に取り付けられ、前記灯具が装着される開口面と対向する器具底面部、第1方向に沿って、前記器具底面部から立ち上がる壁となり、前記第1方向と交わる第2方向で互いに対向する一組の器具側面部、および、前記器具側面部において前記第2方向における前記器具側面部間の距離が最小となる最狭部を有し、
前記灯具は、
前記第2方向における前記カバーの距離が最大となり、前記器具底面部における最小幅以下となる最広部を有し、
鉛直方向に沿って前記灯具が装着された前記照明器具を見たときに、前記灯具の最広部が、前記器具側面部の前記最狭部との間に隙間を有して配置される照明装置。
【請求項4】
前記照明器具は、
一組の前記器具側面部の前記最狭部間における距離が、前記器具底面部における最小幅以上となる請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記照明器具は、
一組の前記器具側面部の前記開口面側の端部間の距離が、前記器具底面部における最小幅以下である請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項6】
前記第1方向は、前記鉛直方向と直交する方向である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項7】
前記第1方向と前記第2方向とは、相互に直交する方向である請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項8】
前記器具側面部は、前記鉛直方向に対して、少なくとも一部が傾斜した傾斜平面を有する請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項9】
前記器具側面部は、少なくとも一部が平面状である請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項10】
前記器具側面部は、少なくとも一部が曲面状に形成されている請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項11】
前記器具側面部は、対向する前記器具側面部側に折り曲がった屈曲部を有する請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項12】
前記器具側面部は、
対向する前記器具側面部の側に向かって曲げられた、湾曲部が形成されている請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項13】
前記灯具が前記照明器具に装着された状態において、前記灯具の前記カバーの外面が、前記照明器具の前記器具側面部の内側に当接する請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項14】
前記灯具が前記照明器具に取り付けられた状態において、前記灯具の前記カバーの外面が、前記照明器具の前記器具側面部に当接しない請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項15】
前記カバーは、前記灯具が前記照明器具に取り付けられた状態において、前記鉛直方向に沿った面が形成された並行部を有する請求項1〜請求項14のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項16】
前記器具側面部の前記開口面側の端部は、内側にカール状に巻かれて曲げられたカール部を有する請求項1〜請求項15のいずれか一項に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関するものである。特に、灯具におけるカバーの劣化防止に係るものである。
続きを表示(約 8,700 文字)【背景技術】
【0002】
照明装置において、壁等に取り付けるための照明器具と、カバーで覆われた光源を有し、照明器具に取り付けられる灯具とを備えるものがある。このような照明装置において、照明器具の側壁下端部に設けられた突片により、灯具と照明器具との間の隙間を少なくし、灯具と照明器具との境界部分における明るさの低下を抑えつつ、照明器具の小型化をはかるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6481941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した照明装置は、照明器具本体において側壁に設けられた突片が、灯具におけるカバーの側壁と鉛直方向において、重なった構成になっている。このため、照明器具本体の側壁に流体が付着すると、流れ落ちた流体が、カバーの側壁等に滴下する。
【0005】
灯具が有するカバー等は、樹脂材料により形成される樹脂成型部品である。このため、照明装置が、油脂等を取り扱う環境に設置される場合では、カバー等に特殊な薬剤、油脂等が付着する可能性がある。そして、付着する薬剤等の種類(組成)によっては、カバー等に、クレージング等のダメージを与えてしまうおそれがある。
【0006】
また、上述した照明装置では、突片の近くに位置するカバーの側壁は、下に向かって互いに離れるように外側に湾曲する形状である。したがって、ケースの外表面は、照明器具本体側に向く成分を有する傾斜面となっている。このため、突片から滴下する流体は、流下を妨げられる。このとき、滞留した異物等によって、灯具においては、側方への光の照射の妨げとなるおそれがある。また、流体内の薬剤等の濃度が高くなることによって、カバーへのクレージング等のダメージの進行を加速させるおそれがある。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑み、灯具が有するカバーの劣化を防止することができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る照明装置は、光源となる発光素子を収容するカバーを有する灯具と、灯具が装着される照明器具とを備える照明装置であって、照明器具は、灯具が装着される開口面と対向する器具底面部と、第1方向に沿って、器具底面部から立ち上がって設けられる壁となり、第1方向と交わる第2方向で互いに対向する対となる一組の器具側面部とを有し、鉛直方向に沿って灯具が装着された照明器具を見たときに、器具側面部の開口面側の端部の最端部分が、外部に露出するカバーの外周部との間に隙間を有して配置されるものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、鉛直方向から見て、照明器具の器具側面部における開口面側の最端部が、灯具のカバーにおける外周部と重ならず、隙間を有して配置される。このため、照明器具から流下した流体がカバーに滴下せず、カバーの劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る照明装置1の斜視図である。
実施の形態1に係る照明装置1の照明器具2と灯具3とを分割した分割斜視図である。
実施の形態1に係る灯具3の斜視図である。
実施の形態1に係る灯具3の一方の端部3Aにおける分解斜視図である。
実施の形態1に係る照明装置1について、図1におけるA部を拡大した部分拡大斜視図である。
実施の形態1に係る照明装置1の長手方向に直交する照明装置1の垂直断面を模式的に示した断面図である。
実施の形態1に係る照明装置1について、図6におけるC部を部分拡大した断面図である。
実施の形態2に係る照明装置1の長手方向に直交する照明装置1の垂直断面を模式的に示した断面図である。
実施の形態3に係る照明装置1の長手方向に直交する照明装置1の垂直断面を模式的に示した断面図である。
実施の形態4に係る照明装置1の長手方向に直交する照明装置1の垂直断面を模式的に示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、実施の形態に係る照明装置について、図面を参照して説明する。各図において同じまたは対応する構成要素には、同じ符号を付すことで、説明の繰り返しを省略する場合がある。
【0012】
ここで、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では、各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、上、下、左、右、前、後、表または裏といった向きあるいは位置が示されている場合がある。これらの表記は、説明の便宜上の記載であり、装置、器具あるいは部品等の配置、方向および向きを限定するものではない。
【0013】
実施の形態1.
<照明装置1の構成>
図1は、実施の形態1に係る照明装置1の斜視図である。また、図2は、実施の形態1に係る照明装置1の照明器具2と灯具3とを分割した分割斜視図である。さらに、図3は、実施の形態1に係る灯具3の斜視図である。また、図4は、実施の形態1に係る灯具3の一方の端部3Aにおける分解斜視図である。また、図5は、実施の形態1に係る照明装置1について、図1におけるA部を拡大した部分拡大斜視図である。また、図6は、実施の形態1に係る照明装置1の長手方向に直交する照明装置1の垂直断面を模式的に示した断面図である。図6は、図1のB部における断面図である。そして、図7は、実施の形態1に係る照明装置1について、図6におけるC部を部分拡大した断面図である。図1〜図7を参照して、実施の形態1に係る照明装置1の構成について説明を行う。
【0014】
ここで、以下の説明において、照明装置1の長手側に沿った方向を、第1方向となる長手方向Xとする。また、長手方向Xに直交し、長手方向Xに対する短手側に沿った方向を、第2方向となる短手方向Yとする。そして、長手方向Xおよび短手方向Yのいずれとも直交する方向を、第3方向となる上下方向Zとする。ここで、実施の形態1における上下方向Zは、鉛直方向であるものとする。また、長手方向Xにおいて、長手端部側への向きを、端向きX1とする。そして、端向きX1と反対側への向きであり、長手中央側への向きを、中向きX2とする。さらに、上下方向Zにおいて、照明装置1が取り付けられる造営部9の側(すなわち、天井または壁側)への向きを、上向きZ1とする。そして、上向きZ1と反対側への向きであり、照明装置1から光が照射される照射空間側への向きを、下向きZ2とする。ここで、上向きZ1は、灯具3が照明器具2に取り付けられる向きである。また、下向きZ2は、灯具3が照明器具2から取り外される向きである。
【0015】
実施の形態1における照明装置1は、天井または壁等の造営部9に取り付けられる照明器具2と照明器具2に装着される灯具3とを有する。実施の形態1では、いわゆるトラフタイプの照明器具2を例として示す。
【0016】
<照明器具2>
照明器具2は、灯具3が取り付けられる器具である。照明器具2は、器具本体20を有する。器具本体20は、実施の形態1では、金属製の板材を折り曲げて形成される。器具本体20は、照明器具2を天井等の造営部9に取り付けるための取付部である器具底面部21、2つで一組となる器具側面部22および2つで一組となる器具端部23を有する。器具底面部21は、長手方向Xに長尺、かつ、後述する開口面に対向して、長手方向Xおよび短手方向Yに延びる平板状に形成されている。器具底面部21は、短手方向Yにおける側縁部間の距離が最小幅となる。また、対となる2つで一組の器具側面部22は、器具底面部21の短手方向Yの両端に配置されている。また、2つで一組となる対の器具端部23は、器具底面部21の長手方向Xの両端に配置されている。また、図1、図2および図5に示すように、器具端部23には、ノックアウト24が形成され、後述する配線材85における電源線81等の各種電線を挿通する際に取り外される。
【0017】
図2に示す装着部25は、装着された灯具3の一部を収容する収容部となる。装着部25は、器具本体20の器具底面部21、一組の器具側面部22および一組の器具端部23により、一面が開口した開口面を有する凹形状(箱形状)に形成される。このため、装着部25は、器具本体20の器具底面部21、一組の器具側面部22および一組の器具端部23で囲まれる空間を形成している。ここで、装着部25が収容する灯具3の一部は、照射側ではない非照射部となる。また、図6等に示すように、装着部25の空間のうち、灯具3が収容された状態で、灯具3に占有されていない部分は、後述する配線材85等が灯具3に接続される際に経由し、配置される配線領域となる。
【0018】
一組の器具側面部22は、長手方向Xにおける装着部25の周壁部であり、器具底面部21の長手方向Xに沿って並行するように、器具底面部21の側縁部を基端部として、対をなして立ち上がる側壁である。器具側面部22は、器具底面部21に対して垂直に立ち上がる第1側面部220と、第1側面部220の下端である屈曲部222から、短手方向Yにおける内側に向かって傾斜する第2側面部221とを有する。ここで、一組の器具側面部22において、第1側面部220間の距離は、短手方向Yにおける器具底面部21の最小幅となる側縁部間の距離と同じである。そして、第2側面部221間の距離は、短手方向Yにおける器具底面部21の側縁部間の距離よりも短くなる。このため、器具側面部22は、器具底面部21の幅の領域よりも内側に位置する。第2側面部221における下端の側は、短手方向Yにおける内側に巻かれて、カール状に曲げられたカール部223となっている。カール部223は、後述するように、一組の器具側面部22において、短手方向Yの間隔が最も狭い部分となる。カール部223の下端は、後述する開口端部26となり、上下方向Zにおいて、器具側面部22で最端となる部分となる。また、後述するようにカール部223の内側に巻かれた部分の端部と第2側面部221との間は隙間を有する。さらに、後述するように、カール部223の内側は、巻かれて形成されることで、捕捉溝224となる空間を有する。ここで、第2側面部221およびカール部223は、後述する灯具3の透光性カバー30に対向するように、端部カバー40が配置されない範囲に設けられる。
【0019】
器具本体20の下端に位置する開口端部26は、器具本体20において開口している部分の端部であり、器具側面部22の先端部となる。開口端部26は、照明器具2の装着部25に対して、灯具3の着脱を行う際の装着口となる。器具本体20の開口端部26において、長手方向Xの両端部には、連結部27が形成されている。連結部27には、灯具3が取り付けられる。灯具3が連結部27に取り付けられて支えられている。実施の形態1では、連結部27は、器具端部23と一体に形成されており、開口端部26から長手方向Xにおける中向きX2に向かって、折り曲げて形成されている。連結部27に形成されたネジ孔28は、灯具3に取り付けられた、後述する連結ネジ48がねじ止めされる孔である。灯具3は、連結ネジ48によって照明器具2にねじ止めされて固定される。
【0020】
<灯具3>
次に、主として図3および図4を用いて灯具3について説明する。灯具3は、照明器具2に取り付けられることによって照明装置1を構成する。照明具および光源ユニットとなる灯具3は、長尺状に形成されており、照明器具2に装着されて使用される。実施の形態1では、灯具3は、照明器具2の長手方向Xにおける両端部において、後述する連結ネジ48によって照明器具2の連結部27に取り付けられる。実施の形態1の灯具3は、図2、図3および図6に示すように、主として、透光性カバー30、端部カバー40、発光部60等を有する。
【0021】
<透光性カバー30>
外郭となる透光性カバー30は、少なくとも可視光を透過する透光性の材料が用いられるカバーである。透光性カバー30は、後述する取付部材50、発光部60、制御部80等を内部の空間に収容して、保護する、筒形状となっている。透光性カバー30は、ガラス、ポリカーボネイト、アクリル等の樹脂材料を用いて形成することができる。また、透光性カバー30において、装着部25から外部に露出している部分は外観意匠部分にもなる。実施の形態1の透光性カバー30は、たとえば、押出成形によって筒形部材を形成し、製品の仕様等に応じて必要な長さに切断することで、製造することができる。
【0022】
実施の形態1の灯具3では、図6に示すように、透光性カバー30のうち、装着部25から外部に露出している部分は、発光部60の照射側および取付部材50における台座51の表面を覆う外壁部となる外殻部になる。ここで、透光性カバー30において外部に露出した部分の外周部37については、外面部に対する法線の向きが、発光素子61の光軸に沿う向きから光軸に直交する向きまでの範囲内となっている。たとえば、照明装置1から下方に向けて光が照射されるように、灯具3が照明器具2に装着された場合において、透光性カバー30の装着部25から外部に露出している部分は、外面部が下方、斜め下方、あるいは側方(水平方向外側)に向いている。すなわち、透光性カバー30の装着部25から外部に露出している部分は、外面部が、上方、あるいは斜め上方に向いていない。また、透光性カバー30のうち、装着部25に収容され、外部に露出していない部分は、制御部80および台座51における取付面部52の制御部80が配置される側を覆う。そして、透光性カバー30のうち、装着部25に収容され、外部に露出していない部分の表面は、器具本体20の器具底面部21および一組の器具側面部22と対向する。ここで、透光性カバー30は、製品の仕様等に応じて、光拡散性、波長弁別性等を有するものであってもよい。また、透光性カバー30のうち、外部に露出していない部分については、反射性、遮光性等を有する材料を用いて形成してもよい。
【0023】
実施の形態1に示す筒形の透光性カバー30は、図1から図6に示すように、内部に収容される機器を覆い、内部に収容される機器に対する位置によって、一組の並行部31、第1接続部32および第2接続部33に分かれている。一組の並行部31は、透光性カバー30において、一組の面が同じ距離で並行する面を形成している。透光性カバー30は、一組の並行部31の外側の面部分となる外面部および内側の面部分となる内面部が、それぞれ、ともに平面形状である。一組の外面部および一組の内面部は、透光性カバー30に収容される発光素子61の光軸に沿った平面である。実施の形態1では、この平面は、灯具3が照明器具2に装着された状態で、上下方向Zに沿っている。さらに、この平面は、一組の外面部および一組の内面部が、灯具3が照明器具2に装着された状態で、それぞれ対向する器具側面部22に沿った平面でもあり、それぞれ対向するカール部223に沿った平面でもある。そして、この平面は、灯具3が照明器具2に取り付けられる向きまたは照明器具2から取り外される向きに沿った平面にもなる。このため、透光性カバー30の並行部31は、短手方向Yにおいて、器具側面部22より外側にはならず、器具側面部22の内側に位置し、カール部223と対向する。並行部31のうち、灯具3が照明器具2に装着されたときに露出している部分は、灯具3の側方における照射部となる。また、実施の形態1の照明装置1において、一組の並行部31間の距離は、灯具における最も広い部分となる。
【0024】
第1接続部32は、一組の並行部31における照射側の端部同士を繋いでいる部分であり、発光素子61の光軸と交わり、灯具3の主たる照射部となる。第1接続部32は、発光素子61からの光を下方に向けて照射する。第1接続部32の外面部および内面部は、1つまたは複数の面で構成されている。図6に示すように、実施の形態1では、透光性カバー30における第1接続部32の外面部および内面部が、1つの曲面で構成されている場合について説明する。ここで、第1接続部32の外面部および内面部が、複数の面で構成される場合は、複数の異なる曲率の複数の曲面、複数の異なる角度の複数の平面、これらの曲面と平面とを組み合わせて構成することができる。第2接続部33は、一組の並行部31における器具側の端部同士を繋いでいる部分であり、灯具3が照明器具2に装着された状態において、装着部25に収容される部分である。実施の形態1では、透光性カバー30における第2接続部33の外面部および内面部は、1つの曲面で構成されている場合について説明する。ここで、第2接続部33の外面部および内面部が、複数の面で構成される場合は、複数の異なる曲率の複数の曲面、複数の異なる角度の複数の平面、これらの曲面と平面とを組み合わせて構成することができる。
【0025】
配線材85は、外部から灯具3に接続される、電源線81、接地線82および制御線83等の各種配線を有する。また、これらの配線を接続する端子、配線保持具およびソケット等も配線材85とする。図6では、灯具3と接続される電源線81、接地線82および制御線83を、配線材85として示している。配線材85は、それぞれ絶縁材料で被包された各配線を被覆で一纏めにしたり、結束バンドで束ねたりした状態で、装着部25内の配線領域に配置されるようにしてもよい。また、各配線をバラバラに分離した状態で、装着部25内の配線領域に配置されるようにしてもよい。
【0026】
実施の形態1においては、配線材85が、透光性カバー30に接触するものとして説明する。ただし、配線材85だけでなく、たとえば、施工場所に設けられる、灯具3外の送り配線および調光線等の電線材についても、配線領域内に配置されることで、被覆が接触する可能性がある。図示は省略するが、実施の形態1においては、透光性カバー30は、灯具3から照射される光を妨げない領域であって、配線材85の被覆が接触する可能性がある部分に可塑剤遮断部が設けられてもよい。
【0027】
図示は省略するが、透光性カバー30は、異なる材料を用いた複数の層からなる積層構造としてもよい。積層構造は、異種材料を用いた多色成形、塗布、或いは噴霧による基材表面に対する膜形成、基材表面に対する膜貼合等の方法によって形成することができる。この際、発光部60に近い層である内側層は、耐衝撃性、耐熱性、難燃性の面で優れた材料を用いて形成されることが好ましく、照射空間に近い層である外側層は、耐水性、耐薬品性、防汚性、帯電防止性、吸水率管理の面で優れた材料を用いて形成されることが好ましい。
【0028】
透光性カバー30は、たとえば、耐衝撃性に優れた材料を用いて内側層を形成した場合、発光部60を透光性カバー30の内部に収容する際に接触しても、損傷しにくくなる。また、たとえば、透光性カバー30は、難燃性に優れた材料を用いて内側層を形成した場合、発光部60由来の万が一の発火に際して、外部への類焼を防止することができる。
【0029】
透光性カバー30は、たとえば、加水分解が主鎖に及ばない材料を用いて外側層を形成した場合、或いは、吸水率が低い成分を用いて外側層を形成した場合、内側層には加水分解が進行しにくく、長期に渡って発光部60を保護する機能が保たれる。また、透光性カバー30は、吸水率が高い成分を用いて外側層を形成した場合、発光部60の動作熱の影響を受ける内側層の熱膨張量と吸水の影響を受ける外側層の吸水膨張量とをバランスさせることができるため、内側層と外側層とが剥離しにくくなる。
【0030】
透光性カバー30は、たとえば、発光部60に近い層としてポリカーボネイト(PC)を主成分とする材料を用いて筒形部材を形成し、筒形部材における照射空間の側の表面にアクリル(PMMA)を主成分とする膜を形成した、異種材料積層構造とすることができる。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三菱電機株式会社
炊飯器
三菱電機株式会社
遮断器
三菱電機株式会社
冷蔵庫
三菱電機株式会社
計算機
三菱電機株式会社
冷蔵庫
三菱電機株式会社
冷蔵庫
三菱電機株式会社
緩衝材
三菱電機株式会社
除湿機
三菱電機株式会社
包装箱
三菱電機株式会社
冷蔵庫
三菱電機株式会社
調理器
三菱電機株式会社
吸込具
三菱電機株式会社
変圧器
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
梯子装置
三菱電機株式会社
梱包装置
三菱電機株式会社
給湯装置
三菱電機株式会社
換気装置
三菱電機株式会社
照明装置
三菱電機株式会社
回転電機
三菱電機株式会社
照明装置
三菱電機株式会社
給湯装置
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
回転電機
三菱電機株式会社
照明装置
三菱電機株式会社
表示装置
三菱電機株式会社
スタータ
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
電子機器
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
照明器具
三菱電機株式会社
電気機器
三菱電機株式会社
照明装置
三菱電機株式会社
点火装置
三菱電機株式会社
中継装置
三菱電機株式会社
照明装置
続きを見る